JP3124249B2 - 水の磁気化装置 - Google Patents

水の磁気化装置

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JP3124249B2 JP09195166A JP19516697A JP3124249B2 JP 3124249 B2 JP3124249 B2 JP 3124249B2 JP 09195166 A JP09195166 A JP 09195166A JP 19516697 A JP19516697 A JP 19516697A JP 3124249 B2 JP3124249 B2 JP 3124249B2
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輝義 野田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料水、ジュース
等の清涼飲料水、化粧水等の水を磁気化させるために使
用される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水の磁気化装置としては、水道配
管内を流れる水道水を対象としたものが知られている。
この水の磁気化装置は、水道配管を間に挾んでS極とN
極が対向する状態に1対の磁石を配置したものとなって
いる。従って、1対の磁石によって生じる磁気が水道配
管内を流れる水道水に照射され、水道水を磁気化させる
ことができる。
【0003】尚、水は分子の集団(クラスター)を形成
しており、この分子の集団が大きいと飲料用としてはま
ずく、分子の集団が小さいと水の分子の動きが活発化
し、おいしいと言われている。そこで、水に磁気を照射
して磁気化することにより、水の分子の動きを活発化さ
せ、おいしい水を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水の磁気化装置は、水道配管内を流れる水道水を対象と
したものであり、静止状態にある水、例えば、汲み置き
した飲料水、ビンや缶やペットボトル等に収容されてい
る市販のジュースや化粧水等に対して、この磁気化装置
を適用することができないという問題があった。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するためになされたもので、静止状態にある水を対象と
し、この水に対して効果的に磁気を照射して磁気化する
ことができるようにした水の磁気化装置を提供すること
を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の水の磁気化装置は、内部に水収容室が形成
された筒体と、この筒体を間に挾んでS極とN極が対向
する状態に配置された1対の磁石と、この1対の磁石を
筒体の長さ方向に往復移動させる磁石移動装置とを備え
ている構成とした。
【0007】この場合、第1発明では、磁石移動装置
が、筒体の外周を囲む状態で筒体の長さ方向に往復移動
可能に支持された環状リングと、筒体の長さ方向に延在
して設けられた送りネジ棒と、この送りネジ棒に連結さ
れた正逆回転モータとを備え、前記環状リングに1対の
磁石が取り付けられると共に、送りネジ棒が環状リング
に設けた雌ネジ部材に螺合している構成とした。
【0008】又、第2発明では、磁石移動装置が、筒体
の外周を囲む状態で筒体の長さ方向に往復移動可能に支
持された環状リングと、基端が軸着されると共に操作レ
バーに連結された往復回動腕とを備え、前記環状リング
に1対の磁石が取り付けられると共に、往復回動腕の先
端が環状リングに形成された長穴に摺動可能に連結され
ている構成とした。
【0009】従って、使用に際しては、まず、筒体の水
収容室内に水を収容する。この場合、水を直接に水収容
室内に溜め置きして飲料水用のポットとして使用する形
態と、ビンや缶やペットボトル等の容器に収容されてい
る市販のジュースや化粧水等を容器のままで収容する形
態とがある。
【0010】そして、1対の磁石を磁石移動装置によっ
て筒体の長さ方向に往復移動させるもので、これによ
り、水収容室内に収容された水の全体に対して、1対の
磁石によって生じた磁気が照射され、これを磁気化させ
ることができる。
【0011】尚、第1発明では、正逆回転モータの駆動
による送りネジ棒の正逆回転に伴い、この送りネジ棒に
螺合した雌ネジ部材を介して環状リングが筒体の長さ方
向に往復移動し、この環状リングに取り付けられた1対
の磁石が往復移動する。
【0012】又、第2発明では、操作レバーによる往復
回動腕の往復回動に伴い、この往復回動腕に長穴を介し
て摺動可能に連結された環状リングが筒体の長さ方向に
往復移動し、この環状リングに取り付けられた1対の磁
石が往復移動する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の実施の第1形態に係る
水の磁気化装置を示す切欠斜視図である。
【0014】図において、1は筒体で、上面に開口部1
0が形成された縦型円形筒に形成され、内部には水を直
接に溜め置きする水収容室11が形成され、開口部10
には注ぎ口12が形成されている。尚、この筒体1の外
周は筒状カバー20によって外周空間21を保持して覆
われると共に、底部は底カバー22によってモータ室2
3を保持して覆われている。尚、24は蓋である。
【0015】又、前記筒体1を間に挾んでS極とN極が
対向する状態に1対の磁石3,3が環状リング40に取
り付けられている。
【0016】この環状リング40は、前記外周空間21
内において筒体1の外周を囲む状態で上下方向に往復移
動可能に支持されると共に、磁石移動装置4によって上
下方向に往復移動するもので、この環状リング40の往
復移動によって、この環状リング40に取り付けられた
1対の磁石3,3が上下方向に往復移動する。
【0017】この場合、環状リング40の支持構造は、
筒状カバー20の上面20aと底面20bの間にガイド
棒41が立設され、他方、環状リング40にスライド部
材42が取り付けられ、このスライド部材42がガイド
棒41に摺動可能に嵌合されたものとなっている。
【0018】又、前記磁石移動装置4は、筒状カバー2
0の上面20aと底面20bの間に送りネジ棒43が立
設され、他方、環状リング40に雌ネジ部材44が取り
付けられ、この雌ネジ部材44が送りネジ棒43に螺合
されている。そして、送りネジ棒43の下端が筒状カバ
ー20の底面20bを貫通してモータ室23に延長し、
その延長軸43aにギヤ45,46を介して正逆回転モ
ータ47が連結されたものとなっている。尚、この正逆
回転モータ47は、モータ室23に設けられた電池48
によって駆動される。
【0019】従って、使用に際しては、まず、筒体1の
水収容室11内に水を収容する。この場合、水を直接に
水収容室11内に溜め置きして飲料水用のポットとして
使用する。
【0020】そして、1対の磁石3,3を磁石移動装置
4によって上下方向に往復移動させるもので、これによ
り、水収容室11内に収容された水の全体に対して、1
対の磁石3,3によって生じた磁気が照射され、これを
磁気化させることができる。
【0021】この場合、1対の磁石3,3の往復移動
は、正逆回転モータ47の駆動による送りネジ棒43の
正逆回転に伴い、この送りネジ棒43に螺合した雌ネジ
部材44を介して環状リング40が上下方向に往復移動
することにより行なわれる。この際、環状リング40
は、ガイド棒41をスライド部材42が摺動することに
より、その往復移動がガイドされる。尚、1対の磁石
3,3の往復回数は、スイッチ(図示せず)のONによ
って5回の往復移動を行なうように設定され、又、移動
速度は毎秒1.5メートルに設定されている。
【0022】次に、図2は本発明の実施の第2形態に係
る水の磁気化装置を示す切欠斜視図である。
【0023】図において、5は筒体で、上面に開口部5
0が形成された縦型角形筒に形成され、内部にはビンや
缶やペットボトル等の容器に収容されている市販のジュ
ースや化粧水等を容器のままで収容する水収容室51が
形成されている。尚、この筒体5の外周は筒状カバー6
0によって外周空間61を保持して覆われている。尚、
62は蓋である。
【0024】又、前記筒体5を間に挾んでS極とN極が
対向する状態に1対の磁石7,7が環状リング80に取
り付けられている。
【0025】この環状リング80は、前記外周空間61
内において筒体5の外周を囲む状態で上下方向に往復移
動可能に支持されると共に、磁石移動装置8によって上
下方向に往復移動するもので、この環状リング80の往
復移動によって、この環状リング80に取り付けられた
1対の磁石7,7が上下方向に往復移動する。
【0026】この場合、環状リング80の支持構造は、
筒状カバー60の内面にガイド板81,81が取り付け
られ、他方、1対の磁石7,7の外面にスライド部材8
2,82が取り付けられ、このスライド部材82がガイ
ド板81に摺動可能に嵌合されたものとなっている。
【0027】又、前記磁石移動装置8は、筒状カバー6
0に軸支した支持軸83の両端に往復回動腕84,84
の基端が連結されると共に前記支持軸83の一端に操作
レバー85が取り付けられ、他方、環状リング80に長
穴86,86が形成され、この長穴86に前記往復回動
腕84の先端がピン87,87によって摺動可能に連結
されたものとなっている。
【0028】従って、使用に際しては、まず、筒体5の
水収容室51内に市販のジュースや化粧水等を容器のま
まで収容する。
【0029】そして、1対の磁石7,7を磁石移動装置
8によって上下方向に往復移動させるもので、これによ
り、水収容室51内に収容された水の全体に対して、1
対の磁石7,7によって生じた磁気が照射され、これを
磁気化させることができる。
【0030】この場合、1対の磁石7,7の往復移動
は、操作レバー85による往復回動腕84の往復回動に
伴い、この往復回動腕84に長穴86を介して摺動可能
に連結された環状リング80が上下方向に往復移動する
ことにより行なわれる。この際、環状リング80は、ガ
イド板81をスライド部材82が摺動することにより、
その往復移動がガイドされる。
【0031】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明してきたが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態
に限定されるものではない。例えば、モータの電源とし
て、電池の他、AC電源を用いることができる。又、1
対の磁石の往復回数は、1回でもよく、その回数に制限
はないし、移動速度も実施の形態で示した毎秒1.5メ
ートルに限られることはない。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の水の
磁気化装置にあっては、静止状態にある水を対象とし、
この水に対して効果的に磁気を照射して磁気化すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る水の磁気化装置
を示す切欠斜視図である。
【図2】本発明の実施の第2形態に係る水の磁気化装置
を示す切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 筒体 11 水収容室 3 磁石 4 磁石移動装置 40 環状リング 43 送りネジ棒 44 雌ネジ部材 47 正逆回転モータ 5 筒体 51 水収容室 7 磁石 8 磁石移動装置 80 環状リング 84 往復回動腕 85 操作レバー 86 長穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に水収容室が形成された筒体と、 この筒体を間に挾んでS極とN極が対向する状態に配置
    された1対の磁石と、 この1対の磁石を筒体の長さ方向に往復移動させる磁石
    移動装置とを備えた水の磁気化装置において、 前記磁石移動装置が、筒体の外周を囲む状態で筒体の長
    さ方向に往復移動可能に支持された環状リングと、筒体
    の長さ方向に延在して設けられた送りネジ棒と、この送
    りネジ棒に連結された正逆回転モータとを備え、 前記環状リングに1対の磁石が取り付けられると共に、
    送りネジ棒が環状リングに設けた雌ネジ部材に螺合して
    いる ことを特徴とした水の磁気化装置。
  2. 【請求項2】 内部に水収容室が形成された筒体と、 この筒体を間に挾んでS極とN極が対向する状態に配置
    された1対の磁石と、 この1対の磁石を筒体の長さ方向に往復移動させる磁石
    移動装置とを備えた水の磁気化装置において、 前記磁石移動装置が、筒体の外周を囲む状態で筒体の長
    さ方向に往復移動可能に支持された環状リングと、基端
    が軸着されると共に操作レバーに連結された往復回動腕
    とを備え、 前記環状リングに1対の磁石が取り付けられると共に、
    往復回動腕の先端が環状リングに形成された長穴に摺動
    可能に連結されている ことを特徴とした水の磁気化装
    置。
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