JP3120889U - 多段式ブラインド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓からの入射光を調節できるようにした多段式ブラインド構造を提供する。
【解決手段】本考案の多段式ブラインド構造は、前記ブラインド10を構成する複数のスラット2を少なくとも上,下段部となる多段に分割し、分割された前記上,下段部をそれぞれ窓枠等の上部に固定されたレール1内部に設置された自動リール器11に巻装された昇降ロープ111にそれぞれ別個に昇降可能に連結し、前記上,下段部のスラット2がそれぞれ独立して昇降動作できるように構成した。
【選択図】図3

Description

本考案は、多段式ブラインド構造に関するものであって、特に、異なる透光率及びデザインの複数のスラットを多段に上下方向に重ね合わせて連結或いは配設し、且つ、各段のスラットの一端部は、窓枠等の枠部材に固定されたレールに設置された自動リール器の駆動と連動するようにし、使用者が所望に応じてブラインドの各上,下段部のスラットを操作駆動して昇降制御可能とし、室内への採光或いは強い太陽光線の入射を遮閉できるようにして室内のインテリア効果並びに室内空間の環境を改善できるようにしたブラインド構造に関するものである。
従来の自動リール器を設置したブラインドは、昇降調整の過程において、重力平衡によりスラットの自動定位の目的を達成することができ、昇降調節用の引き紐が露出することがなく危険性が少ないため、幅広く使用されている。
ブラインドの主な用途は、強い太陽光線を遮蔽して室内への入射光を調節するのが目的であり、公知のブラインドの設計にあっては、透光率の異なる異質な材質によって形成されたほぼ同一形状の複数のスラットを前後方向に二重に配設して太陽入射光及び採光の調節をするようにしている。
即ち、高い透光率を有するスラットのみによって窓を塞いだ場合は、太陽光線の入射を可能とし、且つ低透光率のスラットによって窓を塞いだ場合には、太陽光線を遮蔽することができるようにしており、太陽光線を調節する効果は達成されているが使用上に制限がある。
前後二重に配設された各スラットは、どちらも直接レールに設置した自動リール器の巻き上げ又は巻き下げよって共に移動するように設計されているので、太陽光線の調整にあっては、窓より差込む太陽光線を上方から下方に向けてしか遮蔽することができず、窓の上方部で太陽光線の透光を遮蔽しているが、下方部では太陽光線を遮光する、というようなことは不可能であり、使用者はこの制限下でブラインドを使用することになり、本当の意味での光線調節の目的が達成され得ないという問題点があった。
本考案は、上述の問題点を改善するような多段式ブラインド構造を提供するもので、異なる透光率及びデザインの複数のスラットを上下方向の多段に連結し、且つ、各段のスラットの一端部は、上部に設置したレールの自動リール器と連動するようにし、使用者が所望に応じて直接スラットを引き操作により昇降制御を可能にし、窓から入射する太陽光線の透光及び遮蔽を自由に変更することで室内に対する異なる遮光効果及びインテリア効果を達成するようにすることを目的とする。
本考案の多段式ブラインド構造は、前記ブラインドを構成する複数のスラットを少なくとも上,下段部となる多段に分割し、分割された前記上,下段部をそれぞれ窓枠等の上部に固定されたレール内部に設置された自動リール器に巻装された昇降ロープにそれぞれ別個に昇降可能に連結し、前記上,下段部のスラットがそれぞれ独立して昇降動作できるようにしたことを特徴とする。
本考案の多段式のブラインド構造によれば、外界の太陽光が室内に入射するのは、本来は、窓際から直接延伸するものであるから、太陽光入射範囲内の室内物品は完全に照射されるが、例えば、ある段部のスラットが低透光率で、他の段部のスラットが高透光率である場合には、照射領域に対応するスラットを調節して、透光率が低いスラットは室内のある範囲(例えば、テレビのブラウン管)を遮蔽し、高透光率のスラットは、ある範囲(例えば、盆栽)に照射して、遮光領域は完全に使用者の思い通りに調節することができる。
また、本考案の多段式のブラインド構造によれば、使用者は思い通りに直接スラットを操作して昇降動作によって、室内へ入射する入射光に対し、入射範囲を制御し異なる遮光効果並びにインテリア効果を高めることができる。
さらにまた、前記透光率の異なる各スラット2は、スラット2の外観・色彩の変更、或いはトーテム設計により、ブラインドを季節或いは天候状態により使用者の好む状態に自由に選択することが可能となり、生活に趣を与える。
以下本考案を実施するための最良の形態について、実施例をもとに詳細に説明する。なお、この明細書で使用する「スラット」とは、プラスチック製・木製・薄板金属製・布製又は厚紙製から成形される羽根板のように薄い単体の細幅状板部材及び前記細幅状板部材の長手方向端部を互いに連結して折り畳み可能としたものをいう。
本考案の多段式ブラインド構造は、図1に示すように、多段式に上下方向に折り畳みによる伸縮可能に連結した複数のスラット2を、窓枠等に固定さるレール1に配設された自動リール器11の巻き取り・巻き戻し用の昇降ロープ111に連結し、各スラット2を、それぞれ、自動リール器11の昇降ロープ111によって巻き取り或いは巻き戻しにより昇降が制御されるようにしている。前記複数のスラット2は透光率及びデザインの異なるものからなり、使用者の所望形態に合わせた多様な昇降調整を提供することができる(図2で示される)。
本考案の使用にあっては、室内に入射する太陽光線の入射範囲により、異なる透光率を有する各スラット2の配置状態を調節できる。図3はブラインドの上段部に透光を遮蔽する材質によって形成されたスラット2が配置され、下段部には太陽光線を透過する材質によって形成されたスラット2が連設されたものである。したがって、前記ブラインド10は多様な調整能力を有して室内への太陽光線を制御することが出来る。
前記透光率の異なる各スラット2は、図4、図5で示されるように、スラット2の外観・色彩の変更、或いはトーテム設計により、季節或いは天候状態にあわせて使用者はブラインド10を自由に選択することが可能となり、生活に趣を与えことが可能となる。
前記上段部のスラット2の下端部には、前記スラットの厚み寸法より厚く重さが重い細幅の帯板体21が固設してあり、前記自動リール器11の一方の昇降ロープ111の終端部が固着され、始端部は自動リール器11に連結されている。また、上段部のスラット2の帯板体21の下方には前記下段部のスラット2が連結されており、前記自動リール器11の他方の昇降ロープ111の終端部が固着されている。なお、帯板体21と各スラット2間の結合技術は公知技術に属し、リベット締め、接着、挟持などによる固定であり、ここでは特に詳述しない。前記ブラインド10の使用者は、各スラット2を操作する時は、上,下段部の帯板体21を手動により昇降操作を実行することで可能となっている。
また、下段部のスラット2の昇降ロープ111の先端は、上段部のスラット2に形成した穿孔を自由に通過し、終端が前記自動リール器11に連結されている。該昇降ロープ111は上,下段部の帯板体21の左右両端に離間して2本取り付けられて揃った外観を呈する。
また、本考案は、図6の変形例に示すように、多段式スラット2を、最上段部に帯板体21を設置した状態に構成して、上段部のスラット2とレール1との間に開口を設けることが出来るようにしたり、図7の変形例に示すように多段式スラット2の上,下段部の終端と始端部にそれぞれ帯板体21を設けて、ブラインド10の中間部に開口を設けたり、図8に示す変形例のように上段部のスラット2を取り除いて、下段部のスラット2とレール1との間に開口を設けて太陽光を完全に入射できるようにすると共に、特定位置の遮蔽効果を達成することができるようにすることも可能である。
本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更・改良を加えることができ、従って本考案の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とする。
本考案の多段式のブラインド構造に係る実施例を示し、スラットを巻き上げた状態の斜視図である。 本考案の多段式のブラインド構造に係る実施例の上段部の光線遮断用のスラットのみを巻き下げた状態の斜視図である。 本考案の多段式のブラインド構造に係る実施例の上段部の光線遮断用のスラットと下段部の透過用スラットを巻き下げた使用状態の斜視図である。 本考案の多段式のブラインド構造に係る変形例の上段部の光線遮断用のスラットと下段部の透過用スラットを巻き下げた使用状態の斜視図である。 本考案の多段式のブラインド構造に係る更に異なる変形例の上段部の光線遮断用のスラットと下段部の透過用スラットを巻き下げた使用状態の斜視図である。 本考案の多段式のブラインド構造に係る更に異なる変形例を示し、上段部とレールとの間に光線入射用の開口を設けた使用状態の斜視図である。 本考案の多段式のブラインド構造に係る更に異なる変形例を示し、上段部と下段部との間に光線入射用の開口を設けた使用状態の斜視図である。 本考案の多段式のブラインド構造に係る更に異なる変形例を示し、下段部とレールとの間に光線入射用の開口を設けた使用状態の斜視図である。
符号の説明
1 レール
11 自動リール器
111 昇降ロープ
2 スラット
21 帯板体
10 ブラインド

Claims (5)

  1. 多段式のブラインド構造であって、前記ブラインドを構成する複数のスラットを少なくとも上,下段部となる多段に分割し、分割された前記上,下段部をそれぞれ窓枠等の上部に固定されたレール内部に設置された自動リール器に巻装された昇降ロープにそれぞれ別個に昇降可能に連結し、前記上,下段部のスラットがそれぞれ独立して昇降動作できるようにしたことを特徴とする多段式のブラインド構造。
  2. 前記上,下段部の各スラットの端部には、帯板体を固設して、前記自動リール器の昇降ロープの一端部を連結固定したことを特徴とする請求項1に記載の多段式のブラインド構造。
  3. 下段部の帯板体に固定される前記昇降ロープは、上,下段部のスラットに形成した穿孔を自由に貫通するようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の多段式のブラインド構造。
  4. 前記上,下段部の各スラットの終端部及び始端部にはそれぞれ帯板体を連結した構成とし、前記帯板体の終端部及び始端部間に開口が形成されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の多段式のブラインド構造。
  5. 各段のスラットは、外観・色彩を異ならせてトーテム設計をするようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の多段式のブラインド構造。
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