JP3121904U - 浄水具 - Google Patents

浄水具 Download PDF

Info

Publication number
JP3121904U
JP3121904U JP2006001587U JP2006001587U JP3121904U JP 3121904 U JP3121904 U JP 3121904U JP 2006001587 U JP2006001587 U JP 2006001587U JP 2006001587 U JP2006001587 U JP 2006001587U JP 3121904 U JP3121904 U JP 3121904U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
case
charcoal
water purifier
copper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006001587U
Other languages
English (en)
Inventor
保治 古寺
勝利 吉田
Original Assignee
保治 古寺
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 保治 古寺 filed Critical 保治 古寺
Priority to JP2006001587U priority Critical patent/JP3121904U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3121904U publication Critical patent/JP3121904U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

【課題】殺菌、除菌、抗菌作用の他に臭いを除去したり、肌にやさしい柔らかい水質とすることができ、ケース内を通過する流通水の水圧の低下を防止する浄水具を提供する。
【解決手段】水の入口5と出口6を設けた銅または銅合金製または合成樹脂製ケース7に、銅または銅合金の不織布状繊維8と、粉状或いは小片状の竹の木炭9を収容する。ケース7とホース2とを第1のワンタッチ式係脱機構10及び第2のワンタッチ式係脱機構11により着脱自在に接続し、前記ケース7内の繊維8と木炭9の水の出口6側には流路面積制限部材52,52がそれぞれ設けられている。銅の繊維8による銅の微量作用により抗菌、除菌、殺菌の作用がなされる。木炭9により臭いを除去し、水質を肌にやさしい柔らかい水質とすることができる。竹の漢方薬成分を水に溶かすことができる。また、ケース7内を通過する流通水の水圧の低下を防ぎ、誰でも簡単に浄水具4を取付けることが可能である。
【選択図】図1

Description

本考案は、殺菌、除菌、抗菌作用の他に臭いを除去したり、肌にやさしい柔らかい水質とすることができる浄水具に関する。
従来、水の浄化を行うものとして特開平8−71340号公報のフィルター(特許文献1)が知られている。このフィルターは銅繊維を筒に詰めたものである。このようなフィルターにおいては、フィルターによりゴミなどを捕捉すると共に銅特有の殺菌、除菌、抗菌作用(微量作用)により浄水を行うというものである。
しかしながら、銅により浄水するものでは臭いを除去したり、肌にやさしい柔らかい水質とすることができないという問題があり、その課題を解決するものとして、ホースまたはシャワー用ノズルに取り付けられる水の入口と出口を設けたケースに、銅または銅合金の繊維と木炭を収容する浄水具がある(特許文献2)。
特開平8−71340号公報 登録実用新案第3078010号公報
しかし、特許文献2の浄水具では、ケース内部に水を流した場合に、水圧によりケース内の水の出口側に向かって前記銅又は銅合金の繊維と木炭が押され、ケース内の流路を妨げるため、水の流れが悪くなる。このため、高層マンションや、高層アパート等の高い所では、水圧によって、流通水が弱い(水圧が低い為に流量が少ない)所があり、そのようなところで特許文献2の浄水具を使用すると、ケースに設けられた銅又は銅合金の繊維と木炭を接触、通過することによって起こる圧力損失により、一層シャワーから供給される水の圧力が低くなり、シャワーとしての機能を果たせず、前記流通水の弱い所での使用には適さないという課題があった。
そこで、本考案は、殺菌、除菌、抗菌作用の他に臭いを除去したり、肌にやさしい柔らかい水質とすることができ、ケース内を通過する流通水の水圧の低下を防止する浄水具を提供することを目的とする。
請求項1の考案は、ホースまたはシャワー用ノズルに取り付けられる水の入口と出口を設けたケースに、銅または銅合金の繊維と木炭を収容する浄水具において、前記ケースに、前記繊維からなる第1のカートリッジと、前記木炭からなる第2のカートリッジとを収容し、前記ケースの内部に、前記ケース内部の流路の断面積より小に形成された通路を備えた流路面積制限部材が、前記第1のカートリッジ及び前記第2のカートリッジにおけるそれぞれ前記水の流路の出口側に対し設けられたことである。
請求項2の考案は、前記浄水具を前記ホースまたはシャワー用ノズルに対してワンタッチ式係脱機構を介して着脱可能に構成し、前記ワンタッチ式係脱機構は、ソケット本体と、前記ソケット本体に嵌合可能なプラグ本体とから構成され、前記ソケット本体と前記プラグ本体との接続面に係止可能な施錠子を備えるとともに、前記ソケット本体と前記プラグ本体とを接続した状態をシールするOリングを前記接続面に備えたことである。
請求項3の考案は、前記木炭は竹の木炭であることである。
請求項4の考案は、前記繊維は不織布状であり、前記木炭は粉状或いは小片状であることである。
請求項5の考案は、前記ケースは銅または銅合金からなることである。
請求項6の考案は、前記ケースは合成樹脂製からなることである。
請求項7の考案は、前記ケースの一側に前記入口が設けられると共に、他側に前記出口が設けられ、かつ前記入口と出口を結ぶ流路の途中に前記繊維と前記木炭が設けられたことである。
請求項1の構成によれば、繊維により銅の微量作用を発揮でき、また木炭により脱臭作用等を発揮できる。また、ケース内部の流路に水圧の負担がかからず、第1のカートリッジから第2のカートリッジへ、一層、二層と流通する間に一段と臭い等を除去して肌にやさしい水を確実に作ることが可能となる。さらに、高層マンションや高層アパート等の高い所における流通水の弱い所での使用も可能とした。
請求項2の考案は、誰でも簡単に浄水具の取付けが可能となり、施錠子とOリングとを組み合わせたことにより、ワンタッチ式係脱機構を確実に接続し接続部分の水漏れを防止する。
請求項3の構成によれば、竹は漢方薬ともなるのでその漢方成分を水に含ませることができる。
請求項4の構成によれば、水と不織布状の銅或いは銅合金、水と粉状或いは小片状の木炭との接触面積を大きくすることができる。
請求項5の構成によれば、ケース自体でも微量作用を発揮できるとともに、様々な器具に適合しやすく設計することができる。
請求項6の構成によれば、様々な器具に適合しやすく設計することができる。
請求項7の構成によれば、水路に沿って銅繊維の微量作用、木炭の脱臭作用等を水に発揮できる。
以下、本考案の実施形態について添付図を参照して説明する。図1乃至図8は、本考案の第1実施例である。浴室のシャワーは図4に示すように水の蛇口1にホース2を介してシャワーヘッドたるノズル3が接続されている。そして、ホース2の途中に浄水具4が取り付けられる。浄水具4は、一側に水の入口5を設けると共に他側に水の出口6を設けたほぼ円筒形のケース7の内側に、銅または黄銅等銅合金の繊維からなる第1のカートリッジ8と表面が黒色の木炭からなる第2のカートリッジ9を収容したものである。
図1に示すように、入口側ホース2Aと浄水具4の水の入口5との間には、第1のワンタッチ式係脱機構10が設けられ、出口側ホース2Bと浄水具4の水の出口6との間には、第2のワンタッチ式係脱機構11が設けられている。
前記第1のワンタッチ式係脱機構10は、ソケット本体12及びプラグ本体13により構成されており、ソケット本体12の筒型主部材14の外周面に形成された段部15には、弾性部材たるばね(コイルスプリング)16が備えられており、そのコイルスプリング16の一側つまり浄水具4の出口6側には、筒型主部材14の外周面にスライド自在に設けられた筒体である可動筒17の内周面に形成された凸条18が当接している。
さらに、筒型主部材14の後端には、環状に形成されたストッパ部材19が嵌合され、前記凸条18とは、当接可能な位置に設けられている。このストッパ部材19は、金属製でも合成樹脂製でも構わないものとする。
また、筒型主部材14の後端付近には、錐状にテーパをなして形成された貫通部20が周方向に複数形成されており、その貫通部20には、ステンレス鋼等の金属からなる球状の施錠子21がそれぞれ配されており、施錠子21は前記可動筒17の凸条18と当接可能な関係に設けられている。
そして、筒型主部材14の内周面には段部22が形成されており、後述するプラグ本体13の筒型主部材23の先端と当接可能に形成されている。
さらに、筒型主部材14の先端には先細となるようにテーパ状とした入口5が設けられており、さらに入口5に差しこんだ入口側ホース2Aを外側から加締する為の固定リング24が螺子25によって着脱自在に設けられる。
また、図1乃至図2に示すようにプラグ本体13は、プラグ本体13の筒型主部材23の先端側に円周溝26を形成し、その円周溝26にOリング27を装着している。
そして、筒型主部材23の中央部分には、外周溝28が形成されており、さらにその筒型主部材23の後端部分には、銅又は銅合金又は合成樹脂製からなるケース7における円筒状のケース本体29の入口側開口部に螺子30により着脱自在な入口キャップ31が一体に連設されている。
また、図1に示すように第2のワンタッチ式係脱機構11は、第1のワンタッチ式係脱機構10同様、ソケット本体32及びプラグ本体33により構成されており、前記ソケット本体32の筒型主部材34の外周面に形成された段部35には、弾性部材たるばね(コイルスプリング)36が備えられており、そのコイルスプリング36の一側つまり浄水具4の入口5側には、筒型主部材34の外周面にスライド自在に設けられた筒体である可動筒37の凸条38が当接している。
さらに、筒型主部材34の後端には、環状に形成されたストッパ部材39が嵌合され、前記凸条38とは、当接可能な位置に設けられている。
また、筒型主部材34の後端付近には、錐状にテーパをなして形成された貫通部40が周方向に複数形成されており、その貫通部40には、ステンレス鋼等の金属からなる球状の施錠子41がそれぞれ配されており、施錠子41は前記可動筒37の凸条38と当接可能な関係に設けられている。
そして、筒型主部材34の内周面には段部42が形成されており、後述するプラグ本体33の筒型主部材43の先端と当接可能に形成されている。
さらに、筒型主部材34の先端には先細となるようにテーパ状とした出口6が設けられており、さらに出口6に差しこんだ出口側ホース2Bを外側から加締する為の固定リング44が螺子45によって着脱自在に設けられる。
また、図1乃至図2に示すようにプラグ本体33は、プラグ本体33の筒型主部材43の先端側に円周溝46を形成し、その円周溝46にOリング47を装着している。
そして、筒型主部材43の中央部分には、外周溝48が形成されており、さらにその筒型主部材43の後端部分には、前記ケース本体29の出口側開口部に螺子49により着脱自在な出口キャップ50が一体に連設されている。
前記第1のカートリッジ8と第2のカートリッジ9はケース7の入口5と出口6を結ぶ流路Xの途中に設けられており、第1のカートリッジ8の出口6側、さらに前記第1のカートリッジ8と前記第2のカートリッジ9との間(つまり、第2のカートリッジ9の出口6側)には、ケース7の内径Dに対し小径である内径Eに形成された通路51を備えた流路面積制限部材たるリング体52がそれぞれ配置されている。
前記第1のカートリッジ8における銅または黄銅等銅合金の繊維は、手で容易に折り曲げ可能な極細状であって、たとえば直径が10〜30ミクロンメートルであり、不織布状となって収容されている。前記第2のカートリッジ9における木炭は竹の木炭(竹炭)であって、粉状或いは小片状に形成され、合成樹脂等の不織布19によって包装されている。尚、図中53はケース本体29の端部と入口キャップ31、出口キャップ50との間に介在したパッキンである。
つぎに前記構成によりその作用を説明する。蛇口1の水は、入口側ホース2A、浄水具4、出口側ホース2Bを通ってノズル3より散水する。この際水は浄水具4の第1のカートリッジ8における銅または黄銅等銅合金の繊維に接触することにより、銅の微量作用により抗菌、除菌、殺菌の作用がなされる。また水は浄水具4の第2のカートリッジ9における木炭と接触することにより不快な臭いを除去する等して水を浄化するものである。さらに、竹の木炭にある漢方薬成分も水中に溶け込む。
また、第1のワンタッチ式係脱機構10における作用を説明すると、図5のように分解された状態の第1のワンタッチ式係脱機構10におけるソケット本体12とプラグ本体13とを、図6のようにソケット本体12の可動筒17を軸方向にコイルスプリング16に抗してスライドさせ、施錠子21を筒型主部材14の半径方向に変位可能な状態にする。そのまま、ソケット本体12とプラグ本体13を嵌合させると、施錠子21は半径方向に変位可能な為、プラグ本体13の外周溝28を構成する凸条たる外周溝28の縁28aが乗り越えが可能であり、そのまま施錠子21を外周溝28の縁28aに対し乗り越えさせ(図7参照)、プラグ本体13の筒型主部材23の先端をソケット本体12の筒型主部材13の段部15に当接させると、施錠子21はプラグ本体13の外周溝28に係止可能となる(図8参照)。
そして、可動筒17をコイルスプリング16の復元力によりスライドさせると、可動筒17の凸条18により施錠子21は前記半径方向中心に向かって押圧されるので、施錠子21の前記半径方向の変位が規制され、固定された施錠子21によりソケット本体12とプラグ本体13は接続状態で固定される(図1参照)。このとき、コイルスプリング16の復元力により、スライドする可動筒17は、筒型主部材14に設けられたストッパ部材19により脱落が防止されており、これにより、ソケット本体12とプラグ本体13の接続が完了する(図1参照)。
また、ソケット本体12とプラグ本体13とは、プラグ本体13の筒型主部材23の先端に設けられたOリング27によりソケット本体12とプラグ本体13の接続部分はシールされている。
なお、第2のワンタッチ式係脱機構11の操作手順については、前述した第1のワンタッチ式係脱機構10と同様な為、省略する。
浄水具4に通水した状況を説明すると、入口側ホース2Aからケース本体29内部に流れ入れられた水は、ケース7内部の第1のカートリッジ8に接触・通過後に、第1のカートリッジ8の出口6側に配されたリング体52の通路51を通過することで、一次的に流速が高められ、その高められた流速のまま水が第2のカートリッジ9に接触することで、第1のカートリッジ8を通過するときに生じる水の流量の低下を補填している。同様に第2のカートリッジ9の出口6側に配されたリング体52により第2のカートリッジ9を通過したときに生じる水の流量の低下が補填される。
このように、ケース7内部に配置される第1のカートリッジ8及び第2のカートリッジ9における出口6側にリング体52,52を配することにより、出口側ホース2Bから出される水の流量の低下(水圧の低下)が防止される為、リング体52を設けずに第1のカートリッジ8及び第2のカートリッジ9をケース本体29内部に配置し水を流した場合に起こる、水圧により水の出口6側に各カートリッジ8,9が押され水の流れが悪くなることを回避する。
また、前記のケース7を銅又は銅合金又は合成樹脂製から形成することにより、様々な機器に適合可能に設計することが可能となる。
さらに、銅繊維8と木炭9の出口6側にリング体52,52を入れることにより、流路Xに水圧の負担がかからず、第1のカートリッジ8から第2のカートリッジ9へと一層、二層と流通する間に、一段と臭い等を除去し、肌にやさしい水作りを確実に発揮できる。
そして、ケース7を銅又は銅合金により形成することで、ケース7自体でも銅の微量作用を発揮可能とする。
また、ケース7に送られるホースの通水量については、高層マンションや、高層アパート等の高い所では、水圧によって、流通水が弱い所にも使用できる様にケース7の中を工夫して、第1のカートリッジ8と第2のカートリッジ9のそれぞれ出口6側にリング体52を入れることで、流通水の弱い所での使用を可能とした。
さらに、誰でも簡単に取付けをできる様に浄水具4とホース2(2A,2B)との接続方式にワンタッチ式を採用し、また水漏れがない様にステンレスボール(施錠子21,41)式とOリング式27,47とを組み合せて接続機構に取り入れることで、水漏れが起きない工夫をしている。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、ホース2に取り付けられる水の入口5と出口6を設けたケース7に、銅または銅合金の繊維8と木炭9を収容する浄水具4において、前記ケース7に、前記繊維からなる第1のカートリッジ8と、前記木炭からなる第2のカートリッジ9とを収容し、前記ケース7の内部に、前記ケース7内部の流路Xの断面積より小に形成された通路51を備えた流路面積制限部材52が、前記第1のカートリッジ8及び前記第2のカートリッジ9におけるそれぞれ前記水の流路Xの出口6側に対し設けられたことにより、繊維8の銅による銅の微量作用により抗菌、除菌、殺菌の作用がなされ、さらに木炭9による臭い除去等により水質を肌にやさしい柔らかい水質として、快適にシャワーをあびることができる。また、ケース7内部の流路Xに水圧の負担がかからず、第1のカートリッジ8から第2のカートリッジ9へ、一層、二層と流通する間に一段と臭い等を除去して肌にやさしい水を確実に作ることが可能となる。さらに、高層マンションや高層アパート等の高い所における流通水の弱い所での使用も可能とした。
また、前記実施例では請求項2に対応して、前記浄水具4を前記ホース2に対してワンタッチ式係脱機構10,11を介して着脱可能に構成し、前記ワンタッチ式係脱機構10は、ソケット本体12と、前記ソケット本体12に嵌合可能なプラグ本体13とから構成され、前記ソケット本体12と前記プラグ本体13との接続面に係止可能な施錠子21を備えるとともに、前記ソケット本体12と前記プラグ本体13とを接続した状態をシールするOリング27を前記接続面に備えたことにより、誰でも簡単に浄水具4の取付けが可能となり、施錠子21,41とOリング27,47とを組み合わせたことにより、ワンタッチ式係脱機構10,11を確実に接続し接続部分の水漏れを防止する。
さらに、前記実施例では請求項3に対応して、前記木炭9は竹の木炭であるので、竹の漢方薬成分が水に融けだし、良質な水とすることができる。
また、前記実施例では請求項4に対応して、前記繊維8は不織布状であるので、銅或いは銅合金と水の接触面積を大きくすることができ、前記微量作用を高めることができる。また、前記木炭9は粉状或いは小片状であるので、木炭9と水の接触面積を大きくすることができ、脱臭作用を高めることができる。
さらに、前記実施例では請求項5に対応して、前記ケース7は銅または銅合金からなるので、このケース7自体によっても微量作用を奏することができるとともに、様々な器具に適合しやすく設計することができる。
しかも、前記実施例では請求項6に対応して、前記ケース7は合成樹脂製からなることにより、様々な器具に適合しやすく設計することができる。
また、前記実施例では請求項7に対応して前記ケース7の一側に前記入口5が設けられると共に、他側に前記出口6が設けられ、かつ前記入口5と出口6を結ぶ流路Xの途中に前記繊維8と木炭9が設けられたことにより、入口5から入った水は繊維8と木炭9を必ず通ることにより、繊維8と木炭9の作用を確実に受けて浄化される。
図9は本発明の第2実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、ワンタッチ式係脱機構10を備えた入口5と散水孔である出口6を設けたノズル3である銅または銅合金製または合成樹脂製のケース本体54に木炭9と繊維8を設けており、水路Xに沿って流れる水を木炭9の脱臭作用の他に、繊維8の微量作用により、浄化する。 その場合においても、木炭9又は繊維8の出口側にリング体52を配することで、流量の損失を防ぐことができる。
図10は本発明の第3実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、水の蛇口1にホース2を介し、浄水具4を取り付け、ホース2と浄水具4の水の入口5との間に第1のワンタッチ式係脱機構10を備えたことより、簡易浄水器として使用することも可能である。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能であり、繊維8又は木炭9をケース7に収容する際、合成樹脂製の不織布に包んで収容してもよい。
本考案の第1実施例を示す断面図である。 同上、図1における分解斜視図である。 同上、正面図である。 同上、使用状態の正面図である。 同上、浄水具とホースを第1のワンタッチ式係脱機構により分離させた状態を示す断面図である。 同上、図5において第1のワンタッチ式係脱機構のプラグ本体における可動筒をスライドさせた状態を示す断面図である。 同上、図6において可動筒をスライドさせたままソケット本体とプラグ本体を嵌合させ、施錠子が外周溝の縁を乗り越える状態を示す断面図である。 同上、図7においてソケット本体の段部とプラグ本体の先端とを当接させた状態を示す断面図である。 本考案の第2実施例を示す断面図である。 本考案の第3実施例を示す正面図である。
符号の説明
2 ホース
3 ノズル
4 浄水具
5 入口
6 出口
7 ケース
8 繊維(第1のカートリッジ)
9 木炭(第2のカートリッジ)
10 第1のワンタッチ式係脱機構
11 第2のワンタッチ式係脱機構
12 ソケット本体(第1のワンタッチ式係脱機構)
13 プラグ本体(第1のワンタッチ式係脱機構)
21 施錠子(第1のワンタッチ式係脱機構)
27 Oリング(第1のワンタッチ式係脱機構)
28 ケース
32 ソケット本体(第2のワンタッチ式係脱機構)
33 プラグ本体(第2のワンタッチ式係脱機構)
41 施錠子(第2のワンタッチ式係脱機構)
47 Oリング(第2のワンタッチ式係脱機構)
51 通路
52 リング体(流路面積制限部材)
X 水路

Claims (7)

  1. ホースまたはシャワー用ノズルに取り付けられる水の入口と出口を設けたケースに、銅または銅合金の繊維と木炭を収容する浄水具において、
    前記ケースに、前記繊維からなる第1のカートリッジと、前記木炭からなる第2のカートリッジとを収容し、前記ケースの内部に、前記ケース内部の流路の断面積より小に形成された通路を備えた流路面積制限部材が、前記第1のカートリッジ及び前記第2のカートリッジにおけるそれぞれ前記水の流路の出口側に対し設けられたことを特徴とする浄水具。
  2. 前記浄水具を前記ホースまたはシャワー用ノズルに対してワンタッチ式係脱機構を介して着脱可能に構成し、前記ワンタッチ式係脱機構は、ソケット本体と、前記ソケット本体に嵌合可能なプラグ本体とから構成され、前記ソケット本体と前記プラグ本体との接続面に係止可能な施錠子を備えるとともに、前記ソケット本体と前記プラグ本体とを接続した状態をシールするOリングを前記接続面に備えたことを特徴とする請求項1記載の浄水具。
  3. 前記木炭は竹の木炭であることを特徴とする請求項1又は2に記載の浄水具。
  4. 前記繊維は不織布状であり、前記木炭は粉状或いは小片状であることを特徴とする請求項3記載の浄水具。
  5. 前記ケースは銅または銅合金からなることを特徴とする請求項4記載の浄水具。
  6. 前記ケースは合成樹脂製からなることを特徴とする請求項4記載の浄水具。
  7. 前記ケースの一側に前記入口が設けられると共に、他側に前記出口が設けられ、かつ前記入口と出口を結ぶ流路の途中に前記繊維と前記木炭が設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の浄水具。








JP2006001587U 2006-03-07 2006-03-07 浄水具 Expired - Fee Related JP3121904U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001587U JP3121904U (ja) 2006-03-07 2006-03-07 浄水具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001587U JP3121904U (ja) 2006-03-07 2006-03-07 浄水具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3121904U true JP3121904U (ja) 2006-06-01

Family

ID=43471995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006001587U Expired - Fee Related JP3121904U (ja) 2006-03-07 2006-03-07 浄水具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3121904U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022113114A (ja) * 2021-01-22 2022-08-03 朴鶴洙 ワンタッチ式着脱構造を有するシャワーヘッド
KR102576002B1 (ko) * 2023-02-02 2023-09-07 권영탁 수도꼭지 커넥터

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022113114A (ja) * 2021-01-22 2022-08-03 朴鶴洙 ワンタッチ式着脱構造を有するシャワーヘッド
JP7262700B2 (ja) 2021-01-22 2023-04-24 朴鶴洙 ワンタッチ式着脱構造を有するシャワーヘッド
KR102576002B1 (ko) * 2023-02-02 2023-09-07 권영탁 수도꼭지 커넥터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7143897B1 (en) Water filter
US1278225A (en) Tooth and mouth cleanser.
US9511213B2 (en) Coupling for a medical instrument
CN215080815U (zh) 喷嘴以及耳朵清洗用装置
JP3121904U (ja) 浄水具
JP3112008U (ja) 脱着洗眼器具
JP2014180581A (ja) 医療用の、特に歯科医療用のカップリング手段用のフィルター・カートリッジ
JP2011104187A (ja) 医用スプレー装置
KR200294241Y1 (ko) 비타민필터가 내장된 샤워기
KR200495575Y1 (ko) 굴절이 자유로운 분사헤드를 구비한 샤워기
KR101300365B1 (ko) 피팅
KR101712622B1 (ko) 철분 제거가 가능한 기능성 샤워기
KR101290891B1 (ko) 구강 세정기 및 구강 세정 시스템
KR20210114737A (ko) 1회용 기능성패드가 적용된 샤워기
KR200425318Y1 (ko) 필터를 장착한 건강 샤워기
CN101563011A (zh) 在上表面具有刷构件的地板排水装置入口
JP3078010U (ja) 浴室のシャワー用浄水具
KR102587136B1 (ko) 1회용 기능성패드가 적용된 샤워기
KR20090017034A (ko) 피팅
JP3989504B2 (ja) メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ
JP2009028197A (ja) 内視鏡の鉗子栓
DE10231839A1 (de) Brause
JP2005160772A (ja) 内視鏡の副送水装置
KR101242359B1 (ko) 피팅
JP3818688B2 (ja) メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees