JP3122087U - フラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造 - Google Patents

フラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造 Download PDF

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程永能
林金福
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Abstract

【課題】複数の連接板と座金が含有されるフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造を提供する。
【解決手段】電池セットの構成要素の中にポジティブ−電解質−ネガティブがやや弱いため、大面積のポジティブ−電解質−ネガティブに作製することが容易ではなく、また、大面積のポジティブ−電解質−ネガティブを電池セットに組立てる過程において、亀裂しやすいため、本考案は、連接板で併設や接続することにより、大きい反応面積が得られ、また、法線方向のセルの層数を低減でき、電池セットのパッケージ困難度が低下され、そして、電池セットを併設や接続することより使用する空間が大幅に節約され、そして、使用上、ユーザーの設計ニーズに応じて適量のポジティブ-電解質−ネガティブを結合することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、フラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造に関し、特に、ユーザーのニーズに応じて、ポジティブ−電解質−ネガティブを結合する連接板を調整して、燃料電池の作動流体が均一的に且つスムーズに各連接板の両側面に流れ込むものに関する。また、電池セットの組立て過程において、連接板で、併設や接続することにより、小さい面積のポジティブ−電解質−ネガティブを、大きい反応面積にすることにより、法線方向のセル層数を低減でき、電池セットのパッケージ困難度が低下され、そして、電池セットを併設や接続することにより、空間が大幅に節約され、そして、使用上、ユーザーのニーズに応じて適当に変化することができるため、多種類のタイプを創出でき、また、様々の燃料電池や類似するものに適用できる構造である。
エネルギーは、地球の資源開発の基礎であり、現代の科学発展や生活は、有効的にエネルギーを利用する結果である。電力は、人類にとって、最も便利なエネルギーであり、この数世紀以来、科学者や技術者は、様々のタイプの発電技術を開発して、経済発展や社会進化を支える。その中、燃料電池(fuel cell、FC)は、全世界のエネルギー分野において、重要視される清潔なエネルギー技術であり、各国の政府機構や研究単位及び産業界等は、次々、連盟や開発チームを組織して、戦略制定や技術開発及び製品開発を行い、近い未来に、この緑であるエネルギー技術を日常生活に適用することを求める。
システム効率から言えば、燃料電池は、優れた潜在な勢いを有し、特に、燃料電池とガスタービンとを結合することにより、高効率に循環できることは、他の技術が追付けないものである。近年来、環境保護の問題やエネルギーの不足等の多重のプレッシャーにより、各国の政府や車、電力及びエネルギー産業等は、燃料電池の技術発展を重視し始める。上記のように、燃料電池技術は、発展可能性が非常に大きい清潔なエネルギー技術である。
水素と酸素との電気化学反応により電力を産生する発想は、19世紀から存在し、その後、科学者は、絶えずに、この「燃料電池」と称される技術を人類の日常生活に適用することに試して来た。その中、固態酸化物燃料電池(solid oxide fuel cell、 SOFC)を電源とするものは、誕生してから百年の歴史を持つが、商業化の過程において、解決しなければならない技術問題点が残っている。1960年代から、関係業者が管状のSOFC技術を発展して、SOFC発電システムを開発し、それにより、業界が再び当該技術を注目して開発する。また、1980年代半ば、フラットベット型SOFCの構造技術が、突破されるため、製造コストから言うと、競爭力が管状SOFCより高く、そのため、その後、SOFC技術を開発する会社や機構(米国やヨーロッパ、日本及びオーストラリア等の地区)は、主として、フラットベット型システムを対象とする。
連接板は、SOFCにとって、最も大切な素子の一であり、材料として、セラミックと金属の2種類がある。連接板の主な機能は、隣にある電池同士の陰極と陽極を連接するためのものでありながら、物理バリヤ(physical barrier)としての機能もあり、空気電極材料と燃料電極端とを隔離することにより、還元雰囲気を確保し、同じように、燃料電極材料と空気電極端とを隔離することにより、酸化環境を確保する。
そのため、連接板は、次の条件に満たさなければならない。
a、SOFCの作業温度において、連接板は、優れた導電性を有する。
b、約800℃の作業温度と還元雰囲気や酸化環境において、連接板は、適当なサイズと微細構造、化学性質及び相(phase)安定度がある。
c、連接板は、酸素と水素の浸透を抑制でき、両者が操作する時直接に作用することを防止する。
d、室温や高温である作業環境において、連接板は、熱膨張係数が、隣にある素子に相当(comparable)する。
e、高温である作業環境において、連接板と隣にある素子とは、拡散(diffusion)反応を発生しない。
f、連接板は、優れた熱伝導率(thermal conductivity)を有する。
g、連接板は、優れた酸化防止性と硫化防止性及び炭化防止性を有する。
h、連接板は、材料が、コストを低減するために、容易に手に入れられ、そして、製造しやすい特性を有する。
i、連接板は、適当の高温強度とクリープ防止の能力を有する。
今、金属連接板は、SOFCの主流であり、多数の金属連接板は、大雑把に、クロムベース(chromium base)や鉄ベース(iron base)の両種類がある。クロムベースは、やや早期のものであり、比較的に高い作業温度が許容されるが、鉄ベースと比較すると、コストが高いことと加工し難いこと及び延性がよくないことなどの問題点があるため、鉄ベースが主流になる。また、SOFCの作業温度を700℃に低下させると、フェライトステンレス鋼(ferritic stainless steel)を連接板の材料とすることができるため、コストが大幅に低減される。
一般のSOFC連接板の構造設計において、流体の入り口と出口の数及びその位置について考量するが、連接板のランナー内において、流体流速の均一化について、考量していない。一般に、流体の入り口と出口の数が少なければ、流体が、ランナー内の流速均一性が悪くなり、逆に、流体の入り口と出口の数が多ければ、流体が、ランナー内の流速均一性が良くなり、しかしながら、全体の設計が複雑になり、また、製造の複雑度や製造コストが高くなり、そのため、作動流体のための入り口と出口の数は、殆ど三つ以下(三つを含む)である。図12は、一般の従来のSOFCの連接板のランナー設計であり、それは、典型である二つの入り口と一つの出口のランナー設計で、作動流体の流速が、ランナー内において、均一的ではなく、二つの入り口の位置と二つの入り口同士の間にあるランナーの流速が比較的に速く、他の位置にあるランナーの流速が比較的に遅い。
T. L. Wenらの“フラットベット型固態酸化物燃料電池セットの材料研究”(T.-L. Wen、 D. Wang、 M. Chen、 H. Tu、 Z. Zhang、 H. Nie and W. Huang、 “Material research for planer SOFC stack”、 Solid State Ionics、 148、 pp513-519、 2002.)は、電池セットの構成要素の材料を説明し、その電池セットの構成要素図(図13を参照しながら)から分かるように、直交するランナーを配置する設計であり、連接板のランナーは、出入り口がそれぞれ二つである対称設計で、ランナーの流速が均一ではない問題に考量していない。
ドイツ特許DE10039024A1号は、SOFC電池セットの組立て方式に関し、ガラスセラミック封止の電池セットであり、並流(co-flow)の流向設計で、即ち、燃料と空気との流向が一致で、連接板の設計は、ランナー領域が、リブと凹槽とから構成され、しかしながら、当該特許は、出入り口の数やランナー領域の詳細設計について触れていない。
以上の論文や特許において、大面積であるポジティブ−電解質−ネガティブ組立ての問題や改善の方法について触れていなく、即ち、構造強度が足りないことと反応面積が不足であること、大きい空間が必要であること及び単位体積の発電量が小さいこと等の問題点が残っているため、一般の従来のものは、実用的ではない。
ドイツ特許DE10039024A1号
本考案の主な目的は、両側にあるランナーの流速が遅いと流速が均一ではない問題を解消でき、大面積ポジティブ−電解質−ネガティブの組立て構造を実現できるフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造を提供する。
請求項1の考案は、複数の連接板があり、各連接板が、必要に応じて互いに結合され、各連接板は、第1のランナー領域と第2のランナー領域とが設けられ、当該第1のランナー領域は、当該連接板の一面上に設置され、また、当該第1のランナー領域に、第1の通道部があり、当該第1のランナー領域の一端に、一つ以上の当該第1の通道部に連通する第1の注入穴があり、もう一端に、当該第1の通道部に連通する第1の排出穴があり、当該第2のランナー領域は、連接板のもう一面上に設置され、また、当該第2のランナー領域に、第2の通道部があり、当該第2のランナー領域の一端に、一つ以上の当該第2の通道部に連通する第2の注入穴があり、当該第2の注入穴が、当該第1のランナー領域の第1の排出穴の両側に設置され、当該第2のランナー領域のもう一端に、当該第2の通道部に連通する第2の排出穴があり、当該第2の排出穴が、当該一つ以上の第1のランナー領域の第1の注入穴の間に設置され、また、各第1と第2の通道部は、それぞれ、多数個のリブがあり、隣にある二つのリブの間に、縦方向か横方向に、連通する通道を形成するための凹槽が形成され、燃料の漏れを防止するための座金があり、当該座金が、対応して互いに結合する複数の連接板の上方周縁に設けられる、ことを特徴とするフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造である。
請求項2の考案は、請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、複数の連接板は、横方向に併設結合される。
請求項3の考案は、請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、複数の連接板は、縦方向に接続結合される。
請求項4の考案は、請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、複数の連接板は、横方向の併設結合と縦方向の接続接合の両方により結合される。
請求項5の考案は、請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、当該第1の注入穴は、第1の注入管体が接続される。
請求項6の考案は、請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、当該第1の排出穴は、第1の排出管体が接続される。
請求項7の考案は、請求項5に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、当該第1の注入管体は、作動流体供給管が接続される。
請求項8の考案は、請求項6に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、当該第1の排出管体は、作動流体排出管が接続される。
請求項9の考案は、請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、当該第2の注入穴は、第2の注入管体が接続される。
請求項10の考案は、請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、当該第2の排出穴は、第2の排出管体が接続される。
請求項11の考案は、請求項9に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、当該第2の注入管体は、作動流体供給管が接続される。
請求項12の考案は、請求項10に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であって、当該第2の排出管体は、作動流体排出管が接続される。
図1、2は、本考案の一面の立体外観概念図と、本考案のもう一面の立体外観概念図である。本考案は、図のように、フラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造であり、当該フラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造は、複数の連接板1と、座金23、32とが含有される(図3を参照しながら)。
必要に応じて、連接板1を結合し(図1、9、10を参照しながら、複数の連接板1を、横方向に併設結合するものや縦方向に接続結合するもの或いは横方向に併設結合して縦方向に接続結合するものである)、また、連接板1に、第1のランナー領域11と第2のランナー領域12とが設けられ、当該第1のランナー領域11は、当該連接板1の一面に設置され、当該第1のランナー領域11に、第1の通道部111があり、当該第1のランナー領域11の一端に、一つ以上の当該第1の通道部111に連通する第1の注入穴114があり、もう一端に、当該第1の通道部111に連通する第1の排出穴116があり、当該第2のランナー領域12は、連接板1のもう一面に設置され、当該第2のランナー領域12に、第2の通道部121があり、また、当該第2のランナー領域12の一端に、一つ以上の当該第2の通道部121に連通する第2の注入穴124があり、当該第2の注入穴124は、当該第1のランナー領域11の第1の排出穴116の両側に設置され、当該第2のランナー領域12のもう一端に、当該第2の通道部121に連通する第2の排出穴126があり、当該第2の排出穴126は、当該一つ以上の第1のランナー領域11の第1の注入穴114の間に設置され、また、当該第1と第2の通道部111、121は、それぞれ、多数個のリブ112、122が含有され、隣にある二つのリブ112、122同士の間に縦方向や横方向の凹槽113、113a、123、123aがあり、当該凹槽113、113a、123、123aにより、連通する通道が形成される。
複数の座金23、32が、対応して互いに結合する連接板1の上方周縁に設けられ、燃料の漏れを防止するためのものである。
当該第1と第2の通道部111、121は、当該第1と第2の排出穴116、126に対応する一端が、円弧形に配列され、当該第1と第2の注入穴114、124の一端の外側に、それぞれ、複数の対応する第1の案内部115、125が設置され、当該第1と第2の排出穴116、126の一端の外側に、それぞれ、第2の案内部117、127が設置される。
図7、8は、本考案の他の実施例の一面の立体外観概念図と本考案の他の実施例のもう一面の立体外観概念図である。図のように、当該第1と第2の注入穴114、124の一端の縁において、第1の案内部115a、125aが設けられてもよく、また、当該第1と第2の排出穴116、126の一端の縁において、第2の案内部117a、127aが設けられても良い。
図1、9、10は、本考案の一面の立体外観概念図と本考案の二つの連接板を縦方向に接続結合する時の概念図及び本考案の四つの連接板を横方向併設結合と縦方向接続結合により結合する時の概念図である。本考案は、図のように、ユーザーのニーズに応じて、互いに結合される連接板1により、燃料電池の作動流体が均一的に且つスムーズに連接板1の両側面へ流れ込んで、電池セットの効果が実現される。本考案は、対応して互いに結合する複数の連接板1の上方周縁に設けられる座金23、32により、燃料の漏れや二つの作動流体の交流を防止し、本考案は、直接に電池セットの発電パワーを増加する方法で、また、ポジティブ−電解質−ネガティブの組立ては、連接板1と座金23、32とにより、比較的に大きい面積であるポジティブ−電解質−ネガティブを、電池セットに組み立てるものと比較すると、本考案は、組立て過程において、ポジティブ−電解質−ネガティブが亀裂しなく、また、連接板1の併設や接続することにより大きい反応面積が得られ、電池セットのパッケージの困難度が低減され、また、電池セットの併設や接続することにより空間の節約ができ、そして、使用上、ユーザーのニーズに応じて適量のポジティブ−電解質−ネガティブを互いに結合でき、ユーザーの設計に合わせて変化でき、全体としての実用性や便利性が大幅に向上される。
図3乃至6は、本考案の組立て状態の分解概念図と本考案の組立て後の概念図及び本考案の流向概念図である。図のように、組立てる時、一対の横方向に併設結合された基座2を用意し、各基座2の両端に第1と第2の排出管体21、22が接続され、二つの横方向に併設結合された第1の連接板1を当該一対の基座2上に設置し、また、他の二つの横方向に併設結合された第2の連接板1aを当該二つの横方向に併設結合された第1の連接板1上に設置し、そして、一対の横方向に併設結合された上蓋6を当該二つの横方向に併設結合された第2の連接板1a上に設置し、当該一対の上蓋6の両端に、それそれ、複数の第1と第2の注入管体61、62が接続され、当該一対の横方向に併設結合された基座2と当該二つの横方向に併設結合された第1の連接板1同士の間に、一対のポジティブ−電解質−ネガティブ3が設置され、当該一対のポジティブ−電解質−ネガティブ3は、当該一対の横方向に併設結合された基座2と、当該二つの横方向に併設結合された第1の連接板1との間に、それぞれ、作動流体が隙間から漏れることと二つの作動流体が混合することとを防止するための座金23、32が設置され、当該第1の排出穴116、116aは、当該第1の排出管体21の開口に対応し、もう一側の第2の排出穴126、126aは、当該第2の排出管体22の開口に対応し、当該二対の横方向に併設結合された第1と第2の連接板1、1aの間に、一対のポジティブ−電解質−ネガティブ4が設置され、当該二対の横方向に併設結合された第1と第2の連接板1、1aは、それぞれ、当該一対のポジティブ−電解質−ネガティブ4との接触面に、当該作動流体が隙間から漏れることと二つの作動流体が混合することとを防止するための座金24、42が設置され、当該一対の上蓋6と当該二つの横方向に併設結合された第2の連接板1aの間に、一対のポジティブ−電解質−ネガティブ5が設置され、当該一対のポジティブ−電解質−ネガティブ5は、それぞれ、当該二つの横方向に併設結合された第2の連接板1aと当該一対の上蓋6との接触面に、当該作動流体が隙間から漏れることと二つの作動流体が混合することとを防止するための座金25、52が設置され、第1の注入穴114、114aは、当該上蓋6の第1の注入管体61の開口に対応し、また、もう一側にある第2の注入穴124、124aは、当該一対の上蓋6の第2の注入管体62の開口に対応し、当該一対の横方向に併設結合された基座2の各ランナー領域26は、当該二つの横方向に併設結合された第1の連接板1の各第2のランナー領域12に対応し、当該二つの横方向に併設結合された第1の連接板1の各第1のランナー領域11は、当該二つの横方向に併設結合された第2の連接板1aの各第2のランナー領域12aに対応し、また、当該二つの横方向に併設結合された第2の連接板1aの各第1のランナー領域11aは、当該一対の上蓋6の各ランナー領域63に対応し、そして、複数の固定素子64により、全体を組立ててロック固定し、これにより、ユーザーのニーズに応じて、適量の連接板を互いに結合することにより、全体の実用性や便利性が向上される。
使用する時、当該上蓋6の第1の注入管体61から所定の作動流体を注入し、当該作動流体は、当該第2の連接板1aの第1のランナー領域11aの一端にある第1の注入穴114aを介して、第1の通道部111aへ案内され、また、当該第1の通道部111aを介して当該第1の排出穴116aへ流れ、そして、当該第1の連接板1の第1のランナー領域11の第1の排出穴116を介して、当該基座2の第1の排出管体21へ流れ、当該作動流体は、一部が、当該上蓋6の第1の注入管体61から、直接に当該第1の連接板1の第1のランナー領域11の一端にある第1の注入穴114へ流れ、そして、当該第1の通道部111に案内され、また、当該第1の通道部111を介して当該第1の排出穴116へ流れ、最後に、当該基座2の第1の排出管体21から流れ出し、当該作動流体は、更に、一部が、当該上蓋6の第1の注入管体61から、直接に当該基座2のランナー領域26へ流れ、そして、当該基座2の第1の排出管体21から流れ出す。
もう1種類の作動流体は、当該上蓋6の第2の注入管体62から注入され、当該作動流体は、当該上蓋6のランナー領域63を介して当該第2の連接板1aの第2のランナー領域12aの第2の排出穴126aへ流れ、最後に、当該基座2の第2の排出管体22へ流れ、当該作動流体は、一部が、当該上蓋6の第2の注入管体62から当該第2の連接板1aの第2のランナー領域12aの一端にある第2の注入穴124aを介して当該第2の通道部121aへ流れ、そして、当該第2の通道部121aを介して当該第2の排出穴126aへ流れ、最後に、当該基座2の第2の排出管体22から流れ出し、当該作動流体は、更に一部が、当該上蓋6の第2の注入管体62を介して当該第1の連接板1の第2のランナー領域12の一端にある第2の注入穴124を介して第2の通道部121へ流れ、また、当該第2の通道部121を介して当該第2の排出穴126へ流れ、最後に、当該基座2の第2の排出管体22から流れ出す。2種類の異なる作動流体が、それぞれ、逆方向に当該ポジティブ−電解質−ネガティブ3、4、5の上下両面を流れることにより、発電の作用が得られる。
図11は、本考案の他の組立てた後の概念図である。図のように、当該第1と第2の注入管体61、62は、それぞれ、更に作動流体を注入するための作動流体供給管71、72が接続されてもよく、また、当該第1と第2の排出管体21、22に、作動流体を排出するための作動流体排出管81、82が接続されても良く、そのため、図1と9及び10の配列により、流体管路の設計が簡単である利点が得られ、また、作動流体供給管71、72により、両列の注入管体61、62に対して作動流体を供給でき、そして、作動流体排出管81、82に、両列の排出管体21、22が接続されて、作動流体が排出される。
以上の詳しく説明することにより、本技術を良く分かる熟練者であれば、本考案は、確実に上記の目的を達成できるため、法に従って、実用新案登録請求を出願する。
以上は、ただ、本考案のより良い実施例であり、本考案は、それによって制限されず、本考案に係わる実用新案登録請求の範囲や明細書の内容に従って、等価の変更や修正は、全てが、本考案に係わる実用新案登録請求の範囲内に含まれる。
本考案の一面の立体外観概念図 本考案のもう一面の立体外観概念図 本考案の組立て状態の分解概念図 本考案の組立てた後の概念図 本考案の流向概念図 本考案の流向概念図 本考案の他の実施例の一面の立体外観概念図 本考案の他の実施例のもう一面の立体外観概念図 本考案の二つの連接板を縦方向に接続結合する時の概念図 本考案の四つの連接板を横方向の併設と縦方向の接続の両方によって結合する時の概念図 本考案の他の組立てた後の概念図 従来のSOFC連接板のランナー設計概念図 従来のSOFC連接板の組立て状態の分解概念図
符号の説明
1、1a 第1と第2の連接板
11、11a 第1のランナー領域
111、111a 第1の通道部
112 リブ
113、113a 凹槽
114、114a 第1の注入穴
115、115a 第1の案内部
116、116a 第1の排出穴
117、117a 第2の案内部
12、12a 第2のランナー領域
121、121a 第2の通道部
122 リブ
123、123a 凹槽
124、124a 第2の注入穴
125、125a 第2の案内部
126、126a 第2の排出穴
127、127a 第2の案内部
2 基座
21、22 第1と第2の排出管体
23、24、25 座金
3 ポジティブ−電解質−ネガティブ
32 座金
4 ポジティブ−電解質−ネガティブ
42 座金
5 ポジティブ−電解質−ネガティブ
52 座金
6 上蓋
61、62 第1と第2の注入管体
63 ランナー領域
64 固定素子
71、72 作動流体供給管
81、82 作動流体排出管

Claims (12)

  1. 複数の連接板があり、各連接板が、必要に応じて互いに結合され、各連接板は、第1のランナー領域と第2のランナー領域とが設けられ、当該第1のランナー領域は、当該連接板の一面上に設置され、また、当該第1のランナー領域に、第1の通道部があり、当該第1のランナー領域の一端に、一つ以上の当該第1の通道部に連通する第1の注入穴があり、もう一端に、当該第1の通道部に連通する第1の排出穴があり、当該第2のランナー領域は、連接板のもう一面上に設置され、また、当該第2のランナー領域に、第2の通道部があり、当該第2のランナー領域の一端に、一つ以上の当該第2の通道部に連通する第2の注入穴があり、当該第2の注入穴が、当該第1のランナー領域の第1の排出穴の両側に設置され、当該第2のランナー領域のもう一端に、当該第2の通道部に連通する第2の排出穴があり、当該第2の排出穴が、当該一つ以上の第1のランナー領域の第1の注入穴の間に設置され、また、各第1と第2の通道部は、それぞれ、多数個のリブがあり、隣にある二つのリブの間に、縦方向か横方向に、連通する通道を形成するための凹槽が形成され、
    燃料の漏れを防止するための座金があり、当該座金が、対応して互いに結合する複数の連接板の上方周縁に設けられる、ことを特徴とするフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  2. 複数の連接板は、横方向に併設結合されることを特徴とする請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  3. 複数の連接板は、縦方向に接続結合されることを特徴とする請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  4. 複数の連接板は、横方向の併設結合と縦方向の接続接合の両方により結合されることを特徴とする請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  5. 当該第1の注入穴は、第1の注入管体が接続されることを特徴とする請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  6. 当該第1の排出穴は、第1の排出管体が接続されることを特徴とする請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  7. 当該第1の注入管体は、作動流体供給管が接続されることを特徴とする請求項5に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  8. 当該第1の排出管体は、作動流体排出管が接続されることを特徴とする請求項6に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  9. 当該第2の注入穴は、第2の注入管体が接続されることを特徴とする請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  10. 当該第2の排出穴は、第2の排出管体が接続されることを特徴とする請求項1に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  11. 当該第2の注入管体は、作動流体供給管が接続されることを特徴とする請求項9に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
  12. 当該第2の排出管体は、作動流体排出管が接続されることを特徴とする請求項10に記載のフラットベット型固態酸化物燃料電池連接板パッケージ構造。
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JP2015207509A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック

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