JP3121443B2 - 放射線検知装置 - Google Patents
放射線検知装置Info
- Publication number
- JP3121443B2 JP3121443B2 JP04177419A JP17741992A JP3121443B2 JP 3121443 B2 JP3121443 B2 JP 3121443B2 JP 04177419 A JP04177419 A JP 04177419A JP 17741992 A JP17741992 A JP 17741992A JP 3121443 B2 JP3121443 B2 JP 3121443B2
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- JP
- Japan
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- dipole antenna
- enclosure
- dipole
- antenna
- tubular
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/16—Resonant antennas with feed intermediate between the extremities of the antenna, e.g. centre-fed dipole
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、アンテナに関
するものであり、特に、電子装置からのRFの漏れを検
知するようになっているアンテナに関するものである。
するものであり、特に、電子装置からのRFの漏れを検
知するようになっているアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ほとんど全ての電子装置は、程度はとも
かく、電磁放射線を放出する。こうした放射線は、いく
つかの理由から望ましくないが、最も重要な問題は、通
常、他の電子装置に対する干渉である。漂遊放射線を測
定するには、スペクトル分析器、増幅器、及び、検知ア
ンテナから構成される装置を用いるのが普通である。検
知アンテナは、テストを受ける装置から特定の距離をあ
けて配置され、漂遊放射線を検出する。スペクトル分析
器は、周波数の関数としてこの放射線の振幅を測定す
る。
かく、電磁放射線を放出する。こうした放射線は、いく
つかの理由から望ましくないが、最も重要な問題は、通
常、他の電子装置に対する干渉である。漂遊放射線を測
定するには、スペクトル分析器、増幅器、及び、検知ア
ンテナから構成される装置を用いるのが普通である。検
知アンテナは、テストを受ける装置から特定の距離をあ
けて配置され、漂遊放射線を検出する。スペクトル分析
器は、周波数の関数としてこの放射線の振幅を測定す
る。
【0003】テストを受ける装置と検知アンテナの距離
は、漂遊放射線の測定を行う上で重要な変数である。た
とえわずかな距離の変化であったとしても、特に、装置
の「近距離電磁界」において行われる測定の場合、検出
放射線の変化はかなりのものになる可能性がある。漂遊
放射線の測定は、適用可能な規格の遵守を確実にするた
め、装置のあらゆる側から実施しなければならないの
で、全ての測定を同じ距離から行うことが重要になる。
「遠距離電磁界」において行われる測定の場合、装置を
包囲する仮想球体上にプローブ位置を選択することによ
って、複数の均等な距離のポイントにおいて漂遊放射電
磁界を探測することが可能である。近距離電磁界の測定
を実施する場合、問題はさらに困難になる。もはや、球
形の測定用幾何学的配置では十分ではない。それどころ
か、キャビネットから一定の距離で、しばしば、ほんの
数インチしか離さずに、計器の探測を行わなければなら
ないのが普通である。さらに、上述のように、公称測定
距離が、わずか1ないし2インチといった場合があるた
め、測定距離がほんのわずかでも不均一であれば、結果
得られるデータが台無しになる可能性がある。
は、漂遊放射線の測定を行う上で重要な変数である。た
とえわずかな距離の変化であったとしても、特に、装置
の「近距離電磁界」において行われる測定の場合、検出
放射線の変化はかなりのものになる可能性がある。漂遊
放射線の測定は、適用可能な規格の遵守を確実にするた
め、装置のあらゆる側から実施しなければならないの
で、全ての測定を同じ距離から行うことが重要になる。
「遠距離電磁界」において行われる測定の場合、装置を
包囲する仮想球体上にプローブ位置を選択することによ
って、複数の均等な距離のポイントにおいて漂遊放射電
磁界を探測することが可能である。近距離電磁界の測定
を実施する場合、問題はさらに困難になる。もはや、球
形の測定用幾何学的配置では十分ではない。それどころ
か、キャビネットから一定の距離で、しばしば、ほんの
数インチしか離さずに、計器の探測を行わなければなら
ないのが普通である。さらに、上述のように、公称測定
距離が、わずか1ないし2インチといった場合があるた
め、測定距離がほんのわずかでも不均一であれば、結果
得られるデータが台無しになる可能性がある。
【0004】こうした状況下において均一な検知距離を
維持するための先行技術による解決策は、検知アンテナ
に1つ以上の誘電スペーシング部材を装備することであ
った。ダイポール検知アンテナの場合、誘電スペーシン
グ・ディスクの1つが、ダイポール素子のそれぞれの端
部近くに同軸をなすように取り付けられる。(解説の都
合上、先行技術の説明は、ダイポール検知アンテナに関
連して行うが、一般には、ループ検知アンテナも利用さ
れている。)アンテナが、装置の上方を移動する時、こ
れらのディスクの外周は、テストを受ける装置のキャビ
ネットに支持されるので、キャビネットとアンテナの間
の距離が一定に保たれる。先行技術によるダイポール検
知アンテナには、その中間点で固定されるハンドルが設
けられており、このハンドルを介して、フィード・ライ
ンと2つのダイポール素子がつながっている。通常、5
00MHz〜1GHzといった周波数のオクターブをカ
バーするためには、長さの異なる6つ以上のダイポール
が必要になる。
維持するための先行技術による解決策は、検知アンテナ
に1つ以上の誘電スペーシング部材を装備することであ
った。ダイポール検知アンテナの場合、誘電スペーシン
グ・ディスクの1つが、ダイポール素子のそれぞれの端
部近くに同軸をなすように取り付けられる。(解説の都
合上、先行技術の説明は、ダイポール検知アンテナに関
連して行うが、一般には、ループ検知アンテナも利用さ
れている。)アンテナが、装置の上方を移動する時、こ
れらのディスクの外周は、テストを受ける装置のキャビ
ネットに支持されるので、キャビネットとアンテナの間
の距離が一定に保たれる。先行技術によるダイポール検
知アンテナには、その中間点で固定されるハンドルが設
けられており、このハンドルを介して、フィード・ライ
ンと2つのダイポール素子がつながっている。通常、5
00MHz〜1GHzといった周波数のオクターブをカ
バーするためには、長さの異なる6つ以上のダイポール
が必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のアプローチに
は、いくつかの利点があるが、それにもかかわらず、重
大な欠点がある。欠点の1つは、フラットでない装置の
表面を探測する場合に生じる。装置のキャビネットの多
くは、例えば、その表面から突き出したノブあるいはコ
ネクタを備えている。これらの突出部は、誘電スペーサ
・ディスクによって設定された距離よりかなり近くまで
ダイポール素子に接近する可能性がある。極端な場合に
は、突出部が、検知アンテナに接触することさえあり得
る。誘電スペーサ・ディスクの1つが、キャビネットの
表面を離れて延び、ディスク間のアンテナの一部が、許
容できないほどキャビネットのエッジに近づいてしまう
可能性がある。図4には、こうした欠点が示されてい
る。
は、いくつかの利点があるが、それにもかかわらず、重
大な欠点がある。欠点の1つは、フラットでない装置の
表面を探測する場合に生じる。装置のキャビネットの多
くは、例えば、その表面から突き出したノブあるいはコ
ネクタを備えている。これらの突出部は、誘電スペーサ
・ディスクによって設定された距離よりかなり近くまで
ダイポール素子に接近する可能性がある。極端な場合に
は、突出部が、検知アンテナに接触することさえあり得
る。誘電スペーサ・ディスクの1つが、キャビネットの
表面を離れて延び、ディスク間のアンテナの一部が、許
容できないほどキャビネットのエッジに近づいてしまう
可能性がある。図4には、こうした欠点が示されてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、先行技
術に関する前述の、及び、それ以外の欠点は、検知アン
テナを誘電エンクロージャ(囲い体)内に配置すること
によって解決される。ダイポール検知アンテナの場合、
エンクロージャは、透明なアクリル(すなわち、プレク
シグラス)管の形をとる。この管によって、テストを受
ける装置のどの部分も、所望の距離(管の半径によって
決まる)を超えて、ダイポール・アンテナの近くに位置
決めできないことが保証される。ダイポール素子自体
は、スペーサ・ディスクによって、管内で同軸をなす位
置に維持することができる。ダイポール素子が、テレス
コープ形の場合、その長さは、各素子の最も外側のテレ
スコープ部材にスペーサ・ディスクを取り付け、スペー
サ・ディスクを移動させて(及び、そうして、ダイポー
ル素子の端部を移動させて)アクリル管に付けられたマ
ーキングとのアライメントをとることによって、簡単に
調節することができる。これらのマーキングは、距離と
対応する共振周波数のいずれかによって較正することが
可能である。本発明の以上の、及び、その他の目的、特
徴、及び、利点については、添付の図面を参照しながら
進められる、下記の詳細な説明からさらに容易に分かる
ことになる。
術に関する前述の、及び、それ以外の欠点は、検知アン
テナを誘電エンクロージャ(囲い体)内に配置すること
によって解決される。ダイポール検知アンテナの場合、
エンクロージャは、透明なアクリル(すなわち、プレク
シグラス)管の形をとる。この管によって、テストを受
ける装置のどの部分も、所望の距離(管の半径によって
決まる)を超えて、ダイポール・アンテナの近くに位置
決めできないことが保証される。ダイポール素子自体
は、スペーサ・ディスクによって、管内で同軸をなす位
置に維持することができる。ダイポール素子が、テレス
コープ形の場合、その長さは、各素子の最も外側のテレ
スコープ部材にスペーサ・ディスクを取り付け、スペー
サ・ディスクを移動させて(及び、そうして、ダイポー
ル素子の端部を移動させて)アクリル管に付けられたマ
ーキングとのアライメントをとることによって、簡単に
調節することができる。これらのマーキングは、距離と
対応する共振周波数のいずれかによって較正することが
可能である。本発明の以上の、及び、その他の目的、特
徴、及び、利点については、添付の図面を参照しながら
進められる、下記の詳細な説明からさらに容易に分かる
ことになる。
【0007】
【実施例】図1〜図3を参照すると、本発明の実施例の
1つによる検知アンテナ10には、ダイポール・アンテ
ナ12、管状誘電エンクロージャ14、及び、該エンク
ロージャ14内においてダイポール・アンテナ12を同
軸をなす位置に維持するための手段16が設けられてい
る。例示のダイポール・アンテナ12は、フィード・ポ
イント22から逆方向に延びる第1と第2のダイポール
素子18、20から構成される。ダイポール素子18、
20には、それぞれ、テレスコープ式に関係づけられ、
各ダイポール素子18、20の長さを調整できるように
なっている、複数の独立した部材24が含まれている。
フィード・ポイント22から、ハンドル28内に配置可
能な同軸のフィード・ライン26が延びている。ハンド
ル28の一方の端には、フィード・ライン26を介して
ダイポール・アンテナと結合するのに用いられる同軸コ
ネクタが設けられている。
1つによる検知アンテナ10には、ダイポール・アンテ
ナ12、管状誘電エンクロージャ14、及び、該エンク
ロージャ14内においてダイポール・アンテナ12を同
軸をなす位置に維持するための手段16が設けられてい
る。例示のダイポール・アンテナ12は、フィード・ポ
イント22から逆方向に延びる第1と第2のダイポール
素子18、20から構成される。ダイポール素子18、
20には、それぞれ、テレスコープ式に関係づけられ、
各ダイポール素子18、20の長さを調整できるように
なっている、複数の独立した部材24が含まれている。
フィード・ポイント22から、ハンドル28内に配置可
能な同軸のフィード・ライン26が延びている。ハンド
ル28の一方の端には、フィード・ライン26を介して
ダイポール・アンテナと結合するのに用いられる同軸コ
ネクタが設けられている。
【0008】上に詳述したダイポール・アンテナ12の
素子は、エレクトロ・メカニクス・カンパニー(Electr
o Mechanics Co.)から部品番号3121 C DB4で単一アセン
ブリとして購入することができる。このアセンブリに
は、同軸フィード・ラインとダイポール・アンテナ12
の間に挿入され、ハンドル28内に配置された平衡不平
衡変成器も含まれている。管状誘電エンクロージャ14
が、ダイポール・アンテナ12のダイポール素子18、
20を半径方向に包囲している。図示実施例の場合、こ
のエンクロージャ14は、プレクシグラス・ブランドの
アクリル管から機械加工されたものであり、外径は、約
1.75インチである。
素子は、エレクトロ・メカニクス・カンパニー(Electr
o Mechanics Co.)から部品番号3121 C DB4で単一アセン
ブリとして購入することができる。このアセンブリに
は、同軸フィード・ラインとダイポール・アンテナ12
の間に挿入され、ハンドル28内に配置された平衡不平
衡変成器も含まれている。管状誘電エンクロージャ14
が、ダイポール・アンテナ12のダイポール素子18、
20を半径方向に包囲している。図示実施例の場合、こ
のエンクロージャ14は、プレクシグラス・ブランドの
アクリル管から機械加工されたものであり、外径は、約
1.75インチである。
【0009】アンテナ素子18、20と誘電エンクロー
ジャ14との半径方向の間隔を均一に保つため、出願人
は、各素子毎に1つずつ、複数のスペーサ・ディスク3
0を用いている。各スペーサ・ディスク30は、各ダイ
ポール素子18、20の最も端のテレスコープ形部材2
4に取り付け、アンテナの伸縮につれて、移動するよう
にするのが望ましい。エンクロージャ14は、例えばス
ロット32のようなスロット付きとし、スペーサ素子を
手動操作して、連係するダイポール素子18、20の長
さを調整できるようにするのが望ましい。エンクロージ
ャ14には、目盛り34が表示されており、ダイポール
の長さか、あるいはダイポールの長さが対応する共振周
波数のいずれかを示すディスク30のインジケータと対
照して、読み取ることができるようになっている。
ジャ14との半径方向の間隔を均一に保つため、出願人
は、各素子毎に1つずつ、複数のスペーサ・ディスク3
0を用いている。各スペーサ・ディスク30は、各ダイ
ポール素子18、20の最も端のテレスコープ形部材2
4に取り付け、アンテナの伸縮につれて、移動するよう
にするのが望ましい。エンクロージャ14は、例えばス
ロット32のようなスロット付きとし、スペーサ素子を
手動操作して、連係するダイポール素子18、20の長
さを調整できるようにするのが望ましい。エンクロージ
ャ14には、目盛り34が表示されており、ダイポール
の長さか、あるいはダイポールの長さが対応する共振周
波数のいずれかを示すディスク30のインジケータと対
照して、読み取ることができるようになっている。
【0010】従って、ディスク30は、ダイポール素子
18、20をエンクロージャ14内の中心に位置させ、
ダイポール素子18、20の長さをエンクロージャ14
の外から調整できるようにする手段を提供し、検知アン
テナの長さと共振周波数のいずれかを表示するといっ
た、複数の機能を果たすことが分かる。超高周波の場
合、スペーサ・ディスク30の特性は、幾分重要なもの
になる。有害な負荷効果を最小限に抑えるため、図示実
施例のスペーサ・ディスク30は、テフロンで形成され
ている。さらに、その質量、及び、付随する負荷効果を
減少させるため、スペーサ・ディスク30には、図3に
示すように、穴が開けられる。該ディスク30にも、円
周方向の溝36(図3)のような刻み目を付けることに
よって、エンクロージャ14の閉じた範囲内でより簡単
にディスクの移動が行えるようにすることができる。望
ましい実施例の場合、誘電エンクロジャー14の端部に
おける開口部は、ダイポール・アンテナの端部に対する
異物の接近を阻止するため、アクリル・ディスク38に
よって閉じられている。
18、20をエンクロージャ14内の中心に位置させ、
ダイポール素子18、20の長さをエンクロージャ14
の外から調整できるようにする手段を提供し、検知アン
テナの長さと共振周波数のいずれかを表示するといっ
た、複数の機能を果たすことが分かる。超高周波の場
合、スペーサ・ディスク30の特性は、幾分重要なもの
になる。有害な負荷効果を最小限に抑えるため、図示実
施例のスペーサ・ディスク30は、テフロンで形成され
ている。さらに、その質量、及び、付随する負荷効果を
減少させるため、スペーサ・ディスク30には、図3に
示すように、穴が開けられる。該ディスク30にも、円
周方向の溝36(図3)のような刻み目を付けることに
よって、エンクロージャ14の閉じた範囲内でより簡単
にディスクの移動が行えるようにすることができる。望
ましい実施例の場合、誘電エンクロジャー14の端部に
おける開口部は、ダイポール・アンテナの端部に対する
異物の接近を阻止するため、アクリル・ディスク38に
よって閉じられている。
【0011】以上から明らかなように、本発明は、先行
技術の欠点を克服し、同時に、周波数及び長さの較正と
いった新規の特徴をもたらす有効な検知アンテナを提供
するものである。望ましい実施例に関連して、本発明の
原理を解説し、例示してきたが、もちろん、こうした原
理を逸脱することなく、構成及び細部において、本発明
に修正を加えることが可能である。例えば、本発明は、
ダイポール・検知アンテナに関連して例示してきたが、
他の実施例において、異なるアンテナ構成を用いること
ができるのは明らかである。円形ループ・アンテナは、
こうした代替構成の1つであり、パンケーキ状の誘電ス
ペーシング・エンクロージャに取り付けることができ
る。
技術の欠点を克服し、同時に、周波数及び長さの較正と
いった新規の特徴をもたらす有効な検知アンテナを提供
するものである。望ましい実施例に関連して、本発明の
原理を解説し、例示してきたが、もちろん、こうした原
理を逸脱することなく、構成及び細部において、本発明
に修正を加えることが可能である。例えば、本発明は、
ダイポール・検知アンテナに関連して例示してきたが、
他の実施例において、異なるアンテナ構成を用いること
ができるのは明らかである。円形ループ・アンテナは、
こうした代替構成の1つであり、パンケーキ状の誘電ス
ペーシング・エンクロージャに取り付けることができ
る。
【0012】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、フラットで
ない装置の表面を探測する場合でも、誘電エンクロージ
ャによって、アンテナ素子が装置表面に対し常に一定距
離に保たれ、装置の漂遊放射線を正確に測定することが
できる。
ない装置の表面を探測する場合でも、誘電エンクロージ
ャによって、アンテナ素子が装置表面に対し常に一定距
離に保たれ、装置の漂遊放射線を正確に測定することが
できる。
【図1】本発明の検知用アンテナの一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】スペーサディスクの一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図4】従来例を示す斜視図である。
10:検知アンテナ 12:ダイポール・アンテナ 14:管状誘電エンクロージャ 18、20:ダイポール素子 30:スペーサ・ディスク 32:スロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 399117121 395 Page Mill Road Palo Alto,Californ ia U.S.A.
Claims (6)
- 【請求項1】管状の誘電体エンクロージャと、 管状誘電体エンクロージャ内に同軸をなすように配置さ
れて、第1と第2のダイポール・アンテナ素子を含んで
おり、前記ダイポール・アンテナ素子のそれぞれが、ア
ンテナ素子とエンクロージャとの距離がアンテナ素子の
全長に沿ってほぼ一定になるように、その全長に沿って
ほぼ均一な円形の断面を備えるダイポール・アンテナ
と、 エンクロージャとダイポール・アンテナによって、その
間に形成される環状の空隙と、 前記ダイポール・アンテナ素子のそれぞれに1つずつ設
けられて、ダイポール・アンテナを管状エンクロージャ
に対して同軸に配置された状態に保つスペーサ部材と、 ダイポール・アンテナに結合されて、ダイポール・アン
テナから垂直方向に離れて延びるフィード・ラインを備
えたハンドルとを有する放射線検知装置。 - 【請求項2】前記誘電体エンクロージャの直径が、ダイ
ポール・アンテナの少なくとも4倍あることと、ダイポ
ール・アンテナとまわりの管状エンクロージャとの半径
方向の距離が、ダイポール・アンテナの半径の少なくと
も2倍はあることを特徴とする、請求項1に記載の検知
装置。 - 【請求項3】管状の誘電体エンクロージャと、 管状誘電体エンクロージャ内に同軸をなすように配置さ
れて、第1と第2のダイポール・アンテナ素子を含んで
おり、各ダイポール・アンテナ素子が伸縮部分を備える
ダイポール・アンテナと、 エンクロージャとダイポール・アンテナによって、その
間に形成される環状の空隙と、 前記ダイポール・アンテナ素子のそれぞれに1つずつ設
けられて、ダイポール ・アンテナを管状エンクロージャ
に対して同軸に配置された状態に保ち、ダイポール・ア
ンテナ素子の伸縮部分に配置されて、ダイポール・アン
テナ素子の長さ調整時に、それと共に移動可能な、スペ
ーサ部材と、 ダイポール・アンテナに結合されて、ダイポール・アン
テナから垂直方向に離れて延びるフィード・ラインを備
えたハンドルとを有する放射線検知装置。 - 【請求項4】ダイポール・アンテナ素子を所望の長さに
調整しやすくする目盛りを有し、前記目盛りが前記検知
装置に配置されていることを特徴とする、請求項3に記
載の検知装置。 - 【請求項5】前記管状誘電体エンクロージャが透明であ
り、目盛りが前記管状誘電体エンクロージャに配置され
ていることを特徴とする、請求項4に記載の検知装置。 - 【請求項6】前記管状誘電体エンクロージャに、縦方向
のスロットが形成されており、このスロットを介してス
ペーサ部材を操作し、第1と第2のダイポール・アンテ
ナ素子の長さを調整することを特徴とする、請求項3に
記載の検知装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/714,472 US5168279A (en) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | Antenna for sensing stray rf radiation |
US714,472 | 1991-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05196670A JPH05196670A (ja) | 1993-08-06 |
JP3121443B2 true JP3121443B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=24870181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04177419A Expired - Fee Related JP3121443B2 (ja) | 1991-06-12 | 1992-06-11 | 放射線検知装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5168279A (ja) |
EP (1) | EP0518516B1 (ja) |
JP (1) | JP3121443B2 (ja) |
DE (1) | DE69229525T2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5706018A (en) * | 1996-06-21 | 1998-01-06 | Yankielun; Norbert E. | Multi-band, variable, high-frequency antenna |
US5940046A (en) * | 1997-04-14 | 1999-08-17 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Standardized modular antenna system |
US5999141A (en) * | 1997-06-02 | 1999-12-07 | Weldon; Thomas Paul | Enclosed dipole antenna and feeder system |
US6285330B1 (en) | 1998-07-14 | 2001-09-04 | Sensis Corporation | Antenna field tester |
US6518933B2 (en) * | 2001-05-30 | 2003-02-11 | Ads Corporation | Low profile antenna |
WO2004006298A2 (en) * | 2002-07-03 | 2004-01-15 | Tokyo Electron Limited | Method and apparatus for non-invasive measurement and analysis of semiconductor process parameters |
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JP6063823B2 (ja) * | 2013-06-17 | 2017-01-18 | 株式会社日立製作所 | 近傍電界計測用プローブ及びこれを用いた近傍電界計測システム |
USD815074S1 (en) | 2017-06-07 | 2018-04-10 | PVC Antenna, Inc. | Antenna |
USD886694S1 (en) * | 2017-08-11 | 2020-06-09 | Trifo, Inc. | Autonomous vehicle sensor housing |
USD855039S1 (en) | 2018-10-26 | 2019-07-30 | Pvc Antenna Inc. | Antenna |
USD863270S1 (en) | 2018-10-31 | 2019-10-15 | PVC Antenna, Inc. | Antenna |
Family Cites Families (10)
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