JP3121300B2 - 皮膚状態測定装置 - Google Patents

皮膚状態測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚の柔軟性およ
び弾力性を測定することのできる皮膚状態測定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】人の肌の状態は、その人の年齢,環境,
手入れ方法等によって千差万別であり、その人その人に
応じた化粧品を使い、肌に合った手入れを行うことが、
美容上重要な課題となる。そこで、化粧品販売店の店頭
において、皮膚の水分量や皮脂量,pH値等を、専用の
装置を用いて定量的に測定することがよく行われている
が、最近、皮膚の老化度を判断するために、皮膚の柔軟
性と弾力性を評価することが重要視されるようになって
きている。
【0003】上記皮膚の柔軟性と弾力性については、従
来から、カウンセラー(専門の美容部員)が指先で、顧
客の肌に直接触れて、その張りや弾力を定性的に測定す
る方法が一般に行われてきたが、これらをより客観的か
つ定量的に測定する方法の確立が強く望まれていること
から、例えば図7に示すような測定部を備えた皮膚粘弾
性測定装置が提案され実用化されている(特開平2−1
34131号公報)。
【0004】この装置の測定部1には、図示のように、
赤外線発光ダイオード2と、赤外線フォトダイオード3
とが設けられており、ガラス物体4と、光の進行方向に
対して45°傾斜した鏡面5,6とを組み合わることに
より、矢印P,P′で示すような光の走行路が形成され
るようになっている。また、チャネル7には、ポンプ,
アキュムレータおよび絞り弁(いずれも図示せず)から
なる空圧装置が接続されており、先端開口(出口)8か
ら皮膚表面に、低圧もしくは超過圧をかけることができ
るようになっている。そして、上記圧力の変化によって
応じて生じる皮膚表面の変形が上記光の走行路P,P′
を遮るため、その受光量の変化を電気的に読み取って皮
膚表面の柔軟性および弾力性を測定するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記装
置は、皮膚表面の変形が光の走行路P,P′を遮断する
ことにより変化する受光量を読み取るようになっている
(いわゆる「切断方式」)ため、初期状態において、光
の走行路P,P′が皮膚表面に対して平行であることが
重要でポイントとなる。そのため、精密かつ高度な加工
技術が必要となり、測定部1の製造コストが非常に高
い、という問題がある。また、いくら測定部1の精度を
高めても、にきびや毛穴等によって皮膚表面自体の凹凸
が不均一であることや、測定部1の押し当て方によって
測定値が微妙に影響されるため、再現性のよい値を得る
には測定部位の選び方や測定動作に熟練が必要である、
という問題もある。また、図7に示すように、光をコ字
状に導くため、どうしても測定部1の先端を太くせざる
を得ず、軽量でコンパクトな測定部1が得られない、と
いう問題もある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、定量的かつ安定的に、皮膚表面の弾力性および
柔軟性を測定することのできるコンパクトな皮膚状態測
定装置を、安価に提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の皮膚状態測定装置は、先端
を皮膚表面に当接して皮膚の柔軟性および弾力性を測定
する測定具と、この測定具に連結される本体部とを備
え、上記測定具の皮膚当接先端面に小開口を形成し、こ
の小開口の内側部分を減圧手段と連通することにより、
上記小開口を皮膚表面で塞いだ状態で皮膚表面を小開口
内側に吸引するよう設定するとともに、上記測定具に、
上記小開口内に吸引された皮膚表面に向かって直接光を
投射する発光手段と、上記吸引された皮膚表面からの反
射光を受光してその受光量を電気信号として出力する受
光手段とを設け、上記本体部に、上記受光手段からの出
力信号を処理する回路として、皮膚表面の吸引を所定時
間維持した時点における受光変位量(A)を指標として
皮膚の柔軟性を示す数値を求め、皮膚表面の吸引後これ
を一気に解除して所定時間経過した時点における受光変
位量(B)と上記受光変位量(A)との割合(B/A)
を指標として皮膚の弾力性を示す数値を求める処理回路
を設けるともに、上記記処理回路から出力される処理
信号により皮膚の柔軟性を示す数値および皮膚の弾力性
を示す数値を表示する表示手段を設けたという構成をと
る。
【0008】また、本発明の請求項2記載の皮膚状態測
定装置は、上記請求項1記載の皮膚状態測定装置のなか
でも、上記減圧手段による減圧が、5〜50ミリリット
ル/秒の排気を3〜10秒間維持することにより行わ
れ、その後減圧が一気に解除されるようになっていると
いう構成をとる。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施の形態を示してい
る。
【0011】図において、10は棒状の測定具で、その
先端が、略直方体状の本体部11の上面に設けられた凹
部11a内に差し込まれて垂直に保持されている。上記
本体部11の前面11bは、傾斜面(図5参照)になっ
ており、この面に、「E」と付記された表示部12と
「S」と付記された表示部13(ともに2桁の数字をデ
ジタル表示しうる表示素子からなる)、そしてスタート
スイッチ14が設けられている。なお、15は上記測定
具10と本体部11とを連結するケーブルである。
【0012】上記測定具10は、図3に示すように、筒
状のケーシング16と、このケーシング16の先端に、
圧縮ばね17によって弾力的に保持されるプローブ18
とで構成されている。
【0013】上記プローブ18の先端面18a中央に
は、直径2mmの小開口19が形成されており、プロー
ブ18内に、この小開口19と連通する3つの穴20,
21,22が形成されている。
【0014】第1の穴20は、先端面18aに対し60
°の角度をもって形成されており、拡径された上部に、
発光ダイオード23が嵌入されている。これにより、矢
印Rで示すように、小開口19に向かって光が投射され
るようになっている。なお、上記発光の開始・停止は、
本体部11側に内蔵されたCPU31(図6参照)によ
って制御されるようになっており、上記発光ダイオード
23から延びる導線23aが、プローブ18の側面に形
成された溝24内を通って本体部11側のCPU31と
接続されている。また、23bは、発光ダイオード23
を固定するとともに、穴20内を気密状態に遮断する部
材である。
【0015】第2の穴21は、上記小開口19に向かっ
て真っ直ぐ垂下しており、拡径された上部に、受光素子
25が嵌入されている。したがって、プローブ18の先
端面18aを皮膚表面30に当接して小開口19を塞い
だ状態において、上記発光ダイオード23から投射され
た光の反射光(矢印Sで示す)が、上記受光素子25で
受光されるようになっている。そして、受光素子25
は、受光量に応じた電気信号を、本体部11側のCPU
31に出力するようになっている。25aは本体部11
側に設けられたアンプ32に接続される導線で、上記電
気信号が増幅された状態でCPU31に伝送されるよう
になっている(図6参照)。なお、25bは、受光素子
25を固定するとともに、穴21内を気密状態に遮断す
る部材である。
【0016】第3の穴22は、穴20とは反対の方向か
ら、先端面18aに対し60°の角度をもって形成され
ており、プローブ18の側面に開口する部分が塞がれて
いる。そして、穴22の中間部に、上方から垂下する穴
26が連通されており、この穴26のの拡径された上部
に、本体部2側から延びる減圧配管27が接続されてい
る。これにより、小開口19の内側を負圧に減圧できる
ようになっている。
【0017】一方、本体部11は、図4(上面図)およ
び図5(図4のA−A′断面図)に示すように、前面1
1bが傾斜した略直方体状のプラスチック製のケーシン
グ40を備えており、前述のように、その上面には、上
記測定具10の先端部を下向きに差し込んで保持するた
めの凹部11aが形成されている。また、前面11bに
は、表示部12,13およびスタートスイッチ14が設
けられている。なお、上記凹部11aのうち、測定具1
の先端を直接受ける有底筒状部分41は、耐衝撃性に優
れたポリカーボネート(PC)によって形成されてい
る。
【0018】また、上記ケーシング40の背面には、電
源スイッチ43と、測定具10から延びるケーブル15
が接続される取付具44が設けられており、この取付具
44を介して、ケーブル15内の導線および減圧配管2
7(図3参照)が、ケーシング40内の各種部材と接続
されている。
【0019】つぎに、ケーシング40内について説明す
る。図4および図5において、45は、4本のスタッド
46で支受された回路基板で、この上に、図6に示され
るCPU31,アンプ32,A/Dコンバータ38等の
電気・電子部品が搭載されている。また、33は減圧用
のチャンバで、この内部が、ポンプ34で減圧されるよ
うになっている。そして、測定具10側から延びる減圧
配管27が、フィルタ36,バルブ35を介して、上記
チャンバ33内と連通されており、測定具10内を吸引
するようになっている。
【0020】上記構成において、具体的な指示系統は、
図6に示すようになっている。すなわち、スタートスイ
ッチ14のオンによって、CPU31にスタート信号が
入力されると、CPU31から測定具10の発光ダイオ
ード23に発光開始の指示信号が出力されるようになっ
ている。また、それと同時に、受光素子25から出力さ
れる受光信号が、アンプ32によって増幅され、A/D
コンバータ38を経由してCPU31に入力されるよう
になっている。
【0021】さらに、上記CPU31から、発光ダイオ
ード23への信号出力と同時に、ポンプ34およびバル
ブ35に作動開始の指示信号が出力され、チャンバ33
内が減圧され、減圧配管27による吸引が行われるよう
になっている。また、減圧配管27内の圧力と、チャン
バ33内の圧力とは、圧力センサA37および圧力セン
サB39でそれぞれ検知されており、その検知された値
が、A/Dコンバータ38を経由してCPU31に入力
され、その値に応じて、上記バルブ35にオン−オフの
指示信号が出力され、圧力調節がなされるようになって
いる。
【0022】なお、上記減圧配管27による測定具10
内の吸引は、スタートから5秒間維持されたのち、その
後一気に解除されるようになっており、略6秒で測定が
完了する。そこで、スタートスイッチ14を押してから
6秒間の経過が測定者および被測定者にわかるよう、C
PU31からブザー50に指示信号が出力され、その
間、「ピー」という電子音が鳴るようになっている。
【0023】また、測定が中断したり、何らかの不都合
が生じた場合には、CPU31からリセットスイッチ5
1(図4,図5には図示を省略)に指示信号が出力さ
れ、このリセットスイッチ51が点灯するようになって
いる。その場合は、これを押すと、初期状態に戻るよう
になっている。
【0024】上記皮膚状態測定装置を用い、例えばつぎ
のようにして、被測定者の皮膚の柔軟性および弾力性を
測定することができる。すなわち、まず、被測定者の顔
の適宜の個所(通常、頬骨の下側付近が好ましい)に、
測定具10の先端を押し当てて、スタートスイッチ14
を押す。押し当てる強さは、プローブ18が内側に引っ
込む程度とし、また、測定具10ができるだけ垂直を保
つようにする。
【0025】これにより測定が開始される。すなわち、
まず、本体部11内のCPU31の指示により、減圧配
管27からの減圧が開始され、プローブ18の小開口1
9(図3参照)を塞ぐ皮膚表面30が吸引される。ま
た、この皮膚表面30に向かって、発光ダイオード23
から光が投射され、その反射光が、受光素子25で受光
される。そして、その受光量が、電気信号として、本体
部11内のCPU31に伝送される。
【0026】ここで、上記受光量は、皮膚表面30が小
開口19から内側に盛り上がって変化する変位量と略比
例関係にあることが判明しており、その変位量が多けれ
ば多いほど皮膚が柔軟である、と評価することができ
る。また、皮膚表面30に対する吸引を解除してすぐ
に、盛り上がった皮膚が素早く元に戻れば戻るほど皮膚
に弾力性がある、と評価することができる。そこで、皮
膚の盛り上がり量(≒受光量)を縦軸にとり、スタート
からの経過時間を横軸にとって得られるグラフ(図2参
照)において、減圧を開始して5秒後、皮膚が伸びて最
高に盛り上がったときのその変位量Aを「S:柔軟性」
の指標とし、5秒経過後に、一気に減圧を解除し、その
0.1秒後(スタートから5.1秒後)の皮膚の戻り率
B/Aを「E:弾力性」の指標として、処理がなされる
よう設定されている。
【0027】そして、上記2つの指標が、受光素子25
からの電気信号に基づいてCPU31内で処理され、下
記の表1に示す10段階評価のいずれに属するかが、前
記表示部12,13(図1参照)に数値として表示され
る。なお、下記の表1は、予め成人女性3000人を対
象に、この皮膚状態測定装置を用いてデータ収集を行
い、解析して得られた評価基準である。
【0028】
【表1】
【0029】測定者は、上記表示部12,13に表示さ
れた結果を見るとともに、被測定者の年齢を確認した上
で、被測定者に応じた美容上のアドバイスを行う。
【0030】この皮膚状態測定装置によれば、熟練した
技術を要することなく、簡単かつ再現性よく皮膚の柔軟
性および弾力性を測定することができる。しかも、測定
具10の構成が簡単かつコンパクトであるため、従来品
(例えば図7に示すもの)に比べて製造コストが安いと
いう利点を有する。
【0031】なお、上記の例において、測定具10内を
減圧する場合、5〜50ミリリットル/秒の排気を行う
ことが好適である。すなわち、上記の範囲より緩慢な排
気では、充分に皮膚表面30を吸引して盛り上がり変形
を生じさせることができにくく、逆に上記の範囲より急
激な排気では、皮膚に対する刺激が強過ぎて被測定者に
不快感を与えるおそれがあるからである。
【0032】また、減圧を維持する時間として、上記の
例では5秒間を設定しているが、この時間は、5秒に限
らず適宜に設定することができる。ただし、時間が短過
ぎると適正な測定をすることが難しく、逆に時間がかか
り過ぎると被測定者を拘束する時間が長くなって印象が
悪くなるため、通常、3〜10秒間に設定することが好
適である。
【0033】さらに、上記の例では、減圧手段として、
ポンプ34等を、本体部11の内側に設けているが、必
ずしも減圧手段を本体部11内側に設ける必要はなく、
別個に設けられた減圧装置と測定具10とを、ケーブル
15とは別の配管で接続するようにしても差し支えはな
い。その場合は、上記減圧装置に、本体部11内のCP
U31から指示信号が出力されるようになっていなけれ
ばならない。
【0034】そして、上記の例では、スタートから測定
時間終了までの間、ブザー50を鳴らすよう設定してい
るが、これは必ずしも必要ではなく、タイマー表示等、
測定時間終了を知らせる他の手段と組み合わせてもよい
し、表示部12,13への表示が確定した時点で、それ
を目安にして測定を終了するようにしてもよい。また、
リセットスイッチ51も、必ずしも設ける必要はなく、
リセットを、スタートスイッチ14で兼用するようにし
てもよい。
【0035】なお、本発明では、測定具10をコンパク
トに設計できる点が一つの特徴であるが、プローブ18
の先端面18aの大きさは、通常、直径10〜20mm
の円形に設定されることが好ましい。また、円形でなく
ても、それに準じた大きさに設定することが好ましい。
先端面18aが小さ過ぎると、皮膚表面30との接触面
が少なくなり過ぎて小開口19の周囲を充分に気密状態
に保つことが難しくなり、逆に大き過ぎると、取り扱い
が不便になるからである。
【0036】つぎに、実施例について説明する。
【0037】
【実施例】図1に示す皮膚状態測定装置を用い、実際に
専門のモニター10名に、特定のモデル1名に対し、交
互に皮膚の柔軟性と弾力性の測定を行わせた。その結
果、データの再現性がよく、またいずれのモニターも、
「操作が簡単で、被測定者の皮膚の柔軟性と弾力性を測
定しやすかった。」と評価した。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
皮膚状態測定装置によれば、皮膚の柔軟性と弾力性を、
皮膚表面の盛り上がり状態を光の反射量によって直接測
定して評価するようになっているため、簡単な操作で再
現性よく適正な測定結果を得ることができる。しかも、
測定具の先端構造が簡単であり、全体をコンパクトに設
計することができるため、取り扱いやすいとともに、製
造コストが安いという利点を有する。また、本発明の請
求項2記載の皮膚状態測定装置によれば、上記測定を、
より最適な条件下で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】上記実施例における測定原理の説明図である。
【図3】上記実施例における測定具の構成を示す部分的
な縦断面図である。
【図4】上記実施例における本体部の構成を示す上面図
である。
【図5】図4のA−A′断面図である。
【図6】上記実施例のブロック構成図である。
【図7】従来の皮膚粘弾性測定装置の説明図である。
【符号の説明】
10 測定具 11 本体部 12,13 表示部 15 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島上 和則 東京都世田谷区上北沢1丁目20番11号 (72)発明者 北村 潤 神奈川県大和市下鶴間2047番地602号 (56)参考文献 特開 平6−98862(JP,A) 特開 昭62−164434(JP,A) 特開 平4−38930(JP,A) 特開 平1−115342(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/00 - 5/03

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端を皮膚表面に当接して皮膚の柔軟性
    および弾力性を測定する測定具と、この測定具に連結さ
    れる本体部とを備え、上記測定具の皮膚当接先端面に小
    開口を形成し、この小開口の内側部分を減圧手段と連通
    することにより、上記小開口を皮膚表面で塞いだ状態で
    皮膚表面を小開口内側に吸引するよう設定するととも
    に、上記測定具に、上記小開口内に吸引された皮膚表面
    に向かって直接光を投射する発光手段と、上記吸引され
    た皮膚表面からの反射光を受光してその受光量を電気信
    号として出力する受光手段とを設け、上記本体部に、上
    記受光手段からの出力信号を処理する回路として、皮膚
    表面の吸引を所定時間維持した時点における受光変位量
    (A)を指標として皮膚の柔軟性を示す数値を求め、皮
    膚表面の吸引後これを一気に解除して所定時間経過した
    時点における受光変位量(B)と上記受光変位量(A)
    との割合(B/A)を指標として皮膚の弾力性を示す数
    を求める処理回路を設けるともに、上記記処理回路
    から出力される処理信号により皮膚の柔軟性を示す数値
    および皮膚の弾力性を示す数値を表示する表示手段を
    けたことを特徴とする皮膚状態測定装置。
  2. 【請求項2】 上記減圧手段による減圧が、5〜50ミ
    リリットル/秒の排気を3〜10秒間維持することによ
    り行われ、その後減圧が一気に解除されるようになって
    いる請求項1記載の皮膚状態測定装置。
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