JP3120001U - 可変反射板を用いた太陽光集熱暖房システム - Google Patents
可変反射板を用いた太陽光集熱暖房システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】太陽光を利用した暖房装置で反射光を取り入れることにより、日射角の垂直方向のみならず水平方向の太陽光を反射した輻射熱により効率的に利用できるようにし、日の出から日の入りまでの太陽光を効率的に暖房用として提供する。
【解決手段】集熱装置は日射角度が垂直方向に対しての効果はあったが、可変反射板3を利用することにより水平方向の日射に対しても反射板角度を変化させることにより、反射した輻射熱を充分取り入れられるため、高効率に装置内に熱エネルギーが蓄えられる。また反射板と断熱材を組み合わせることにより、日没後に集熱パネルまたは吸熱パネル1に対して反射板を閉じることにより夜間の暖房にも効率よく温風を供給できる。
【選択図】図1
【解決手段】集熱装置は日射角度が垂直方向に対しての効果はあったが、可変反射板3を利用することにより水平方向の日射に対しても反射板角度を変化させることにより、反射した輻射熱を充分取り入れられるため、高効率に装置内に熱エネルギーが蓄えられる。また反射板と断熱材を組み合わせることにより、日没後に集熱パネルまたは吸熱パネル1に対して反射板を閉じることにより夜間の暖房にも効率よく温風を供給できる。
【選択図】図1
Description
本考案は、太陽光の反射を利用して高効率に暖房するシステムに関するものである。
集熱または吸熱パネルを利用した非電化暖房装置は、従来垂直方向の日射を輻射熱により装置内の空気または水を温めている。
従来集熱パネルを利用した暖房装置はすでに実用化されていて、材質は黒色のアルミ板や黒色のガラスなどが使用されている。この電力を利用しない暖房装置は、冬季においても昼間の最高温度は40度を超えるものであるが、垂直方向のみの太陽輻射熱利用による暖房のため日射角度の変化による暖房効果が良くなかった。
更に、この方法では単に建物の屋根や壁面に沿って設置されているため太陽光というクリーンエネルギーを求める装置として、日射角度の変化に対応できないため十分な機能を発揮していない。
そこで、当該品の最大の問題点を払拭するのには、太陽光のエネルギーを更に効率よく熱変換できる方法として反射パネルを用いた装置を開発したものである。
特許番号 第2846913号
本考案は、太陽光集熱暖房装置に可変反射板を取り付けることを特徴とした暖房システムである。
更に、太陽光集熱暖房装置の可変反射板による反射光が、垂直方向、並びに水平方向からの日射であることを特徴とする暖房システムである。
上述したように、本考案の反射板付き太陽光集熱暖房装置は、日射角度が刻々と変わる昼間の太陽熱による熱変換を最大限に高められ、通常の暖房装置に比較してクリーンなエネルギーを供給でき、従来の装置よりも安定した暖房システムを供給できる。
太陽光集熱暖房装置に可変反射板を取り付けることを特徴とした暖房システムである。
更に、太陽光集熱暖房装置の可変反射板による反射光が、垂直方向、並びに水平方向からの日射を利用することを特徴とする暖房システムである。
アルミ箔や鏡などの光を反射する反射板を集熱パネルのついた暖房装置に角度を係止できるヒンジを使って扉として取り付け、日の出とともに開口し日射角度によって可変させる。
日の入りとともに扉を閉じ、温まった空気をシステム内に張り巡らせた断熱材の効果により魔法瓶状態にして屋内に送風して利用する。
アルミ箔や鏡などの光を反射する反射板を集熱パネルのついた暖房装置に角度を係止できるヒンジを使って扉として取り付け、日の出とともに開口し日射角度によって可変させる。
日の入りとともに扉を閉じ、温まった空気をシステム内に張り巡らせた断熱材の効果により魔法瓶状態にして屋内に送風して利用する。
本考案による反射板付き太陽光集熱暖房システムは、農業分野において栽培用ハウスの暖房装置として期待できる、理由は、ハウス栽培農地は日本全国で50万ヘクタール有り、冬季の暖房用として300坪当たり年間2−4万キロリットルの石油を消費している。二酸化炭素による環境汚染を減少させるため、この暖房システムによる効果は社会的にも重要である。
1. 集熱パネル
2. 係止ヒンジ(ストッパー)
3. 反射パネル
4. 温風排気口
5. 吸気ダクト
2. 係止ヒンジ(ストッパー)
3. 反射パネル
4. 温風排気口
5. 吸気ダクト
Claims (2)
- 太陽光集熱暖房装置に可変反射板を取り付けることを特徴とした暖房システム。
- 太陽光集熱暖房装置の可変反射板による反射光が、垂直方向、並びに水平方向からの日射を利用することを特徴とする請求項1記載の暖房システム。
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JP2005011052U JP3120001U (ja) | 2005-11-29 | 2005-11-29 | 可変反射板を用いた太陽光集熱暖房システム |
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JP (1) | JP3120001U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009192141A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 連続加熱装置 |
WO2010101239A1 (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-10 | 国立大学法人 琉球大学 | 太陽光(熱)吸収材およびこれを利用した吸熱・蓄熱材並びに太陽光(熱)吸収・調光資材 |
WO2017217815A1 (ko) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 신상훈 | 벌통을 포함하는 시스템 및 그 관리 방법 |
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2005
- 2005-11-29 JP JP2005011052U patent/JP3120001U/ja not_active Expired - Fee Related
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US10018377B2 (en) | 2009-03-06 | 2018-07-10 | University Of The Ryukyus | Solar light (heat) absorption material and heat absorption/accumulation material and solar light (heat) absorption/control building component using the same |
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