JP3121837B2 - 犬のデンタルケアのための犬用チュートーイ及び該チュートーイの製造方法 - Google Patents

犬のデンタルケアのための犬用チュートーイ及び該チュートーイの製造方法

Info

Publication number
JP3121837B2
JP3121837B2 JP08504979A JP50497996A JP3121837B2 JP 3121837 B2 JP3121837 B2 JP 3121837B2 JP 08504979 A JP08504979 A JP 08504979A JP 50497996 A JP50497996 A JP 50497996A JP 3121837 B2 JP3121837 B2 JP 3121837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming
yarn
fluoride
dental treatment
rope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08504979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11514203A (ja
Inventor
オルールク,アンソニー
Original Assignee
アスペン・ペット・プロダクツ・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/932,770 external-priority patent/US5215038A/en
Application filed by アスペン・ペット・プロダクツ・インコーポレーテッド filed Critical アスペン・ペット・プロダクツ・インコーポレーテッド
Publication of JPH11514203A publication Critical patent/JPH11514203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3121837B2 publication Critical patent/JP3121837B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K15/00Devices for taming animals, e.g. nose-rings or hobbles; Devices for overturning animals in general; Training or exercising equipment; Covering boxes
    • A01K15/02Training or exercising equipment, e.g. mazes or labyrinths for animals ; Electric shock devices ; Toys specially adapted for animals
    • A01K15/025Toys specially adapted for animals
    • A01K15/026Chewable toys, e.g. for dental care of pets

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、犬のデンタルケアを改良する新規な犬用チ
ュートーイに関する。近年、獣医は、犬のデンタルケア
を改良することが必要であることにだんだん気づいてき
た。多くの獣医は、歯の衰弱及び歯ぐきの炎症を防止す
るための通常の犬の歯のブラッシングを推奨している。
しかしながら、現在のブラッシングを実践することは、
多くのペットオーナーに不快であり、犬にとっても一般
に楽しいものではない。結果的に、かような推奨はほと
んど無視され、問題が生じるまで、オーナーは犬の歯に
ついて関心を示さない。
出願人によってすでに開発されたポピュラーな犬用チ
ュートーイは、クラシックな犬用の骨の形状に似せるよ
うに、端部近くに形成された大きな結び目を有する長さ
の短い綿ロープからなる。犬が綿ロープを噛むと、柔軟
な綿ロープにより、犬の歯のクリーニング及びフロス磨
きをなすことができ、また犬の歯ぐきに対して優しいマ
ッサージを与えるので、歯科治療的な利得が得られ、並
びに犬に対しても楽しみを与えることができる。しか
し、かようなチュートーイは、犬の歯に対する優れたク
リーニング手段を与え、また健康的な歯ぐきを増進する
ことができるけれども、犬のデンタルケアの問題を完全
には解決しない。ヒトのデンタルケアのためにフッ化物
が必要な要素であることは、今や一般的に認められてい
るが、これは犬のデンタルケアにも高い効果をもたらす
であろう。しかし残念ながら、現在のところ、犬の歯に
フッ化物を塗布するための適当な手段はない。過去の経
験から、フッ化物を含有する洗浄剤を用いて犬の歯をブ
ラッシングすることは、ペットオーナーに受け入れられ
る手段ではない。また獣医による定期的なフッ化物塗布
は、ほとんどのペットオーナーには高価すぎる。本発明
は、高価でなく、犬にとっても非常に興味があるフッ化
物の媒介物を提供することで、犬のオーナーには何らの
努力も要求せずに、これらの問題を解決する。
フッ化物に加えて、完全なデンタルケアプログラム
は、歯石及びプラークコントロールを含む。歯と歯ぐき
の間に歯石又はプラークが形成されると、歯ぐきが歯か
ら離れ、歯の崩壊及び歯ぐきの炎症を引き起こす。本発
明のチュートーイは、歯の歯石及びプラークの形成を阻
止するものとして公知の薬剤の媒介物を提供するので、
犬のオーナーに対して、ペットの歯及び歯ぐきを健康な
状態に維持するための高価でなく非常に簡便な手段を提
供する。
さらにペットオーナーが深刻に考えている歯及び歯ぐ
きのケアに対する問題は犬の口臭である。本発明のチュ
ートーイは、問題を生ぜしめるバクテリアの繁殖を阻止
するだけでなく、息をさわやかにする効果的な媒介物と
しても作用するものである。
発明の概要 簡単にいえば、本発明は、所望の形状に形成された一
定長さの綿ロープであって、フッ化物及び/又は1以上
の他のデンタルケア用薬剤又は息をさわやかにする薬剤
が含浸されている綿ロープからなる犬用の治療用チュー
トーイに関する。ロープトーイを構成する柔軟な綿糸
は、犬によって噛まれるか又は人が遊びながら強く引く
相互作用的なトーイとして用いられる場合に、犬の歯を
クリーニングし、フロス磨きし、また歯ぐきを優しくマ
ッサージする。綿糸に塗布されているフッ化物及び/又
は他の治療用薬剤は、犬の歯及び唾液と相互作用して、
意図した目的を達する。綿糸をロープ形状にねじる前
に、治療用薬剤を個々の綿糸に接合させることで、該薬
剤は、形成されたチュートーイ全体に均一に分散した状
態で含有される。ここで該薬剤は、チュートーイが慣用
されることで犬の歯に継続的に解放されるが、治療用チ
ュートーイとしての有効寿命を長期化させるように、該
薬剤が容易には消耗しないように、チュートーイに含有
される。
本発明のチュートーイを形成する際に、フッ化物及び
/又は他の薬剤は、粉末、水溶液、又はポリマービーズ
に囲包されたカプセル状態で、綿糸に塗布することがで
きる。フッ化物及び/又は他の薬剤は、ポリマービーズ
に囲包されたカプセル状態で塗布される場合には、犬の
歯との摩擦によって、解放される。薬剤が粉末として塗
布される場合には、トーイを構成する個々の綿糸は、1
以上のガイド部材を介して複数のスプールからミストス
テーションに向けられる。該ミストステーションにて、
綿糸に水が軽くスプレイされて、綿繊維を拡張させて、
綿繊維内に孔を開ける。水分を含んだ糸は、次いで、ス
プレイチャンバに向けられる。該スプレイチャンバ内に
て、粉末のフッ化物及び/又は他の薬剤が個々の糸上に
吹き付けられて、開けられた孔に進入する。次に、糸
は、スプレイチャンバから乾燥ステーションに通過す
る。該乾燥ステーションにて、糸が乾燥され、個々の糸
に接着するであろう特定の薬剤によって綿繊維内の孔は
閉じられる。次いで、糸は、慣用の方法にて、集められ
て捻られて「かせ(skein)」となる。該かせは、一緒
に捻られて、個々の糸を構成する綿繊維の閉鎖された孔
内に保持されている特定の薬剤を有する一定の長さのロ
ープを形成する。次いで、ロープは所定サイズにカット
されて、所望のトーイ形状に形成される。トーイの好ま
しい形状において、ロープは、比較的短い長さにカット
されて、結び目は厳密な長さの端部に近接して結ばれる
ので、結果として該トーイはクラシックな犬の骨形状に
似ることになる。
個々の綿糸に対する粉末のフッ化物及び/又は他の治
療用薬剤の塗布を用いる別の方法において、ミストステ
ーション及び乾燥ステーションは排除され、粉末の薬剤
はスプレイチャンバ内で乾燥状態にて糸上にスプレイさ
れる。この方法において、個々の糸は、それぞれ1以上
の整合ガイドを介して通過させられる。該整合ガイド
は、糸がスプレイチャンバに入る前に、糸に静電気を帯
電させる。スプレイチャンバはイオン化されて、特定の
治療用薬剤を帯電させ、静電気が帯電している綿糸に対
して粒子をイオン結合させる。次いで、糸は、上述のよ
うに、所望のロープチュートーイ形状に形成される。
上述の方法のいずれかを介して得られるフッ化物及び
/又は他の治療用薬剤で飽和している綿ロープは、犬が
噛んだり及び/又は強く引っ張ったりする際に、歯の上
で薬剤が唾液と組み合わされ、歯の上で薬剤を徐々に解
放する犬の歯に対する薬剤の優れた媒介物を提供する。
さらに、フッ化物は、6重量%のフッ化物及び50重量
%のポリビニルアルコールを含有する水溶液として個々
の綿糸に塗布されてもよい。該水溶液をスプレイチャン
バ内で個々の糸上にスプレイしても、あるいは糸を水溶
液のバスに貫通させてもよい。次いで、糸は、乾燥ステ
ーションを貫通して、集められて、捻られて、所定長さ
のロープとなり、上述のようにトーイに形成される。他
の治療用薬剤は、フッ化物に加えてあるいはフッ化物の
代わりに、かような水溶液に用いられても、又はこの態
様にて糸に付与されてもよい。
本発明の別の実施形態において、フッ化物粉末及び/
又は他の治療用薬剤は、米国特許第4,690,825号に開示
されたタイプの多孔質のポリマービーズ内に囲包されて
カプセル化されてもよい。フッ化物及び/又は他の薬剤
を囲包するポリマービーズは、犬の歯との摩擦により、
歯の上に薬剤を解放する。ポリマービーズは、水分を含
んだ綿糸上にポリマービーズをスプレイして、その後乾
燥することで綿繊維の孔内にポリマービーズを保持する
方法、あるいはイオン結合により綿糸に接合するであろ
う強い負のイオン電荷で生成できる薬剤キャリービーズ
をスプレイする方法のいずれかにより、個々の綿糸に塗
布することができる。
したがって、本発明の目的は、犬の歯のケアを改良す
るための犬用のチュートーイを提供することにある。
本発明の別の目的は、犬の歯に定期的にフッ化物を塗
布するための改良された手段を提供することにある。
また別の目的は、犬の歯のケア用の1以上の選択され
た治療添加剤を含浸させた犬用のチュートーイを提供す
ることにある。
さらなる目的は、犬の歯の優しいクリーニング及びフ
ロス磨き、及び犬の歯ぐきに対する優しいマッサージを
与え、犬が噛んだり強く引っ張ったりする際に犬の歯に
フッ化物を解放する犬用のチュートーイを提供すること
にある。
またさらなる目的は、犬の歯のケアのため、フッ化物
及び/又は1以上の他の治療用薬剤を綿のチュートーイ
に含浸させる手段を提供することにある。
また別の目的は、息をさわやかにする薬剤及び/又は
魅力ある香料を犬用の綿のチュートーイに含浸させる手
段を提供することにある。
本発明の以上の目的及び他の目的並びに利点は、添付
図面を参照する以下の説明から容易に明らかになるであ
ろう。
好まし実施形態の説明 図面の説明 図1は、本発明の犬用チュートーイの斜視図である。
図2は、本発明のチュートーイを形成する際に、糸上
にフッ化物及び/又は他の薬剤を塗布する方法の概略説
明図である。
図3は、フッ化物スプレイチャンバの断面図である。
図4は、本発明のチュートーイを形成する方法に用い
られる乾燥ステーションの斜視図である。
図5は、本発明のチュートーイを形成する際に、糸上
にフッ化物及び/又は他の薬剤を塗布する別の方法を示
す概略説明図である。
図6は、本発明のチュートーイを形成する際に、糸上
にフッ化物及び/又は他の薬剤を塗布するまた別の方法
を示す概略説明図である。
さて、図面を参照すれば、本発明の犬用チュートーイ
10は、フッ化物などの1以上の特定のデンタルケア用薬
剤16が均一に含浸されている綿糸14を捻った3つのスト
ランドすなわちかせ13で形成された一定長さのロープ12
からなり、所望のチュートーイ形状に形成されている。
チュートーイ10に含浸されるデンタルケア用薬剤として
は、フッ化物が好ましいけれども、トーイ10の糸14は、
フッ化物に代えてあるいはフッ化物に加えて、他の治療
用薬剤を含浸することもできる。さらに息をさわやかに
する薬剤及び香料を用いることもできる。トーイ10の形
状及び薬剤を糸に塗布する基本的な方法は、用いられる
特定の薬剤に依存しない。したがって、チュートーイ及
びその製造方法に関する以下の説明は、添加剤として単
にフッ化物を用いて説明する。しかしながら、本発明
は、以下により詳しく述べるように、単一の薬剤又は薬
剤のタイプに限定されないことを理解されたい。
図1に示すチュートーイ10の好ましい形状において、
クラシックな犬の骨に似せるように、綿ロープ12は、比
較的短い長さで、その延長された端部に近接して結ばれ
た大きな結び目17を備えている。かような形状は、犬に
とってポピュラーであることが証明されているけれど
も、本発明では広範囲な異なるトーイ形状を用いてもよ
い。ロープ12は100%天然綿で形成されていることが好
ましいけれども、綿と他の天然繊維又はポリエステル等
の合成繊維との混紡からなるものを用いてよい。混紡を
用いる場合には、糸は、綿を少なくとも70%含むべき
で、より好ましくは95%以上含むべきである。他の欄で
は説明しないけれども、本願で用いられている「綿」と
いう用語は、かような綿混紡を含む。
トーイ10の形成において、慣用のロープ形成工程を好
ましく用いる。ここで、かせ13に綿糸を捻る前に、フッ
化物16が綿糸14に塗布される。こうして、チュートーイ
10全体にフッ化物が分散して、フッ化物をより良好に含
有するようにロープ12が形成される。かようなフッ化物
の分配及び封じ込めにより、フッ化物が犬の歯の上で唾
液と組み合わされる際に、フッ化物を徐々に解放するよ
うにし、トーイ10の完全な治療的利点を奏する期間を長
引かせる。
チュートーイ10を形成するために、図2に示すよう
に、慣用のへ玉機18により、複数の従動ガイド20上方の
慣用のキャリングスプール19から採集・分離ガイド22ま
で、複数の綿糸14は個々に引かれる。採集・分離ガイド
22は、個々の綿糸14を集めて、わずかに離隔した列の状
態で綿糸14をミストステーション24まで案内する。ミス
トステーション24にて、水のミストが、1上のノズル25
を介して、移動してくる綿糸14上にスプレイされる。水
分は、綿繊維を膨張させて、繊維の孔を開かせる。次い
で、水分を含んだ綿糸は、フッ化物スプレイステーショ
ン26に向けられる。該フッ化物スプレイステーション26
にて、フッ化物粉末は水分を含んだ線糸14上にスプレイ
される。フッ化物スプレイステーション26内にて、綿糸
14をわずかに離隔した状態に維持することにより、フッ
化物粒子を個々の糸上にデポジットすることができるの
で、フッ化物粒子は、続いて形成される綿かせ全体に比
較的均等に分散され、該かせからロープ12が形成され
る。
スプレイステーション26の一実施形態を図3に示す。
ここに示されているように、フッ化物スプレイステーシ
ョン26は、綿糸14が通過するチャンバ28を含む。フッ化
物粉末の供給源を保持するホッパー30が設けられてい
る。該ホッパー30は、導管32によって、チャンバ28と連
通している。チャンバ28の下には、ブロワ34が配設さ
れ、該ブロワ34は導管36を介してチャンバ28と連通して
いる。導管36はさらに、導管32とも連通しており、導管
36内に、ホッパー30から導管32を介して導管36内までフ
ッ化物粉末を引くためのベンチュリノズル37を規定す
る。ここで、フッ化物粉末は、ブロワからの空気によっ
て、チャンバ28内に運ばれる。ベンチュリノズル37は、
ノズル内を流れるエアフローを調節するための種々のオ
リフィスを具備していることが好ましく、導管36内に引
かれるフッ化物の量及びチャンバ28内で綿糸14上にスプ
レイされるフッ化物の量を制御する。フレキシブルシー
ル39が、チャンバ28の両側の開口41に設けられている。
該開口41を通して、糸が通過して、開口41を通して大気
中に通過する風媒のフッ化物の量を制限する。
フッ化物粉末がデポジットされた個々の糸14は、次に
へ玉機18によって、スプレイステーション26から乾燥ス
テーション40まで引かれる。該乾燥ステーション40は、
例えば、図4に示すように、取り付けられたランプ43を
有するトンネル42を備えていてもよい。フッ化物を含浸
している糸14は、トンネル42を貫通して、ランプ43によ
る熱によって乾燥される。糸が乾燥するにつれ、綿繊維
の孔が閉じられるので、綿繊維は縮み、糸にフッ化物粒
子を固着させる。次いで、乾燥した含浸糸は、慣用のロ
ープ形成工程におけるように、へ玉機18によって集めら
れて、同時に含浸され集められた糸の他のグループと一
緒に捻られて、3本の別個の含浸綿かせ13を形成する。
次いでかせ13は、完全に含浸された綿ロープ12の長さを
規定するように、慣用のロープ形成パターンに一緒に捻
られる。次いで、ロープ12は、所望の長さにカットされ
て、所望のトーイ形状に形成される。
個々の綿糸の含浸に続くロープ12の形成は、標準のロ
ープ形成工程に用いられる形成と何ら異なるところはな
いので、糸にフッ化物を含浸させるロープ形成工程の初
期部分だけを図2に図示し、詳細に説明する。また、図
2は、各かせ13の形成において用いられる複数のほとん
ど同じ形成ラインのうちのただ一つの形成ラインの初期
部分だけを図示していることを理解されたい。慣用のロ
ープにおけるように、各かせを有する多量の個々の糸
は、一緒に捻られてかせを形成する前に、対応する複数
のへ玉機によって、複数セットのスプールからのグルー
プに糸が集められることを必要とする。形成ラインのそ
れぞれは、実質的に同じであるから、かようなラインの
一つの初期部分のみを図2に示す。
上述の工程とは異なるものとして、粉末フッ化物をイ
オン結合によって糸14に接合させることもできる。特別
には図示していないけれども、この工程を図2を参照し
て記載する。かような工程において、従動ガイド20及び
採集ガイド22は、個々の綿糸が約10〜20ft./sec.の比較
的迅速な速度で通過する際に、該糸に静電気が帯電され
るように、適当なプラスチック材料又は金属材料から構
成されている。かような工程においては、糸がアースさ
れて電荷が消失しないように注意が必要である。次い
で、帯電した糸は、採集ガイド22からスプレイステーシ
ョン26まで直接的に引かれる。ミストステーションは用
いない。スプレイステーション26内のチャンバ28はイオ
ン化されて、風媒の粉末フッ化物に負の電荷を帯電させ
る。帯電したフッ化物粒子は、ブロワ34によって、チャ
ンバ28の内部に吹き付けられるので、先の工程にてへ玉
機によってチャンバを通して引かれている糸14と接触す
る。チャンバ28内で帯電した粒子は、静電気に帯電して
いる糸に引きつけられて、イオン結合する。残余の工程
は、ミストステーションがないことから乾燥ステーショ
ンの必要性がないことを除いて、前述の工程のほとんど
同じである。
糸14に塗布されたフッ化物は、フッ化カルシウム又は
フッ化ナトリウムのいずれでもよい。しかしながら、フ
ッ化ナトリウムだけが歯科用薬剤として用いるためのFD
A認可を受けているので、フッ化ナトリウムがより好ま
しい。線糸上のフッ化物粉末の好ましい濃度は、約2重
量%である。
さらに、フッ化物は、水溶液としても糸14に塗布する
ことができる。これは、図6に示したように糸上に溶液
をスプレイすることにより、又は図5に示したように溶
液のバスに糸を通過させることにより、達成することが
できる。水溶液は、好ましくは、約6重量%のフッ化物
と50%のポリビニルアルコールとを含有する。ポリビニ
ルアルコールは、溶液により粘度を付与して、フッ化物
と綿ロープとの結合を強化する。
フッ化物が、水溶液として糸上にスプレイされる場合
には、その工程は、図1に示した工程とは、スプレイス
テーションの形態及びミストステーションを用いないと
いう点だけが異なる。図6に示すように、糸14が採集ガ
イド22からスプレイステーション27に通過するにつれ、
フッ化物溶液は個々の糸の所望の飽和状態を得るため非
常に濃いミスト状態で、スプレイチャンバ内に取り付け
られたノズル29を介して糸上に直接スプレイされる。次
いで飽和した糸は、スプレイチャンバから乾燥ステーシ
ョン40に通過して、工程は上述のように完了する。
より好ましくは、水溶液状態でフッ化物が糸に塗布さ
れる場合に、フッ化物バスが用いられる。図5に示すよ
うに、フッ化物バス45は、コンテナ50内に支持されてお
り、糸14は採集ガイド22から、一列のローラガイド52に
よってフッ化物バス内に向けられる。糸がへ玉機18によ
ってバスを通して引かれるにつれ、糸は、コンテナ50内
に取り付けられた1以上の垂直方向に調節可能なローラ
ガイド54に向けられ、さらに糸をフッ化物バスから乾燥
ステーション40を通過してへ玉機18まで向ける一列の下
流のローラガイド56の上を通過する。乾燥ステーション
40は、図4に示すような加熱されたトンネル、図5に示
すような電気ヒーター57、ブロワ又は糸を乾燥させるた
めに適当な他のいかなる手段でも備えることができる。
コンテナ50内でのガイド54の上昇位置を変えることによ
って、糸をバス内に浸漬させる時間を変えることがで
き、ゆえに糸が移動する速度に依存せずに、糸14のフッ
化物溶液による飽和の程度を調節することができる。こ
うして、フッ化物飽和及び乾燥時間の調節を個々に行う
ことができる。さらに、フッ化物がコンテナ50の底部に
定着することを防止するために、溶液を定期的に攪拌す
るべく攪拌装置58を設けることができる。
綿糸にフッ化物を塗布する他の方法は、フッ化物を多
孔質のポリマービーズ内に囲包させてカプセルとする方
法であり、ポリマービーズの形成は米国特許第4,690,82
5号に開示されている。これらのビーズは、Advanced Po
lymer Inc.からMICROSPONGESの名称で販売されており、
図1に示したフッ化物粉末を糸上にデポジットする工程
を利用することで、綿糸14に塗布することができる。カ
プセル内に囲包されたフッ化物粒子は、容易にフッ化物
粉末として解放され、粉末フッ化物に関して上述したと
同じ態様にて、ブロワ34により、スプレイチャンバ28内
で水分を含んだ糸上にデポジットされる。あるいは、該
ビーズに強い負イオン電荷を与えることもでき、この場
合にはビーズは静電気を帯電している線糸に強く接合す
る。塗布のいずれの方法によっても、ビーズは、糸がへ
玉機によってかせに形成されている際及びかせがロープ
に捻られる際に、糸に沿って分配されて接合し、カプセ
ル内に囲包されたフッ化物粒子は、ロープ全体に均一に
分散される。多孔質のポリマービーズは、フッ化物をそ
の中に保持し、後から、犬の歯により糸に付与された摩
擦下でフッ化物を解放する。これらのポリマービーズを
フッ化物を囲包するために使用することは、ロープ12に
含有されているフッ化物の有効寿命を延ばし、偶然の機
構的な分離すなわち綿ロープからのフッ化物の「落下」
を防止する助けとなる。
フッ化物に加えて、前述の工程のそれぞれは、歯石及
びプラークが歯上に形成されることを防止し且つバクテ
リアの繁殖を防止するためのクロロヘキサジン(chloro
hexadine)等の他の治療的な薬剤を糸に塗布するために
用いることができる。さらにユッカ(Yucca)エキスも
バクテリアの繁殖及び口臭を阻止するために用いること
ができる。さらに、犬がチュートーイ10を繁殖に噛むよ
うにするために、アニス等の魅力的な香料を用いること
もできる。これらの薬剤、香料等は、糸をかせに捻る前
に綿糸に塗布すべきであり、フッ化物と一緒に又はフッ
化物に代えて、フッ化物を糸に塗布するための上述の同
じ方法を用いて塗布することができる。
上述の本発明の実施形態のそれぞれに関して、チュー
トーイ10を構成する糸のすべてに治療的な薬剤を塗布す
る必要なない。所望であれば、含浸された糸及び含浸さ
れていない糸が一緒に捻られて所望のチュートーイ形状
にされる場合には、形成されたトーイ全体に該薬剤が比
較的均一に分配されるために十分な数の糸にのみ該薬剤
が塗布されてもよい。かような場合には、所望であれ
ば、異なる糸が異なる治療用薬剤で含浸されてもまた色
付けされてもよく、異なる治療的特性を有し、含浸され
た糸の色づけにより区別される異なるチュートーイに形
成されてもよい。
上記したように、チュートーイ10はまた、犬が引っ張
って遊ぶためのペットオーナーにより用いられるロープ
タグとして形状化されてもよい。かような形状は、ロー
プに含浸されたフッ化物及び/又は他の薬剤の犬に対す
るより制限され且つ制御された暴露を与えるので、トー
イ内の薬剤の有効寿命を長くする。
上記したように、チュートーイ10はまた、犬が引っ張
って遊ぶためのペットオーナーにより用いられるロープ
タグとして形状化されてもよい。かような形状は、ロー
プに含浸されたフッ化物及び/又は他の薬剤の犬に対す
るより制限され且つ制御された暴露を与えるので、トー
イ内の薬剤の有効寿命を長くする。
本発明を実施するために、添付の請求の範囲を逸脱し
ない限りにおいて、種々の変更及び変形がなされてもよ
い。これらの変更及び変形が添付の請求の範囲内にある
限りは、これらは本発明の部分として考慮されるべきで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 13/00,29/00

Claims (43)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の柔軟でしなやかな糸から形成された
    一定長さのロープからなる犬用チュートーイであって、
    該糸は、フッ化物を含む歯科治療用薬剤が該ロープ全体
    に分配されるように該歯科治療用薬剤で含浸されてい
    て、犬によって噛まれる際に、該歯科治療用薬剤のほと
    んどの部分は該ロープ内に保持されていて少量の歯科治
    療用薬剤が犬の歯の上に解放されるようになされている
    ことを特徴とする犬用チュートーイ。
  2. 【請求項2】請求項1の犬用チュートーイであって、前
    記歯科治療用薬剤は、前記糸の繊維の孔内に少なくとも
    部分的に保持されていることを特徴とする犬用チュート
    ーイ。
  3. 【請求項3】請求項1の犬用チュートーイであって、前
    記歯科治療用薬剤は、前記糸とイオン結合することを特
    徴とする犬用チュートーイ。
  4. 【請求項4】請求項1の犬用チュートーイであって、前
    記歯科治療用薬剤は、多孔質ポリマービーズ内に囲包さ
    れてカプセル化されていて、該多孔質ポリマービーズ
    は、前記糸とイオン結合することを特徴とする犬用チュ
    ートーイ。
  5. 【請求項5】請求項1の犬用チュートーイであって、前
    記歯科治療用薬剤は、多孔質ポリマービーズ内に囲包さ
    れてカプセル化されていて、該多孔質ポリマービーズ
    は、前記ロープ内に少なくとも部分的に保持されていて
    前記糸とイオン結合することを特徴とする犬用チュート
    ーイ。
  6. 【請求項6】複数の綿糸から形成された一定長さの綿ロ
    ープからなる犬用チュートーイであって、該綿糸の少な
    くとも一部は、フッ化物を含む歯科治療用薬剤が該ロー
    プ全体に分配されるように該歯科治療用薬剤で個々に含
    浸されていて、犬によって噛まれる際に、該歯科治療用
    薬剤のほとんどの部分は該ロープ内に保持されていて少
    量の歯科治療用薬剤が犬の歯の上に解放されるようにな
    されていることを特徴とする犬用チュートーイ。
  7. 【請求項7】歯科治療用薬剤が含浸されたチュートーイ
    の形成方法であって、 複数の柔軟でしなやかな糸を湿潤させる工程と、 フッ化物を含む歯科治療用薬剤の粒子を上記糸に塗布す
    る工程と、 上記糸を乾燥させる工程と、 上記糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  8. 【請求項8】請求項7のチュートーイの形成方法であっ
    て、前記粒子は、該粒子を含有するエアフロー内に前記
    糸を通過させることによって、該糸に塗布されることを
    特徴とするチュートーイの形成方法。
  9. 【請求項9】請求項8のチュートーイの形成方法であっ
    て、前記粒子を前記糸に塗布する工程の前に、多孔質ポ
    リマービーズ内に該粒子を囲包させてカプセル化させる
    工程を含むことを特徴とするチュートーイの形成方法。
  10. 【請求項10】歯科治療用薬剤を含浸してなるチュート
    ーイの形成方法であって、 複数の柔軟でしなやかな糸に、フッ化物を含む歯科治療
    用薬剤を含有する水溶液を塗布する工程と、 上記糸を乾燥させる工程と、 上記糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  11. 【請求項11】請求項10のチュートーイの形成方法であ
    って、前記フッ化物を含む歯科治療用薬剤を含有する水
    溶液を塗布する工程は、上記水溶液を前記糸上にスプレ
    イする工程を備えることを特徴とするチュートーイの形
    成方法。
  12. 【請求項12】請求項10のチュートーイの形成方法であ
    って、前記フッ化物を含む歯科治療用薬剤を含有する水
    溶液を塗布する工程は、前記糸を上記水溶液のバスに通
    過させる工程を備えることを特徴とするチュートーイの
    形成方法。
  13. 【請求項13】請求項10のチュートーイの形成方法であ
    って、前記フッ化物を含む歯科治療用薬剤の水溶液は、
    約6重量%のフッ化物と、約50重量%のポリビニルアル
    コールを含むことを特徴とするチュートーイの形成方
    法。
  14. 【請求項14】フッ化物を含浸させてなる綿製犬用チュ
    ートーイの形成方法であって、 複数の綿糸に静電気を帯電させる工程と、 上記糸にフッ化物粒子を塗布して、該粒子を該糸にイオ
    ン結合させる工程と、 上記糸を一定長さの綿ロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とする綿製犬用チュートーイの形成
    方法。
  15. 【請求項15】請求項14の綿製犬用チュートーイの形成
    方法であって、前記糸にフッ化物粒子を塗布する工程
    は、上記糸を上記フッ化物粒子を含有するエアフロー内
    に通過させる工程を備えることを特徴とする綿製犬用チ
    ュートーイの形成方法。
  16. 【請求項16】請求項14の綿製犬用チュートーイの形成
    方法であって、さらに、 前記フッ化物粒子に正の電荷を帯電させ、該粒子を前記
    糸にイオン的に引きつけさせる工程を含み、 前記糸にフッ化物粒子を塗布する工程は、上記帯電した
    フッ化物粒子を含有するエアフロー内に、上記糸を通過
    させる工程を備える、 ことを特徴とする綿製犬用チュートーイの形成方法。
  17. 【請求項17】犬のデンタルケアを改良することを目的
    とするチュートーイの形成方法であって、 複数の柔軟でしなやかな糸に、フッ化物及び他の歯科治
    療用薬剤を塗布する工程と、 上記糸を捻って、上記フッ化物及び他の歯科治療用薬剤
    が含浸された複数のかせを形成する工程と、 上記複数のかせを捻って一定長さのロープを形成する工
    程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  18. 【請求項18】請求項17のチュートーイの形成方法であ
    って、前記糸にフッ化物及び他の歯科治療用薬剤を塗布
    する工程は、 前記糸を湿潤させる工程と、 上記糸上にフッ化物及び他の歯科治療用薬剤をスプレイ
    する工程と、 上記糸を乾燥させる工程と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  19. 【請求項19】請求項17のチュートーイの形成方法であ
    って、前記糸にフッ化物及び他の歯科治療用薬剤を塗布
    する工程は、 フッ化物及び他の歯科治療用薬剤を含有する水溶液を調
    製する工程と、 上記水溶液を前記糸に塗布する工程と、 上記糸を乾燥させる工程と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  20. 【請求項20】犬のデンタルケアを改良することを目的
    とするチュートーイの形成方法であって、 複数の綿糸に静電気を帯電させる工程と、 フッ化物及び他の歯科治療用薬剤に電荷を帯電させて、
    上記糸に引きつけられるようにする工程と、 上記綿糸に上記フッ化物及び他の歯科治療用薬剤を塗布
    して、該綿糸に上記フッ化物及び他の歯科治療用薬剤を
    イオン結合させる工程と、 上記綿糸を捻り、複数の綿かせを形成する工程と、 上記綿かせを捻り、一定長さの綿ロープを形成する工程
    と、 上記綿ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  21. 【請求項21】請求項20のチュートーイの形成方法であ
    って、前記綿糸にフッ化物及び他の歯科治療用薬剤を塗
    布する前に、上記フッ化物及び他の歯科治療用薬剤を1
    個以上の多孔質ポリマービーズ内に囲包させてカプセル
    化する工程を含むことを特徴とするチュートーイの形成
    方法。
  22. 【請求項22】フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息を
    さわやかにする薬剤を含浸させてなる犬用チュートーイ
    の形成方法であって、 フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息をさわやかにする
    薬剤を複数の吸湿性糸に塗布する工程と、 上記吸湿性糸を捻り、上記フッ化物を含む歯科治療用薬
    剤及び息をさわやかにする薬剤を含浸させた複数のかせ
    を形成する工程と、 上記複数のかせを捻り、一定長さのロープを形成する工
    程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  23. 【請求項23】フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息を
    さわやかにする薬剤が含浸されてなる吸湿性糸製チュー
    トーイの形成方法であって、 複数の柔軟な吸湿性糸を湿潤させる工程と、 上記吸湿性糸に、フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息
    をさわやかにする薬剤をスプレイする工程と、 上記吸湿性糸を乾燥させる工程と、 上記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  24. 【請求項24】フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息を
    さわやかにする薬剤が含浸されてなる吸湿性糸製チュー
    トーイの形成方法であって、 複数の柔軟な吸湿性糸に、フッ化物を含む歯科治療用薬
    剤及び息をさわやかにする薬剤を含有する水溶液を塗布
    する工程と、 上記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  25. 【請求項25】フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息を
    さわやかにする薬剤が含浸された吸湿性糸からなるチュ
    ートーイの形成方法であって、 複数の柔軟な吸湿性糸に、静電気を帯電させる工程と、 フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息をさわやかにする
    薬剤を含有する複数の粒子に電荷を帯電させ、該粒子を
    上記吸湿性糸に引きつけられるようにする工程と、 上記粒子を上記吸湿性糸に塗布し、該粒子を該吸湿性糸
    にイオン結合させる工程と、 上記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  26. 【請求項26】フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息を
    さわやかにする薬剤が含浸された吸湿性糸からなるチュ
    ートーイの形成方法であって、 複数の柔軟な吸湿性糸を湿潤させる工程と、 上記フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息をさわやかに
    する薬剤を多孔質ポリマービーズ内に囲包させてカプセ
    ル化する工程と、 上記多孔質ポリマービーズを上記吸湿性糸にスプレイす
    る工程と、 上記吸湿性糸を乾燥させる工程と、 上記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  27. 【請求項27】フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息を
    さわやかにする薬剤が含浸された吸湿性糸からなるチュ
    ートーイの形成方法であって、 複数の柔軟な吸湿性糸を湿潤させる工程と、 上記フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息をさわやかに
    する薬剤を多孔質ポリマービーズ内に囲包させてカプセ
    ル化する工程と、 上記多孔質ポリマービーズを上記吸湿性糸にスプレイす
    る工程と、 上記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  28. 【請求項28】フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息を
    さわやかにする薬剤が含浸された吸湿性糸からなるチュ
    ートーイの形成方法であって、 複数の柔軟な吸湿性糸を湿潤させる工程と、 フッ化物を含む歯科治療用薬剤及び息をさわやかにする
    薬剤を上記吸湿性糸にスプレイする工程と、 上記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  29. 【請求項29】請求項18のチュートーイの形成方法であ
    って、前記他の歯科治療用薬剤は、クロロヘキサジン
    (Chlorohexadine)であることを特徴とするチュートー
    イの形成方法。
  30. 【請求項30】犬のデンタルケアを改良することを目的
    とするチュートーイの形成方法であって、 複数の柔軟な吸湿性糸を湿潤させる工程と、 フッ化物を含む歯科治療用薬剤を上記吸湿性糸にスプレ
    イする工程と、 上記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  31. 【請求項31】請求項30のチュートーイの形成方法であ
    って、前記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する工程
    の前に、上記吸湿性糸を乾燥させる工程を含むことを特
    徴とするチュートーイの形成方法。
  32. 【請求項32】請求項30のチュートーイの形成方法であ
    って、前記フッ化物を含む歯科治療用薬剤を吸湿性糸に
    スプレイする工程の前に、上記フッ化物を含む歯科治療
    用薬剤を多孔質ポリマービーズに囲包させてカプセル化
    する工程を含むことを特徴とするチュートーイの形成方
    法。
  33. 【請求項33】請求項30のチュートーイの形成方法であ
    って、前記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する前
    に、上記吸湿性糸を乾燥させる工程を含むことを特徴と
    するチュートーイの形成方法。
  34. 【請求項34】芳香付の犬用チュートーイの形成方法で
    あって、 複数の柔軟な吸湿性糸を湿潤させる工程と、 歯科治療用薬剤及び香料を上記吸湿性糸にスプレイする
    工程と、 上記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とする犬用チュートーイの形成方
    法。
  35. 【請求項35】請求項34の犬用チュートーイの形成方法
    であって、前記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する
    工程の前に、上記吸湿性糸を乾燥させる工程を含むこと
    を特徴とする犬用チュートーイの形成方法。
  36. 【請求項36】請求項34の犬用チュートーイの形成方法
    であって、前記歯科治療用薬剤及び香料を吸湿性糸にス
    プレイする工程の前に、上記歯科治療用薬剤及び香料を
    多孔質ポリマービーズに囲包させてカプセル化する工程
    を含むことを特徴とする犬用チュートーイの形成方法。
  37. 【請求項37】請求項34の犬用チュートーイの形成方法
    であって、前記吸湿性糸を一定長さのロープに形成する
    工程の前に、上記吸湿性糸を乾燥させる工程を含むこと
    を特徴とする犬用チュートーイの形成方法。
  38. 【請求項38】複数の柔軟でしなやかな糸から形成され
    た一定長さのロープからなる犬用チュートーイであっ
    て、該ロープ全体にフッ化物を含む歯科治療用薬剤が分
    配されるように、該糸の少なくとも一部は上記フッ化物
    を含む歯科治療用薬剤で個々に含浸されていて、犬がチ
    ュートーイを噛む際に、上記フッ化物を含む歯科治療用
    薬剤のほとんどが上記ロープ内に保持されて上記フッ化
    物を含む歯科治療用薬剤の少量が犬の歯の上に解放され
    ることを特徴とする犬用チュートーイ。
  39. 【請求項39】歯科治療用薬剤が含浸された複数のしな
    やかな糸から形成された一定長さのロープからなる犬用
    チュートーイであって、上記歯科治療用薬剤は上記ロー
    プ全体の糸にイオン結合されており、犬が上記ロープを
    噛む際に、上記歯科治療用薬剤のほとんどの部分がロー
    プ内に保持されていて、上記歯科治療用薬剤の少量が犬
    の歯の上に解放されることを特徴とする犬用チュートー
    イ。
  40. 【請求項40】犬のデンタルケアを改良することを目的
    とするチュートーイの形成方法であって、 複数の柔軟でしなやかな糸に静電気を帯電させる工程
    と、 歯科治療用薬剤の粒子を上記糸に塗布してイオン結合さ
    せる工程と、 上記糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
  41. 【請求項41】請求項40のチュートーイの形成方法であ
    って、前記歯科治療用薬剤の粒子を糸に塗布する工程
    は、上記粒子を含有するエアフロー内に前記糸を通過さ
    せる工程を含むことを特徴とするチュートーイの形成方
    法。
  42. 【請求項42】請求項40のチュートーイの形成方法であ
    って、さらに、 前記歯科治療用薬剤の粒子に正電荷を帯電させて、上記
    糸にイオン的に引きつけさせるようにする工程を含み、 前記歯科治療用薬剤の粒子を糸に塗布する工程は、上記
    正電荷に帯電した粒子を含有するエアフロー内に、上記
    糸を通過させる工程を含む ことを特徴とするチュートーイの形成方法。
  43. 【請求項43】歯科治療用薬剤及び息をさわやかにする
    薬剤を含浸してなる犬用の治療用チュートーイであっ
    て、 複数の柔軟でしなやかな糸に静電気を帯電させる工程
    と、 歯科治療用薬剤及び息をさわやかにする薬剤を上記糸に
    塗布して、イオン結合させる工程と、 上記糸を一定長さのロープに形成する工程と、 上記ロープを所望のチュートーイ形状に形成する工程
    と、 を備えることを特徴とするチュートーイの形成方法。
JP08504979A 1992-08-20 1994-07-18 犬のデンタルケアのための犬用チュートーイ及び該チュートーイの製造方法 Expired - Fee Related JP3121837B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/932,770 US5215038A (en) 1992-08-20 1992-08-20 Dog chew toy
PCT/US1994/008082 WO1996002130A1 (en) 1992-08-20 1994-07-18 Dog chew toy for canine dental care and methods for making chew toy

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11514203A JPH11514203A (ja) 1999-12-07
JP3121837B2 true JP3121837B2 (ja) 2001-01-09

Family

ID=26788334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08504979A Expired - Fee Related JP3121837B2 (ja) 1992-08-20 1994-07-18 犬のデンタルケアのための犬用チュートーイ及び該チュートーイの製造方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0776157B1 (ja)
JP (1) JP3121837B2 (ja)
DE (1) DE69424952T2 (ja)
ES (1) ES2146655T3 (ja)
WO (1) WO1996002130A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4772481B2 (ja) * 2005-11-30 2011-09-14 ドギーマンハヤシ株式会社 歯磨きスティック
CA2655320C (en) * 2006-06-21 2016-02-09 Mars, Incorporated Method for designing an oral pet product using biometric analysis
JP5547676B2 (ja) * 2011-03-08 2014-07-16 学校法人北里研究所 子豚の唾液採取方法及び唾液採取器具
CN107173253B (zh) * 2017-05-23 2019-09-03 长兴华宝宠物玩具有限公司 一种半自动化宠物用狗咬胶制作装置及其制作流程
US20220361452A1 (en) * 2021-05-15 2022-11-17 John J. Stone Pet toy with dental benefit

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1149170A (en) * 1915-04-26 1915-08-10 Louis Allis Animal toy.
US4034771A (en) * 1975-02-20 1977-07-12 William Cecil Guyton Coated dental textile material and method of preparing and using the same
US4033365A (en) * 1976-01-23 1977-07-05 Johnson & Johnson Flavored dental articles
US4414990A (en) * 1982-04-02 1983-11-15 Johnson & Johnson Products, Inc. Fluoridated dental articles
US4986288A (en) * 1988-03-23 1991-01-22 Colgate-Palmolive Company Dental floss and picks
US4924811A (en) * 1988-11-30 1990-05-15 Axelrod Herbert R Therapeutic device for cleaning the teeth of dogs
US5033410A (en) * 1990-04-24 1991-07-23 Toothbrush Bone, Inc. Chewing object for animals having bristle structure
US5126137A (en) * 1990-06-12 1992-06-30 Lambert William S Small animal prophylactic dentifrice
US5329881A (en) * 1992-08-31 1994-07-19 Booda Products, Inc. Dog chew toy for canine dental care and methods for making chew toy
US5215038A (en) * 1992-08-20 1993-06-01 Rourke Anthony O Dog chew toy
US5467741A (en) * 1992-08-20 1995-11-21 Booda Products, Inc. Dog chew toy for canine dental care and methods for making chew toy

Also Published As

Publication number Publication date
DE69424952T2 (de) 2000-11-02
EP0776157B1 (en) 2000-06-14
EP0776157A4 (en) 1997-10-15
WO1996002130A1 (en) 1996-02-01
ES2146655T3 (es) 2000-08-16
EP0776157A1 (en) 1997-06-04
JPH11514203A (ja) 1999-12-07
DE69424952D1 (de) 2000-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5467741A (en) Dog chew toy for canine dental care and methods for making chew toy
US5329881A (en) Dog chew toy for canine dental care and methods for making chew toy
US9027512B2 (en) Dog chew toy for canine dental care and method for making chew toy
US5711254A (en) Dog chew toy
US5477815A (en) Dog chew toy
US3771536A (en) Dental floss and method of making same
US5857431A (en) Animal dental aid
US5215038A (en) Dog chew toy
US5560320A (en) Play and chew toy for dogs
US6155832A (en) Methods and apparatus for whitening teeth
US6405681B1 (en) Chew toy
US6669389B2 (en) Device for applying a product and method for manufacturing device
US5092272A (en) Tug toy for dogs
US4585018A (en) Liquid dispensing comb
NL193339C (nl) Gefluorideerd voortbrengsel voor het verzorgen van het gebit.
JPH07507952A (ja) 細いフロスブラシ製造法及び製品
US20020182409A1 (en) Fiber and device for applying a product, and method of manufacturing device
GB2189398A (en) Oral hygiene swab
US5367986A (en) Chew toy for dogs
JP3121837B2 (ja) 犬のデンタルケアのための犬用チュートーイ及び該チュートーイの製造方法
US20120298050A1 (en) Coated tennis ball
US20080289584A1 (en) Rechargeable Herbal Containing Fabric Products for Domestic Animals
JPH03191731A (ja) 動物用首輪及び動物用衣類
US20050003050A1 (en) Animal chew product with multiple dental hygiene benefits
GB1592513A (en) Multipurpose tooth cleaner

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081020

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees