JP3119769U - 土留め化粧材 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、安価で簡単に施工ができ、しかも外面の意匠性に富んだ花壇を得るための土留め化粧材を提供するものである。
【解決手段】下地に配設した基材に被覆させて配設することを特徴とする土留め化粧材であって、該土留め化粧材は、基材の外面と内面と上面との3面または外面と上面との2面または内面と上面との2面を被覆することを特徴とする土留め化粧材である。
この土留め化粧材によれば、非常に簡単で、しかも安価で土留め材の化粧ができ、その結果、外面の意匠性に富んだ花壇が形成できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、花や草木などの植物の栽培場所、いわゆる花壇の土留めに使用する土留め化粧材に関するものである。
従来より、花、草木等の栽培には花壇が多く利用され、植え付ける植物の大きさなどの利用目的により各種のものが使い分けられている。
一般に花壇は、主に花壇として他の下地(地面、緑化のための屋上床面等)との区切りとなる土留め材と、その中に充填される土壌とからなる。
土留め材はとしては木、ブロック、煉瓦などを材料としたものが使用されている。
しかし、木の場合には雨水等により腐食が進み、長期的使用に耐えられなくなるおそれがある。
また、ブロックや煉瓦の場合は、外面の意匠に面白みが欠ける場合がある。
また、特許第3492752号にあるように、土留めの高さを高くするために、ブロックや煉瓦を互いに接合した場合は、ブロックや煉瓦の継ぎ目が見えるので、
面白みに欠ける。
一方、住宅用窯業系外装材を土留め材に使用することを考えてみると、物性的にはなんの問題もないものの、端部が製造工程内の加工中などに欠けてしまい、不良板になるものがある。
例えば幅455mm、長さ3030mmの大きな住宅用窯業系外装材であっても、わずか1cm角の欠けの発生ですべて不良板となったり、また、塗装仕上げ工程において色調が規格からはずれてしまうことで、不良板となったりして、もはや住宅用窯業系外装材としては使用することはできなくなってしまう。
特許第3492752号公報
本考案は、係る現状に鑑みてなされたものであり、上述したような不良板を別の用途に使用できないものか鋭意研究し、安価で簡単に施工ができ、しかも外面の意匠性に富んだ花壇を形成するための土留め化粧材を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するために本請求項1に記載の考案に係る土留め化粧材は、下地に配設した基材に被覆させて配設することを特徴とする土留め化粧材であって、該土留め化粧材は、基材の外面と内面と上面との3面または外面と上面との2面または内面と上面との2面を被覆することを特徴としている。
この土留め化粧材によれば、非常に簡単な、しかも安価で、土留め材の化粧材が得られ、それを使用して、容易に外面の意匠性に富んだ花壇が形成できる。
また、本請求項2に記載の考案に係る土留め化粧材は、住宅用窯業系外装材を用いたものである。
そのため、いろいろな色、柄の選択ができ、例えば、住宅の外装と合わせてトータルな外観を選択したりすることもできる。
本考案の土留め化粧材によれば、安価で簡単に施工することができ、しかも意匠性に富んだ花壇を形成することができる。
以下図面を用いて、本考案を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本考案の土留め化粧材(1)を使用して形成した花壇(100)の一例を示した斜視図である。
図2は本考案の土留め化粧材(1)の斜視図であり、(a)は基板(2)の外面と上面との2面を被覆する断面L字形状の土留め化粧材(1)、(b)は基板(2)の外面と上面と内面との3面を被覆する断面コ字形状の土留め化粧材(1´)である。
図3は本考案の土留め化粧材(1)を使用した土留め材(10)の構造を示す断面図であり、(a)は基板(2)の外面と上面との2面が土留め化粧材(1)で被覆された土留め材(10)であり、(b)は基板(2´)の外面と上面と内面との3面が土留め化粧材(1´)で被覆された土留め材(10´)である。
図4は本考案の土留め化粧材(1)を使用して形成した花壇(100)のコーナー部分の施工状態を示す参考図である。
本考案において、上方、上面とは天地方向の天側、下方、下面とは天地方向の地側、内側、内面とは土留め材を境にして土壌を充填する側のこと、外側、外面とは土留め材を境にして土壌を充填しない側のことをいう。
下地(20)は地面や緑化のための屋上床面のことである。
本考案において、土留め材(10)は、下地(20)に配設される基材(2)と住宅用窯業系外装材から加工された土留め化粧材(1)とからなる。
基材(2)は土壌(30)の圧力に耐えるもので、実質的な土留めとして働くものである。
基材(2)の大きさは土留め化粧材(1)の寸法に応じて任意に設計することができるが、一例として幅400mm、高さ200mm、厚み100mmのものを使用することができる。
また、基材(2)はブロック、煉瓦、石材、さらにコンクリート現場打ち等から選択使用される。
また、基材(2)が上下方向に積み重ねられて土留め高さを高くしても、積み重ねられた基材(2)の高さに土留め化粧材(1)の上下長さを一致させることで、基材(2)の継ぎ目が見えなくなり、見栄えがよい。
土留め化粧材(1)は住宅用窯業系外装材の不良板から加工して形成される。
住宅用窯業系外装材として、セメントや、ケイ砂、補強繊維などを主原料とし
て、湿式製法、乾式製法、注型製法、押出成形などで製造される、いわゆる窯業系サイディング、ガラス繊維混入セメント板、パルプ混入セメント押出成形板、木繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、硬質木片セメント板、スラグセメントパーライト板などが利用できる。
その表面にはエンボスによる柄形成や切削による溝形成などが施され、さらに有機や無機の塗料が何重にも施された化粧表面を有しており、耐候性、耐凍性に非常にすぐれた性能を発揮する。
ところが、住宅用窯業系外装材の裏面については、施工上、下地材との間の通気や、防水シートなどの使用により防水性等を確保した条件での使用を前提としているので、化粧表面のように何重にも塗料が施されてはいない。
したがって、土留め化粧材(1)を形成するときは、例えば、住宅用窯業系外装材の裏面側にVカット部を1箇所施し、そのカット面を互いに接着して一体化となし、表面が外側になるように断面逆L字形状の土留め化粧材(1)を形成したり(図2(a))、住宅用窯業系外装材の裏面側にVカット部を2箇所施し、そのカット面を互いに接着して一体化となし、表面が外側になるように断面逆U字形状の土留め化粧材(1′)を形成したり(図2(b))すればよい。
次に図3、図4を使用して、土留め化粧材(1)を使用して花壇を形成する施工方法について説明する。
まず、地面や緑化のための屋上床面である下地(20)の上に基材(2)を接着剤により配設する。
次に、その基材(2)の上面および外面の2面に土留め化粧材(1)のL字形状を合わせて、接着剤にて接着固定する。
または、あらかじめ基材(2)と土留め化粧材(1)とを接着しておいて土留め材(10)とし、これを下地(20)に接着することにより配設してもよい。
重量物である基材(2)により、土圧や土中の水分による影響は土留め化粧材
(1)には及ばない。
また、断面逆U字形状の土留め化粧材(1′)を使用するの場合は、土留め化粧材(1´)の裏面側に接着剤を施し、基材(2)と接着して使用すればよい。
また、花壇における水抜きは、基材(2)を下地(20)に配設する際、基材(2)と基材(2)との間に空間を形成し、土留め化粧材(1)表面の、基材(2)と基材(2)との間の空間に適応する位置に水抜き孔を形成することによって行われ、水は、この基材(2)と基材(2)との間の空間を通り、水抜き孔から排出される。
また、花壇のコーナー部分の施工については、図4に示すように、幅の狭い、例えば一般の土留め化粧材(1)の幅が1000mmだとすると、幅100mmの短尺土留め化粧材(1a)を複数配設して個々の隙間をモルタル詰めしたりすることで、簡単に施工できる。
さらに、モルタル詰めした上からシーリング加工もしくは塗料で土留め化粧材(1)と色調を合わせてもよい。
また、短尺土留め化粧材(1a)間の隙間に、さらに短尺土留め化粧材(1a)を隙間の間隔に合わせて、短尺土留め化粧材(1a)をエミリソーなどでカットした短尺土留め化粧部材(1b)を施工してもよい。
本考案に係る土留め化粧材を使用して形成した花壇の一例を示す斜視図 本考案に係る土留め化粧材の一例を示す斜視図 本考案に係る土留め化粧材を使用した土留め材の断面説明図 本考案に係る土留め化粧材を使用した花壇のコーナー部分の施工状態を示す参考図
符号の説明
1、1´ 土留め化粧材
1a 短尺土留め化粧材
1b 短尺土留め化粧部材
2 基材
10、10´ 土留め材
20 下地
30 土壌
100 花壇

Claims (2)

  1. 下地に配設した基材に被覆させて配設することを特徴とする土留め化粧材であって、該土留め化粧材は、基材の外面と内面と上面との3面または外面と上面との2面または内面と上面との2面を被覆することを特徴とする土留め化粧材。
  2. 前記土留め化粧材は住宅用窯業系外装材を用いたものであることを特徴とする請求項1に記載の土留め化粧材。
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