JP3121681U - 収納ボックス - Google Patents

Abstract

【課題】必要な場所に設けることができ、室内の床に散乱するケーブル、コードなどを収納する収納ボックスを提供する。
【解決手段】長手方向の側面の第1パネルと、長手方向に垂直に設けられる第2パネルの表面に、ケーブルやコード類を外側に貫通させるための複数の開口を形成し、開口を形成する第1パネルに対向して設けるもう一方の第1パネルの表面にフックを固定するための複数の孔を形成し、開口を形成した第1パネルの内側の両端縁部に滑動溝を設けて、適宜に開口を開閉するボードを滑動溝に滑動自在に設けたケースと、ケースの上方の一端縁部に滑動自在に接続して設けられる蓋とを含んでなり、収納ボックスを室内の適宜な位置に掛けて、床に露出したケーブル、延長コード、コンセントなどをケースの内部に収納し、ケーブルやコードがケースの側面に形成された複数の開口を貫通して設ける。
【選択図】図1

Description

この考案は、収納ボックスに関し、特に室内外で外側に露出しているケーブルや、延長コード、コンセントなどを内部に収納する収納ボックスに関する。

電気製品を利用する機会が多くなるに従って、それぞれの電気製品に付属するケーブル、延長コード、コンセントが室内外に増加して、散乱する。このため、常に利用する電気製品のケーブルやコードなどは、壁に打ち付けたり、結束バンドや溝に埋めるなどして複数のケーブルを束ねて固定して、室内の美観を保っている。

しかしながら、前述のような方法は、複数のケーブル、延長コード、コンセントなどが床に散乱しているため、室内を整頓、掃除する場合に不便で、実用的でない。また、前述のようにケーブルやコードを束ねる工具を利用することは便利だが、ケーブルやコード類が床などに露出するという状況を改善することができない。

よって、便利で、室内の清掃をすばやくできるようなケーブルやコードの収納方法を改良する必要がある。

この考案は、必要な場所に設けることができ、室内の床に散乱するケーブル、コードなどを収納することができる収納ボックスを提供することを課題とする。

そこで、本考案の考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、比較的大きな面積を占める長手方向の側面の第1パネルと、該第1パネルに隣接し、小さい面積を占めて長手方向に垂直に設けられる第2パネルの表面に、ケーブルやコード類を貫通させて設けるための複数の開口を形成し、開口を形成する第1パネルに対向して設けるもう一方の第1パネルの表面にフックを固定するための複数の孔を形成し、該開口を形成した第1パネルの内側の両端縁部に滑動溝を設けて、適宜に開口を開閉することができるボードを該滑動溝に滑動自在に設けたケースと、該ケースの上方の一端縁部に滑動自在に接続して設けられる蓋などとを含んでなり、利用する場合、収納ボックスを室内の適宜な位置に掛けるとともに、室内の床に露出したケーブル、延長コード、コンセントなどをケースの内部に収納し、ケーブルやコードがケースの側面に形成された複数の開口を貫通して設けられるため、電気接続に影響を与えず、掃除にも便利な構造からなる。

以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載の収納ボックスは、比較的大きな面積を占める長手方向の側面の第1パネルと、該第1パネルに隣接し、小さい面積を占めて長手方向に垂直に設けられる第2パネルの表面に、ケーブルやコード類を貫通させて設けるための複数の開口を形成し、開口を形成する第1パネルに対向して設けるもう一方の第1パネルの表面にフックを固定するための複数の孔を形成し、該開口を形成した第1パネルの内側の両端縁部に滑動溝を設けて、適宜に開口を開閉することができるボードを該滑動溝に滑動自在に設けたケースと、該ケースの上方の一端縁部に滑動自在に接続して設けられる蓋などを含んでなり、利用する場合、収納ボックスを室内の適宜な位置に掛けるとともに、室内の床に露出したケーブル、延長コード、コンセントなどをケースの内部に収納し、ケーブルやコードがケースの側面に形成された複数の開口を貫通して設けられるため、電気接続に影響を与えず、掃除にも便利な構造からなる。

請求項2に記載の収納ボックスは、請求項1におけるケースの第1パネルが、内側の上方の端縁部に隣接する適宜な位置に凸部を形成してなり、該蓋は、凸部に対向する位置に凹部を形成する。

請求項3に記載の収納ボックスは、請求項1における第1パネルが、開口形成しなくてもよい。

この考案の収納ボックスは、床に露出したケーブルやコードなどを収納することができるため、掃除をし易くするとともに、フックで掛けて設けることができるため、空間を必要としない効果を有する。

この考案は、必要な場所に設けることができ、室内の床に散乱するケーブル、コードなどを収納することができる収納ボックスを提供するものであって、比較的大きな面積を占める長手方向の側面の第1パネルと、該第1パネルに隣接し、小さい面積を占めて長手方向に垂直に設けられる第2パネルの表面に、ケーブルやコード類を貫通させて設けるための複数の開口を形成し、開口を形成する第1パネルに対向して設けるもう一方の第1パネルの表面にフックを固定するための複数の孔を形成し、該開口を形成した第1パネルの内側の両端縁部に滑動溝を設けて、適宜に開口を開閉することができるボードを該滑動溝に滑動自在に設けたケースと、該ケースの上方の一端縁部に滑動自在に接続して設けられる蓋などとを含んでなり、利用する場合、収納ボックスを室内の適宜な位置に掛けるとともに、室内の床に露出したケーブル、延長コード、コンセントなどをケースの内部に収納し、ケーブルやコードがケースの側面に形成された複数の開口を貫通して設けられるため、電気接続に影響を与えず、掃除にも便利な構造からなる。
かかる収納ボックスの構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。

図1から3に、この考案の収納ボックスを開示する。図面によれば、該収納ボックス1は、ケース10と、滑動自在に設けられる蓋20と、該ケース10の一側面に形成し、蓋20に接続する開口などを具えてなる。

該ケース10は、比較的大きな面積を占める長手方向の側面の第1パネル11と、該第1パネル11に隣接し、小さい面積を占めて長手方向に垂直に設けられる第2パネル/2の表面に、ケーブルやコード類を貫通させて設けるための複数の開口13を形成する。それぞれの開目13は、いずれも適宜にそれぞれのケーブルやコードを貫通して設けることができる。また、開口13を形成する第1パネル11に対向して設けるもう一方の第1パネル11は、表面にフック15を固定するための複数の孔14を形成する。さらに、該開口13を形成した第1パネル11は、内側の両端縁部に滑動溝16を設けてなる。よって、滑動自在に設けられたボード17は滑動溝16に沿って移動して、適宜に孔13を閉じることができるため、第1パネル11の美観を保つことができる。

上述のケース10の第1パネル11は、内側の上方の端縁部に隣接する適宜な位置に凸部18を形成してなり、該蓋20は、凸部18に対向する位置に凹部21を形成する。よって、蓋20でケース10に蓋をする場合、凸部18と凹部21とを係合して係止することができるため、確実に蓋をすることができる。

図4に開示するように、前述の収納ボックス1は、利用する場合、フック15を利用して室内の適宜な位置に掛けるため、室内に収納ボックス1を設ける空間を必要としない。また、室内の床に露出したそれぞれのケーブルや延長コード、コンセントなどをケース10の内部に収納し、且つケーブルやコードはケース10の側面に形成された複数の開口13を貫通して設けられるため、電気接続に影響を与えない。よって、室内の床を掃除する場合に露出したケーブルやコード類による不便さを改善することができる。

図5に開示するように、ケース10の内部に収納するケーブル、延長コードなどの本数が少ない場合、長手方向に垂直に設けられた2枚の第2パネル12の開口13を利用してケーブルやコード貫通させて設けて、第1パネル11の内側の端縁部に設けられた滑動溝16に滑動自在に設けられたボード17により、開口13を閉じて
ケース10の美観を損ねることがない。

図6に開示するように、ボード17を利用して第1パネル11に形成された開口13を閉じる方法は、開口13を形成しない第1パネル11を利用することにより、本数の少ないケーブルやコードを収納することもできる。

前述の収納ボックス1は考案者の創造と経験から考案された製品であり、簡単な構造であるが、一長一短に得られるものではなく、様々なケーブルやコード、延長コード、コンセントなどを収納するだけでなく、室内の空間を必要とすることがないとともに、床の掃除に便利で、時間を短縮できるだけでなく、整理整頓の効率を高める効果を有する。

以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案請求の範囲に属するものとする。

この考案の収納ボックスを示した分解図である。 図1に開示する収納ボックスを組み合わせた状態を示した斜視図である。 図1に開示する収納ボックスの側面から示した断面図である。 図1に開示する収納ボックスを利用した状態を示した説明図である。 図1に開示する収納ボックス他の利用状態を示した説明図である。 図1に開示する収納ボックスの他の実施例を示した斜視図である。

符号の説明

１ 収納ボックス
１０ ケース
１１ 第1パネル
１２ 第2パネル
１３ 開口
１４ 孔
１５ フック
１６ 滑動溝
１７ ボード
１８ 凸部
２０ 蓋
２１ 凹部

Claims (3)

1. 比較的大きな面積を占める長手方向の側面の第1パネルと、該第1パネルに隣接し、小さい面積を占めて長手方向に垂直に設けられる第2パネルの表面に、ケーブルやコード類を貫通させて設けるための複数の開口を形成し、開口を形成する第1パネルに対向して設けるもう一方の第1パネルの表面にフックを固定するための複数の孔を形成し、該開口を形成した第1パネルの内側の両端縁部に滑動溝を設けて、適宜に開口を開閉することができるボードを該滑動溝に滑動自在に設けたケースと、該ケースの上方の一端縁部に滑動自在に接続して設けられる蓋などを含んでなり、利用する場合、収納ボックスを室内の適宜な位置に掛けるとともに、室内の床に露出したケーブル、延長コード、コンセントなどをケースの内部に収納し、ケーブルやコードがケースの側面に形成された複数の開口を貫通して設けられるため、電気接続に影響を与えず、掃除にも便利な構造からなることを特徴とする収納ボックス。
2. 前記ケースの第1パネルは、内側の上方の端縁部に隣接する適宜な位置に凸部を形成してなり、該蓋は、凸部に対向する位置に凹部を形成することを特徴とする請求項1に記載の収納ボックス。
3. 前記第1パネルは、開口形成しなくてもよいことを特徴とする請求項1に記載の収納ボックス。