JP3123953B2 - 半導体集積回路のレイアウト方法 - Google Patents

半導体集積回路のレイアウト方法

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JP3123953B2
JP3123953B2 JP09265587A JP26558797A JP3123953B2 JP 3123953 B2 JP3123953 B2 JP 3123953B2 JP 09265587 A JP09265587 A JP 09265587A JP 26558797 A JP26558797 A JP 26558797A JP 3123953 B2 JP3123953 B2 JP 3123953B2
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雅昭 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
レイアウト方法に関し、特にマスタースライス型半導体
集積回路のレイアウト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マスタースライス型半導体集積回路のレ
イアウト方法においては、あらかじめ半導体チップの内
部領域に規則正しく水平方向と垂直方向に基本セルを配
列して形成した下地を用い、下地上の基本セル間をアル
ミニュームなどの金属配線を用いて配線することによ
り、所望の論理回路を設計している。この設計法による
と、金属配線形成工程の以降を回路毎に製造するので、
短い期間で製造できる利点があるが、設計された集積回
路のチップ面積は、所望の論理回路の規模により一意的
には定まらず、設計当初に選択した下地の大きさにによ
って決定されていた。
【0003】最近、ASIC(Application
Specific IC)においては、開発の短納期
化と低コストの両方が強く要求されている。この両方を
満足する方法として、チップ面積が大きくなることに対
しては余り考慮せず回路特性の検証に重点をおいてマス
タスライス型半導体集積回路のレイアウトを行い、次に
試作品の回路特性が満足した後、回路評価用チップを小
さくするための量産品用マスタスライス型半導体集積回
路のレイアウトが行われている。
【0004】しかしながら、この方法では回路評価用チ
ップの自動レイアウトの設計結果とは無関係に、量産用
チップの設計の際には最初から配置配線をやり直すの
で、設計期間が大幅に長くなるとともに、設計した半導
体集積回路のレイアウトが、回路評価用チップのレイア
ウトと大幅に異なってしまうので、回路評価用チップで
は特性を満足していても、再設計後の量産用チップでは
回路特性が満足しないという問題が発生する。
【0005】上記の問題を解決するための技術として、
特開昭60−262441号公報に記載されている集積
回路の設計方法を参照することができる。この公報で
は、マスタスライス中の使用されなかった基本セルを削
除し、削除によって生じる空き領域に使用する基本セル
を詰める技術が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマスタ
ースライス型半導体集積回路のレイアウト方法は、回路
評価用チップと量産用チップの2回設計しなければなら
ないので、設計期間が大幅に長くなるとともに、回路評
価用チップでは特性を満足していても、再設計後の量産
用チップでは回路特性が満足しないという問題がある。
【0007】また、特開昭60−262441号公報に
記載されている集積回路の設計方法においては、1回の
レイアウト設計で量産用チップを設計するものの、使用
されなかった基本セルを削除する前のレイアウトと、削
除によって生じた空き領域に基本セルを詰めた後のレイ
アウトでは大幅に異なるため、最初のレイアウトで回路
特性が満足しても、その後の基本セルを詰めた後のレイ
アウトでは回路特性が満足しないため、回路特性を満た
すまで何回もレイアウトをやり直しせざるを得ないた
め、レイアウトの設計期間が大幅に長くなるという問題
がある。
【0008】このため、本発明の目的は、1回の自動レ
イアウトでチップを縮小するとともに、配線遅延による
影響を受けないようにチップ全体をレイアウトすること
で、縮小後のチップの回路特性を満足することが可能な
半導体集積回路のレイアウト方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の半導
体集積回路のレイアウト方法は、半導体基板上に論理回
路の基本要素である基本セルをアレイ状に配置して形成
した内部セル領域を有するマスタースライス方式の半導
体集積回路をレイアウト処理する半導体集積回路のレイ
アウト方法において、前記内部セル領域に前記基本セル
を用いて構成した回路ブロックを配置しこれら相互の配
線を行って得られた前記内部セル領域内のレイアウト
で、回路接続として使用されない未使用セルが存在する
かどうかを前記内部セル領域を構成する水平方向の各セ
ル行毎に判定する第1のステップと、前記各セル行毎に
前記各セル行に存在する前記未使用セルのうち前記内部
セル領域の一辺に最も近い前記未使用セルである行未使
用セルを探索し、全ての前記行未使用セルのうちで前記
一辺から最も遠い前記行未使用セルを構成する辺のう
前記一辺に平行しかつ前記一辺に遠い方の辺と、前
記一辺との間の領域を前記回路ブロックの移動範囲とし
て設定する第2のステップと、回路接続に用いられた使
用ブロックを前記未使用セルに対して置換するように、
順次前記回路ブロックの移動範囲内で前記一辺に近い方
向に移動する第3のステップと、前記回路ブロックの移
動範囲内で回路接続情報により再配線を行う第4のステ
ップと、を順次前記内部セル領域の前記一辺と対抗する
辺まで繰り返すことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態による半導体
集積回路のレイアウト方法のフローチャートであり、ス
テップS101で、回路接続情報1と、NANDゲー
ト,NORゲートなどの回路ブロックに関しての情報が
格納されているブロックライブラリ2と、下地上の配置
及び配線格子についての規則や、配置や配線についての
禁止情報など基本セルが配列されている下地に関する様
々な規則が格納されている下地情報3とを用いて自動配
置配線を行う。
【0012】次に、ステップS101で生成したレイア
ウトの一部を図2に、基本セルのうち使用セルaと未使
用セルbの分布状況を図3に示す。図2において、配置
格子(図示せず)上に2つの基本セル10a,10bが
配置され、この基本セル上を第1金属配線層からなる水
平方向配線20Aが水平配線チャネル200に沿って配
線され、スルーホール31で第2金属配線層からなる垂
直方向配線20Bと接続している。垂直方向配線20B
は、垂直配線チャネル100に沿って基本セル10bの
外部に配線されている。
【0013】また、100a,200aはそれぞれ垂直
予備配線チャネル及び水平予備配線チャネルであり、ス
テップS101ではこの予備配線チャネル100a,2
00aを使用せず、後工程で使用する予備の配線チャネ
ルとして確保しておく。
【0014】図3において、内部セル領域1は、m行n
列に配列された基本セル列からなり、斜線部で示す基本
セルがステップS101の自動配置配線で回路を形成す
るのに用いられた使用セルaを表す。また内部セル領域
1において、使用セルaの残りの基本セルがステップS
101で使用されないで残った未使用セルbを表す。
【0015】次に、ステップS102で内部セル領域1
内に未使用セルbがあるかどうかを判定する。もし、未
使用セルbが存在しなければ十分集積度が高いと判断で
きるので処理を終了しレイアウト設計を完了する。一
方、未使用セルbが存在する場合、次のステップS10
3で使用セルaの一部を左側に1セル分移動して、未使
用セルbを使用セルaに置き換えるための、ブロック移
動範囲の設定を行う。
【0016】図4(A)に示す簡略化した4行6列から
なる内部セル領域2において、どのようにブロック移動
範囲を定めるかについて次に具体的に説明する。
【0017】図4(A)に示す内部セル領域2は、1行
目が使用セルa11〜a13,c11,c12と未使用
セルb12とからなり、2行目が使用セルa21,c2
1〜c23と未使用セルb21,26とからなり、同様
に4行目が使用セルa41〜a43,c41と未使用セ
ルb43,b46とから構成される。
【0018】ここで、使用セルamn(m,nは自然
数)及びcij(i,jは自然数)のうち、使用セルa
mnは次工程のステップS104で説明するブロックの
仮移動で動かない使用セルを表し、cijはブロックの
仮移動で移動する使用セルを表す。
【0019】まず、各行で1番左側に位置する未使用セ
ルbkl(k,lは自然数)のうち、列番号lの最大値
を調べる。すなわち、図4(A)では、未使用セルbk
lの最小値の列番号lは2であり、同様に2行目は1、
3行目は4、4行目は3であるから、使用セルbklの
列番号lは、1行目〜4行目に対応して(2,1,4,
3)のようになり、このうちで列番号lの最大値は4で
あることがわかる。従って、図4(A)に示す内部セル
領域2では、1列〜4列目までをブロック移動範囲とし
て設定する。
【0020】上記で説明したブロック移動範囲では、各
行に少なくとも1個以上の未使用セルbklを含むこと
になる。その理由は、ブロック移動範囲は各行で1番左
側に位置する未使用セルbklのうち列番号lの最大値
で定められるためである。
【0021】次に、ステップS104において、ステッ
プS103で設定したブロック移動範囲内で使用セルc
ijを左側に1セル分移動する。図4(A)の例では、
まず1行目で使用セルc11を未使用セルb12の位置
に移動する。この結果、使用セルc11が存在した基本
セルは未使用セルとなるので、この未使用セルに使用セ
ルc12を移動する。この結果、1行目の使用セルと未
使用セルの配列は図4(B)の1行目に示すように、左
から使用セルa11,c11,c12、未使用セルb1
4の順となる。
【0022】同様に、2行目では使用セルc21,c2
2,c23を左側に1セルずつ移動するので、移動した
結果図4(B)に示すように、使用セルc21,c2
2,23、未使用セルb24の配置となる。
【0023】また、3行目については移動する使用セル
がブロック移動範囲内では存在しないのでそのままのセ
ル配置となり、4行目は使用セルa41,a42,c4
1、未使用セルb44の順となる。従って4列目に、1
行目から4行目にかけて未使用セルb14,b24,b
34,b44が垂直方向に直線的に配列することにな
る。
【0024】このように、ブロックの仮移動S104で
は、ステップS103で設定したブロック移動範囲の右
端に垂直方向に連続して未使用セルが配列することにな
る。
【0025】上記の説明では、図4に示す4行6列の場
合について説明したが、図3に示すm行n列の場合も同
様に、ステップS103で設定したブロック移動範囲の
右端に垂直方向に連続して未使用セルが配列する。
【0026】この理由は、ブロック移動範囲では各行に
少なくても1個の未使用セルが存在するため、この未使
用セルの右側に位置する使用セルcijを1セル左側に
移動することにより、ブロック移動範囲の各行の右端に
は必ず未使用セルbklが位置することになるためであ
る。
【0027】また、ステップS104では、使用セルc
ijの移動は1セル分のみであるので使用セルcij間
を接続している配線のレイアウトが大幅に変わるという
ことはない。
【0028】従って、図3に示す内部セル領域1の左側
方向の未使用セルbの数を少なくし、内部セル領域を定
めている右側の境界を左側に移動することにより、内部
セル領域1の面積を縮小化したときに、配線レイアウト
の大幅変更に伴って配線遅延が大きくなり、縮小前に満
足していた回路特性が満足できなくなるという不具合
は、本実施の形態においては生じにくいという特徴があ
る。
【0029】次に、ステップ105において、ステップ
S104で行ったブロックの仮移動でブロック間の再配
線が可能かどうかを判定する。最初に、この判定方法の
第1の実施例について簡略化して説明する。
【0030】図5は、2行3列の基本セルからなる内部
領域3に、使用セルA11,A12,C21,C22と
未使用セルB13,B21と、使用セルA11のブロッ
ク端子42と使用セルC21のブロック端子43とを接
続するための水平方向配線50A,50Cと垂直方向配
線50Bと、水平方向配線50Aと垂直方向配線50B
とを接続するためのスルーホール32と、水平方向配線
50Cと垂直方向配線50Bとを接続するためのスルー
ホール33と、ブロック端子41に接続する垂直方向配
線51とを示している。
【0031】ここで、水平方向配線は第1金属配線層を
用い、垂直方向配線は第2金属配線層を用いている。
【0032】図5からブロック移動範囲は3列目になる
ことがわかり、ブロックの仮移動S104を行うと図6
のようになる。すなわち、使用セルA11,A12は移
動せず使用セルC21,C22が左方向に1セルずつ移
動する。このとき、ブロック端子43は、使用セルC2
1とともに左方向に移動するため、ブロック端子43が
移動前に位置した仮想ブロック端子43’と水平方向配
線50Cとは未結線となる。
【0033】そこで、図7に示すように移動後のブロッ
ク端子43と移動前の仮想ブロック端子43’とを配線
するように第1金属配線層からなる追加配線501と追
加スルーホール301とを設ける。この追加配線501
の長さは、基本セルの水平方向の長さにほぼ等しい。
【0034】このような追加配線を設けることにより、
ブロック端子42は、水平方向配線50A、スルーホー
ル32,垂直方向配線50B、追加スルーホール30
1,追加配線501を介してブロック端子43に接続す
る。
【0035】以上の説明から、図5〜図7に示した第1
の実施例では再配線が可能と判定する。
【0036】次に、再配線が可能かどうかの第2の実施
例について図8〜図10を用いて説明する。
【0037】図8では、使用セルC22のブロック端子
44から下方に垂直方向配線52が存在する点が図5と
相違しており、他は同様である。
【0038】第1の実施例と同様にブロックの仮移動を
行うと、図9のようになる。すなわち、ブロック端子4
3が移動したもとの場所には仮想ブロック端子43’が
存在するとともに、ブロック端子44が仮想ブロック端
子43’に重なって存在する。また、ブロック端子44
が移動する前の場所には仮想ブロック端子44’が発生
する。
【0039】次に、図10に示すようにブロック端子4
3と仮想ブロック端子43’とを接続する追加配線(図
示せず)と、追加スルーホール301,302と、ブロ
ック端子44と仮想ブロック端子44’とを結線する基
本セルの横幅にほぼ等しい追加配線502とを設ける。
【0040】しかしながら、この状態においては、ブロ
ック端子43と仮想ブロック端子43’とを接続する追
加配線と、追加配線502とが接続して誤った接続関係
となってしまう。
【0041】そこで、ブロック端子43と仮想ブロック
端子43’とを接続する追加配線の右端を左方向に移動
して、ブロック端子44と接続しないように追加配線5
03を形成する。この結果、ブロック端子42とブロッ
ク端子43とを接続する配線と、ブロック端子44から
追加配線502,追加スルーホール302,垂直方向配
線52を介しての配線は共に正しく接続される。
【0042】従って、図8〜図10に示す第2の実施例
においては再配線が可能と判定する。
【0043】次に、再配線が可能かどうかの判定S10
5の第3の実施例について図11〜図13を用いて説明
する。
【0044】図11では、使用セルC210のブロック
端子43から下方に垂直方向配線50Dが引き出されて
いる点が図8と異なっており、他は同様である。図9と
同様に図12に示すようにブロックの仮移動S104を
行い、図10と同様に図13に示すように、ブロック端
子43と仮想ブロック端子43’とを接続する追加配線
(図示せず)と、追加スルーホール301,302と、
ブロック端子44と仮想ブロック端子44’とを結線す
る基本セルの横幅にほぼ等しい追加配線502とを設け
た後、図10と同様にブロック端子43と仮想ブロック
端子43’とを接続する追加配線の右端を左方向に移動
して、ブロック端子44と接続しないようにする。
【0045】しかしながら、この処理の結果として、ブ
ロック端子43から垂直方向配線50Dに接続する配線
が、図13から容易にわかるように未接続となる。従っ
て、この場合には配線ができないと判定し、ステップS
110で仮移動したブロックを元の位置に戻す処理を行
う。
【0046】以上まとめると、第1の実施例で説明した
ように、移動したブロック端子と移動前の仮想ブロック
端子を追加配線で接続して、回路接続情報が満足する場
合、もしくは第2の実施例で説明したように、移動した
ブロック端子と移動前の仮想ブロック端子とを接続する
追加配線を仮想ブロック端子から切り離すことにより回
路接続情報を満足する場合、再配線が可能と判定し、そ
れ以外は再配線ができないと判定し、ステップS110
で仮移動したブロックを元の位置に戻す操作を行う。
【0047】また、再配線の際に用いる追加配線の長さ
はほぼ基本セルの横幅の長さに等しいので、追加配線に
よる配線容量の増加は無視できる程度である。
【0048】次に、ステップS105で再配線が可能と
判断された場合、ステップS106で遅延調整が可能か
どうかの判定を行う。
【0049】図14を参照して遅延調整の第1の実施例
について説明すると、十字の記号は配線格子を表し、1
01〜115は垂直配線チャネルを表している。また、
34は垂直方向配線61と水平方向配線71とを接続す
るスルーホール、300は未使用セルに対応して右隣に
位置するブロックに置換される領域を示す。水平方向配
線71は、図14(B)の点線で示す削除配線71aの
部分が短くなるのでこのままでは削除配線71aに相当
する配線容量が小さくなる。従って、図14(B)に示
すように削除配線71aを時計回りに90度回転して、
第1金属配線層からなるダミー配線71bをスルーホー
ル34に接して設ける。
【0050】次に、図14(C)に示すように、ステッ
プS104のブロックの仮移動で、領域300の右側に
位置するブロックを配線71Cとともに移動すると、配
線71cはスルーホール34と接続し正しい接続関係と
なるとともに、ダミー配線71により、ダミー配線71
b及び水平方向配線71Cを含む配線の総容量は、ブロ
ックの仮移動の前後で変化しない。従って、第1の実施
例では遅延調整が可能と判定する。
【0051】次に、図15を参照して遅延調整の第2の
実施例について説明する。
【0052】図14と同様、十字の記号は配線格子を表
し、101〜111は、垂直配線チャネルを表してい
る。また35は、第1金属配線層からなる水平方向配線
72と第2金属配線層からなる垂直方向配線62とを接
続するスルーホールであり、36は第1金属配線層から
なる水平方向配線73と第2金属配線層からなる垂直方
向配線63とを接続するスルーホールである。また、3
10は未使用セルに対応して、右隣に位置するブロック
に置換される領域を表す。
【0053】図15(A)から明らかなように、図14
(B)と同じように、水平方向配線72,73の領域3
10上の配線を時計回りに90度回転して、スルーホー
ル35,36に接してダミー配線として設けると、それ
ぞれのダミー配線が互いに接続して接続ミスを生じてし
まう。
【0054】このため、本実施例としては第3金属配線
層によるダミー配線81,82を設ける。図15(B)
のG−G’に沿った模式的構造断面図を図15(C)に
示す。図15(B),(C)において、72bは水平方
向配線72の左側の配線の一部であり、35は第1金属
配線層と第2金属配線層とを接続するためのスルーホー
ル、37は第1金属配線層と第3金属配線層とを接続す
るためのスルーホールである。
【0055】本実施例では、削除配線72a,73aの
配線容量に等価な容量として、それぞれスルーホール3
7,38による容量と第3金属配線層からなる水平方向
配線81,82による容量とを用いている。図14
(C)と同様に、領域310の右側に位置するブロック
を配線72c,73cとともに移動するが、ダミー配線
81,82同士が接続することなく、ブロック移動前の
配線72,73と同じ配線容量を保って、正しい接続に
基づく配線が形成される。従って、第2の実施例の場合
も遅延調整が可能と判定する。
【0056】次に、図16を参照して遅延調整の第3の
実施例について説明する。
【0057】第1金属配線層からなる水平方向配線74
はスルーホール91を介して第2金属配線層からなる垂
直方向配線79と接続し、第1金属配線層からなる水平
方向配線75はスルーホール92を介して第2金属配線
層からなる垂直方向配線81と接続し、第1金属配線層
からなる水平方向配線76はスルーホール93を介して
第2金属配線層からなる垂直方向配線78と接続し、第
1金属配線層からなる水平方向配線77はスルーホール
94を介して第2金属配線層からなる垂直方向配線80
と接続している。
【0058】ここで、未使用セルに対応する領域320
の右側に位置するブロックを順次左方向に1セル移動し
た場合、第1の実施例及び第2の実施例で用いた遅延調
整の方法が適用できないことは明らかである。
【0059】従って、この場合には遅延調整ができない
と判定し、ステップS110で仮移動したブロックを元
の位置に戻す操作を行う。
【0060】以上まとめると、第1の実施例で説明した
ように、削除配線を時計回りに90度回転して、ブロッ
ク端子又はスルーホール部にダミー配線を接続可能な場
合、もしくは第1の実施例を適用した場合、ダミー配線
が他の配線と接続して誤った接続となる場合、第2の実
施例で説明したように、第3金属配線層のダミー配線を
用いることが可能な場合については遅延調整が可能と判
定し、それ以外は遅延調整ができないと判定する。その
場合、ステップS110で仮移動したブロックを元の位
置に戻す操作を行う。
【0061】次にステップS107で、ステップS10
6で遅延調整が可能と判定された場合に未使用セル上の
配線移動を行う。
【0062】図17を参照して説明すると、図17
(A)でA11,A12,A21,A22は使用セル、
82は未使用セルB13,B23上を通過している垂直
方向配線、100aは垂直予備配線チャネルである。
【0063】図17(A)のように未使用セル上の垂直
配線チャネル100を垂直方向配線82が通過している
場合、図17(B)に示すように、垂直方向配線82を
未使用セルB13,B23の左に隣接している使用セル
A12,A22の右側の垂直予備配線チャネルに配線移
動を行う。
【0064】この結果、未使用セル上の垂直方向配線は
存在しなくなるので、未使用セルB13,B23の右隣
に隣接するブロック(図示せず)を未使用セルB13,
B23に移動しても再配線ができないということがほと
んど無いという利点がある。
【0065】次に、ステップS108において、ステッ
プS106で説明したように削除配線に見合う分のダミ
ー配線を設けたり、又はスルーホールと上層の配線を用
いて容量を形成することにより遅延の調整を行った後、
ステップS109において、ステップS105で説明し
たように、追加配線を用いてブロック間の再配線を行
う。
【0066】次に、図4(B)の未使用セルb14〜b
44のように垂直方向に1列に並んだ未使用セルの領域
を削除し、この削除領域の右側に位置する全ての基本セ
ルを1セル分左側に移動した後、ステップS102に戻
って一斉に移動した基本セル群の中で左上隅の基本セル
から右に向かって、未使用セルが存在するかどうかの判
定を行う。
【0067】このような手順を検索すべき未使用セルが
存在しなくなるまで繰り返して終了する。すなわち、本
実施の形態では、内部セル領域をステップS103での
ブロック移動範囲の設定で細かく分けてブロックの1セ
ル分の移動と再配線を行い、縦1列に並んだ未使用セル
を削除することにより、内部セル領域の有効面積を縮小
化し、この手順を内部セル領域全てについて繰り返す方
法を採っているので、ステップS101でレイアウトし
た配置配線が大幅に変更されてしまうことがない。
【0068】また、ステップS108で遅延の調整を行
うので、配線遅延は内部セル領域全体にわたって内部セ
ルの縮小化前とはほとんど変わらない。このため、配線
遅延による回路動作の不良により、レイアウト設計を何
回もやり直して設計期間が大幅に長くなることがない。
すなわち、再配線後に内部セル領域全体にわたって遅延
シミュレーションを行わなくても、回路動作を保障する
ことができる。
【0069】なお、本実施の形態では水平方向配線とし
て第1金属配線層を用い、垂直方向配線として第2金属
配線層を用いるとして説明したが、上記とは逆に水平方
向配線として第2金属配線層を用い、垂直方向配線とし
て第1金属配線層を用いても同様な効果が得られる。
【0070】また、水平方向配線として第2金属配線層
を用い、垂直方向配線として第3金属配線層を用いても
良い。この場合、金属配線層の数が増えてプロセスが複
雑になるものの、基本セル内部及びブロック内部の配線
にほぼ無関係に使用セル及びブロック間相互の配線が可
能である。
【0071】また追加配線は、第1金属配線層を用いて
説明したが、第2金属配線層又は第3金属配線層を用い
ても良い。最近、第3金属配線層を用いるASICが広
く使われており、追加配線として第3金属配線層を用い
た場合、回路ブロック内の配線にほぼ無関係に追加配線
を用いることができるという利点がある。
【0072】さらに、本実施の形態ではブロックを左方
向に移動して内部セル領域を左方向に縮小化する方法に
ついて述べたが、ブロックを右方向に移動して内部セル
領域を右方向に縮小化するようにしても良いし、ブロッ
クを上又は下方向に移動して、内部セル領域の上辺又は
下辺を移動することにより、内部セル領域の縮小化を行
っても良い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体集積回路のレイアウト方法は、ブロック移動範囲の設
定で内部セル領域を細かく分けてブロックの1セル分の
移動と再配線を行い、縦1列又は横1列に並んだ未使用
セルを削除することにより、内部セル領域の有効面積を
縮小化し、この手順を内部セル領域全てについて繰り返
す方法を採っているので、レイアウトした配置配線が縮
小前の配置配線に比べて大幅に変更されてしまうことが
ない。
【0074】また、配線容量に対する遅延の調整を内部
セル領域の縮小後に行うので、配線遅延は内部セル領域
全体にわたって内部セルの縮小化前とはほとんど変わら
ない。
【0075】このため、縮小後のレイアウトでも回路特
性を満足し、縮小後に遅延シミュレーションを再度実行
しなくても1回の自動レイアウトで所望の半導体チップ
を得ることができる。このため、開発期間が大幅に短い
という特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方
法の処理手順を表すフローチャートである。
【図2】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方
法におけるステップS101で生成したレイアウトの一
部を示す図面である。
【図3】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方
法におけるステップS101で生成した使用セルaと未
使用セルbの分布状況を示す図面である。
【図4】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方
法のステップS102〜S104を説明するための内部
セル領域の平面図である。
【図5】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方
法において、ステップS105の第1の実施例を説明す
るための内部セル領域の一部を表す平面図である。
【図6】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方
法において、ステップS105の第1の実施例を説明す
るための内部セル領域の一部を表す平面図である。
【図7】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方
法において、ステップS105の第1の実施例を説明す
るための内部セル領域の一部を表す平面図である。
【図8】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方
法のステップS105の第2の実施例を説明するための
内部セル領域の一部を表す平面図である。
【図9】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方
法のステップS105の第2の実施例を説明するための
内部セル領域の一部を表す平面図である。
【図10】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト
方法のステップS105の第2の実施例を説明するため
の内部セル領域の一部を表す平面図である。
【図11】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト
方法のステップS105の第3の実施例を説明するため
の内部セル領域の一部を表す平面図である。
【図12】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト
方法のステップS105の第3の実施例を説明するため
の内部セル領域の一部を表す平面図である。
【図13】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト
方法のステップS105の第3の実施例を説明するため
の内部セル領域の一部を表す平面図である。
【図14】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト
方法のステップS106を説明するための、配線格子と
配線及びスルーホールを含む内部セル領域の一部を表す
平面図である。
【図15】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト
方法のステップS106を説明するための、配線格子と
配線及びスルーホールを含む内部セル領域の一部を表す
平面図及び模式的構造断面図である。
【図16】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト
方法のステップS106を説明するための、配線格子と
配線及びスルーホールを含む内部セル領域の一部を表す
平面図である。
【図17】本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト
方法のステップS107を説明するための、使用セルと
未使用セルと配線と配線チャネル及び垂直予備配線チャ
ネルを含む内部セル領域の一部を表す平面図である。
【符号の説明】
1,2 内部セル領域 10a,10b 基本セル 20A,20B,50A,50B,50C,50D,5
1,52,61,62,63,71,72,72b,7
2c,73,73b,73c,74〜82配線 31〜38,91〜94 スルーホール 41,42,43,44 ブロック端子 43’,44’ 仮想ブロック端子 71a,72a,73a 削除配線 71b,81,82 ダミー配線 100〜115 垂直配線チャネル 200 水平配線チャネル 100a 垂直予備配線チャネル 200a 水平予備配線チャネル a,A11,A12,A21,A22,C21,C2
2,C210 使用セル b,B13,B21,B23 未使用セル 301,302 追加スルーホール 310,320 未使用セルに対応する領域 501,502,503 追加配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/82 H01L 27/118

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に論理回路の基本要素であ
    る基本セルをアレイ状に配置して形成した内部セル領域
    を有するマスタースライス方式の半導体集積回路をレイ
    アウト処理する半導体集積回路のレイアウト方法におい
    て、 前記内部セル領域に前記基本セルを用いて構成した回路
    ブロックを配置しこれら相互の配線を行って得られた前
    記内部セル領域内のレイアウトで、回路接続として使用
    されない未使用セルが存在するかどうかを前記内部セル
    領域を構成する水平方向の各セル行毎に判定する第1の
    ステップと、前記各セル行毎に 前記各セル行に存在する前記未使用セ
    ルのうち前記内部セル領域の一辺に最も近い前記未使用
    セルである行未使用セルを探索し、全ての前記行未使用
    セルのうちで前記一辺から最も遠い前記行未使用セルを
    構成する辺のうち前記一辺に平行しかつ前記一辺に遠
    い方の辺と、前記一辺との間の領域を前記回路ブロック
    の移動範囲として設定する第2のステップと、 回路接続に用いられた使用ブロックを前記未使用セルに
    対して置換するように、順次前記回路ブロックの移動範
    囲内で前記一辺に近い方向に移動する第3のステップ
    と、 前記回路ブロックの移動範囲内で回路接続情報により再
    配線を行う第4のステップと、を順次前記内部セル領域
    の前記一辺と対抗する辺まで繰り返すことを特徴とする
    半導体集積回路のレイアウト方法。
  2. 【請求項2】 前記第4のステップにおいて、前記第3
    のステップで移動した前記回路ブロック内に存在する接
    続端子であるブロック端子と、移動前の対応する前記ブ
    ロック端子の位置との間に、追加配線を設けることを特
    徴とする請求項1記載の半導体集積回路のレイアウト方
    法。
  3. 【請求項3】 隣接する前記追加配線が接続して誤った
    回路接続を形成する場合、前記隣接する追加配線の一方
    を短くして前記隣接する追加配線同士が接続しないよう
    にすることを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路
    のレイアウト方法。
  4. 【請求項4】 前記第3のステップにおいて、前記回路
    ブロックを1セル分ずつ移動することを特徴とする請求
    項1乃至3記載の半導体集積回路のレイアウト方法。
  5. 【請求項5】 前記第3のステップで移動した前記回路
    ブロックを接続する配線のレイアウトが移動前のレイア
    ウトから変更された場合、移動後の配線容量が移動前の
    配線容量とほぼ等しくなるように配線容量の調整を行う
    第5のステップを設けることを特徴とする請求項1乃至
    4記載の半導体集積回路のレイアウト方法。
  6. 【請求項6】 前記第5のステップにおいて、移動後に
    短くなった配線である削除配線に相当する配線を、移動
    前に前記削除配線に接続していた前記ブロック端子若し
    くはスルーホールに接続し垂直方向にダミー配線として
    設けることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路
    のレイアウト方法。
  7. 【請求項7】 前記第5のステップにおいて、移動後に
    短くなった配線である削除配線が有する配線容量にほぼ
    等しい容量を、前記削除配線に接続したスルーホールの
    近辺で未使用の配線層により形成したダミー配線の容量
    と、このダミー配線に接続するスルーホールの容量とに
    より形成したことを特徴とする請求項5記載の半導体集
    積回路のレイアウト方法。
  8. 【請求項8】 垂直方向に一列に配列した前記未使用セ
    ル上を通過している配線を、基本セルの一辺又は両辺に
    設けた予備的に配線を通過するための予備配線チャネル
    のうち前記垂直方向に一列に配列した未使用セルに隣接
    している使用セルの前記予備配線チャネルに移動する第
    6のステップを設けることを特徴とする請求項1乃至7
    記載の半導体集積回路のレイアウト方法。
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