JP3124317U - 門扉取付装置 - Google Patents

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貞二 高橋
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有限会社森野製作所
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Abstract

【課題】 壁面・門柱等の中間に取り付けできて、門扉を内外いずれの向きにも開閉ができ、しかも調節設定が容易に行えるようにした取付装置を提供すること。
【解決手段】 門柱或いは壁面の垂直面に対して平行に、長尺の固定枠を配置し、該固定枠内の上下2か所に、側面X形で中間部を支点に拡縮する抱合体の片側上下部を枢着した凹形金具を固着し且つ該凹形金具に抱合体の枢着部が摺動する長孔を形成し、抱合体の他側上下部を枢着した凹形金具を固定枠に対設した長尺の調節枠内に固着する。抱合体の中間に配置した止具には、調節枠から挿入した調節ねじを螺挿し、且つ抱合体の下部枢着部近傍に遊孔を形成した取付子を螺着する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、柱或いは壁面の中央個所に取り付けができ、調節設定も可能とした門扉取付装置に関する。
通常、門扉は玄関から所定距離を隔てた敷地に柱を立て、特に歩道に面する場合は通行の妨げにならないように内側に向けて開扉することが義務付けられている。また近時、大型マンションの増加に伴って各戸ごとに門扉を廊下側に設け、その内側に一定のスペースを形成して自転車などを収納できる構造としたものも出現している。
門扉の取り付けには開閉自在とするための蝶番が用いられており、その蝶番は、柱の内側である玄関側に設けることが一般であるが、前記したマンションの場合には、廊下は歩道と異なるため、外側に設けて門扉を開く構造としても差し支えがないとされており、それゆえ内側のスペースを確保するために取付金具を廊下側の壁面に設けるものが多い。
歩道に面する門扉のように、柱の内側に取り付ける場合、玄関と柱との間隔が十分にあれば問題は生じないが、間隔が狭い場合には、門扉を内側に開いたときに門扉先端と玄関とが近接するために出入りが窮屈となるだけでなく、門扉の開閉に手間がかゝるなどの不便が生じる。
またマンションの玄関先に門扉を取り付ける場合は、柱がないため当然ながら蝶番は廊下側壁面に取り付けることとなるので言わば露出状態となり、したがって美観を損ねるといった問題と、調節金具を取り付ける余地がないため門扉の取り付けが例えば傾くといった不具合を生じても簡単には調整できないといった欠点がある。
本考案は以上の課題を解決するものであり、歩道に面する門扉であっても柱の中間或いは外側に位置させても開閉が自在になされ、またマンションの場合は、蝶番を廊下側に露出させないで門扉の取り付けがなされ、然も門扉内側に対して何ら開閉に支障を生ぜず、調節設定もできる門扉取付装置を提供するものである。
すなわち本考案は、門柱或いは壁面の垂直面3に対して平行に、長尺の固定枠10を配置し、該固定枠10内の上下2か所に、側面X形で中間部を支点に拡縮する抱合体14の片側上下部を枢着した凹形金具12を固着し且つ該凹形金具12に抱合体14の枢着部が摺動する長孔17を形成し、抱合体14の他側上下部を枢着した凹形金具12’を固定枠10に対設した長尺の調節枠20内に固着するとともに、抱合体14の中間に配置した止具15に、調節枠20から挿入した調節ねじ16を螺挿し、且つ抱合体14の下部枢着部近傍に遊孔Hを形成した取付子18を螺着し、而して調節枠20と門扉1を2か所の蝶番30を介して連繋することを特徴とする。
調節枠20を、固定枠1の外側若しくは内側に配置することを特徴としている。
蝶番30が上下の半体31・31からなり、半体31・31相互が同形で片方を調節枠20に固着し、他方を背合わせ状の向きとして門扉1に固着することを特徴とする。
本考案は固定枠を門柱若しくは壁面の垂直面に配置したことで歩道寄りに門扉を設置しても内側(玄関側)に向けて開閉ができ、したがってその分玄関との間に十分な距離をとることができるので敷地が狭くても開閉がスムースで窮屈な思いをすることなく出入りができる。
マンションの壁面内側に固定枠を取り付けると、装置全体が廊下側に露出することがないためすっきりとして体裁が良く、露出しない分、廊下側への突出を少なくできる。
X形の抱合体を、拡開させることも縮めることもできるため、門扉が傾かないように上下の抱合体を調節設定することで正しく位置決めができ、特に調節金具が使えず調整の難しいマンションにも好適する。
蝶番を構成する上下の半体を同形としたことで同じ型で量産ができ、したがって蝶番を安価に得られるとともに、門扉の上下だけでなく左右いずれにも利用できる一石二鳥的効果がある。
図面に基づき本考案を説明すると、図1は本案装置の取り付け状態の概略を示したもので、1は左右の扉体2・2からなる門扉であり、3は壁・柱などの垂直面である。10は垂直面3に対して止めネジ11を用いて配置固定した長尺の固定枠、20は該固定枠10に対設した調節枠、30は門扉1と左右の調節枠20を連繋する上下2か所に取り付けた蝶番である。
図2は本案装置の要部を示すもので、説明の便宜上、門扉1の左側を図示しているが、右側についてもそのまゝ当てはまること勿論である。すなわち前記固定枠10は平面コ字形で長手方向の上下2か所に凹形金具12を止めねじで固着し、該凹形金具12内には中間部を支点に拡縮する側面X形の抱合体14の片側(図では左側)上下部を枢着している。抱合体14は片側が平面凸型で他方が凹型で相互が合致しており、この凹凸の中間部が枢軸13によって枢支されている。
抱合体14の他側(図では右側)は、前記調節枠20内に固着した凹形金具12a内に上下部を枢着されている。調節枠20は固定枠10に対設してあるが、両側は固定枠10の外側にあり可動調節ができる。そのために調節枠20は抱合体14の中間に配置した止具15に向けて螺挿した調節ねじ16を締めたり緩めたりして調節される。調節ねじ16を緩めると、抱合体14を拡張又は縮小することができ(図は拡張状態を示す)、したがって調節が終了したら、調節ねじ16を止具15に締めつけて抱合体14を固定すれば良い。なお抱合体14の拡縮時の可動を円滑にするために、固定枠10側の枢着部が摺動する長孔17を凹形金具12に形成し、また調節枠20と抱合体14の結合を確固とし且つ抱合体14の動きをスムースにするために、抱合体14の下部枢着部近傍に遊孔Hを形成した取付子18を設けてねじ19で螺着する(図4参照)。
調節枠20と門扉1とを連繋する蝶番30は上下の半体31相互が同形に形成されている。半体31は、軸孔32を形成した筒状部33と、取付孔34を形成した袖板35が一体形成され、該袖板35は、調節枠20及び門扉1と密接し、袖板35と調節枠20及び門扉1とが、取付孔34から挿入したビス36で固着される。同形とした半体31同士は片方を調節枠20に、他方を背合わせ状の向きにすれば門扉1と固着することができ、また門扉1の左右いずれにも取り付けできる。
上記の図では抱合体14が拡張した状態のため調節枠20は固定枠10から離間しているが、図3のように抱合体14が収縮状態のときは当然ながら調節枠20が固定枠10に近接している。したがって門扉1が下部よりも上部に空きを生じて傾いているようなときは、上部の空きをなくすために抱合体14を収縮する方向に調節すれば良い。
調節枠20は上記のように固定枠10の外側を可動する構造だけでなく、図5のように固定枠10の内側を大形に形成してその内部に納まる構造としても良く、この場合は固定枠10の内側を可動することとなること勿論である。
本考案は上記構成からなるが、固定枠10、調節枠20などの本案構成部材の形状等は何ら図示のものに限定されず、本考案の目的構成を達成できる範囲の構造上の変更は、本考案の自由な実施の範疇に属する。
本案装置を実施した門扉を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本案装置の要部を示し、(a)は抱合体を拡張した状態の正面図、(b)はその平面図である。 (a)は抱合体を収縮した状態の正面図、(b)は平面図である。 門扉側から見た調節枠の側面図である。 調節枠を固定枠の内側に係合する形態とした他の例を示す説明図である。
符号の説明
1 門扉
3 垂直面
10 固定枠
12 凹形金具
12’凹形金具
14 抱合体
15 止具
16 調節ねじ
17 長孔
18 取付子
H 遊孔
20 調節枠
30 蝶番
31 半体

Claims (3)

  1. 門柱或いは壁面の垂直面に対して平行に、長尺の固定枠を配置し、該固定枠内の上下2か所に、側面X形で中間部を支点に拡縮する抱合体の片側上下部を枢着した凹形金具を固着し且つ該凹形金具に抱合体の枢着部が摺動する長孔を形成し、抱合体の他側上下部を枢着した凹形金具を固定枠に対設した長尺の調節枠内に固着するとともに、抱合体の中間に配置した止具に、調節枠から挿入した調節ねじを螺挿し、且つ抱合体の下部枢着部近傍に遊孔を形成した取付子を螺着し、而して調節枠と門扉を蝶番を介して連繋してなる門扉取付装置。
  2. 調節枠を、固定枠の外側若しくは内側に配置することを特徴とする請求項1に記載の門扉取付装置。
  3. 蝶番が上下の半体からなり、半体相互が同形で片方を調節枠に固着し、他方を背合わせ状の向きとして門扉に固着することを特徴とする請求項1又は2に記載の門扉取付装置。
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