JP3120288U - 平面アンテナ - Google Patents

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政弘 安藤
義幸 梶野
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ユニコンサル株式会社
義幸 梶野
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Abstract

【課題】平面配置の状態でタグとの接触状態又は離隔した状態でのデータ交信を無指向性で良好に行うことができる平面アンテナを提供する。
【解決手段】平面アンテナ1は、平面基板5と、この平面基板5上に設けた平面並列配置で中間に無導体部4を有し、導体接続部3により隅部が接続された対称形状で各々給電点7を設けた一対の平面導体部2A、2Bとを有し、各平面導体部2A、2Bに設けた給電点7への給電により平面状の電磁界を生成して各平面導体部2A、2B上に密着又は近接されるタグとの間で無指向性の無線交信を行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、平面アンテナに関し、詳しくは、例えば無線ICタグ等と無指向性で無線交信を行う平面アンテナに関するものである。
近年、無線ICタグ(RFID(Radio Frequency Identification System)タグ)が各分野で普及し始めている。
例えば、人や物に無線ICタグが付き、何時、何処で、誰が、というような種々の情報を保持し、これらを随時やり取りできるというシステムが実現すると言われている。
また、例えば、物に無線ICタグが付き、機械に無線ICタグ用のリーダが付けば、様々な場所で必要な情報をタイムリリー取得することが可能となる。
無線ICタグの方式としては幾つも存在するが、現時点で最も多用されているのが電磁誘導式の無線ICタグである。電磁誘導式の無線ICタグ及びこの無線ICタグと交信するリーダライタの基本概念を、図14を参照して説明する。
詳細は後述するリーダライタ50の送信アンテナコイル51に電流が流れると、電磁波が空中に放射され、無線ICタグ60のアンテナコイル61と鎖交し、電磁誘導により誘起電力が発生する。
パッシブ型の無線ICタグ60は、リーダライタ50の送信アンテナコイル51から放射された電磁波と交信可能な領域に入ることにより、アンテナコイル61に誘起電力が生じ、その誘起電力によってICチップ62が活性化され、リーダライタ50と交信可能な状態になる。換言すれば、無線ICタグ60は、ICチップ62が活性化するための十分な誘起電力が供給されないとリーダライタ50と交信できないことになる。従来においては、リーダライタ50の送信アンテナコイル51は、電線をループ状の形状にした構成のものが多い。
次に、リーダライタ50と無線ICタグ60とを用いた一般的な無線データ伝送システムの概要を、図15を参照して説明する。
この無線データ伝送システムは、送信アンテナコイル51及び受信アンテナコイル52を備えたリーダ50と、アンテナコイル61及びICチップ62を備えた無線ICタグ60とにより構成している。
リーダライタ50は、前記送信アンテナコイル51及び受信アンテナコイル52と、このリーダライタ50動作制御を行う制御部53と、無線データ伝送システムの動作に必要な電力伝送を行う電源部(AC電源部)54と、無線ICタグ60へのデータ送信時に符号化処理を行う符号化処理部55と、送信、受信の切り替えを行うスイッチ部56と、無線ICタグ60からのデータ受信時に復号化処理を行う復合化処理部57と、を有している。
前記無線ICタグ60は、前記アンテナコイル61と、ICチップ62とを有し、ICチップ62に、この無線ICタグ60の動作制御を行う制御部63と、コンデンサ64と、送信、受信の切り替えを行うスイッチ部65と、データ受信時に復号化処理を行う復合化処理部66と、データ送信時に符号化処理を行う符号化処理部67と、各種データを記憶するメモリ68と、を具備している。
この無線データ伝送システムにおいて、リーダライタの送信アンテナ51から電磁波を放射すると、この電磁波は無線ICタグ60のアンテナコイル61により受信され、誘起電力が発生してICチップ62が活性化され、リーダライタ50と無線ICタグ60との間の交信が可能となる。
この場合、リーダライタ50の送信アンテナ51から放射される電磁波における電磁界構造は線状で、このため無線ICタグ50のアンテナコイル61は水平面のみで前記電磁波を感知し、垂直面での感知は不可能かあるいは非常に限られた範囲若しくは限られた位置でしかできない。
特許文献1には、フレキシブルシートに、フレキシブル構造のアンテナ素子を設けて屈曲可能なアンテナとし、このアンテナを支持部材により支持してコンベア上の荷物に付したタグと屈曲した状態で交信を行うようにした無線IDタグシステム用アンテナが提案されている。
しかし、この特許文献1のアンテナの場合、アンテナ素子を支持するシートとしてフレキシブルなシートを用い、また、このアンテナを門型の支持部材により垂直方向の配置で支持しなければならず、平面配置で無指向性の交信特性を得ることは難しい。
特開平11−301843号公報
本考案が解決しようとする問題点は、平面配置の状態で無線ICタグとの接触状態又は離隔した状態でのデータ交信を無指向性で良好に行うことができる平面アンテナが存在しない点である。
本考案の平面アンテナは、平面基板と、この平面基板上に設けた平面並列配置で中間に無導体部を有し、導体接続部により隅部が接続された対称形状で各々給電点を設けた一対の平面導体部とを有し、各平面導体部に設けた給電点への給電により平面状の電磁界を生成して前記各平面導体部上に密着又は近接される無線ICタグとの間で無指向性の無線交信を行うことを最も主要な特徴とする。
本考案によれば、以下の効果を奏する。
請求項1記載の考案によれば、平面基板に、平面並列配置で中間に無導体部を有し、導体接続部により隅部が接続された対称形状で各々給電点を設けた一対の平面導体部を、給電点に電力供給を行うことで、一対の平面導体部から平面状の電磁界を生成でき、これにより、平面導体部上に密着又は近接される無線ICタグとの間で無指向性の無線交信を良好に行うことができる平面アンテナを提供できる。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の場合と同様な構成の基に、平面導体部の送信出力4Wとして、無線ICタグとの交信距離が、無線ICタグと各平面導体部とが平行配置の条件で5mm乃至300mm、無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記平面アンテナに対して前記無導体部と交差する方向に移動する条件で0mm乃至200mm、無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記無導体部の長さ方向に移動する条件で0mm乃至205mm、を確保できる無指向性の平面アンテナを提供できる。
請求項3記載の考案によれば、請求項1記載の考案の場合と同様な構成の基に、平面導体部の送信出力1Wとして、無線ICタグとの交信距離が、無線ICタグと各平面導体部とが平行配置の条件で11mm乃至280mm、無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記平面アンテナに対して前記無導体部と交差する方向に移動する条件で0mm乃至175mm、無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記無導体部の長さ方向に移動する条件で0mm乃至185mm、を確保できる無指向性の平面アンテナを提供できる。
請求項4記載の考案によれば、平面基板と、この平面基板上に設けた平面並列配置で中間に無導体部を有し、導体接続部により両端隅部が各々接続されるとともに、前記無導体部を挟んで対向する中心部分に各々給電点を設けた一対の対称形状の平面導体部とを有する構成で、請求項1記載の考案の場合と同様な効果を奏する平面アンテナを提供できる。
本考案は、平面配置の状態で無線ICタグとの接触状態又は離隔した状態でのデータ交信を無指向性で良好に行うことができる平面アンテナを提供するという目的を、平面基板と、この平面基板上に設けた平面並列配置で中間に無導体部を有し、導体接続部により隅部が接続された対称形状で各々給電点を設けた一対の平面導体部とを有し、各平面導体部に設けた給電点への給電により平面状の電磁界を生成して前記各平面導体部上に密着又は近接される無線ICタグとの間で無指向性の無線交信を行う平面アンテナであって、前記平面導体部の送信出力4W時に無線ICタグとの交信距離が、無線ICタグと各平面導体部とが平行配置の条件で5mm乃至300mm、無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記平面アンテナに対して前記無導体部と交差する方向に移動する条件で0mm乃至200mm、無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記無導体部の長さ方向に移動する条件で0mm乃至205mmである特性を有する構成により実現した。
以下に、本考案の実施例を詳細に説明する。
本実施例に係る平面アンテナ1は、図1に示すように、平面基板5と、例えば横260mm×縦220mmの長方形状の薄板状の導体板(例えば銅箔)を基にして、この導体板の中央部を図1において縦方向に20mmの間隔を有し、かつ、隅部に接続導体部3を有するように形成した無導体部4を挟んで平面並列構造とした左右対称配置の一対の平面導体部(アンテナ素子)2A、2Bと、一対の平面導体部2A、2Bにおける前記接続導体部3とは反対側で無導体部4を挟んで対向する隅部に同軸ケーブル(例えばRG58A/U 2.5m)6が接続される給電点7、7を設けている。これにより、図1に示す平面アンテナ1における前記平面導体部2A、2Bの寸法は、各々横120mm×縦220mmとなっている。
次に、上述した構成の平面アンテナ1と、既述した場合と同様な構成からなるタグ(無線ICタグ)20とのX、Y、Z3方向の交信距離の測定例について説明する。
本実施例における平面アンテナ1の測定条件としては、図2に示すように、リーダライタ11、SWRメータ12、チューニング機13を直列接続し、更にチューニング機13を平面アンテナ1に接続する。
そして、これらは例えば以下の機器を使用し、以下のように調整する。
リーダライタ11:(例えば、V720S−BC5D4)、RFコマンドにて送信出力4Wと1Wを切り替える。4W時:RFコマンド:005B44、1W時:RFコマンド:003345。また、調整方法は、平面アンテナ1を接続し、15分通電後RFコマンドを変化させながらパワーメータで送信出力が4W又は1Wとなるように調整する。
SWR(定在波比)メータ12(例えばDAIWA:CN−101L)、SWR値:1.20に調整。チューニング機13(例えばMFJ MODEDL MFJ−902)、チューニング機13のダイヤル設定は、インダクタンス:J、Transmitter:0、Antenna:10。タグ20(例えばICODE2):カードサイズ、13.56MHzに共振周波数を合わせたものを使用する。
図3に平面アンテナ1とタグ20とのX、Y、Z3方向の位置関係を示す。なお、X、Y、Zの各方向は、図3に示すように、定義して以下の説明を行う。そして、X、Y、Z各方向の測定原点Oは、平面アンテナ1の中央部とし、各測定点は、X、Y、Z各方向で交信距離が最大となるポイントとした。
上述したような測定条件及び平面アンテナ1とタグ20との配置関係で、各々測定したX、Y、Z各方向の交信領域図を図4乃至図6に各々示す。
平面アンテナ1に対して、タグ20を平行配置(YZ面方向)とし、タグ20の位置を平面アンテナ1上で移動し、また、送信出力を4Wと1Wとに切り替えた場合の前記タグ20の平面アンテナ1に対するX方向の交信領域の測定結果(平面アンテナ右半分)は、図4に示す通りである。この場合の交信距離は、送信出力4W時で5〜300mm、送信出力1W時で11〜280mmであった。
平面アンテナ1に対して、タグ20を垂直配置(XZ面方向)とし、タグ20の位置を平面アンテナ1上で移動し、また、送信出力を4Wと1Wとに切り替えた場合の前記タグ20の平面アンテナ1に対するY方向の交信領域の測定結果を図5に示す。この場合の交信距離は、送信出力4W時で0〜200mm、送信出力1W時で0〜175mmであった。
平面アンテナ1に対して、タグ20を垂直配置(XY面方向)とし、タグ20の位置を平面アンテナ1上で移動し、また、送信出力を1Wとした場合の前記タグ20の平面アンテナ1に対するZ方向の交信距離(平面アンテナ手前半分)の測定結果を図6に示す。
この場合の交信距離は、送信出力1W時で0〜185mmであった。なお、送信出力4W時の場合は、図6に図示していないが0〜205mmであった。また、平面アンテナ1に対してタグ20を移動した場合、タグ20が平面アンテナ1の平面導体部2A又は2Bから外に出ると抜けのエリアが発生した。上述したX、Y、Z各方向の測定結果を図7に一覧表として示す。
なお、図8に概念的に示すように、タグ20の平面アンテナ1に対する配置がXZ面方向で、かつ、平面アンテナ1のY方向中心部をZ方向(点線z方向)に移動した場合、及び、タグ20の平面アンテナ1に対する配置がXY面方向で、かつ、平面アンテナ1のZ方向中心部をY方向(点線y方向)に移動した場合には、タグ20と平面アンテナ1とが交信できない(抜け部分がある)ことに留意する必要が有る。
図9は、本実施例の他例としての平面アンテナ1Aを示すものである。
この平面アンテナ1Aは、既述した平面アンテナ1と略同様な構成であるが、平面基板25上に、無導体部24を挟んで平面並列構造の一対の対称形状で銅箔からなる平面導体部22A、22Bを配置し、これら平面導体部22A、22Bにおける無導体部24の両端隅部に各々接続導体部23A、23Bを設け、かつ、平面導体部22A、22BにおけるY方向中心部で、無導体部24を挟んで対向する部分に給電点27、27を設けたことが特徴である。
図9に示す平面アンテナ1Aの場合においても、上述した平面アンテナ1の場合と同様なY、Z各方向の交信領域、すなわち、無指向性の交信領域を得ることができる。
次に、前記平面アンテナ1の下に金属板を密着又は離隔して置いた場合の前記交信距離の変化について説明する。
金属板はアルミ板で、厚さ1.0mm、350×600mmの寸法で、平面アンテナ1の面積に比べ、十分大きいものを使用した。また、金属板を平面アンテナ1の下側で、密着、15mm間隔、50mm間隔とした条件で既述した場合と同様にして送信出力1Wと4Wとに切り替え、タグ20と平面アンテナ1との交信距離の変化を各々測定した。
なお、チューニングなしでは、SWR値が無限大となり、通信不能となるため、金属板と平面アンテナ1との間の間隔を変えた場合にはSWR値の再チューニングを行った。また、測定点は、X、Y、Z各軸上で交信距離が最大となるポイントとした。
この場合のX方向の最大交信距離の測定結果を図10に、Y方向の最大交信距離の測定結果を図11に、Z方向の最大交信距離の測定結果を図12に各々示す。図10乃至図12から明らかなように、1W時、4W時双方とも、前記平面アンテナ1と金属板との間隔が50mmの場合の方が、密着又は間隔が15mmの場合よりも良好な最大交信距離が得られるこことが判明した。
次に、本実施例の平面アンテナ1をスチール棚(図示せず)に密着又は近接した状態での交信距離の変化について図13を参照して説明する。スチール棚は、実際のスチール棚(例えば、ウチダ製:ムービング書棚)を使用した。
また、測定条件は、平面アンテナ1Aとスチール棚とを密着状態、平面アンテナ1Aとスチール棚とを15mm間隔、平面アンテナ1Aとスチール棚とを50mm間隔とし、送信出力は1Wとした。更に、タグ20の配置はY方向(Z=0)とし、これらの測定条件の基で既述した場合と同様にして測定を行った。
この場合の交信距離の測定結果及びスチール棚が無い場合の各測定結果を、図13に示す。図13から明らかなように、前記平面アンテナ1と金属板との間隔が50mmの場合の方が、密着又は間隔が15mmの場合よりも良好な最大交信距離が得られることが判明した。
以上説明した本実施例の平面アンテナ1によれば、この平面アンテナ1自体を平面配置の状態で、給電点7に電力供給を行うことにより、一対の平面導体部2A、2Bから平面状の電磁界を生成でき、これにより、平面導体部2A、2B上に密着又は近接されるタグ20との間で無指向性の無線交信を良好に行うことができる。
この場合に、平面導体部2A、2Bの送信出力を4Wとすることで、タグ20との交信距離としてX方向で5mm乃至300mm、Y方向で0mm乃至200mm、0mm乃至205mmの特性を確保できる。
また、平面導体部2A、2Bの送信出力を1Wとすることで、X方向で11mm乃至280mm、Y方向で0mm乃至175mm、Z方向で0mm乃至185mmの特性を確保できる。
なお、前記平面アンテナ1の寸法例は、ほんの一例であり、平面アンテナ1の具体的用途に応じて種々の寸法設定で平面アンテナ1を構成し得ることは言うまでもない。
本考案の平面アンテナは、タグを付着又は内蔵する物品との間で無指向性の交信を行う場合に広範に適用することができ、具体的には、タグを付着した積層段ボールシートをコンベア搬送し方向転換、振り分け等を行う搬送システムにおいて、コンベア部分にこの平面アンテナを配置し、コンベア上を搬送される個々の積層段ボールシートに付着したタグと交信し、その方向転換、振り分け制御等を行う等の応用が可能である。
本考案の実施例に係る平面アンテナを示す平面図である。 本実施例に係る平面アンテナのICタグとの交信距離を測定するための機器接続構成図である。 本実施例に係る平面アンテナとタグとのX、Y、Z3方向の位置関係を示す説明図である。 本実施例に係る平面アンテナとタグとのX方向の交信領域を示す図である。 本実施例に係る平面アンテナとタグとのY方向の交信領域を示す図である。 本実施例に係る平面アンテナとタグとのZ方向の交信領域を示す図である。 本実施例に係る平面アンテナとタグとのX、Y、Z各方向の交信領域の値を一覧で示す図である。 本実施例に係る平面アンテナとタグとが交信ができない場合を示す説明図である。 本実施例に係る平面アンテナの他例を示す平面図である。 本実施例に係る平面アンテナの下に金属板を密着又は離隔して置いた場合のX方向の交信距離の値の変化を示す図である。 本実施例に係る平面アンテナの下に金属板を密着又は離隔して置いた場合のY方向の交信距離の値の変化を示す図である。 本実施例に係る平面アンテナの下に金属板を密着又は離隔して置いた場合のZ方向の交信距離の値の変化を示す図である。 本実施例に係る平面アンテナをスチール棚に密着又は近接した状態でのY方向の交信距離の変化を示す図である。 電磁誘導式の無線ICタグ及びこの無線ICタグと交信するリーダライタの基本概念を示す図である。 リーダライタと無線ICタグとを用いた一般的な無線データ伝送システムの概要を示すブロック図である。
符号の説明
1 平面アンテナ
1A 平面アンテナ
2A 平面導体部
2B 平面導体部
3 接続導体部
4 無導体部
5 平面基板
6 同軸ケーブル
7 給電点
11 リーダライタ
12 SWRメータ
13 チューニング機
20 タグ
22A 平面導体部
22B 平面導体部
23A 接続導体部
23B 接続導体部
24 無導体部
25 平面基板
27 給電点

Claims (4)

  1. 平面基板と、この平面基板上に設けた平面並列配置で中間に無導体部を有し、導体接続部により隅部が接続された対称形状で各々給電点を設けた一対の平面導体部とを有し、
    各平面導体部に設けた給電点への給電により平面状の電磁界を生成して前記各平面導体部上に密着又は近接される無線ICタグとの間で無指向性の無線交信を行うことを特徴とする平面アンテナ。
  2. 平面基板と、この平面基板上に設けた平面並列配置で中間に無導体部を有し、導体接続部により隅部が接続された対称形状で各々給電点を設けた一対の平面導体部とを有し、各平面導体部に設けた給電点への給電により平面状の電磁界を生成して前記各平面導体部上に密着又は近接される無線ICタグとの間で無指向性の無線交信を行う平面アンテナであって、
    前記平面導体部の送信出力4W時に無線ICタグとの交信距離が、
    無線ICタグと各平面導体部とが平行配置の条件で5mm乃至300mm、
    無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記平面アンテナに対して前記無導体部と交差する方向に移動する条件で0mm乃至200mm、
    無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記無導体部の長さ方向に移動する条件で0mm乃至205mm、
    であるこことを特徴とする平面アンテナ。
  3. 平面並列配置で中間に無導体部を設けるとともに、無導体部の一端側において導体接続部により隅部が接続された対称形状の一対で各々給電点を設けた平面導体部を有し、各平面導体部に設けた給電点への給電により平面状の電磁界を生成して前記各平面導体部上に密着又は近接される無線ICタグとの間で無指向性の無線交信を行う平面アンテナであって、
    前記平面導体部の送信出力1W時に無線ICタグとの交信距離が、
    無線ICタグと各平面導体部とが平行配置の条件で11mm乃至280mm、
    無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記平面アンテナに対して前記無導体部と交差する方向に移動する条件で0mm乃至175mm、
    無線ICタグと各平面導体部とが垂直配置で、かつ、無線ICタグが前記無導体部の長さ方向に移動する条件で0mm乃至185mm、
    であるこことを特徴とする平面アンテナ。
  4. 平面基板と、この平面基板上に設けた平面並列配置で中間に無導体部を有し、導体接続部により両端隅部が各々接続されるとともに、前記無導体部を挟んで対向する中心部分に各々給電点を設けた一対の対称形状の平面導体部とを有し、
    各平面導体部に設けた給電点への給電により平面状の電磁界を生成して前記各平面導体部上に密着又は近接される無線ICタグとの間で無指向性の無線交信を行うことを特徴とする平面アンテナ。
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