JP3124175U - 腰椎牽引装置 - Google Patents

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安男 原田
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Abstract

【課題】 家庭での使用に際し、収納などの取扱いに優れるとともに、牽引治療の際に錘によって体が引き摺られる虞がない腰椎牽引装置の提供。
【解決手段】 牽引用の錘18を支持するベースフレーム12と、ベースフレーム12の一辺側に立設され、錘18を吊り下げるローブをガイドする滑車24を備えた門型フレーム14と、ベースフレーム12の対向する一辺側に回動自在に設けられたパイプフレーム16とを具備し、パイプフレーム16は収納時にベースフレーム12側に回動させて折り畳み可能であるとともに、使用時にはベースフレーム12の逆側に回動させることによってベースフレーム12から延出し、パイプフレーム16は使用者の身長に合わせて長さを調節可能であり、使用者の脇の下を支える保持部32を後端部に備えている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、腰椎牽引装置に係り、特に家庭で簡易に治療を行うのに好適な腰椎の治療を行う牽引装置に関する。
椎間板ヘルニアや腰椎分離症等に伴う腰痛を抱える患者にとって、その治療は切実な問題であり、軽症の場合であっても整形外科病院への定期的な通院を余儀なくされるなど、生活上大きな支障となる場合が多い。従来、このような腰痛の治療法の一つとして、牽引治療があるが、この牽引治療を行う装置としては、電動式間欠牽引治療装置やベッドを利用した重錘式持続牽引装置などが存在する。これらのうち、特に前者の電動式の治療装置は主として病院などでの使用を目的としたものであり、家庭での治療は想定されていない場合がほとんどである。また、後者のベッドの使用を前提とした治療装置は、使用のたびごとにベッドへの取り付け・取り外しを要するなど、使用に際し手間がかかるといった問題がある。
一方、家庭での治療に際し、ベッドがなくても腰痛の牽引治療を行うことができるようにするために、実公昭61-25456号公報記載の骨盤牽引装置が提案されている。同公報記載の骨盤牽引装置は持ち運び等を容易にするために、上体側ベースパイプと、下肢側ベースパイプ等とを備え、ベースパイプに対して脱着自在に取り付けられた鳥居型スタンドの水平パイプの両端から吊り下げ用滑車を介して、患者の腰椎を牽引するための骨盤牽引バンドが接続された錘(おもり)を吊り下げるようになっている。同考案によれば、構造が簡単且つ軽量であり、持ち運びや取り扱いに利便性を有する等の効果を奏するとされている。
実公昭61-25456号公報
しかしながら、前述した文献1記載の考案は、確かに構造が簡単化されている利点を有するものの、収納に際しては上体側ベースパイプ、下肢側ベースパイプや鳥居型スタンド等の脱着作業をその都度行う必要があり、収納作業に手間を要するという課題がある。また、錘を重くして牽引力を強くした場合に、患者が錘によって引き摺られる可能性もあり、牽引治療に支障を来たす場合も予測される。
本考案は、このような諸事情に対処するために提案されたものであって、家庭での使用に際し、収納などの取扱いに優れるとともに、牽引治療の際に錘によって体が引き摺られる虞がなく、適度な治療効果を得ることの可能な腰椎牽引装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、牽引用の錘を載置する天板を有するベースフレームと、前記ベースフレームの一辺に立設され、前記錘を吊り下げるローブをガイドする滑車を水平部に備えた門型フレームと、前記ベースフレームの前記門型フレームに対向する一辺に蝶番機構で接続されたU字型のパイプフレームと、前記パイプフレームの二つの先端部から延出し、その先端部に使用者の脇の下を支える保持部を有する2本のパイプ材とを備え、前記2本のパイプ材の延出長さを調節可能とするとともに、収納時に前記U字型のパイプフレームを前記門型フレームの水平部側へ回動可能としたことを特徴とする。
請求項2記載の考案は、上記1項において、前記ベースフレームに移動用のキャスタが設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の考案は、上記1項又は2項において、前記保持部を前記パイプ材の外側と内側のいずれにも取り付け可能としたことを特徴とする。
上述のように、請求項1記載の考案によれば、パイプフレームは収納時に門型フレームの水平部側へ回動させて折り畳んで収納することができるので、不使用時における収納スペースを小さくすることができ、スペース効率に優れるという利点がある。
また、パイプフレームから延出するパイプ材は使用者の身長に合わせて長さの調節可能であるとともに、使用者の脇の下を支える保持部を備えているので、使用中に錘の作用によって使用者の体がずれたりすることもなく、牽引治療を確実に実施することができる。
特に、請求項2記載の考案によれば、ベースフレームに移動用のキャスタを設けているので、装置全体を容易に移動させることができ、取扱いに優れている。
特に、請求項3記載の考案によれば、使用者の脇の下を支える保持部を、パイプ材の外側と内側のいずれにも取り付け可能としているので、使用者の体格などに応じて、保持部の位置を適宜選択することができ、牽引時における体の保持をより確実に行うことができる。
以下、本考案に係る腰椎牽引装置について添付図面を参照して説明する。図1は本考案の一つの実施形態に係る腰椎牽引装置の概略斜視図、図2は本実施形態に係る腰椎牽引装置の側面図、図3は本実施形態の腰椎牽引装置の平面図、図4は本実施形態の腰椎牽引装置の立面図、図5は本実施形態に係る腰椎牽引装置の収納時並びに使用時の状態を示した側面図である。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の腰椎牽引装置10は、ベースフレーム12と、門型フレーム14と、パイプフレーム16、16、錘18,18等とを主要な構成要素としている。図3にも示されるように、ベースフレーム12は、角パイプを組み合わせることによって平面四角形状をなし、装置の未使用時に錘18,18が載置される天板20が取り付けられている。
また、図2にも示されるように、ベースフレーム12の一辺側には、門型フレーム14が、ベースフレーム12の内側にやや傾けて立設されている。図4に示されるように、ベースフレーム12の下面側には、4個のキャスタ21,21・・が取り付けられ、ベースフレーム12を容易に移動させることができるようになっている。
図1に示されるように、門型フレーム14は、3本のパイプ材を組み合わせることによって形成され、ベースフレーム12の内側に傾斜して立設されている柱部14A,14Aと、柱部14A,14A間に架設された水平部14Bとから構成されている。水平部14Bには、錘18,18を吊り下げる際に使用するロープ22,22をガイドする滑車24,24が取り付けられている。
ベースフレーム12上で門型フレーム14に対向する一辺側には、U字型のパイプフレーム16が蝶番26,26によって回動自在に取り付けられており、図5(A)に示されるように、門型フレーム14側に立て掛けて収納状態とすることができるようになっている。使用時は、図5(B)の矢印に示されるように、回動させることが可能である。
図3に示されるように、パイプフレーム16は、ベースフレーム12上の門型フレーム14と対向する一辺側に、回動可能に取り付けられている固定パイプ16A,16Aと、可動パイプ(パイプ材)16B,16Bとを備え、固定パイプ16A,16A間には補強パイプ16Cが連結されている。また、ベースフレーム12には、使用に際してパイプフレーム16を回動させたときに、パイプフレーム16が不用意に回動しないようにするために、ロック部材27が設けられている。このロック部材27は、角パイプの内側にスライド可能な破線で示される棒材27Aを、パイプの内側に沿ってパイプフレーム16側へ移動させることにより、パイプフレーム16を固定して回動しないようにするものである。
図5(C)に示されるように、固定パイプ16Aには、その内側に対し、細径の可動パイプ16Bが伸縮自在に挿入される形で取り付けられている。図2並びに図3に示されるように、固定パイプ16Aには1箇所、並びに可動パイプ16Bには複数箇所に、ピン28を挿入するロック孔30が穿設されており、使用者の身長に合わせて可動パイプ16Bを、所望の伸縮位置にてピン28によって固定することができるようになっている。可動パイプ16Bの後端部には、使用者の脇の下に挿入することによって、使用者の体がずれないように支える円柱状の保持部32が、可動パイプ16Bの外側で、且つ上向きに取り付けられている。
前述した本実施形態の腰椎牽引装置を使用する場合の作用は以下の通りとなる。図6は使用時の状態を示した側面図である。同図に示されるように、使用に際しては、ベースフレーム12の天板20上に、使用者の脚のかかとを載せた状態で、保持部32を脇の下に挿入し、体がずれない様に保持する。この際、可動パイプ16Bは、固定パイプ16Aに対し、使用者の身長に合わせて所望の位置に、ピン28によって固定しておく。使用者の腰には、腰椎の部分を保持する腰椎バンド34を取り付け、この腰椎バンド34に2箇所設けられている金具34A,34Aに、ロープ22,22の一方側の端部を連結する。
前述したように、ローブ22,22の他方側には錘18,18が取り付けられており、ロープ22を門型フレーム14の滑車24,24によってベースフレーム12の方へガイドして、錘18,18により腰椎バンド34を介して使用者の腰椎に牽引力を作用させる。腰椎の牽引中は、使用者の体は、保持部32によって脇の下が支えられているために、錘18によって牽引された際に、ベースフレーム12側へずれることなく、体全体を一定の位置に保持したまま牽引治療を行うことが可能となっている。また、柱部14A,14Aは、ベースフレーム12側へやや傾けて、立設されているため、錘18,18は天板20上に常に位置し、使用後に錘18を下ろす際にも天板20上へスムーズに載置させることができる。
一方、使用後は、図5(A)に示されるように、可動パイプ16Bを固定パイプ16Aに挿入して、パイプフレーム16全体を最も短くした後、蝶番26によって門型フレーム14側に回動させ、立て掛けて収納する。このため、使用しないときは、場所をとらずに済むといった利点を有する。また、ベースフレーム12の下側にはキャスタ21が取り付けられているので、装置全体の移動をスムーズに行うことが可能であり、室内での取扱いを容易に行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、未使用時には、図5(A)に示されるように、パイプフレーム16を門型フレーム14側に立てかけて収納することができるので、場所をとらず、又、キャスタ21によって収納箇所へ容易に移動させることができ、取扱いが非常に容易となる利点がある。また、図5(C)に示されるように、可動パイプ16Bは、伸縮することができるので、使用者の身長に合わせて最適なポジションで牽引治療を行うことが可能である。さらに、保持部32によって牽引治療時に使用者の体を一定位置に保持することができ、体がずれるなどの問題がなく、確実な牽引治療を行うことができるメリットがある。
なお、本実施形態では、ベースフレーム12、門型フレーム14、パイプフレーム16について、角パイプを利用して製作しているが、これに限らず、丸パイプなどを使用して製作することも可能である。また、錘18については、2個使用しているが、これに限らず1個にすることも可能である。
さらに、本実施形態では、保持部32を、可動パイプ(パイプ材)16Bの外側に取り付けているが、これに限らず内側に取り付ける、或いは取外し自在として、可動パイプ16Bの内側又は外側に取付可能とすることも可能である。これによれば、使用者の体格や好みに合わせて、脇の下を支えることができ、使い勝手が向上する。
以上説明したように、本考案によれば、家庭での使用に際し、収納性に優れているとともに、牽引治療を効果的、且つ円滑に実施することが可能となる。
本考案の一つの実施形態に係る腰椎牽引装置の概略斜視図である。 同じく、本実施形態に係る腰椎牽引装置の側面図である。 同じく、本実施形態の腰椎牽引装置の平面図である。 同じく、本実施形態の腰椎牽引装置の立面図である。 同じく、本実施形態に係る腰椎牽引装置の収納時並びに使用時の状態を示した側面図である。 同じく、本実施形態に係る腰椎牽引装置の使用時の状態を示した側面図である。
符号の説明
10 腰椎牽引装置
12 ベースフレーム
14 門型フレーム
14A 柱部
14B 水平部
16 パイプフレーム
16A 固定パイプ
16B 可動パイプ
16C 補強パイプ
18 錘
20 天板
21 キャスタ
22 ロープ
24 滑車
26 蝶番
27 ロック部材
27A 棒材
28 ピン
30 ロック孔
32 保持部
34 腰椎バンド

Claims (3)

  1. 牽引用の錘を載置する天板を有するベースフレームと、
    前記ベースフレームの一辺に立設され、前記錘を吊り下げるローブをガイドする滑車を水平部に備えた門型フレームと、
    前記ベースフレームの前記門型フレームに対向する一辺に蝶番機構で接続されたU字型のパイプフレームと、
    前記パイプフレームの二つの先端部から延出し、その先端部に使用者の脇の下を支える保持部を有する2本のパイプ材とを備え、前記2本のパイプ材の延出長さを調節可能とするとともに、収納時に前記U字型のパイプフレームを前記門型フレームの水平部側へ回動可能としたことを特徴とする腰椎牽引装置。
  2. 前記ベースフレームに移動用のキャスタが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の腰椎牽引装置。
  3. 前記保持部を前記パイプ材の外側と内側のいずれにも取り付け可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の腰椎牽引装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112569035A (zh) * 2020-12-25 2021-03-30 中国人民解放军空军军医大学 一种颈椎腰椎正骨牵引康复仪器

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