JP3122215U - 旅行用バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】旅行用バッグのハンドルユニットと接続する接合部材を設けた旅行用バッグを提供する。
【解決手段】対向した前端部と後端部と、穴画定壁で画定され、案内レールの前端部に隣接して配置された通し穴を設けた底壁とを有し、接合面を有する案内レールを有するハンドル収納ユニット40と、案内レール上を第1位置と第2位置との間で滑動しするスライダ60と、結合ユニットによってスライダと結合し、スライダが第2位置に配置される際にスライダに対し軸となるハンドルロッドを有するハンドルユニットと、接合部から突出し、ハンドルロッドが、スライダに対して、案内レール42に対する非傾斜位置から傾斜位置へ旋回すると、第1角度位置から第2角度位置へ旋回するように結合ユニットを介してハンドルロッドによって駆動される接合突出部を有する接合部材70と、スライダが第2位置に配置されて、ハンドルロッドを所望の角度に保持するための保持ユニットとを備える。
【選択図】図3

Description

本考案は旅行用バッグに関し、より詳細には、保持ユニットへの損傷を防止するために、旅行用バッグのケース本体と接合した接合部材を設けたハンドルユニットを有する旅行用バッグに関する。
図1、図2は、一対のハンドル収納管22と、一対のハンドルロッド25を含んだハンドルユニット21とを設けたケース本体20を含む、従来の車輪付き旅行用バッグ2を示す。ハンドルロッド25がハンドル収納管22に対して非傾斜位置に配置される場合に、ハンドルロッド25をハンドル収納管22に対してそれぞれ旋回移動できるようにし、また、ハンドルロッド25がハンドル収納管22から完全に延びている場合に、ハンドルロッド25がハンドル収納管22に対して旋回移動できるようにするため、各々のハンドルロッド25が、対応する1つのハンドル収納管22内部に滑動可能に配置される対応するスライダ23へ旋回される。保持ユニットは一対の係合部261を含んでおり、この一対の係合部261は、ハンドルロッド25内に可動的にそれぞれ配置されており、また、ハンドルユニット21をケース本体20に対する所望の傾斜位置に保持するために、ハンドル収納管22内のスライダ23の一端231内に形成された溝232とそれぞれ解除可能に係合する。従来の旅行用バッグ2は、ハンドルユニット21を使用し、引き方法または押し方法にて移動することができる。
従来の旅行用バッグ2は、ケース本体一杯に荷物を詰め込み、ハンドルユニット21を使用して押し方法で移動する際に、保持ユニットが損傷し易いという点において不利である。さらに、通常、スライダ23の端部231の係合溝232が浅いため、ケース本体20の押し動作中に、係合部261が係合溝232から外れ易い。
したがって、本考案の目的は、旅行用バッグのハンドルユニットと接続しており、前述した従来技術の欠点を克服できる接合部材を設けた旅行用バッグを提供することである。
上記の目的を達成するための旅行バッグは、ケース本体と、対向した前端部と後端部と穴画定壁によって画定され、案内レールの前端部に隣接して配置された通し穴を設けた底壁とを少なくとも有する、上記ケース本体に固定された上記案内レールを含むハンドル収納ユニットと、接合面を有する穴画定壁と、上記案内レール上に取り付けられ滑動し、上記案内レール上の、前記スライダが上記案内レールの上記後端部に隣接して配置される第1位置と、上記スライダが上記案内レールの上記前端部に隣接して配置される第2位置との間で滑動するスライダと、上記スライダへ旋回された結合ユニットと、上記結合ユニットによって上記スライダと結合しており、また、上記スライダが上記第2位置に配置される際に上記スライダに対して旋回心軸となる細長いハンドルロッドを少なくとも含むハンドルユニットと、上記スライダへ旋回された接合部材であり、上記接合部から突出しており、また、上記ハンドルロッドが、前記スライダに対して、上記案内レールに関連した非傾斜位置から傾斜位置へ旋回すると、第1角度位置から第2角度位置へ前記スライダに対して旋回するよう、上記結合ユニットを介して上記ハンドルロッドによって駆動される接合突出部を有し、また、上記接合部材が上記第1角度位置に配置され、上記スライダが上記第2位置に配置され、上記通し穴内へ延びている場合に、上記接合突出部が上記通し穴外部に配置され、また、上記スライダが上記第2位置に配置される場合に、上記接合部剤が上記第2角度位置に配置される時に、上記通し穴前方に配置され、上記穴画定壁の上記接合面に接合される接合部材と、上記スライダが上記第2位置に配置される場合に、上記案内レールに対して所望の角度に上記ハンドルロッドを保持する保持ユニットと、を備える。
図3〜図7は、本考案による車輪付き旅行用バッグの好ましい実施形態を示す。この車輪付き旅行用バッグは、ケース本体31と、ケース本体31に取り付けたハンドル組み立て部とを含む。ハンドル組み立て部は、一対の平行案内レール42を含んだハンドル収納ユニット40であり、上記一対の平行案内レール42の各々はケース本体31に固定されており、また、対向する前端部421、後端部422、底部壁424を有し、この底部壁424は、穴画定壁により画定され、各々の対向する案内レール42の前端部421に隣接して配置された通し穴45(図9、図10を参照)によって形成されるハンドル収納ユニット40と接合面451を有しする上記穴画定壁と、一対のスライダ60であり、各々は案内レール42の対応する1本に取り付けられ、この対応する案内レール42上の、スライダ60が対応する案内レール42の後端部422に隣接して配置される第1位置(図5、図6、図7)と、スライダ60が対応する案内レール42の前端部421に隣接して配置される第2位置(図9を参照)との間で滑動可能である一対のスライダ60と、各々がスライダ60の対応する1つに設けられる一対の結合ユニット80であり、握持部56と一対の細長いハンドルロッドとを含んだハンドルユニット50であり、上記一対の細長いハンドルロッド51の各々は、結合ユニット80の対応する1つによってスライダ60の対応する1つと結合し、また、対応するスライダ60が第2位置(図9〜図12を参照)に配置される場合に対応するスライダ60に対して旋回可能であるハンドルユニット50と、一対の接合部材70であり、これらの各々はスライダ60の対応する1つに対して旋回し、突出した接合突出部74を有しており、また、ハンドルロッド51が非傾斜位置(図9を参照)から案内レール42に対して傾斜した位置(図10を参照)へ、スライダ60に関連して旋回した際に、第1角度位置(図9を参照)から第2角度位置(図10を参照)にまで、対応するスライダ60に関連して旋回するべく、一対の接合部材70の各々が、結合ユニット80の対応する1つを介して、ハンドルロッド51の対応する1つによって駆動され、対応する接合部材70が第1角度位置に配置され、スライダ60が第2位置(図9を参照)に配置される場合に、接合突出部74は、通し穴45の外方に配置され、また、対応する接合部材70が第2角度位置に配置され、スライダ60が第2位置(図10を参照)に配置される場合に、通し穴45内を通って延び、穴画定壁の接合面451前方に、これと接合して配置される一対の接合部材70と、スライダ60が第2位置に配置される場合に、ハンドルロッド51を、案内レール42に対する所望の角度に保持するための保持ユニット90を含んでいる。
この実施形態では、ハンドルロッド51がスライダ60に対して、非傾斜位置(図9を参照)から傾斜位置(図10を参照)へ、第1方向と対向する第2方向に旋回する際に、接合部材70は、対応するスライダ60に対して、第1角度位置から第2角度位置へ第1方向に旋回する。
図6、図7と組み合わせて再び図4を参照すると、スライダ60の各々はケース部61を有しており、このケース部61は、チャンバ610を内部に画定し、また、対向する頂壁612と底壁613と、頂壁612と底壁613の間に延びた対向する2つの側壁614とを有する。接合部材70の各々は、対応するスライダ60のケース部61の側壁614に対して旋回する。ケース部61の底壁613には、接合突出74の延長部が内部を通って延びる底部開口部65が形成される。
ケース部61と側壁614に一対のスロット64が形成される場合、ケース部61は側壁614どうしを相互接続するための前部壁611をさらに有する。接合部材70の各々はさらに、接合部材70から延び、前部壁611に設けられたスロット64をそれぞれ通り、結合ユニット80の対応する1つへと突出した1対の被駆動突出部73を有する。各スライダ60はさらに、ケース部61の前部壁611から対応する結合ユニット80へ突出した旋回部62を有する。各結合ユニット80は旋回結合部81を含んでおり、この旋回結合部81は、対応するスライダ60の旋回部62へ旋回し、また、ハンドルロッド51がスライダ60に対してそれぞれ旋回する際に、接合部材70をスライダ60に対して旋回させるべく駆動するために、対応する接合部材70の被駆動突出部73と滑動接触する一対の駆動突出部813をそれぞれ有する。
各案内レール42は矩形管の形態をしており、チャネル425(図5を参照)を内部に画定しており、さらに、案内レール42の底壁424と対向した頂壁423を有する。各スライダ60は、各案内レール42のチャネル425内に閉じ込められており、スライダ60が第1位置に配置される場合、各ハンドルロッド51が各案内レール42のチャネル425内部に完全に引き込まれる。各案内レール42の頂壁423は、案内レール42の前端部421に隣接して配置され、開口部43の閉鎖端部431に停止面432を有する開口部画定壁によって画定された閉鎖端部431(図9を参照)を有する細長い開口部43(図7を参照)で形成される。ケース部61の頂壁612は弾性突出部63によって形成されており、この弾性突出部63は、各々の案内レール42の頂壁423の開口部43(図7、図9を参照)内に突出し、また、開口部画定壁(図9を参照)の停止面432と接合しているため、ケース部61の少なくも一部分が各案内レール42のチャネル425内に残ることができ、スライダ60が第2位置にある場合には、ハンドルロッド51が案内レール42から完全に延びることができる。スライダ60が第2位置に配置される場合、スライダ60の旋回部62は、対応する案内レール42内のチャネル425の外部に配置される点に留意する。
各ハンドルロッド51は中空である。各結合ユニット80は、旋回継手81から対応する1つのハンドルロッド51内部へと延びた取り付け座部82をさらに有する。各保持ユニット90は、対応する1つのスライダ60の旋回部62上に形成された第1歯付き部91と、対応する1つの結合ユニット80の取り付け座部82上に可動的に取り付けられ、また、スライダ60が第2位置に配置される際に、ハンドルロッド51を案内レール42に対する所望の角度にて保持するべく、第1歯付き部91(図7、図9、図10、図11、図12)との係合を解除するための第2歯付き部92とを含んでいる。
各ハンドルロッド51は後端部511を有しており、この後端部511に隣接して配置された対向する2つの保持穴55(図4、図6を参照)を設けている。各結合ユニット80の取り付け座部82は、対応するハンドルロッド51に保持されるよう対応する穴55内部にそれぞれ延びた、対向する2つの保持突出部88を設けている。
旅行用バッグはさらに、一対の解除ユニット100を含んでおり、これらの各々は、結合ユニット80の対応する1つの取り付け座部82上に可動的に取り付けられ、第1カム102を設けた主本体101を含んでいる。解除ユニット100の各々はさらに、第2歯付き部92から延びた第1カム従動部98と、第2歯付き部92を第1歯付き部91へ後方方向に強制的に移動させる第1強制部材99と、第1カム102を後方方向に対する第1横方向へ移動させるべく、対応する1つのハンドルロッド51内部に延びたロッド形状開口部材54とを含んでいる。第1カム102は、第1カム102が第1横方向へ移動することにより、第1強制部材99の強制作用に対向し、第2歯付き部92が後方方向と対向する前方方向へ移動し、これにより、第2歯付き部92を第1歯付き部91(図8を参照)から解除する方法で、第1カム従動部98を係合滑動させる。
操作ボタン53が、ハンドルロッド51の前端部と交差する握持部56上に取り付けられており、また、動作部材54に接続しているため、動作部材54を作動すると、第1カム102が駆動され、第1横方向へ移動することができる。
各々の解除ユニット100はさらに、対応する1つの動作部材54の後端部上に形成された第2カム107と、主本体101から延びた第2カム従動部104と、第2強制部材106とを含んでおり、この第2強制部材106は、第2カム従動部104を主本体101および第1カム102と共に、第1横方向と対向する第2横方向へ強制的に移動させる。対応する動作部材54が後方方向に移動することで、第2カム従動部104と第1カム102が、第2強制部材106の強制動作に対向し、第1横方向に移動する方法で、第2カム107が第2カム従動部104を係合滑動させる。
各接合部材70はさらに弾性尾部75を有し、この弾性尾部75は、対応する1つのスライダ60のケース部61の弾性突出部63と弾性的に接合するべく接合部材70から延びており、また、ハンドルロッド51が傾斜位置から非傾斜位置へ旋回した際に、対応する接合部材70を第2角度位置から第1角度位置へ復元させるよう復元力を蓄積ために、各接合部材70が第1角度位置から第2角度位置へ旋回すると弾性変形を生じる(図10を参照)。
再び図4、図6を参照すると、第1カム従動部98は、各々がカム面982を画定する対向した2つの側壁を含む。第1カム102は、主本体101から、第1カム従動部98の側壁に設けた切欠部95内に突出し、第1カム従動部98のカム面982と滑動接触している。
各案内レール42の底壁424はさらに隙間44を設けている(図5、図6を参照)。解除ユニット100の主本体101はさらに、主本体101から、各ハンドル管51を通り、各案内レール42の底壁242の隙間44内へ突出した押し突出部103を設けている。
さらにハンドルロッド51は、図10に示す案内レール42に対する傾斜角度から、図11〜図13に示す、異なる角度へさらに旋回することができる。第1歯付き部91と第2歯付き部92の係合および係合解除によって行うハンドルロッド51の案内レール42に対する位置調整量は、第1歯付き部91と第2歯付き部92形状(歯の数)によって異なる。
ケース本体31は、頂壁と、頂壁と対向し、車輪を設けた底壁と、頂壁と底壁の間に延びた横側壁とを含む。この好ましい実施形態では、ハンドル組み立て部は頂壁上に取り付けられているため、ハンドルロッド51は、非傾斜位置に配置される際に地面に対して水平方向に延びた状態になる。あるいは、ハンドル組み立て部を側壁の1つに取り付け、ハンドルロッド51が非傾斜位置に配置される際に地面に対して垂直方向に延びるようにしてもよい。
ハンドルユニット50によって操作でき、また、ハンドルユニット50を使用して旅行用バッグを押す方法で移動した際に、ケース本体31と接合するべく機能する接合部材70を本考案の旅行用バッグに設けることで、前述した従来技術に伴う欠点を排除することができる。
こうして本考案を説明したが、本考案の精神から逸脱しない限り、様々な改良および応用を加えられることが明白である。したがって、本考案は付属の特許請求の範囲に列挙されているとおりにのみ制限されるものである。
従来型の旅行用バッグの斜視図である。 従来型の旅行用バッグの断片概略図である。 本考案による旅行用バッグの好ましい実施形態の側面図である。 好ましい実施形態の断片分解斜視図である。 好ましい実施形態の断片的な部分切り取り略正面図である。 スライダが第1位置に配置されており、接合部材が第1角度位置に配置されており、ハンドルロッドが案内レールに対する非傾斜位置に配置されており、第1歯付き部と第2歯付き部が相互に係合している状態の好ましい実施形態を例証するための断片的な正面断面図である。 図6に示した状態にある好ましい実施形態を例証する断片側断面図である。 スライダが第1位置に配置されており、接合部材が第1角度位置に配置されており、ハンドルロッドが非傾斜位置に配置されており、第1歯付き部と第2歯付き部が相互に解除されている状態の好ましい実施形態を例証する断片正面断面図である。 スライダが第2位置に配置されており、接合部材が第1角度位置に配置されており、ハンドルロッドが非傾斜位置に配置されている状態の好ましい実施形態を例証する断片側断面図である。 スライダが第2位置に配置されており、接合部材が第2角度位置に配置されており、ハンドルロッドが傾斜位置に配置されている状態の好ましい実施形態を例証する断片側断面図である。 ハンドルロッドが、図10に示したハンドルロッドの傾斜位置とは異なる傾斜角度にて配置された状態にある好ましい実施形態を例証する断片側断面図である。 ハンドルロッドが案内レールに対して直角に配置された状態にある好ましい実施形態を例証する断片側断面図である。 好ましい実施形態のハンドルロッドの異なる調整可能位置を例証する略側面図である。
符号の説明
2:旅行用バッグ、20:ケース本体、21:ハンドルユニット、22:ハンドル収納管、23:スライダ、25:ハンドルロッド、31:ケース本体、40:ハンドル収納ユニット、42:案内レール、43:開口部、44:隙間、45:穴、50:ハンドルユニット、51:ハンドルロッド、53:操作ボタン、54:ロッド形状開口部材、55:保持穴、56:握持部、60:スライダ、61:ケース部、62:旋回部、63:弾性突出部、64:スロット、65:底部開口部、70:接合部材、73:被駆動突出部、74:接合突出部、75:弾性尾部、80:結合ユニット、81:旋回結合部、82:座部、88:保持突出部、90:保持ユニット、95:切欠部、98:カム従動部、99:強制部材、100:解除ユニット、101:主本体、102:カム、103:突出部、104:カム従動部、106:強制部材、107:カム

Claims (10)

  1. 旅行用バッグのためのハンドル組み立て部であって、
    対向した前端部と後端部と、穴画定壁によって画定され、案内レールの前記前端部に隣接して配置された通し穴を設けた底壁とを有し、前記穴画定壁が接合面を有する前記案内レールを少なくとも有するハンドル収納ユニットと、
    前記案内レール上に取り付けられ滑動し、前記案内レール上の、前記スライダが前記案内レールの前記後端部に隣接して配置される第1位置と、前記スライダが前記案内レールの前記前端部に隣接して配置される第2位置との間で滑動しするスライダと、
    前記スライダへ旋回された結合ユニットと、
    前記結合ユニットによって前記スライダと結合し、前記スライダが前記第2位置に配置される際に前記スライダに対して旋回心軸となる細長いハンドルロッドを少なくとも有するハンドルユニットと、
    前記スライダへ旋回された接合部材であり、前記接合部から突出しており、前記ハンドルロッドが、前記スライダに対して、前記案内レールに対する非傾斜位置から傾斜位置へ旋回すると、第1角度位置から第2角度位置へ前記スライダに対して旋回するように、前記結合ユニットを介して前記ハンドルロッドによって駆動される接合突出部を有し、前記接合部材が前記第1角度位置に配置され、前記スライダが前記第2位置に配置され、前記通し穴内へ延びて前記接合突出部が前記通し穴外部に配置され、前記接合部材が前記第2角度位置に配置され、前記スライダが前記第2位置に配置されて前記穴画定壁の前記接合面に配置され、これと接合する接合部材と、
    前記スライダが前記第2位置に配置されて、前記ハンドルロッドを前記案内レールに対して所望の角度に保持するための保持ユニットと、
    を備える旅行用バッグのためのハンドル組み立て部。
  2. 前記ハンドルロッドが、前記スライダに対して、前記非傾斜位置から前記傾斜位置へ、前記第1方向と対向する第2方向に旋回すると、前記接合部材が前記スライダに対して、前記第1角度位置から前記第2角度位置へ第1方向に旋回する請求項1に記載の旅行用バッグ。
  3. 前記スライダが、内部にチャンバを画定し、対向する頂壁と底壁と、さらに前記頂壁と底壁の間に延びた対向する2つの側壁とを有するケース部を有し、前記接合部材が前記側壁へ旋回し、前記ケース部の前記底壁に、内部に前記接合突出部が延びる底壁開口部が設けられている、請求項2に記載の旅行用バッグ。
  4. 前記ケース部がさらに、前記ケース部の前記側壁を相互接続し、スロットを設けた前部壁を有し、前記接合部材がさらに、前記接合部材から延び、前記前部壁の前記スロットを通って前記結合ユニットへと突出する被駆動突出部を有し、前記スライダがさらに、前記前部壁から前記結合ユニットへ突出した旋回した部を有し、前記結合ユニットが旋回した継手を有し、前記旋回した継手が、前記旋回した部へ旋回し、前記被駆動突出部と滑動接触する駆動突出部を有し、前記ハンドルロッドが前記スライダに対して旋回されると、前記接合部材を前記スライダに対して旋回するように駆動される請求項3に記載の旅行用バッグ。
  5. 前記案内レールが矩形管の形態をしており、前記案内レールの前記底壁と対向する頂壁を有し、前記案内レールがチャネルを内部に画定しており、前記スライダが前記チャネル内部に閉じ込められており、前記スライダが前記第1位置に配置される場合に前記ハンドルロッドが前記チャネル内部に完全に引き込まれ、前記案内レールの前記頂壁が細長い開口部を設けており、前記細長い開口部が、前記案内レールの前記全端部に隣接して配置され、前記開口部の前記閉鎖端部に停止面を有する開口部画定壁によって画定された閉鎖端部が設けられ、前記ケース部の前記頂壁が、前記開口部内に突出し、前記開口部画定壁の前記停止面と接合する弾性突出部を有し、前記スライダが前記第2位置に配置される際に、前記ケース部の少なくも一部分が前記チャネル内に残り、前記ハンドルロッドが前記案内レールから完全に延び、前記スライダが前記第2位置に配置される際に、前記旋回部が前記チャネル外部に配置される請求項4に記載の旅行用バッグ。
  6. 前記ハンドルロッドが中空であり、前記結合ユニットがさらに、前記旋回継手からハンドルロッド内へ前方に延びる取り付け座部を有し、前記保持ユニットが、前記スライダの前記旋回部上に形成された第1歯付き部と、前記結合ユニットの前記取り付け座部上に可動的に取り付けられ、前記スライダが前記第2位置に配置される際に、前記ハンドルロッドを前記案内レールに対する所望の角度にて保持するために前記第1歯付き部を係合解除する第2歯付き部とを有する請求項5に記載の旅行用バッグ。
  7. 前記ハンドルロッドが後方端部を有し、前記後端部に隣接して配置された対向する2つの保持穴が設けられ、前記取り付け座部が、前記ハンドルロッドに保持されるよう前記保持穴内にそれぞれ延びて対向する2つの保持突出部が設けられている請求項6に記載の旅行用バッグ。
  8. 解除ユニットをさらに備え、
    前記解除ユニットが、前記取り付け座部上に可動的に取り付けられた第1カムと、前記第2歯付き部から延びた第1カム従動部と、前記第2歯付き部を前記第1歯付き部へと後方方向に強制移動させる第1強制部材と、前記第1カムを前記後方方向に対して第1横方向に移動するために前記ハンドルロッド内に延びた動作部材とを有し、前記第1カムが前記第1横方向へ移動すると、前記第2歯付き部を前記第1歯付き部から解除するために、前記第2歯付き部が前記第1強制部材の強制作用に対向して、前記後方方向と対向する前方方向に移動することにより、前記第1カムが前記第1カム従動部と滑動係合する請求項7に記載の旅行用バッグ。
  9. 前記解除ユニットがさらに、前記動作部材上に形成された第2カムと、前記第1カムと接続した第2カム従動部と、前記第2カム従動部と前記第1カムを、前記第1横方向と対向する第2横方向に強制移動するための第2強制部材とを有し、前記動作部材が前記後方方向に移動すると、前記第2カム従属部と前記第1カムが、前記第2強制部材の強制作用に対向して、前記第1横方向に移動することにより、前記第2カムが前記第2カム従属部と係合滑動する請求項8に記載の旅行用バッグ。
  10. 前記接合部材がさらに弾性尾部を有しており、前記弾性尾部が、前記弾性突出部と弾性的に接合可能に前記接合部材から延び、前記ハンドルロッドが前記傾斜位置から前記非傾斜位置へ旋回する際に、前記第2角度位置から前記第1角度位置へ前記接合部材を復元するための復元力を蓄積するように、前記接合部材が前記第1角度位置から前記第2角度位置へ旋回した際に弾性的に変形する請求項5に記載の旅行用バッグ。
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JP2016087225A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 広和エムテック株式会社 キャリーケース
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