JP3119524B2 - 移動式監視装置 - Google Patents
移動式監視装置Info
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- JP3119524B2 JP3119524B2 JP8107292A JP8107292A JP3119524B2 JP 3119524 B2 JP3119524 B2 JP 3119524B2 JP 8107292 A JP8107292 A JP 8107292A JP 8107292 A JP8107292 A JP 8107292A JP 3119524 B2 JP3119524 B2 JP 3119524B2
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- optical
- signal
- monitoring device
- mobile monitoring
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F10/00—Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
- C08F10/04—Monomers containing three or four carbon atoms
- C08F10/08—Butenes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F110/00—Homopolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
- C08F110/04—Monomers containing three or four carbon atoms
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、各種プラントなどに
適用され各種の点検を行なう移動式監視装置に関する。
適用され各種の点検を行なう移動式監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、各種プラントの保守点検を行なう
ため、テレビカメラ、赤外線カメラ、マイクロフォンな
どを搭載して走行し、保守点検を行なうようにした移動
監視装置の開発が進められている。特に原子力プラント
では保守点検環況が複雑なことから予め敷設された軌道
上を移動する方式の移動式監視装置が実用化されてい
る。
ため、テレビカメラ、赤外線カメラ、マイクロフォンな
どを搭載して走行し、保守点検を行なうようにした移動
監視装置の開発が進められている。特に原子力プラント
では保守点検環況が複雑なことから予め敷設された軌道
上を移動する方式の移動式監視装置が実用化されてい
る。
【０００３】例えば原子力発電プラントでは、図６に示
すように炉容器１の周囲に主蒸気配管２や再循環系配管
３が接続されており、これらの配管にはそれぞれ主蒸気
隔離弁４や再循環ポンプ５が介挿され、また逃し弁６な
どが設けられている。さらに、炉容器１の周囲には多数
のローカルクーラ７が分散して設置されており、移動式
監視装置本体の走行軌道は上記の機器や配管に沿って複
雑に屈曲した状態に敷設されている。
すように炉容器１の周囲に主蒸気配管２や再循環系配管
３が接続されており、これらの配管にはそれぞれ主蒸気
隔離弁４や再循環ポンプ５が介挿され、また逃し弁６な
どが設けられている。さらに、炉容器１の周囲には多数
のローカルクーラ７が分散して設置されており、移動式
監視装置本体の走行軌道は上記の機器や配管に沿って複
雑に屈曲した状態に敷設されている。
【０００４】このような原子力発電プラントにおいて用
いられている移動式監視装置は、図７にその一例を示す
ように走行軌道９に移動式監視装置本体１０，１０が懸
垂モノレール式に走行自在に懸吊支持され、走行軌道９
内には移動式監視装置本体１０に給電や信号伝達を行な
うためのトロリー線１１、ギャラック（図示せず）が埋
設されている。
いられている移動式監視装置は、図７にその一例を示す
ように走行軌道９に移動式監視装置本体１０，１０が懸
垂モノレール式に走行自在に懸吊支持され、走行軌道９
内には移動式監視装置本体１０に給電や信号伝達を行な
うためのトロリー線１１、ギャラック（図示せず）が埋
設されている。
【０００５】この移動式監視装置本体１０は、コントロ
ール用およびデータ保有のためのホストコンピュータ１
２、移動式監視装置本体１０を操作する操作盤１３、制
御信号を伝送する信号伝送器１４などを備えている。ホ
ストコンピュータ１２および信号伝送器１４とトロリー
線１１とは、信号電送路１５によって接続されている。
ール用およびデータ保有のためのホストコンピュータ１
２、移動式監視装置本体１０を操作する操作盤１３、制
御信号を伝送する信号伝送器１４などを備えている。ホ
ストコンピュータ１２および信号伝送器１４とトロリー
線１１とは、信号電送路１５によって接続されている。
【０００６】移動式監視装置本体１０は、図８に示すよ
うに走行軌道９を走行する車輪１６，１６、これを駆動
するための走行駆動部１７、テレビカメラ１８、このテ
レビカメラ１８を支持する雲台１９、走行駆動部１７お
よび雲台１９を制御する制御回路、テレビカメラ１８の
信号を伝送する電気回路部２０などを有している。制御
回路にはマイクロコンピュータが内蔵されており、これ
は図７の信号伝送路１５およびトロリー線１１などを介
して操作盤１３に接続されている。
うに走行軌道９を走行する車輪１６，１６、これを駆動
するための走行駆動部１７、テレビカメラ１８、このテ
レビカメラ１８を支持する雲台１９、走行駆動部１７お
よび雲台１９を制御する制御回路、テレビカメラ１８の
信号を伝送する電気回路部２０などを有している。制御
回路にはマイクロコンピュータが内蔵されており、これ
は図７の信号伝送路１５およびトロリー線１１などを介
して操作盤１３に接続されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記の移動式監視装置
では、制御信号および映像信号をトロリー線１１を介し
てホストコンピュータ１２および操作盤１３へ伝送して
いるため、次のような問題点があった。即ちトロリー線
１１は真鍮製であり、このトロリー線１１を信号伝送路
として使用すると周波数帯域幅が一様でないことから信
号安定性が得られず、またトロリー線１１は被覆されず
にむき出しになっているため、アンテナ効果によって外
乱ノイズ（主として電磁的なもの）が重畳され、信号伝
送上有害なノイズとなって制御信号が誤動作したり、テ
レビ映像に外乱ノイズが乗って画像を乱すなどの問題点
があった。
では、制御信号および映像信号をトロリー線１１を介し
てホストコンピュータ１２および操作盤１３へ伝送して
いるため、次のような問題点があった。即ちトロリー線
１１は真鍮製であり、このトロリー線１１を信号伝送路
として使用すると周波数帯域幅が一様でないことから信
号安定性が得られず、またトロリー線１１は被覆されず
にむき出しになっているため、アンテナ効果によって外
乱ノイズ（主として電磁的なもの）が重畳され、信号伝
送上有害なノイズとなって制御信号が誤動作したり、テ
レビ映像に外乱ノイズが乗って画像を乱すなどの問題点
があった。
【０００８】この発明は、上記の問題点を解消するため
になされたもので、その目的とするところは、周波数特
性に優れ、かつ電磁的なノイズの影響を受けることのな
い移動式監視装置を提供するものである。
になされたもので、その目的とするところは、周波数特
性に優れ、かつ電磁的なノイズの影響を受けることのな
い移動式監視装置を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、軌道
に沿って移動可能な移動機構部と、この移動機構部に搭
載された点検装置を動作させる動作機構部と、前記移動
機構部および動作機構部を制御する制御回路部と、これ
らを制御するホストコンピュータおよび指示を与える操
作盤とを有する移動式監視装置において、軌道に沿って
敷設された漏洩光軸ファイバと、移動監視装置本体に搭
載される制御回路と、電気信号を光信号に変換する電気
・光信号変換器と、前記漏洩光軸ファイバを介して得ら
れた光信号を電気信号に変換する光・電気信号変換器と
を設けたことを特徴とする。
に沿って移動可能な移動機構部と、この移動機構部に搭
載された点検装置を動作させる動作機構部と、前記移動
機構部および動作機構部を制御する制御回路部と、これ
らを制御するホストコンピュータおよび指示を与える操
作盤とを有する移動式監視装置において、軌道に沿って
敷設された漏洩光軸ファイバと、移動監視装置本体に搭
載される制御回路と、電気信号を光信号に変換する電気
・光信号変換器と、前記漏洩光軸ファイバを介して得ら
れた光信号を電気信号に変換する光・電気信号変換器と
を設けたことを特徴とする。
【００１０】
【００１１】
【作用】移動式監視装置に対する通信においては、ホス
トコンピュータおよび操作盤から移動式監視装置本体に
制御信号が送信される。この制御信号は信号伝送路を通
じて走行軌道に送られ、走行軌道に到達した制御信号は
走行軌道に沿って敷設されている漏洩光軸ファイバへ入
力される。この入力された制御信号は漏洩光軸ファイバ
に沿って光信号を漏洩する。
トコンピュータおよび操作盤から移動式監視装置本体に
制御信号が送信される。この制御信号は信号伝送路を通
じて走行軌道に送られ、走行軌道に到達した制御信号は
走行軌道に沿って敷設されている漏洩光軸ファイバへ入
力される。この入力された制御信号は漏洩光軸ファイバ
に沿って光信号を漏洩する。
【００１２】光ファイバから漏洩した光信号は、移動式
監視装置本体に搭載されている光・電気信号変換器に入
力されて光信号から電気信号に変換され、その後マイク
ロコンピュータにより判別がなされる。
監視装置本体に搭載されている光・電気信号変換器に入
力されて光信号から電気信号に変換され、その後マイク
ロコンピュータにより判別がなされる。
【００１３】また、移動式監視装置本体に搭載されてい
るテメビカメラなどの信号やその制御信号は、電気・光
信号変換器に入力されて電気信号から光信号に変換さ
れ、変換された信号は漏洩光軸ファイバに入力されて信
号伝送路を通じ光・電気信号変換器に入力され、光信号
が電気信号に変換されて操作盤やホストコンピュータに
入力される。従って漏洩光軸ファイバの使用により漏洩
光軸ファイバに沿って連続的に通信が可能となる。
るテメビカメラなどの信号やその制御信号は、電気・光
信号変換器に入力されて電気信号から光信号に変換さ
れ、変換された信号は漏洩光軸ファイバに入力されて信
号伝送路を通じ光・電気信号変換器に入力され、光信号
が電気信号に変換されて操作盤やホストコンピュータに
入力される。従って漏洩光軸ファイバの使用により漏洩
光軸ファイバに沿って連続的に通信が可能となる。
【００１４】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１５】図１は漏洩光軸ファイバを用いた移動式監
視装置のシステム構成例を示し、図２は漏洩光軸ファイ
バを用いたシステム構成例を示し、図３は移動式監視装
置本体の一例を示している。
視装置のシステム構成例を示し、図２は漏洩光軸ファイ
バを用いたシステム構成例を示し、図３は移動式監視装
置本体の一例を示している。
【００１６】この実施例では、図２に示すように、電気
・光信号変換器２１、光コネクタ２２、漏洩光軸ファイ
バ２３、光・電気信号変換器２４などを備えている。
・光信号変換器２１、光コネクタ２２、漏洩光軸ファイ
バ２３、光・電気信号変換器２４などを備えている。
【００１７】漏洩光軸ファイバ２３は、図４および図５
に示すものと同様で、光情報を伝送するコア２５と、こ
のコア２５内を伝搬される光情報をコア２５に全反射さ
せるため、コア２５に被覆された第１のクラッド２６
と、この光情報を外部に積極的に漏らすため第１のクラ
ッド２６にスパイラル状に巻装された第２のクラッド２
７とを有する構成とされている。すなわち、この漏洩光
軸ファイバ２３は屈折率の異なる三種類の光伝搬可能な
材質で構成され、第２のクラッド２７から光信号が漏洩
光軸ファイバ２３に沿って連続的に得られるようになっ
ている。
に示すものと同様で、光情報を伝送するコア２５と、こ
のコア２５内を伝搬される光情報をコア２５に全反射さ
せるため、コア２５に被覆された第１のクラッド２６
と、この光情報を外部に積極的に漏らすため第１のクラ
ッド２６にスパイラル状に巻装された第２のクラッド２
７とを有する構成とされている。すなわち、この漏洩光
軸ファイバ２３は屈折率の異なる三種類の光伝搬可能な
材質で構成され、第２のクラッド２７から光信号が漏洩
光軸ファイバ２３に沿って連続的に得られるようになっ
ている。
【００１８】この実施例による移動式監視装置のシステ
ム構成を図１によって説明すると、移動監視装置本体２
８が走行軌道２９に懸垂モノレール式に懸吊支持され、
走行軌道２９内には移動式監視装置本体２８に給電する
トロリー線３０、ギャラック（図示せず）が埋設されて
おり、同時に信号伝送を行なう漏洩光軸ファイバ２３が
敷設されている。図中３１は光コネクタである。このほ
か移動式監視装置本体２８のコントロールおよびデータ
を保有するホストコンピュータ３２、移動式監視装置本
体２８を操作する操作盤３３、前述の電気・光信号変換
器２１、光・電気信号変換器２４等が付設される。ホス
トコンピュータ３２および信号伝送路３４と漏洩光軸フ
ァイバ２３とは信号伝送路３５で接続されている。
ム構成を図１によって説明すると、移動監視装置本体２
８が走行軌道２９に懸垂モノレール式に懸吊支持され、
走行軌道２９内には移動式監視装置本体２８に給電する
トロリー線３０、ギャラック（図示せず）が埋設されて
おり、同時に信号伝送を行なう漏洩光軸ファイバ２３が
敷設されている。図中３１は光コネクタである。このほ
か移動式監視装置本体２８のコントロールおよびデータ
を保有するホストコンピュータ３２、移動式監視装置本
体２８を操作する操作盤３３、前述の電気・光信号変換
器２１、光・電気信号変換器２４等が付設される。ホス
トコンピュータ３２および信号伝送路３４と漏洩光軸フ
ァイバ２３とは信号伝送路３５で接続されている。
【００１９】移動式監視装置本体２８は、図３に示すよ
うに走行軌道２９を走行する車輪３６，３６を駆動する
ための走行駆動部３７と、テレビカメラ３８と、このテ
レビカメラ３８を駆動する雲台３９と、前記走行駆動部
３７および雲台３９を制御する制御回路を含み、前記テ
レビカメラ３８の信号伝送用電気回路部４０、制御信号
や映像信号（ＴＶ信号）を光信号に変換する電気・光信
号変換器４１で構成されている。前記制御回路にはマイ
クロコンピュータが内蔵されており、図１の信号伝送路
３５および漏洩光軸ファイバ２３を介して接続されてい
る共に、電気・光信号変換器２１、光・電気信号変換器
２２を介して操作盤３３に接続されている。
うに走行軌道２９を走行する車輪３６，３６を駆動する
ための走行駆動部３７と、テレビカメラ３８と、このテ
レビカメラ３８を駆動する雲台３９と、前記走行駆動部
３７および雲台３９を制御する制御回路を含み、前記テ
レビカメラ３８の信号伝送用電気回路部４０、制御信号
や映像信号（ＴＶ信号）を光信号に変換する電気・光信
号変換器４１で構成されている。前記制御回路にはマイ
クロコンピュータが内蔵されており、図１の信号伝送路
３５および漏洩光軸ファイバ２３を介して接続されてい
る共に、電気・光信号変換器２１、光・電気信号変換器
２２を介して操作盤３３に接続されている。
【００２０】次に作用を説明する。
【００２１】操作盤３３により移動式監視装置本体２８
へ操作指令を発すると、ホストコンピュータ３２で操作
支持内容とデータとを基に制御命令が作られ、この制御
命令により電気・光信号変換器２１において電気信号が
光信号に変換される。
へ操作指令を発すると、ホストコンピュータ３２で操作
支持内容とデータとを基に制御命令が作られ、この制御
命令により電気・光信号変換器２１において電気信号が
光信号に変換される。
【００２２】この変換された光信号は、信号伝送路３５
を通じて走行軌道２９内の漏洩光軸ファイバ２３へ入力
され、漏洩光軸ファイバ２３は光信号を伝搬しながらそ
の一部を第２のクラッド２７から外部へ漏洩させる。即
ち光信号は走行軌道２９に沿って漏洩していることにな
る。この漏洩している光信号は移動式監視装置本体２８
に搭載されている光・電気信号変換器４１へ入力されて
電気信号に変換される。
を通じて走行軌道２９内の漏洩光軸ファイバ２３へ入力
され、漏洩光軸ファイバ２３は光信号を伝搬しながらそ
の一部を第２のクラッド２７から外部へ漏洩させる。即
ち光信号は走行軌道２９に沿って漏洩していることにな
る。この漏洩している光信号は移動式監視装置本体２８
に搭載されている光・電気信号変換器４１へ入力されて
電気信号に変換される。
【００２３】こうして電気信号に変換された制御命令
は、移動式監視装置本体２８に搭載されているマイクロ
コンピュータにより識別され、走行駆動部３７や雲台３
９などの制御が行なわれる。
は、移動式監視装置本体２８に搭載されているマイクロ
コンピュータにより識別され、走行駆動部３７や雲台３
９などの制御が行なわれる。
【００２４】またマイクロコンピュータからの制御命令
は移動式監視装置本体２８に搭載されている電気・光信
号変換器４１へ入力されて光信号に変換され、変換され
た光信号は漏洩光軸ファイバ２３内に入射されて漏洩光
軸ファイバ２３内および信号伝送路３５を通じて光・電
気信号変換器２４へ入力される。ここで変換された電気
信号は操作盤３３やホストコンピュータ３２で識別さ
れ、また移動式監視装置本体２８に搭載のテレビカメラ
３８の信号も同様に伝送されて操作盤３３上のモニタに
映し出される。
は移動式監視装置本体２８に搭載されている電気・光信
号変換器４１へ入力されて光信号に変換され、変換され
た光信号は漏洩光軸ファイバ２３内に入射されて漏洩光
軸ファイバ２３内および信号伝送路３５を通じて光・電
気信号変換器２４へ入力される。ここで変換された電気
信号は操作盤３３やホストコンピュータ３２で識別さ
れ、また移動式監視装置本体２８に搭載のテレビカメラ
３８の信号も同様に伝送されて操作盤３３上のモニタに
映し出される。
【００２５】なお、漏洩光軸ファイバ２３の具体的構成
としては前述のほか、コア２５に屈折率の異なる第２の
クラッドをスパイラル状に巻きつけ、その他の部分を第
１のクラッドで覆うようにしてもよく、またコアにＶ溝
をスパイラル状に形成し、ファイバ内の光を外部に導く
ようにしてもよい。さらに第２のクラッドは軸方向一定
位置に連続的に形成されていればよく、その形状は特に
問わない。
としては前述のほか、コア２５に屈折率の異なる第２の
クラッドをスパイラル状に巻きつけ、その他の部分を第
１のクラッドで覆うようにしてもよく、またコアにＶ溝
をスパイラル状に形成し、ファイバ内の光を外部に導く
ようにしてもよい。さらに第２のクラッドは軸方向一定
位置に連続的に形成されていればよく、その形状は特に
問わない。
【００２６】
【発明の効果】以上のように、請求項１の発明に係る移
動式監視装置によれば、信号伝送路に漏洩光軸ファイバ
を用いたことにより、信号伝送する周波数帯域幅で一様
でかつ信号の高い安定性が得られ、特に電気・光信号変
換器、光・電気信号変換器の周波数特性も高められると
共に、可視光帯域の波長による影響（光の強度）を受け
ないよう比較的影響の少ない赤外線帯域の波長の光を利
用することによって一層安定した一様な信号伝送が可能
となる。
動式監視装置によれば、信号伝送路に漏洩光軸ファイバ
を用いたことにより、信号伝送する周波数帯域幅で一様
でかつ信号の高い安定性が得られ、特に電気・光信号変
換器、光・電気信号変換器の周波数特性も高められると
共に、可視光帯域の波長による影響（光の強度）を受け
ないよう比較的影響の少ない赤外線帯域の波長の光を利
用することによって一層安定した一様な信号伝送が可能
となる。
【００２７】また、外乱から混入するノイズの大部分は
電磁的なものであり、その周波数は約数ＧＨｚ以下であ
ることから、光、特に赤外線帯域を用いることにより電
磁的な外乱の影響を受けにくく、かつ軌道周辺のモータ
や電気スパークなどの影響も受けず、従って漏洩光軸フ
ァイバに外乱ノイズが重畳されることがなく、信号伝送
上有害ノイズの影響を排除することができる。
電磁的なものであり、その周波数は約数ＧＨｚ以下であ
ることから、光、特に赤外線帯域を用いることにより電
磁的な外乱の影響を受けにくく、かつ軌道周辺のモータ
や電気スパークなどの影響も受けず、従って漏洩光軸フ
ァイバに外乱ノイズが重畳されることがなく、信号伝送
上有害ノイズの影響を排除することができる。
【００２８】
【図１】この発明による移動式監視装置の一実施例を示
すシステム構成図。
すシステム構成図。
【図２】図１の漏洩光軸ファイバ部分を示すシステム構
成図。
成図。
【図３】図１の移動式監視装置本体を示す斜視図。
【図４】図２の漏洩光軸ファイバを示す部分拡大斜視
図。
図。
【図５】図２の漏洩先軸ファイバを示す断面図。
【図６】原子力発電プラントを示す斜視図。
【図７】従来の移動式監視装置を示すシステム構成図。
【図８】従来の移動式監視装置本体を示す斜視図。
１ 炉容器 ９，２９ 走行軌道 １０，２８ 移動監視装置本体 １２，３２ ホストコンピュータ １３，３３ 操作盤 １４，３４ 信号伝送路 １５，３５ 信号伝送路 １７，３７ 走行駆動部 １８，３８ テレビカメラ ２０，４０ 信号伝送用電気回路部 ２１ 電気・光信号変換器 ２３ 漏洩光軸ファイバ ２４ 光・電気信号変換器 ２５ コア ２６ 第１のクラッド ２７ 第２のクラッド ４１ 電気・光信号変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｂ 10/08 Ｇ０１Ｖ 9/04 Ｆ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G21C 17/013 G01V 8/16 G02B 6/00 G02B 6/28 G08C 23/04 H04B 10/08
Claims (1)
- 【請求項１】 軌道に沿って移動可能な移動機構部と、
この移動機構部に搭載された点検装置を動作させる動作
機構部と、前記移動機構部および動作機構部を制御する
制御回路部と、これらを制御するホストコンピュータお
よび指示を与える操作盤とを有する移動式監視装置にお
いて、軌道に沿って敷設された漏洩光軸ファイバと、移
動監視装置本体に搭載される制御回路と、電気信号を光
信号に変換する電気・光信号変換器と、前記漏洩光軸フ
ァイバを介して得られた光信号を電気信号に変換する光
・電気信号変換器とを設けたことを特徴とする移動式監
視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8107292A JP3119524B2 (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 移動式監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8107292A JP3119524B2 (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 移動式監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05281393A JPH05281393A (ja) | 1993-10-29 |
| JP3119524B2 true JP3119524B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=13736192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8107292A Expired - Fee Related JP3119524B2 (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 移動式監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3119524B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100476386C (zh) * | 2003-04-21 | 2009-04-08 | 三菱电机株式会社 | 光波面测定装置、光波面测定方法和光源装置的调整方法 |
| KR101275117B1 (ko) | 2013-02-21 | 2013-06-17 | (주) 경화엔지니어링 | 유체 이송관의 관로 탐사 원격 모니터링 장치 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100970034B1 (ko) | 2002-10-24 | 2010-07-16 | 가부시키가이샤 나카가와 겐큐쇼 | 조명광통신장치 |
| JP2005284250A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-10-13 | Nakagawa Kenkyusho:Kk | 通信システム及び漏洩光ファイバ |
| WO2019049598A1 (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-14 | 村田機械株式会社 | 有軌道台車用光通信システム |
| JP7347546B2 (ja) * | 2020-01-27 | 2023-09-20 | 株式会社島津製作所 | 水中光通信装置および水中検査システム |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP8107292A patent/JP3119524B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100476386C (zh) * | 2003-04-21 | 2009-04-08 | 三菱电机株式会社 | 光波面测定装置、光波面测定方法和光源装置的调整方法 |
| KR101275117B1 (ko) | 2013-02-21 | 2013-06-17 | (주) 경화엔지니어링 | 유체 이송관의 관로 탐사 원격 모니터링 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05281393A (ja) | 1993-10-29 |
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