JP3122611U - テーブル用折りたたみ脚のアジャスター機構付キャップ - Google Patents

Abstract

【課題】衝撃に外れにくく、使用年数が経過しても、テーブルの高さが合わずガタつきなどの不具合が生じることがないテーブル用折りたたみ脚のアジャスター機構付キャップを提供する。
【解決手段】テーブルの脚が床接地面にいくに従い細くなっている構造を利用し、キャップにエラ状突起物２を設けることで一度取り付けると外れることがないようにした。また、高さ調整用のアジャスター機構を加えることで、使用年数の経過におけるテーブル用折りたたみ脚の角度のずれによるガタつきなどに対応できるようにした。これらの機能によって、キャップの紛失や、紛失に伴い脚本体が床を傷つけることを防止することができる。
【選択図】図４

Description

この発明は、テーブル等に用いるパイプ状スチール製折りたたみ脚のキャップの形状に関する。

従来のテーブル等に用いるパイプ状スチール製折りたたみ脚のキャップは図８に示すように、テーブル用折りたたみ脚本体５の下部床接地面にキャップ７を上部から被せるだけのものである。

しかしながら、以上の技術によれば、キャップが外れやすく、特にプラスティック製であることから、わずかな衝撃でも破損し外れてしまうことが多かった。また、脚本体下部の床接地面に上から被せてあるだけなので、簡単にはずすことができた。それに加え高さ調整などの機能もないため、使用年数が進むとガタつき等が起きる事もあった。

本考案は以上のような点を鑑み考案されたものであり、キャップ本体上部にエラ状の突起物の外れ止めを設けることにより、テーブル用折りたたみ脚内部からキャップが外れないようにすることを特長とするものである。

また、キャップ本体下部には高さ調整用のアジャスターを取り付けてあることを特長とするものである。

この発明によれば、テーブル用折りたたみ脚のキャップに外れ止めを設けてあるのでキャップが外れにくく、また下部に設置された高さ調整用アジャスターによりガタつきを防止できる。

この考案の一実施形態を、図４に示す。
テーブル用折りたたみ脚５はパイプ状スチール製であり、床接地面に行くに従い細くなっていく円錐状を特徴としており、テーブル用折りたたみ脚のアジャスター付キャップ１は図１に示すとおり、キャップ本体１およびアジャスター底部はプラスティック製であり、アジャスター用ボルト４はスチール製である。このテーブル用折りたたみ脚５の下部、床接地面にキャップが設けられる。テーブル脚５が下部に向かっていくに従い細くなっていく形状を利用し、キャップのエラ状突起物２でテーブル用折りたたみ脚とキャップを接合、固定する。

実施形態の効果

この実施形態によれば、エラ状の突起物２の働きで、一度取り付けると簡単には外れにくくなり、輸送中や使用中での脱落、紛失などを防止でき、高さ調整用アジャスターの働きでガタつきもなくなり、またキャップ本来の目的である床接地面のフローリングやカーペットなどの傷つき防止効果も安定する。

本考案の上部からの斜視図である。 本考案の実施例に係るアジャスターを伸ばした状態の正面図である。 本考案の実施例に係るアジャスターを縮めた状態の内部構造図である。 本考案をテーブル脚に取り付けた状態を示す説明図である。 本考案をテーブル脚に取り付ける前の状態を示す斜視図である。 テーブルとして機能している全体の斜視図である。 従来のテーブル用折りたたみ脚のキャップの斜視図である。 従来のテーブル用折りたたみ脚のキャップを折りたたみ脚に取り付けた状態の斜視図である。

符号の説明

１ キャップ本体
２ エラ状突起物・・・外れ止め
３ アジャスター本体
４ アジャスターのボルト
４−ａ キャップ本体内部のアジャスターのボルト
５ テーブル用折りたたみ脚本体
６ テーブル本体
７ 従来のキャップ

Claims (2)

1. テーブル用折りたたみテーブル脚の下端に取り付け可能であるとともに、螺合調節により高さ調整が可能な調整機構がついたアジャスターであって、一度取り付けると外れることのないことを特徴とするテーブル用折りたたみ脚のアジャスター機構付キャップ。
2. 前記キャップにはプラスティック製エラ状の外れ止めが設けられており、床接地面に従い細くなっている構造のスチール製テーブル用折りたたみ脚の内部で固定することを特徴とするテーブル用折りたたみ脚のアジャスター機構付キャップ。

Images