JP3120526U - 液晶表示装置および液晶テレビジョン - Google Patents

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Abstract

【課題】マイコンにリセットが掛からない液晶表示装置および液晶テレビジョンを提供する。
【解決手段】インバータ260への電源供給ラインからフィードバックのかかる電源回路240を備えて、8VレギュレータIC35に二次コイルTr1より電圧が供給され、3.3VレギュレータIC40に二次コイルTr2または8VレギュレータIC35から電圧が供給され、3.3VレギュレータIC40からマイコン250に電圧が供給される液晶テレビジョンおよび液晶表示装置で、8VレギュレータIC35をインバータのオフに遅れないようにオンにする。
【選択図】図4

Description

本考案は、スタンバイ時と電源オン時で異なるラインから電源を供給されるマイコンが搭載された液晶表示装置および液晶テレビジョンに関する。
図2は、本考案にかかる電源回路240とマイコン150への電源供給に関わる部分の概略構成をブロック図により示している。電源回路240は部分共振電源回路であり、概略、外部の例えば商用AC電源を整流回路20にて全波整流した上、コンデンサC1で平滑化され一次側に入力される電圧を所望の電圧に調整して二次側に出力するトランスTrと、トランスTrの二次側の電圧を一次側にフィードバックするフィードバック回路30と、フィードバック回路30からのフィードバック信号によりトランスTrの一次側電圧をPWM制御するスイッチング回路25とからなる。
トランスTrの二次側とマイコン250との間には、ICにより実現される8VレギュレータIC35および3.3VレギュレータIC40が配置されている。また、トランスTrの二次側にはインバータ260が接続され、トランスTrより出力される電圧を交流に変換してバックライト13aに供給している。
図2では、整流ブリッジを備える整流回路20に交流電圧が入力され、交流電圧を直流電圧に変換して出力する。次に、整流回路20から出力される直流電圧はコンデンサC1にて平滑化され、トランスTrの一次コイルTr0に入力され、それぞれ特定の巻数比となった各二次コイルTr1〜Tr3より各構成回路に所定の電圧が出力される。図2には、マイコン250とインバータ260と、バックライト13aとが示してあるが、むろんこれら以外の構成回路にも電圧は供給される。
二次コイルTr1より出力される電圧V1はICにて実現される8VレギュレータIC35へ入力され、二次コイルTr2から出力される電圧V2はICにて実現される3.3VレギュレータIC40に入力され、二次コイルTr3から出力される電圧V3はインバータ260へ入力されてバックライト13aを点灯させる。インバータ260は、液晶テレビジョン10のオンオフに応じて生成されるB/L_SWシーケンスの制御信号が入力されて、バックライト13aへ供給する電圧の制御や、バックライト13aの点灯と消灯を行う。
8VレギュレータIC35は、制御端子に液晶テレビジョン10のオンオフに応じて生成されるRegIC1シーケンスの制御信号が入力され、オンのとき8Vよりも高電圧が入力されると8Vを出力する。一方、3.3VレギュレータIC40は、8VレギュレータIC35または二次コイルTr2のいずれかより3.3Vよりも高電圧が供給されると3.3Vを出力する。
フィードバック回路30は、インバータ260の電源ラインに接続され、二次コイルTr2から出力される電圧が所定電圧を超えると、スイッチング回路25にフィードバック信号に出力する。スイッチング回路25は発振回路を備え、フィードバック回路より入力されるフィードバック信号が入力されると、PWM制御によるフィードバック制御を行い、二次コイルTr2の出力電圧が適正電圧となるように適宜調整し、一次コイルTr0に駆動電圧を出力する。
フィードバック回路30としては、図5のようなものが考えられる。インバータ260の電源ラインには、抵抗R1とR2とが対GNDに直列に、抵抗R3とR4とが対GNDに直列に、それぞれ接続されている。抵抗R1とR2との分割点Aと、抵抗R3とR4との分割点Bと、ツェナダイオードTDのアノード側と、は三端子スイッチ回路SWに接続され、ツェナダイオードTDを分割点Aと分割点Bのいずれかに切り替えて接続する。
三端子スイッチ回路SWとしては、電流切り換え型のトランジスタ・スイッチなどを使用すればよい。三端子スイッチ回路SWは、マイコン250の制御により、ツェナダイオードTDを分割点Aに接続させるか分割点Bに接続させるかを切り替える。
上記抵抗R1、R2の分割点Aに接続されたツェナダイオードTDの降伏電圧は、インバータ260の電源ラインに供給される電圧が、分割点Aに接続される場合と分割点Bに接続された場合とでそれぞれ異なる電圧で一定となるよう抵抗R1、R2の定数および抵抗R3,R4の定数を設定し、決定される。
異なる電圧としては、液晶テレビジョン10の電源オン時とスタンバイ時とにそれぞれ供給される電圧であり、電源オン時のほうが高電圧となる。本実施例においては、電源回路は分割点Aに接続されたとき高電圧、分割点Bに接続されたとき低電圧を供給するものとする。
ここで、ツェナダイオードTDの降伏電圧と抵抗R1,R2とが上記電源ラインに供給される第一の基準電圧を決定し、ツェナダイオードTDの降伏電圧と抵抗R3,R4とが上記電源ラインに供給される第二の基準電圧を決定する
マイコン250は、3.3VレギュレータIC40から出力される電圧にて駆動される。そして、三端子スイッチ回路SWを切替制御することにより、フィードバック回路30を介してトランスTrの二次コイルTr1,Tr2,Tr3へ供給される電圧を高電圧とするか低電圧とするかを制御する。
さらに、RegIC1シーケンスに従う8VレギュレータIC35のオンオフにより、マイコン250へ供給される電圧は、二次コイルTr1と8VレギュレータIC35と3.3VレギュレータIC40とを経由して供給されるか、二次コイルTr1と3.3VレギュレータIC40とを経由し供給されるかが切り換わる。
図5は、液晶テレビジョン10のオンオフに伴って生成される制御シーケンスおよびそれに伴う回路の各点における電圧をタイミングチャートにより示した図である。
同図において、P−ON−HおよびB/L_SWは、液晶テレビジョン10のオンオフに伴って生成される制御信号のシーケンスである。P−ON−Hはリモコン受光部270を介してマイコン250がリモコン275より電源オンの操作コマンドを受信するとオンとなり、リモコン受光部270を介してマイコン250がリモコン275よりスタンバイの操作コマンドを受信するとオフとなる。一方、B/L_SWはバックライト13aの点灯と消灯を制御するもので、P−ON−Hよりも遅れてオン(バックライト点灯)となり、P−ON−Hよりも速くオフ(バックライト消灯)となる。
また、V1,V2,V3は、それぞれ二次コイルTr1,Tr2,Tr3から出力される電圧を表し、V1は35Vと9Vが、V2は6.5Vと0Vが、V3は21Vと3Vが、それぞれ切り替わるタイミングを示している。Vaは、3.3VレギュレータIC40に供給される電圧であり、8VレギュレータIC35か二次コイルTr2のいずれかより、6.5〜8Vの電圧が供給さる。
RegIC1は8VレギュレータIC35の制御端子に入力される制御信号であり、P−ON−Hがオンのときはオフが入力されて8VレギュレータIC35は電圧出力を停止し、P−ON−Hがオフのときはオンが入力されて電圧出力を開始する。
V1はP−ON−Hのオンと同時に35Vとなり、P−ON−Hがオフされると9Vとなる。V2はP−ON−Hのオンと同時に6.5Vとなり、B/L_SWがオフされると6.5Vの出力を停止する。V3はP−ON−Hがオフの間は3Vであり、P−ON−HがオンされてからB/L_SWがオンされるまでの間に3Vから21Vまで次第に出力電圧が上昇し、B/L_SWがオンの間は21Vを出力する。そして、B/L_SWがオフされてからP−ON−Hがオフされるまでの間、21Vから3Vまで次第に出力電圧を下降させ、P−ON−Hがオフされると3Vを出力する。
以上のように構成された回路が、図5のタイミングチャートによりどのように動作するかを説明する。
液晶テレビジョン10がスタンバイのとき、マイコン250には、二次コイルTr1より出力される9Vが8VレギュレータIC35および3.3VレギュレータIC40にて降圧され、3.3Vが供給されている。
この時、リモコン受光部270を介してマイコン250がリモコン275より電源オンの操作コマンドを受信すると、マイコン250が各部の制御を開始し、三端子スイッチ回路SWを高電圧側の分割点に接続させる。そして、フィードバック回路30はスイッチング回路25にフィードバック信号を出力し、スイッチング回路25が一次コイルTr0のPWM制御を開始する。
これにより、二次コイルTr1は35Vを出力し、二次コイルTr2は6.5Vを出力し、二次コイルTr3の出力電圧V3は3Vから21Vへと上昇開始する。このとき、8VレギュレータIC35はオフとなり電圧出力を停止する。したがって、マイコン250には、二次コイルTr2から出力される電圧V2の6.5Vが3.3VレギュレータIC40にて降圧され、3.3Vが供給される。
そして、二次コイルTr3の出力電圧V3の上昇が完了すると、B/L_SWがオンとなり、インバータ260がバックライト13aを点灯させる。
一方、電源オン時に、リモコン受光部270を介してマイコン250がリモコン275よりスタンバイを指示する操作コマンドを受信すると、マイコン250が各部の制御を開始し、三端子スイッチ回路SWを低電圧側の分割点に切り替えて接続させるため、フィードバック回路30はインバータ260の電源ラインに供給される電圧が一定の低電圧となるようになフィードバック信号を出力する。
すると、スイッチング回路25は、フィードバック信号にしたがって一次コイルTr0のPWM制御を開始する。そして、B/L_SWがオフとなり、二次コイルTr3の出力電圧V3が21Vから3Vへと下降開始する。このとき一次コイルTr0の電圧降下に伴い、二次コイルTr3の出力電圧V3だけでなく、二次コイルTr2の出力電圧V2も落ち込む。
つまり、3.3VレギュレータIC40に供給される電圧Vaが0Vとなり、マイコン250に供給される電圧も0Vとなり、マイコン250にリセットがかかる。
二次コイルTr3の出力電圧V3が3Vまでの電圧降下すると、P−ON−HがオフとなるとともにRegIC1がオンとなる。したがって、二次コイルTr1の出力電圧V1は9Vとなり、二次コイルTr1から出力される電圧V1が8VレギュレータIC35にて8Vに降圧されて3.3VレギュレータIC40に入力され、3.3VレギュレータIC40にて3.3Vに降圧された電圧がマイコン250に供給される。
ところで、従来、マイコンへの電源供給方法については以下のような公知技術が知られている。
すなわち、特許文献1には、液晶のバックライト電源の電圧を抵抗にて分圧して得た電圧を、オペアンプ、基準電圧などにより構成される電圧比較回路により比較して作った信号にて、液晶電源のシーケンスを守る液晶の電源制御回路について開示されている。
また、特許文献2には、バックライトをオフすると同時に表示制御回路に与える電圧を下げ、表示制御回路内部の黒く周波数を変化させ表示制御回路自体の消費電力を低減する表示装置の電源供給方式について開示されている。
さらに特許文献3には、機器全体の電源がターンオフされても、まず、先にターンオフするように規定されている電源のターンオフと、ステータスデータの書き込みと、LCDリセット制御信号の立ち下げとを行ってからシステム全体の電源がオフ状態にする、マイクロコンピュータ利用機器の電源制御装置について開示されている。
特開平1−225995号公報 特開平6−175605号公報 特開2002−215107号公報
以上より、スタンバイへ移行する際、3.3VレギュレータIC40に供給される電圧Vaが一時的に落ち込むことによりマイコンがリセットされ、マイコンの再起動に余計な時間を必要としていた。
本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、スタンバイに移行する際に、マイコンへ安定して電圧を供給し、マイコンにリセットが掛からない液晶テレビジョンおよび液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の請求項1に記載の液晶テレビジョンでは、バックライトを備えて画面に映像を表示する液晶モジュールと、交流電圧が入力されて直流電圧を出力する整流回路と、上記直流電圧が入力される一次コイルと、同一次コイルに直流電圧が入力されると所定の電圧を出力する第一の二次コイルと第二の二次コイルと第三の二次コイルとを備える電圧生成部と、上記第一の二次コイルより電圧を供給され、制御端子に制御信号が入力されると8Vを出力する8VレギュレータICと、上記第二の二次コイルまたは上記8VレギュレータICから電圧の供給を受け、3.3Vを出力する3.3VレギュレータICと、上記第三の二次コイルより電圧を供給され、所定の制御信号が入力されると上記バックライトを点灯させるインバータと、上記3.3VレギュレータICより電圧を供給されて動作するマイコンと、上記インバータの電源ラインを監視して、同電源ラインに供給される電圧が第一の基準電圧または第二の基準電圧となるように調整させるフィードバック信号を出力するフィードバック回路と、上記フィードバック回路からのフィードバック信号に基づいて、上記一次コイルをPWM制御するスイッチング回路とを備える液晶テレビジョンにおいて、上記バックライトは電源のオンに遅れてオンとなり、電源がスタンバイとなるのに先立ってオフとなり、上記第一の二次コイルからは35Vと9Vとが切り替えて供給され、電源がオンとなると35V出力を開始し、スタンバイになると9V出力を開始し、上記第二の二次コイルからは電源がオンとなると6.5Vが供給され、上記バックライトがオフとなると電圧供給が落ち込み、スタンバイ時には電圧が出力されず、8VレギュレータICには、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が停止され、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が開始される構成としてある。
また、上記目的を達成するために、請求項2に記載の液晶表示装置では、バックライトを備える液晶モジュールと、交流電圧が入力されて直流電圧を出力する整流回路と、上記直流電圧が入力される一次コイルと、同一次コイルに直流電圧が入力されると所定の電圧を出力する第一の二次コイルと第二の二次コイルと第三の二次コイルとを備える電圧生成部と、上記第一の二次コイルより電圧を供給され、所定の制御信号が入力されると同供給された電圧よりも低い所定の電圧を出力する第一のレギュレータと、上記第二の二次コイルまたは上記第一のレギュレータから電圧の供給を受け、同供給された電圧よりも低い所定の電圧を出力する第二のレギュレータと、上記第三の二次コイルより電圧を供給され、所定の制御信号が入力されると上記バックライトを点灯させるインバータと、上記第二のレギュレータより電圧を供給されて動作するマイコンと、上記インバータの電源ラインに供給される電圧を監視して、同電源ラインに供給される電圧を所定のレベルに調整させるフィードバック信号を出力するフィードバック回路と、上記フィードバック回路からのフィードバック信号に基づいて、上記一次コイルをPWM制御するスイッチング回路とを備える液晶表示装置において、上記バックライトは電源のオンに遅れてオンとなり、電源がスタンバイとなるのに先立ってオフとなり、上記第一の二次コイルからは第一の電圧と第二の電圧とが切り替えて供給され、電源がオンとなると上記第一の電圧の出力を開始し、スタンバイになると上記第二の電圧の出力を開始し、上記第二の二次コイルからは電源がオンとなると第三の電圧の出力が開始され、上記バックライトがオフとなると電圧供給が落ち込み、スタンバイ時には電圧が出力されず、上記第一のレギュレータには、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が停止され、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が開始される構成としてある。
つまり、上記液晶表示装置の電源がオンとなると、上記第一の二次コイルからは上記第一の電圧の出力が開始され、上記第二の二次コイルからは上記第三の電圧の供給が開始され、上記電源のオンに遅れて上記バックライトがオンとなり、上記バックライトがオンとなると上記第一のレギュレータには制御信号の入力が停止される。そして、上記液晶表示装置の電源がスタンバイとなるのに先立って上記バックライトがオフとなり、上記バックライトがオフとなると上記第一のレギュレータには制御信号の入力が開始され、上記バックライトがオフとなると上記第二の二次コイルは電圧供給が落ち込み、次いで、上記電源がスタンバイとなると上記第一の二次コイルからは上記第二の電圧の出力が開始され、上記第二の二次コイルは電圧の出力を停止する。
そして、請求項3にかかる考案では、上記請求項2に記載の液晶表示装置において、上記第一の二次コイルからは、上記第一の電圧として35Vが出力され、上記第二の電圧として9Vが出力され、上記第二の二次コイルからは、上記第三の電圧として6.5Vが出力され、上記第一のレギュレータは、上記第一の二次コイルより35Vまたは9Vを供給されると8Vを出力し、上記第二のレギュレータは、上記第一のレギュレータからの8Vまたは上記第二の二次コイルからの6.5Vが供給されると3.3Vの電圧を出力する構成としてある。
以上説明したように本考案の請求項1に係る考案によれば、電源の落ち込みを回避することにより、マイコンにリセットがかからない液晶テレビジョンを提供することが出来る。
また、本考案の請求項2または請求項3にかかる考案によれば、電源の落ち込みを回避することにより、マイコンにリセットがかからない液晶表示装置を提供することが出来る。
以下、下記の順序に従って本考案の実施形態を説明する。
(1)本実施形態における概略構成:
(2)マイコンへの電源供給について:
(3)まとめ:
(1)液晶テレビジョンの構成:
図1は、本考案の実施形態にかかる液晶テレビジョン10の概略構成をブロック図により示している。同図において、液晶テレビジョン10は、概略、アンテナ215の接続されたチューナ回路210と、画像データ生成回路220と、パネル駆動回路230と、バックライトを備えた液晶モジュール13と、電源回路240と、マイコン250と、インバータ260と、リモコン275から送信されてきた操作コマンドを受信するリモコン受光部270とからなる。
マイコン250は、リモコン受光部270で受信した制御コマンドに応じて、電源のオン/スタンバイの切替、チャンネルの切換、音量のアップ/ダウン等を制御する。液晶テレビジョン10の各部には、電源回路240から動作電源が供給されている。この電源回路240には、外部から商用電源(例えば、AC100V)が入力される。
上記構成においてマイコン250は、液晶テレビジョン10を構成する各部と電気的に接続しており、マイコン250内部の構成部品としてのCPUが、同じくマイコン250内の構成部品であるROMやRAMなどに書き込まれた各プログラムに従って、液晶テレビジョン10全体を制御する。なお、CPUやROMやRAMについては図示を省略している。
チューナ回路210は、マイコン250の制御によりアンテナ215よりテレビ放送を受信し、所定の信号増幅処理等を行いつつ、テレビジョン放送信号から中間周波信号としての映像信号を抽出し、画像データ生成回路220へ出力する。画像データ生成回路220は、入力した映像信号をその信号レベルに応じてデジタル信号化するとともに、映像信号から抽出した輝度信号と色差信号とに基づいてマトリクス変換処理を行ない、画像データとしてのRGB(レッド、グリーン、ブルー)信号を生成する。
パネル駆動回路230では、上記RGB信号を入力するとともにRGB信号に対して液晶モジュール13の画素数(横縦比、m:n)に合わせたスケーリング処理を行い、液晶モジュール13に表示する1画面分の画像データを生成する。そして、このように生成された画像データを液晶モジュール13に出力することにより、液晶モジュール13の画面に映像データに基づく映像表示をさせる。
電源回路240は、外部の商用電源等から電源電圧(交流)の供給を受けるとともに、同供給された電源電圧を、マイコン250を始めインバータ260等、各回路へ供給する。電源回路240は、必要に応じて各回路へ供給する電圧を交流から直流へと変換する。
バックライト13aは、液晶モジュール13を背面から照射する光源の役割を果たす。
インバータ260は、電源回路240から供給された直流電圧を交流電圧に変換し、駆動信号としての当該交流電圧をバックライト13aに供給し、バックライト13aを点灯させる。
(2)マイコンへの電源供給について:
本実施例の電源回路マイコンへの電源供給に関わる部分の構成は、背景技術にて説明した図2と同一であるので、説明を省略する。
図4は、液晶テレビジョン10のオンオフに伴って生成される制御シーケンスおよびそれに伴う回路の各点における電圧をタイミングチャートにより示した図である。
同図において、P−ON−HおよびB/L_SWは、液晶テレビジョン10のオンオフに伴って生成される制御信号のシーケンスである。P−ON−Hはリモコン受光部270を介してマイコン250がリモコン275より電源オンの操作コマンドを受信するとオンとなり、リモコン受光部270を介してマイコン250がリモコン275よりスタンバイの操作コマンドを受信するとオフとなる。
一方、B/L_SWはインバータ260に入力されてバックライト13aの点灯と消灯を制御する制御信号のシーケンスで、P−ON−Hよりも遅れてオン(バックライト点灯)となり、P−ON−Hよりも速くオフ(バックライト消灯)となる。
また、V1,V2,V3は、それぞれ二次コイルTr1,Tr2,Tr3から出力される電圧を表し、V1は35Vと9Vが、V2は6.5Vと0Vが、V3は21Vと3Vが、それぞれ切り替わるタイミングを示している。Vaは、3.3VレギュレータIC40に供給される電圧であり、8VレギュレータIC35か二次コイルTr2のいずれかより、6.5〜8Vの電圧が供給さる。
RegIC1は8VレギュレータIC35の制御端子に入力される制御信号であり、B/L_SWがオンのときはオフが入力されて8VレギュレータIC35は電圧出力を停止し、B/L_SWがオフのときはオンが入力されて電圧出力を開始する。
V1はP−ON−Hのオンと同時に35Vとなり、P−ON−Hがオフされると9Vとなる。V2はP−ON−Hのオンと同時に6.5Vとなり、B/L_SWがオフされると6.5Vの出力を停止する。V3はP−ON−Hがオフの間は3Vであり、P−ON−HがオンされてからB/L_SWがオンされるまでの間に3Vから21Vまで次第に出力電圧が上昇し、B/L_SWがオンの間は21Vを出力する。そして、B/L_SWがオフされてからP−ON−Hがオフされるまでの間、21Vから3Vまで次第に出力電圧を下降させ、P−ON−Hがオフされると3Vを出力する。
以上より、RegIC1シーケンスにしたがって8Vレギュレータの制御端子に入力される制御信号が上記8VレギュレータICに入力される上記所定の制御信号を構成し、B/L_SWシーケンスにしたがってインバータに入力される制御信号が、上記インバータに入力される上記所定の制御信号を構成しする。
また、二次コイルTr1が上記第一の二次コイルを構成し、二次コイルTr2が上記第二の二次コイルを構成し、二次コイルTr3が上記第三の二次コイルを構成し、トランスTrとダイオードD1〜D3とコンデンサC1〜C4とフィードバック回路30とスイッチング回路25とが上記電圧生成部を構成する。
そして、8VレギュレータIC35が上記第一のレギュレータを構成し、3.3VレギュレータIC40が上記第二のレギュレータを構成する。また、8VレギュレータIC35から供給される35Vが上記第一の二次コイルから供給される第一の電圧を構成し、8VレギュレータIC35から供給される9Vが上記第一の二次コイルから供給される第二の電圧を構成し、3.3VレギュレータIC40から供給される6.5Vが上記第二の二次コイルから出力される第三の電圧を構成する。
以上のように構成された回路が、図4のタイミングチャートによりどのように動作するかを説明する。
液晶テレビジョン10がスタンバイのとき、マイコン250には、二次コイルTr1より供給される9Vが8VレギュレータIC35および3.3VレギュレータIC40にて降圧され、3.3Vが供給されている。この時、リモコン受光部270を介してマイコン250がリモコン275より電源オンの操作コマンドを受信すると、マイコン250が各部の制御を開始し、三端子スイッチ回路SWを高電圧側の分割点に接続させる。そして、フィードバック回路30はスイッチング回路25にフィードバック信号を出力し、スイッチング回路25が一次コイルTr0のPWM制御を開始する。
これにより、二次コイルTr1には35V、二次コイルTr2には6.5Vが供給され、二次コイルTr3へ供給される電圧は3Vから21Vへと電圧上昇が開始される。このときマイコン250には、二次コイルTr1より供給される35Vが8VレギュレータIC35および3.3VレギュレータIC40にて降圧され、3.3Vが供給される。
そして、二次コイルTr3の電圧上昇が完了して電源オン状態になると、B/L_SWがオンとなる。そして、B/L_SWと同期しているRegIC1がオフとり、8VレギュレータIC35は電圧出力を停止し、二次コイルTr2より供給される6.5Vが3.3VレギュレータIC40にて降圧され、3.3Vがマイコン250に供給される。
一方、電源オン時に、リモコン受光部270を介してマイコン250がリモコン275よりスタンバイを指示する操作コマンドを受信すると、マイコン250が各部の制御を開始し、三端子スイッチ回路SWを低電圧側の分割点に切り替えて接続させるため、フィードバック回路30はインバータ260の電源ラインに供給される電圧が一定の低電圧となるようにフィードバック信号を出力する。
すると、スイッチング回路25は、フィードバック信号にしたがって一次コイルTr0のPWM制御を開始する。そして、B/L_SWがオフとなり、二次コイルTr3から供給される電圧が21Vから3Vへと下降を開始する。このとき一次コイルTr0の電圧の下降に伴い、二次コイルTr3の出力電圧V3だけでなく、二次コイルTr2の出力電圧V2も落ち込む。
このとき、B/L_SWシーケンスのオフに遅れずに、マイコン250が8VレギュレータIC35にオンの制御信号を出力する。すると、二次コイルTr1の出力電圧V1が8VレギュレータIC35を介して3,3VレギュレータIC40に供給され、同3.3VレギュレータIC40が3.3Vに降圧してマイコン250に供給する。これにより、二次コイルTr2の出力電圧V2が落ち込んでも、マイコン250への電圧供給が途切れず、マイコン250のリセットを回避できる。
二次コイルTr3の出力電圧V3が3Vまでの電圧降下すると、P−ON−Hがオフとなり、二次コイルTr1の出力電圧V1は9Vとなり、二次コイルTr2の出力電圧V2は0Vとなる。
以上より、3.3VレギュレータIC40に供給される電圧Vaは常に3.3V以上となり、3.3VレギュレータIC40は3.3Vを安定してマイコンに供給することが可能となる。
(3)まとめ:
つまり、8VレギュレータIC35に二次コイルTr1より電圧を供給し、3.3VレギュレータIC40に二次コイルTr2または8VレギュレータIC35から電圧を供給し、インバータ260に二次コイルTr3から電圧を供給し、8VレギュレータIC35をインバータのオフに遅れないようにオンにする。
以上説明したように、本実施例に対応する請求項2にかかる液晶表示装置では、バックライトを備える液晶モジュールと、交流電圧が入力されて直流電圧を出力する整流回路と、上記直流電圧が入力される一次コイルと、同一次コイルに直流電圧が入力されると所定の電圧を出力する第一の二次コイルと第二の二次コイルと第三の二次コイルとを備える電圧生成部と、上記第一の二次コイルより電圧を供給され、所定の制御信号が入力されると同供給された電圧よりも低い所定の電圧を出力する第一のレギュレータと、上記第二の二次コイルまたは上記第一のレギュレータから電圧の供給を受け、同供給された電圧よりも低い所定の電圧を出力する第二のレギュレータと、上記第三の二次コイルより電圧を供給され、所定の制御信号が入力されると上記バックライトを点灯させるインバータと、上記第二のレギュレータより電圧を供給されて動作するマイコンと、上記インバータの電源ラインに供給される電圧を監視して、同電源ラインに供給される電圧を所定のレベルに調整させるフィードバック信号を出力するフィードバック回路と、上記フィードバック回路からのフィードバック信号に基づいて、上記一次コイルをPWM制御するスイッチング回路とを備える液晶表示装置において、上記バックライトは電源のオンに遅れてオンとなり、電源がスタンバイとなるのに先立ってオフとなり、上記第一の二次コイルからは第一の電圧と第二の電圧とが切り替えて供給され、電源がオンとなると上記第一の電圧の出力を開始し、スタンバイになると上記第二の電圧の出力を開始し、上記第二の二次コイルからは電源がオンとなると第三の電圧の出力が開始され、上記バックライトがオフとなると電圧供給が落ち込み、スタンバイ時には電圧が出力されず、上記第一のレギュレータには、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が停止され、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が開始される構成としてある。
つまり、上記液晶表示装置の電源がオンとなると、上記第一の二次コイルからは上記第一の電圧の出力が開始され、上記第二の二次コイルからは上記第三の電圧の供給が開始され、上記電源のオンに遅れて上記バックライトがオンとなり、上記バックライトがオンとなると上記第一のレギュレータには制御信号の入力が停止される。そして、上記液晶表示装置の電源がスタンバイとなるのに先立って上記バックライトがオフとなり、上記バックライトがオフとなると上記第一のレギュレータには制御信号の入力が開始され、上記バックライトがオフとなると上記第二の二次コイルは電圧供給が落ち込み、次いで、上記電源がスタンバイとなると上記第一の二次コイルからは上記第二の電圧の出力が開始され、上記第二の二次コイルは電圧の出力を停止する。
上記のように構成した請求項2に記載の考案においては、電源の落ち込みを回避することにより、マイコンにリセットがかからない液晶表示装置を提供することが出来る。
そして、請求項3にかかる考案では、上記請求項2に記載の液晶表示装置において、上記第一の二次コイルからは、上記第一の電圧として35Vが出力され、上記第二の電圧として9Vが出力され、上記第二の二次コイルからは、上記第三の電圧として6.5Vが出力され、上記第一のレギュレータは、上記第一の二次コイルより35Vまたは9Vを供給されると8Vを出力し、上記第二のレギュレータは、上記第一のレギュレータからの8Vまたは上記第二の二次コイルからの6.5Vが供給されると3.3Vの電圧を出力する構成としてある。
上記のように構成した請求項3に記載の考案においては、電源の落ち込みを回避することにより、マイコンにリセットがかからない液晶表示装置を提供することが出来る。
以上の構成を踏まえた上で、請求項1にかかる液晶テレビジョンでは、バックライトを備えて画面に映像を表示する液晶モジュールと、交流電圧が入力されて直流電圧を出力する整流回路と、上記直流電圧が入力される一次コイルと、同一次コイルに直流電圧が入力されると所定の電圧を出力する第一の二次コイルと第二の二次コイルと第三の二次コイルとを備える電圧生成部と、上記第一の二次コイルより電圧を供給され、制御端子に制御信号が入力されると8Vを出力する8VレギュレータICと、上記第二の二次コイルまたは上記8VレギュレータICから電圧の供給を受け、3.3Vを出力する3.3VレギュレータICと、上記第三の二次コイルより電圧を供給され、所定の制御信号が入力されると上記バックライトを点灯させるインバータと、上記3.3VレギュレータICより電圧を供給されて動作するマイコンと、上記インバータの電源ラインを監視して、同電源ラインに供給される電圧が第一の基準電圧または第二の基準電圧となるように調整させるフィードバック信号を出力するフィードバック回路と、上記フィードバック回路からのフィードバック信号に基づいて、上記一次コイルをPWM制御するスイッチング回路とを備える液晶テレビジョンにおいて、上記バックライトは電源のオンに遅れてオンとなり、電源がスタンバイとなるのに先立ってオフとなり、上記第一の二次コイルからは35Vと9Vとが切り替えて供給され、電源がオンとなると35V出力を開始し、スタンバイになると9V出力を開始し、上記第二の二次コイルからは電源がオンとなると6.5Vが供給され、上記バックライトがオフとなると電圧供給が落ち込み、スタンバイ時には電圧が出力されず、8VレギュレータICには、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が停止され、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が開始される構成としてある。
なお、本考案は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本考案の一実施例として開示されるものである。
実施例にかかる液晶テレビジョン(液晶表示装置)の概略構成ブロック図である。 電源回路からマイコンへの電源供給に関わる部分の概略構成図である。 フィードバック回路の一例である。 本実施例における制御シーケンスのタイミングチャートである。 従来の制御シーケンスのタイミングチャートである。
符号の説明
10…液晶テレビジョン
13…液晶モジュール
20…整流回路
25…スイッチング回路
30…フィードバック回路
215…アンテナ
220…画像データ生成回路
240…電源回路
250…マイコン
260…インバータ
270…リモコン受光部
275…リモコン
A…分割点
B…分割点
D1〜D3…ダイオード
40…3.3VレギュレータIC
35…8VレギュレータIC
R1、R2…抵抗
R3,R4…抵抗
SW…三端子スイッチ回路
Tr…トランス
Tr0…一次コイル
Tr1,Tr2,Tr3…二次コイル

Claims (3)

  1. バックライトを備えて画面に映像を表示する液晶モジュールと、
    交流電圧が入力されて直流電圧を出力する整流回路と、
    上記直流電圧が入力される一次コイルと、同一次コイルに直流電圧が入力されると所定の電圧を出力する第一の二次コイルと第二の二次コイルと第三の二次コイルとを備える電圧生成部と、
    上記第一の二次コイルより電圧を供給され、制御端子に制御信号が入力されると8Vを出力する8VレギュレータICと、
    上記第二の二次コイルまたは上記8VレギュレータICから電圧の供給を受け、3.3Vを出力する3.3VレギュレータICと、
    上記第三の二次コイルより電圧を供給され、所定の制御信号が入力されると上記バックライトを点灯させるインバータと、
    上記3.3VレギュレータICより電圧を供給されて動作するマイコンと、
    上記インバータの電源ラインを監視して、同電源ラインに供給される電圧が第一の基準電圧または第二の基準電圧となるように調整させるフィードバック信号を出力するフィードバック回路と、
    上記フィードバック回路からのフィードバック信号に基づいて、上記一次コイルをPWM制御するスイッチング回路と
    を備える液晶テレビジョンにおいて、
    上記バックライトは電源のオンに遅れてオンとなり、電源がスタンバイとなるのに先立ってオフとなり、
    上記第一の二次コイルからは35Vと9Vとが切り替えて供給され、電源がオンとなると35V出力を開始し、スタンバイになると9V出力を開始し、
    上記第二の二次コイルからは電源がオンとなると6.5Vが供給され、上記バックライトがオフとなると電圧供給が落ち込み、スタンバイ時には電圧が出力されず、
    8VレギュレータICには、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が停止され、上記バックライトがオンとなると制御信号の入力が開始されることを特徴とする液晶テレビジョン。
  2. バックライトを備える液晶モジュールと、
    交流電圧が入力されて直流電圧を出力する整流回路と、
    上記直流電圧が入力される一次コイルと、同一次コイルに直流電圧が入力されると所定の電圧を出力する第一の二次コイルと第二の二次コイルと第三の二次コイルとを備える電圧生成部と、
    上記第一の二次コイルより電圧を供給され、所定の制御信号が入力されると同供給された電圧よりも低い所定の電圧を出力する第一のレギュレータと、
    上記第二の二次コイルまたは上記第一のレギュレータから電圧の供給を受け、同供給された電圧よりも低い所定の電圧を出力する第二のレギュレータと、
    上記第三の二次コイルより電圧を供給され、所定の制御信号が入力されると上記バックライトを点灯させるインバータと、
    上記第二のレギュレータより電圧を供給されて動作するマイコンと、
    上記インバータの電源ラインに供給される電圧を監視して、同電源ラインに供給される電圧を所定のレベルに調整させるフィードバック信号を出力するフィードバック回路と、
    上記フィードバック回路からのフィードバック信号に基づいて、上記一次コイルをPWM制御するスイッチング回路と
    を備える液晶表示装置において、
    上記バックライトは電源のオンに遅れてオンとなり、電源がスタンバイとなるのに先立ってオフとなり、
    上記第一の二次コイルからは第一の電圧と第二の電圧とが切り替えて供給され、電源がオンとなると上記第一の電圧の出力を開始し、スタンバイになると上記第二の電圧の出力を開始し、
    上記第二の二次コイルからは電源がオンとなると第三の電圧の出力が開始され、バックライトがオフとなると電圧供給が落ち込み、スタンバイ時には電圧が出力されず、
    上記第一のレギュレータには、バックライトがオンとなると制御信号の入力が停止され、バックライトがオンとなると制御信号の入力が開始されることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 上記第一の二次コイルからは、上記第一の電圧として35Vが出力され、上記第二の電圧として9Vが出力され、
    上記第二の二次コイルからは、上記第三の電圧として6.5Vが出力され、
    上記第一のレギュレータは、上記第一の二次コイルより35Vまたは9Vを供給されると8Vを出力し、
    上記第二のレギュレータは、上記第一のレギュレータからの8Vまたは上記第二の二次コイルからの6.5Vが供給されると3.3Vの電圧を出力することを特徴とする上記請求項2に記載の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8214659B2 (en) 2007-08-20 2012-07-03 Funai Electric Co., Ltd. Communication device having pull-up voltage supply circuit supplying pull-up voltage via one power supply during standby state and another power supply during power-on state

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