JP3123580U - 粘着力テスター - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単であって安価に提供することができる携帯式の簡便な粘着力テスターを提供する。
【解決手段】支持枠1に固定された上側固定板3と下側固定板5との間には案内手段7を介して作動板9を上下動自在に配設し、該作動板9と下側固定板5との間には該作動板9を常時上方に押すばね11を取り付け、該作動板9には上側固定板3と下側固定板5とを上下方向に貫通するばね式のテンションゲージ13を固定し、該テンションゲージ13の下端には被測定物17に対する当接片15を取り付けたことを特徴とする粘着力テスター。
【選択図】図1

Description

本考案は、粘着力テスターに関するものであり、例えば筒状体、板状体等の被測定物の粘着力を容易に計測することができる携帯式の簡便な粘着力テスター(粘着力計測器)に係るものである。
特開平6−273316号公報は、粘着力測定装置(以下「従来の粘着力測定装置」という。)を開示している。
従来の粘着力測定装置は、ボディーハウジング内に配した駆動源と、動力伝達機構と、プランジャ部材と、応力検知手段と、プランジャ部材の制御機構等を備えている。
特開平6−273316号公報
従来の粘着力測定装置は、携帯型ではあるが、構造が複雑であって、製造コストが嵩むものである。
本考案は、従来の粘着力測定装置におけるこのような問題を解決し、構造が簡単であって安価に提供することができる携帯式の簡便な粘着力テスターを提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は下記の粘着力テスターを提供する。
(1)支持枠に固定された上側固定板と下側固定板との間には案内手段を介して作動板を上下動自在に配設し、該作動板と下側固定板との間には該作動板を常時上方に押すばねを取り付け、該作動板には上側固定板と下側固定板とを上下方向に貫通するばね式のテンションゲージを固定し、該テンションゲージの下端には被測定物に対する当接片を取り付けたことを特徴とする粘着力テスター(請求項1)。
(2)前記案内手段は、上側固定板と下側固定板との間に上下方向の雄ねじ棒を回転自在かつ進退不能に配設し、作動板には該雄ねじ棒に対応する雌ねじ部を備えさせ、該作動板の雌ねじ部を該雄ねじ棒に螺合させてなる(請求項2)。
(3)前記当接片は透明である(請求項3)。
(4)前記支持枠の下端には前記当接片を被測定物の中心に当接させるための凹部を形成する(請求項4)。
本考案において、「上」とは添付図面の各図における上方をいい、「下」とは添付図面の各図における下方をいうものとする。
[考案の作用]
[請求項1の考案]
粘着力テスターを使用する際には、支持枠を被測定物の表面に当接させ、作動板と下側固定板との間のばねの力に抗して作動板を手で押し下げる。しかるときは、テンションゲージ全体が作動板と共に下降し、テンションゲージ下端の当接片が被測定物の表面に当接し、該表面に粘着される。当接片が被測定物の表面に確実に粘着された状態で、作動板を押し下げる力を解除する。しかるときは、作動板がばねの力により上昇し、テンションゲージ本体が作動板と共に上昇する。換言すれば、被測定物の表面に粘着されているテンションゲージ下端の当接片はテンションゲージ本体に対して相対的に下方に引かれることになる。やがて、テンションゲージ下端の当接片は被測定物の粘着力に抗して該被測定物の表面から離れるが、その離れる直前にテンションゲージにより測定される値が被測定物の粘着力である。
[請求項2の考案]
作動板が上下動するときには、作動板の雌ねじ部に螺合している雄ねじ棒は進退することなく回転する。従って、作動板がばねの力により上昇するときには、該作動板の上昇速度は好ましく減速される。
[請求項3の考案]
テンションゲージ下端の当接片は透明であるため、当接片と被測定物との粘着面を目視することができる。
[請求項4の考案]
被測定物がロール等の筒状体である場合、支持体下端の凹部を該筒状体に当接させたときには、テンションゲージ下端の当接片は被測定物の中心に当接する。図4参照。
[請求項1の考案]
本考案の粘着力テスターは、市販されているばね式のテンションゲージ(プッシュプルテンションゲージ)を利用して製造することができ、かつ、構造が簡単であるため、極めて安価に提供することができる。また、使用し易く、携帯にも便利である。
[請求項2の考案]
作動板がばねの力により上昇するときには、該作動板の上昇速度は好ましく減速されるため、粘着力テスターは使い易いものとなる。
[請求項3の考案]
テンションゲージ下端の当接片は透明であるため、当接片と被測定物との粘着面を目視することができ、該当接片が被測定物の表面に確実に粘着しているか否かを容易に確認することができる。
[請求項4の考案]
被測定物がロール等の筒状体である場合、支持体下端の凹部を該筒状体に当接させることにより、テンションゲージ下端の当接片を被測定物の中心に確実に当接させることができる。
符号1に示すものは支持枠である。
図示の事例における支持枠1は、一対の板状体1a、1bとよりなる。
支持枠1には上側固定板3と下側固定板5とを固定する。
上側固定板3と下側固定板5との間には案内手段7を介して作動板9を上下動自在に配設する。
作動板9と下側固定板5との間には該作動板9を常時上方に押すばね11を取り付ける。
作動板9には上側固定板3と下側固定板5とを上下方向に貫通するばね式のテンションゲージ13を固定し、該テンションゲージ13の下端には被測定物17の表面に粘着される当接片15を取り付ける。なお、テンションゲージ13は、一例として、ねじ16を緩めることにより、高さ調節可能とする。
ばね式のテンションゲージ13は、ばねを用いたテンションゲージである。一例として、プッシュプルテンションゲージを利用し、下端にフックに代えて被測定物17の表面に粘着される当接片15を取り付ける。
図示の事例においては、二つの案内手段7a、7bが用いられている。
案内手段7aは、一例として、上側固定板3と下側固定板5との間に上下方向の案内杆19を取り付け、作動板9には該作動板9を上下方向に貫く摺接管21を備えさせ、該摺接管21を案内杆19に摺嵌してなる。
別の案内手段7bは、一例として、上側固定板3と下側固定板5との間に上下方向の雄ねじ棒23を回転自在かつ進退不能に配設し、作動板9には該雄ねじ棒23に対応する雌ねじ部25を備えさせ、該作動板9の雌ねじ部25を該雄ねじ棒23に螺合させてなる。
符合27に示すものは雄ねじ棒23の上端23aを支承する軸受であり、符号29に示すものは雄ねじ棒23の下端23bを支承する軸受である。
テンションゲージ13の下端に取り付けられる当接体15は、好ましくは透明の合成樹脂により形成する。
前記支持枠1の下端には当接片15を被測定物17の中心に当接させるための凹部31を形成することが望ましい。図4参照。
凹部31は当接片15を被測定物17の中心に当接させ得るものであれば、如何なる形状を備えたものであってもよい。
符号33に示すものは、作動板9に備えさせた突起であり、該突起33を指で押下することにより作動板9を下降させることができる。
符号35に示すものはカバーである。
次に、ばね式のテンションゲージ13の一例について、主として図5を参照して、説明する。
符号41に示すものは作動板9に固定されるテンションゲージ本体である。テンションゲージ本体41をスピンドル43が上下方向に貫通している。
テンションゲージ本体41とスピンドル43との間には、該スピンドル43を常時上方に引く引っ張りばね45が取り付けられている。
被測定物17の表面に粘着されている当接片15が引っ張りばね45の力に抗してテンションゲージ本体41に対して相対的に下方に引かれる力が被測定物17の粘着力として測定される。
符号47に示すものは調整ねじ、符号49に示すものは調整金具である。符号51に示すものは目盛板である。
本考案による粘着力テスターの一例を示す断面図である。 同上粘着力テスターにおいて作動板を下降させた状態を示す断面図である。 同上粘着力テスターの正面図である。 同上粘着力テスターの側面図である。 ばね式のテンションゲージの一例を示す断面図である。
符号の説明
1 支持枠
1a 板状体
1b 板状体
3 上側固定板
5 下側固定板
7 案内手段
7a 案内手段
7b 案内手段
9 作動板
11 ばね
13 ばね式のテンションゲージ
15 当接片
16 ねじ
17 被測定物
19 案内杆
21 摺接管
23 雄ねじ棒
23a 上端
23b 下端
25 雌ねじ部
27 軸受
29 軸受
31 凹部
33 突起
35 カバー
41 テンションゲージ本体
43 スピンドル
45 引っ張りばね
47 調整ねじ
49 調整金具
51 目盛板

Claims (4)

  1. 支持枠に固定された上側固定板と下側固定板との間には案内手段を介して作動板を上下動自在に配設し、該作動板と下側固定板との間には該作動板を常時上方に押すばねを取り付け、該作動板には上側固定板と下側固定板とを上下方向に貫通するばね式のテンションゲージを固定し、該テンションゲージの下端には被測定物に対する当接片を取り付けたことを特徴とする粘着力テスター。
  2. 前記案内手段は、上側固定板と下側固定板との間に上下方向の雄ねじ棒を回転自在かつ進退不能に配設し、作動板には該雄ねじ棒に対応する雌ねじ部を備えさせ、該作動板の雌ねじ部を該雄ねじ棒に螺合させてなることを特徴とする請求項1に記載の粘着力テスター。
  3. 前記当接片は透明であることを特徴とする請求項1又は2に記載の粘着力テスター。
  4. 前記支持枠の下端には前記当接片を被測定物の中心に当接させるための凹部を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粘着力テスター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102108014B1 (ko) * 2018-11-22 2020-05-07 재단법인 한국탄소융합기술원 프리프레그의 점착력 분석용 지그

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