JP3120019B2 - 永久磁石式発電機の組み付け構造 - Google Patents

永久磁石式発電機の組み付け構造

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JP3120019B2
JP3120019B2 JP07130553A JP13055395A JP3120019B2 JP 3120019 B2 JP3120019 B2 JP 3120019B2 JP 07130553 A JP07130553 A JP 07130553A JP 13055395 A JP13055395 A JP 13055395A JP 3120019 B2 JP3120019 B2 JP 3120019B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、回転電機の組み付け構造に係
り、とくに永久磁石式発電機の固定子を利用したカバー
の組み付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】野外で溶接作業を行う場合には、発電機
と組み合わせられた可搬型エンジン溶接機が汎用されて
いる。これは、野外のような電源の得にくい環境では、
機械加工器具および照明器具の電源が必要であっても得
られず、これらの電源も併せて溶接機から供給すること
が要請されているためである。
【0003】そこで、回転界磁型の同期発電機として構
成され、溶接用出力の他に補助電源用出力を生じる溶接
用発電機が広く利用されている。
【0004】そして、この種の発電機の殆どは、エンジ
ン回転数に合わせて商用電源周波数の補助電源用出力を
得るために、2極または4極の発電機として3600r
pm−2極−60Hzまたは1800rpm−4極−6
0Hzの構成としており、他方溶接用出力は3相交流出
力を全波整流して直流アーク溶接出力としている。
【0005】このように2極または4極で回転界磁型と
する結果、発電機1とエンジン2とを連結するとかなり
の大型機とせざるを得ない。たとえば150Aクラスの
溶接機に発電機を設ける場合であっても、回転子鉄心が
140mmφで約60mmの積み重ね厚を必要とし、この鉄
心に界磁巻線を施し、かつ固定子に電機子巻線を施した
ときのコイルエンドまでを考慮すると120mm超の軸方
向長となる。大型になる原因は、回転子に巻装されてい
る界磁巻線による温度上昇に対処するためである。この
ように大型であると可搬性に欠けるから不都合であり、
小型軽量化が求められている。
【0006】しかし、このように界磁巻線および電機子
巻線をともに備えた発電機では、両巻線の発生熱が作用
し合って発電機内部の温度上昇を招き易く、その結果巻
線の抵抗値を増すので、巻線の発熱を良好に排出できる
ような構造が採られない限り小型化は不可能である。
【0007】このようなことから、可搬型の溶接用発電
機としては、界磁巻線の代わりに永久磁石を用いるなど
の根本的な変革が必要とされている。
【0008】そこで、回転電機機械として発電機と共通
要素を有する電動機の分野を参酌すると、界磁巻線の温
度上昇の問題を解決したものとして、永久磁石による回
転界磁を設けた磁石式電動機が商品化されている。そし
て、高い磁気特性を求めて、希土類磁石とくにサマリウ
ムコバルト系磁石が汎用されている。
【0009】このサマリウムコバルト系磁石は、磁気的
には十分な特性を有するものであり、電動機とか通常の
発電機のような定常的に定出力を生じる場合には問題な
く適したものといえる。
【0010】これに対して、溶接用発電機の場合は問題
がある。つまり溶接作業は短絡、開放の繰り返しであっ
て反作用磁束が大である上に、駆動源としてのエンジン
から伝わる振動の問題、溶接機特有のほぼ10分周期の
断続運転の問題、および定常負荷でなく大電流の短絡−
開放の繰り返しによるブレーキおよび振動の問題が加わ
り、磁石にはかなりの機械的強度が要求される。
【0011】実際に試験したところ、サマリウムコバル
ト系希土類磁石は強度的に不十分で磁石の破損が生じ
た。
【0012】そこで、機械的強度に優れる他の希土類磁
石として、ネオジム−鉄−ほう素系希土類磁石が検討対
象となった。
【0013】そして、回転子外周面にネオジム−鉄−ほ
う素径希土類磁石を界磁磁石として設けてなる永久磁石
式溶接用発電機が開発されるようになった。
【0014】このようにネオジム−鉄−希土類磁石を溶
接用発電機に用いる場合、回転子の磁石の冷却および発
電機の小型、軽量化のためにエンジンを片持ち支持して
反エンジン側の面を冷却風の取り入れに利用することが
考えられる。
【0015】片持ち支持するには、ハウジングのインロ
ー部を長く取って芯出しを確実にする必要がある。この
場合、インロー部全体に固定子鉄心を嵌合させるため、
ハウジングとインロー部との接触面積を大きく、ハウジ
ングに固定子鉄心を組み付けるに当たって嵌合い公差を
緩く設定しないと、締め付け作業、芯出しが難しくな
り、高精度の芯出しを達成することが困難である。この
結果、磁気ギャップが大となり発電機は大型になりがち
であった。
【0016】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、固定子をハウジングに対して正確に芯出しして取り
付けることができるようなインローを持ち、しかも小型
に構成できて取付作業が簡単に行い得る、永久磁石式発
電機の固定子を利用したカバーの組み付け構造を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、永久磁石式界磁を有しエンジンにより駆動さ
れる回転子と、この回転子の外周に配され電機子巻線が
巻装されてなる固定子と、内周面に前記固定子が嵌入さ
れる円弧状のインローを有し、前記固定子および前記回
転子を内部に収容するための、前記エンジンに片持ち支
持されたハウジングとをそなえ、前記固定子は、内周に
電機子巻線溝が設けられ、外縁が互いに直角関係の2対
の直線部分とこれら直線状部分相互間を結ぶ円弧状部分
とにより構成された略正方形の薄板鉄板が積層されてな
る少なくとも3つのブロックからなり、前記ブロックの
一つが他のブロックに対して前記薄板鉄板の中心に関し
て円周方向に所定角度回転された上で積層され、他の一
つが表裏反転されて積層されることにより、径方向に突
出した部分と窪んだ部分とが交互に配されてなり、外周
部分が略円形をなすものであり、前記径方向に突出した
部分が前記ハウジングのインローに当接され、さらに圧
入されることにより前記固定子が前記ハウジングに固定
される永久磁石式発電機の組み付け構造において、前記
ブロック中の最も反ハウジング側に配されたブロック
は、前記ハウジングから反ハウジング側に突出したトッ
プカバー係合部をそなえ、さらに、前記トップカバー係
合部における前記径方向に突出した部分に係合する係合
爪が開放端内周に複数個設けられ、前記ハウジングとと
もに前記固定子および前記回転子を内部に収容するトッ
プカバーをそなえた、ことを特徴とする永久磁石式発電
機の組み付け構造、を提供するものである。
【0018】
【作用】請求項1記載の構成により、同一形状の薄板状
鉄心が積層されてなる少なくとも3つのブロックからな
る固定子鉄心がハウジングのインローに圧入されて固定
子がハウジングに対して強固に固定される。そして、固
定子鉄心の厚み方向の他方の端部に配されたブロックの
径方向に突出した部分に、トップカバーの開放端内周に
設けられた複数の係合爪が係止してトップカバーが固定
子に係止される。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の一部破砕縦断面
図である。この図1において、100が永久磁石式発電
機であり、エンジン200により駆動されて出力を形成
する。この発電機100は、エンジン本体201の端面
に取り付けられたハウジング101に貫通ボルト102
によって固定された固定子110と、エンジンの出力軸
202に固定された回転子120とを主たる構成要素と
する。ハウジング101の開放面側には、トップカバー
103が取り付けられる。
【0020】固定子110は、後述するように、固定子
鉄心すなわち電機子鉄心111と電機子巻線112とを
有する。回転子120は、図示しないが外周面に界磁磁
極を形成する希土類磁石が固定され、かつ両側面外周寄
りに風冷用ファンが設けられた永久磁石回転界磁として
構成される。
【0021】図2(a)、(b)、(c)は、図1に示
した固定子鉄心111を構成する3つの薄板状鉄心ブロ
ックそれぞれの側面形状を示したものである。この薄板
状鉄心ブロックは、積み厚は異なるがそれぞれが積層構
造である。そして、図2(a)および図2(c)は、固
定子の厚み方向両端に配される厚みの小さい薄板状鉄心
ブロックを示しており、図2(b)は固定子の厚み方向
中央部に配される厚みの大きな薄板状鉄心ブロックを示
している。
【0022】このうち図2(a)および(c)に示す、
厚みの小さい2つの薄板状鉄心ブロックはたとえば数枚
の薄板鉄板を重ねて構成し、図2(b)に示す、厚みの
大きい1つの薄板状鉄心ブロックはその数倍の薄板鉄板
を重ねて構成する。
【0023】そして、各薄板鉄板は鋼板から同一形状に
打ち抜かれており、全体形状が略正方形をなし、中心部
に回転子の挿入される円形穴が設けられている。外周に
はいくつかの凹部が設けられており、中心部の円形穴の
周囲には電機子巻線を挿入するための電機子巻線溝11
1aが等間隔で設けられている。
【0024】また、薄板鉄板の外周は、概ね円形に形成
されており、かつ直線状部分111bが2対互いに直角
関係になるように設けられており、これにより全体形状
が略正方形となっている。そして、適宜間隔で表裏反転
しても同一位置になるように、8個所の貫通ボルト穴1
11cが設けられている。また、表裏反転する際の目印
として反転マーク111dが1個所設けられている。さ
らに、4個所の溶接用凹部111eが等間隔で設けられ
ている。
【0025】このように形成された薄板状鉄心は、図2
(a)および(c)に示す薄板状鉄心ブロックと図2
(b)に示す薄板状鉄心ブロックとに分けて別々に形成
される。次いで、図2(a)の薄板状鉄心ブロックと図
2(c)の薄板状鉄心ブロックとは表裏反転されるよう
に積層され、図2(b)の薄板状鉄心は電機子巻線溝が
位置合わせされるように、所定角度たとえば45度程度
回転されて他の2つの薄板状鉄心ブロックの間に挟んで
積層される。
【0026】図3(a)、(b)は、図2(a)ないし
(c)に示した3つの薄板状鉄心ブロックを全て積層し
た状態を示したものである。この積層された薄板状鉄心
ブロックは、その外周面の厚み方向両端部と中央部とで
互いにずれた位置に、薄板状鉄心の直線状部分が現れ
る。このため、図3(a)でいえば真上、真下および両
横部分は、厚み方向中央部の薄板状鉄心の円弧状部分が
径方向外方に突出し、それから約45度程度ずれた位置
では厚み方向両端部の薄板状鉄心の円弧状部分が径方向
外方に突出する。このため、外周面には凹凸が形成され
る。この凹凸における凸部は後述するように、一方がハ
ウジングに対する固定子鉄心の芯出し固定時のガイドと
して利用されるとともに、他方が固定子鉄心に対するト
ップカバーの固定に利用される。
【0027】図4(a)、(b)は、図3(a)におけ
るA−A線およびB−B線に沿って切断したときの部分
断面を示している。この部分断面図から分かるように、
固定子鉄心の外周面はA−A線に沿う断面では平坦であ
るが、全体的にはB−B線に沿う断面で代表される外側
が突出した部分と、図示しないがこれとは逆に外側がく
ぼんだ部分とからなる凹凸状になっている。
【0028】図5は、図2ないし図4に示した固定子鉄
心111を貫通ボルト102によりハウジング101に
固定する状態を示した斜視図である。この図5から分か
るように、固定子鉄心111は、その外周面が平面状部
分と円弧面部分とが、周方向および厚み方向ともに互い
違いに組み合わされた凹凸状をなしていて8個所の溶接
部111eで相互に強固に固着されている。
【0029】そして、固定子鉄心111に厚み方向の光
を当てたときの投影形状は、外周が円形のドーナツ状で
ある。
【0030】図6は、固定子110と回転子120とを
組み合わせた状態を部分縦断面として示したものであ
る。貫通ボルト102でハウジング(図示せず)に固定
される固定子110には、固定子鉄心111の電機子巻
線溝111aに電機子巻線112が巻装されている。ま
た、エンジン出力軸202にボルト203で取り付けら
れた回転子120は、固定子110の中心位置に置かれ
る。
【0031】図7(a)、(b)および図8(a)、
(b)は、固定子鉄心111に対するトップカバー10
3の固定構造を示したものである。固定子鉄心111の
外周には、図3および図4によって示したような、薄板
状鉄心ブロックにおける厚み方向両側部における、薄板
状鉄心の円弧状部分が径方向に突出している個所が4つ
ある。この部分に係合するように、トップカバー103
の開放端内周には図7(a)に示すような係合爪103
cが4個設けられている。この係合爪103cが、図8
(a)の状態から図8(b)の状態へと移行して、図7
(b)に示すように固定子鉄心111の外周に係合して
トップカバー103の固定子鉄心111への固定が行わ
れる。
【0032】トップカバー103には、固定子110に
よる発生熱および回転子120への伝達熱を除去するた
めに、反エンジン側端面に設けられた吸気口103aと
外周に設けられた排気口103bとがあり、また、エン
ジン側端面には貫通ボルト避けの突部103dが設けら
れている。
【0033】図9および図10は、固定子鉄心111と
ハウジング101とをエンジン(図示せず)に固定する
構造および固定状態を示している。まずハウジング10
1が取付ボルト(図示せず)によりエンジンに固定され
る。そして、固定子鉄心111は、図10に示すよう
に、その外周がハウジング101の開放側端面近くの内
周に設けられたインローに嵌合し、かつ貫通ボルト10
2によりハウジング101に固定される。すなわち固定
子鉄心111は、その両側に形成された径方向突出部が
ハウジング101の開放側端面近くに設けられた円弧状
のインロー入り口部に当接され、次いで貫通ボルトの締
め込みによりインロー最奥部まで圧入される。この際、
最も端部の厚みの薄い径方向突出部が最初にガイドの機
能を果たし、次いで中央部の径方向突出部とともに固定
子鉄心111を最奥部まで案内する。固定子鉄心111
は、その外周投影形状が円形であるから、案内作用は円
滑に行われる。このように、固定子鉄心111を最奥部
まで案内して芯出しするため、インローはある程度の深
さ、たとえば固定子鉄心111の厚みの半分近くの深さ
を持つ必要がある。
【0034】ハウジング101の外周には、排気口10
1bが設けられていてトップカバー103の排気口10
3bとともに冷却風を排出する。
【0035】
【発明の効果】本発明の構成によれば、少なくとも3つ
のブロックが積み重ねられてなる固定子鉄心がハウジン
グのインロー中心位置に正確に位置決めされ、この固定
子鉄心の厚み方向の他方の端部に配されたブロックにお
ける径方向に突出した部分にトップカバーの開放端内周
に設けられた複数の係合爪を係合させることにより、ト
ップカバーを簡単、確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部破砕縦断面図。
【図2】図2(a)、(b)、(c)は、図1に示した
固定子鉄心111を構成する3つの薄板状鉄心ブロック
それぞれの側面形状を示す図。
【図3】図3(a)、(b)は、図2(a)ないし
(c)に示した3つの薄板状鉄心ブロックを全て積層し
た状態を示す図。
【図4】図4(a)、(b)は、図3(a)におけるA
−A線およびB−B線に沿って切断したときの断面を示
す部分断面図。
【図5】図2ないし図4に示した固定子鉄心111を貫
通ボルト102によりハウジング101に固定する状態
を示した斜視図。
【図6】固定子110と回転子120とを組み合わせた
状態を示す部分縦断面図。
【図7】図7(a)、(b)は、固定子鉄心111に対
するトップカバー103の固定構造を示す斜視図。
【図8】図8(a)、(b)は、固定子鉄心111に対
するトップカバー103の固定構造を示す部分断面図。
【図9】固定子鉄心111とハウジング101とをエン
ジン(図示せず)に固定する構造を示す斜視図。
【図10】固定子鉄心111とハウジング101とをエ
ンジン(図示せず)に固定する構造および固定状態を示
す部分断面図。
【符号の説明】
100 発電機 101 ハウジング 101a ボルト穴 101b 排気口 102 貫通ボルト 103 トップカバー 103a 吸気口 103b 排気口 103c 係合爪 103d 貫通ボルト避け突部 110 固定子 111 固定子鉄心 111a 電機子巻線溝 111b 直線状部分 111c 貫通ボルト穴 111d 反転マーク 111e 溶接用凹部 112 電機子巻線 120 回転子 201 エンジン本体 202 エンジン出力軸 203 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鐵 井 俊 一 埼玉県川越市芳野台2丁目8番65号 デ ンヨー株式会社 埼玉事業所内 (72)発明者 山 本 弘 孝 東京都中野区上高田4丁目2番2号 デ ンヨー株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−91451(JP,U) 実開 昭58−22057(JP,U) 実開 昭59−111441(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石式界磁を有しエンジンにより駆動
    される回転子と、 この回転子の外周に配され電機子巻線が巻装されてなる
    固定子と、 内周面に前記固定子が嵌入される円弧状のインローを有
    し、前記固定子および前記回転子を内部に収容するため
    の、前記エンジンに片持ち支持されたハウジングとをそ
    なえ、 前記固定子は、内周に電機子巻線溝が設けられ、外縁が
    互いに直角関係の2対の直線部分とこれら直線状部分相
    互間を結ぶ円弧状部分とにより構成された略正方形の薄
    板鉄板が積層されてなる少なくとも3つのブロックから
    なり、前記ブロックの一つが他のブロックに対して前記
    薄板鉄板の中心に関して円周方向に所定角度回転された
    上で積層され、他の一つが表裏反転されて積層されるこ
    とにより、径方向に突出した部分と窪んだ部分とが交互
    に配されてなり、外周部分が略円形をなすものであり、
    前記径方向に突出した部分が前記ハウジングのインロー
    に当接され、さらに圧入されることにより前記固定子が
    前記ハウジングに固定される永久磁石式発電機の組み付
    け構造において、 前記ブロック中の最も反ハウジング側に配されたブロッ
    クは、前記ハウジングから反ハウジング側に突出したト
    ップカバー係合部をそなえ、 さらに、前記トップカバー係合部における前記径方向に
    突出した部分に係合する係合爪が開放端内周に複数個設
    けられ、前記ハウジングとともに前記固定子および前記
    回転子を内部に収容するトップカバーをそなえた、 ことを特徴とする永久磁石式発電機の組み付け構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の永久磁石発電機の組み付け
    構造において、 前記係合爪は、係合のための案内をする部分と前記トッ
    プカバーを前記トップカバー係合部に係合して固定する
    部分とを有する永久磁石式発電機の組み付け構造。
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