JP3123627U - 接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具 - Google Patents

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Abstract

【課題】柄部と刺股本体部とを備えてなるので刺股状防護具として使用し、その刺股本体部又は柄部に接着剤層又は粘着剤層を有してなるので、当該接着剤層又は粘着剤層が侵入者の衣服等に付着して侵入者の自由を奪うことができ、侵入者の動きを押さえて刺股状防護具としての更に優れた防護機能を果たす。
【解決手段】柄部100と柄部100の先端に取付られた刺股本体部101とを備えてなると共に、刺股本体部101又は柄部に接着剤層又は粘着剤層103を有してなる接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1。
【選択図】図1

Description

本考案は、接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具に関するものである。
刺股(さすまた)は、江戸時代、乱暴者や犯罪人を捕縛するための武器の一種として使用されており、一般に、かしの棒の先端にU字形の金具をつけたもので、その長さは、例えば、約2m程あり、その用法の一例は、当該刺股を用いて相手のむこうずねを突き、相手をねじ倒し、首を押さえて縄を掛け、乱暴者や犯罪人を捕縛していた。
当該刺股は、現在でも、基本的な構造は従来と余り変わりはなく、一般に、棒部(柄部)とU字形部などの刺股本体部とからなっている。当該刺股は、侵入者に対する防御具として現在でも立派に役立つており、警備が必要な交番等に置かれ、近時は、学校や建物等への不法侵入事件が多発しているので、こうした学校等へも広く置かれるようになってきている。
しかしながら、上記のような従来例では、力の強い侵入者等の場合、例えば、腰に刺股のU字形部などの刺股本体部を押当てると、当該U字形部の先端部等を握られたり、或いは、棒部(柄部)を握られて、逆に、刺股を相手に奪われてしまうことがあるという欠点があった。
尚、粘着層を有した防犯部材が特開平11−190971号公報に記載され,
又、粘着層を有するケースの解体による逃走防止装置が実用新案登録第3095382号公報に記載されている。
特開平11−190971号公報、実用新案登録第3095382号公報
本考案は、上記従来技術の有する欠点を解消することができる新規の技術を提供することを目的としたものである。
本考案の他の目的や新規な特徴については本件明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本考案の実用新案登録請求の範囲は、次の通りである。
(請求項1)柄部と該柄部の先端に取付られた刺股本体部とを備えてなると共に、当該刺股本体部又は柄部に接着剤層又は粘着剤層を有してなることを特徴とする接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具。
(請求項2)接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具が、棒部と該棒部の先端に取付られたU字形部とを備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具。
(請求項3)接着剤層又は粘着剤層が、剥離可能な被覆体で被覆されてなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具。
本考案によれば、柄部と該柄部の先端に取付られた刺股本体部とを備えてなるので刺股状防護具として使用できると共に、当該刺股状防護具は、その刺股本体部又は柄部に接着剤層又は粘着剤層を有してなるので、当該接着剤層又は粘着剤層が侵入者の衣服等に付着して侵入者の自由を奪うことができ、侵入者の動きを押さえて刺股状防護具としての更に優れた防護機能を果たすことができ、又、侵入者が仮に逃走したとしても、当該接着剤や粘着剤がマーキング機能を果たすことができ、犯人逮捕に貢献することができるなどの利点がある。
図1に示すように、刺股状防護具1は、棒部(柄部)100とU字形部101とを備えてなる。当該棒部(柄部)100の端部には、グリップ部102が設けられている。
当該刺股状防護具1は、例えば、アルミニウム金属又は合金からなり、又、当該グリップ部102は、例えば、ゴム製グリップよりなる。当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1は、図示のように、例えば、中空管(パイプ)により構成されている。
図1及び図2に示すように、当該U字形部101の内面全体には、接着剤層又は粘着剤層103が設けられている。
図1及び図2に示す当該接着剤層又は粘着剤層103は、例えばアルミニウム製の刺股状防護具1のU字形部101の表面に直接塗布されている。
図3は、他の実施例を示し、当該刺股状防護具1のU字形部101内面全体に、例えば、樹脂フイルムからなる基体104の両面に粘着剤(層)103を有してなる両面粘着テ−プ105を貼付してなる実施例を示したものである。
図4は、更に他の実施例を示し、当該刺股状防護具1のU字形部101内面全体に、接着剤層又は粘着剤層103を設けると共に、当該U字形部101の後面全体にも接着剤層又は粘着剤層103を設けてなる実施例を示したものである。
図5は、更に又他の実施例を示し、接着剤層又は粘着剤層103の表面を剥離可能な被覆体例えば剥離紙で被覆してなる実施例を示したもので、当該剥離紙は、シリコーン系剥離などの剥離剤が塗布されており、必要に応じて容易に剥離可能となっている。
当該図5に示す接着剤層又は粘着剤層103付き刺股状防護具1の棒部(柄部)100には、把持して操作するのが容易なように、その先端部と中途部との2カ所にグリップ部102が設けられている。
接着剤層又は粘着剤層103を構成する接着剤としては、接着機能を奏するものであれば特に制限はなく、例えば、合成樹脂系接着剤を使用することができる。
又、粘着剤層103を構成する粘着剤としては、例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ポリビニルエーテル系粘着剤、ホットメルト系粘着剤などが挙げられる。
本考案による接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1は、交番、学校、駅などのこれを必要とする場において、刺股状防護具例えば暴漢対策等として使用でき、図6(A)に示すように、当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1のU字形部101の接着剤層又は粘着剤層103の塗布面を、例えば、侵入者2の腰に向けて突き出して、図6(B)に示すように、その接着剤層又は粘着剤層103を当該侵入者2の腰に接着又は粘着させれば、当該侵入者2の衣服には当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1がぶら下がった形になって、刺股状防護具としての機能に加えて侵入者2は更に自由を失いその活動を停止させることができる。その場合、侵入者2が、仮に、衣服を脱いで、衣服と共に当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1から脱却しようとしても、通常、当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1がぶら下がった形であるので、侵入者2はその衣服を脱ぐことは困難である。
又、当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1がぶら下がった形であるので、侵入者2が逃走しようとしても、その逃走は、通常困難となる。
更に、仮に、侵入者が、当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1から逃れたとしても、その衣服などには、当該接着剤や粘着剤が付着しているので、当該接着剤や粘着剤の特定により、犯人検挙の一助ともなり得る。
その場合、当該接着剤層又は粘着剤層103中に、マーキング機能を果たし得るマーキング材を混合させておくと、より一層犯人検挙の一助となり得るので好ましい。
当該マーキング材としては、マーキング機能を果たし得るものであれば特に制限はないが、例えば、蛍光ボール(ペイントボール)に使用されるような蛍光ペイント(蛍光塗料)が挙げられる。当該ペイントボールは、そのペイントボールシェルの内部に、例えば、水溶性の植物染料等からなる蛍光塗料を入れたもので、当該ボールを犯人等に向けて手で投げる等して犯人に当てると、その衝撃で蛍光ボールが破裂して犯人等に蛍光塗料が着色するので、その後に当該蛍光塗料を識別して犯人検挙用の目印とするのであるが、当該蛍光塗料を当該接着剤や粘着剤に混合しておけば、マーキング機能を果たし得る。
その際に、芳香剤を混入してもよい。当該芳香剤としては、人間がその臭気を認識することはできないが、犬によって認識することのできるような芳香剤がよい。当該芳香剤として、犬のフェロモン物質であるとされるメチル−p−ヒドロキシベンゾエート等が好ましい。このような芳香剤を用いることによって、犯人自身は、匂いマーキングが実施されたことに全く気がつかず、後の捜索犬による捜索を容易とすることができる。
当該マーキング材(剤)として、ポルフォリン鉄錯塩(一般名ヘム)を用い、血こん鑑識法として広く知られているルミノール発光試験法による検出法により真犯人を特定するようにしてもよく、当該ヘムを当該接着剤や粘着剤に混合しておけば、マーキング機能を果たし得る。
又、C14のような同位元素を有する化合物をマーキング剤として用い、当該同位元素を当該接着剤や粘着剤に混合しておけば、同位元素検出器による検出により真犯人を特定し、マーキング機能を果たし得る。
その他、レーザー光によりマーキングする方法に使用されるレーザ反応物質を、当該接着剤や粘着剤に混合しておけば、マーキング機能を果たし得る。当該レーザ反応物質の例としては、染料等の色素と消色剤とを含む光消色性インキが挙げられる。
本考案では、適宜変更が可能であり、例えば、前記実施例では、刺股本体部としてU字形部で構成する例を示したが、例えば、V字状などで構成してもよい。
本考案の刺股状防護具における棒部とU字形部とは一体化されていても又個別に独立した形態であってもよい。又、これら棒部とU字形部は、同じ材質の材料からなっていてもいてもよいし又異なった材質の材料からなっていてもよい。材質として好ましいのは、前記のように、アルミニウムで、軽く丈夫にできる。アルマイト処理を施すとなおよい。
当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1は、例えば、中空管(パイプ)により構成されているので、そのU字形部の表面に片面接着剤・粘着剤テ−プを巻回して、巻き付けるようにしてもよい。
当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1における当該接着剤層や粘着剤層は、前記実施例のように、U字形部の内面全体に設けず、適宜間隔を開けて設けるようにしてもよい。
当該接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具1における当該接着剤層や粘着剤層は、当該刺股状防護具1の柄部(棒部)にも設けてもよい。
本考案は、防護具の用語にとらわれず、防犯、防御、取り押さえなどの用具として広く適用することができる。
本考案の実施例を示す接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の全体構成図である。 (A) 同接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の実施例を示す要部拡大図である。 (B)同接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の実施例を示す要部拡大断面図である。 (A) 本考案の他の実施例を示す接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の要部拡大図である。 (B)同接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の実施例を示す要部拡大断面図である。 (A) 本考案の更に他の実施例を示す接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の要部拡大図である。 (B)同接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の実施例を示す要部拡大断面図である。 (A) 本考案の更に又他の実施例を示す接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の要部拡大図である。 (B)同接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の実施例を示す要部拡大断面図である。 (A)及び(B)は、それぞれ本考案の実施例を示す接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具の使用説明図である。
符号の説明
1 接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具
100 棒部(柄部)
101 U字形部
102 グリップ部
103 接着剤層又は粘着剤層
104 基体
105 両面粘着シート
106 被覆体(剥離紙)

Claims (3)

  1. 柄部と該柄部の先端に取付られた刺股本体部とを備えてなると共に、当該刺股本体部又は柄部に接着剤層又は粘着剤層を有してなることを特徴とする接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具。
  2. 接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具が、棒部と該棒部の先端に取付られたU字形部とを備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具。
  3. 接着剤層又は粘着剤層が、剥離可能な被覆体で被覆されてなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の接着剤層又は粘着剤層付き刺股状防護具。
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