JP3119317U - 蓄光雨具 - Google Patents

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株式会社裕源
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Abstract

【課題】視認性を向上させて歩行者の安全を確保することのできる雨具に関し、夜間の視認性を確保することのできる利便性のよい雨具を提供する。
【解決手段】防水生地を有する雨具であって、生地の全部、または一部に、蓄光顔料を含有する合成樹脂フィルムを用いた蓄光雨具。
【選択図】図1

Description

この考案は、雨具、特に視認性を向上させて歩行者の安全を確保することのできる雨具に関する。
従来、レインコート、および傘等に代表される雨具は、実用性を追及する商品として、主に価格、機能性が重視されてきた。しかし、近年においては、ファッション性を追及した雨具が数多く流通し始めている。こうした状況の下、華やかで利便性のよい雨具を提供することは、時代のニーズに合致するものである。
ところで、一般に、雨具を使用する雨天時は視認性が悪く、特に夜間においては車両から歩行者を視認し難いことが問題となっている。このため、歩行者は対向車から我が身を守る上で大きな不安を抱えることとなる。
そこで、例えば、再帰反射材による反射光を利用し、視認性を確保する方法がある。ここで、再帰反射材とは光を入射した方向に反射させる材料である。このため、かかる反射材を雨具等に使用することにより車両等の光が反射し、夜間の視認性を向上させることが可能となる。しかし、かかる素材は高価なことから、特殊な用途以外に利用されることがないのが実情であった。
この考案は、上述のような課題を解決するためになされたもので、夜間の視認性を確保することのできる利便性のよい雨具を提供することを目的とする。
第1の考案は、上記目的を達成するため、防水生地を有する雨具であって、
前記生地の全部、または一部に、蓄光顔料を含有する合成樹脂フィルムを用いたことを特徴とする。
第2の考案は、第1の考案において、
前記雨具は、レインコートであることを特徴とする。
第3の考案は、第1の考案において、
前記雨具は、傘であることを特徴とする。
第1の考案によれば、前記生地の全部、または一部に、蓄光顔料を含有する合成樹脂フィルムが用いられる。このため、雨具の前記フィルム部は夜間に発光し、視認性の悪い雨天時の夜間においても、雨具を使用している歩行者の安全性を確保することができる。
第2の考案によれば、レインコートの布地の全部、または一部に、蓄光顔料を含有する合成樹脂フィルムが用いられる。このため、レインコートの前記フィルム部は夜間に発光し、視認性の悪い雨天時の夜間においてもレインコートを着用している歩行者の安全性を確保することができる。
第3の考案によれば、傘の布地の全部、または一部に、蓄光顔料を含有する合成樹脂フィルムが用いられる。このため、傘の前記フィルム部は夜間に発光し、視認性の悪い雨天時の夜間においても傘を使用している歩行者の安全性を確保することができる。
実施の形態1.
[実施の形態1の特徴]
図1は、本考案の実施の形態1において用いられるレインコート10の構成を示す。この図に示すとおり、レインコート10は、着丈の長いコート型のレインコートであり、その大部分が雨を防ぐための防水生地部で構成されている。
通常、防水生地としては、ポリ塩化ビニル(PVC)等に代表されるプラスチックフィルムが使用されているが、本実施の形態1においては、これに代えて、蓄光顔料を含有する合成フィルム(以下、「蓄光フィルム」という)が使用される。ここで、蓄光顔料とは、電灯や昼間の太陽光を内部に蓄積し、暗闇で自ら発光することができる顔料であり、例えば燐光性硫化亜鉛(ZnS:Cu)を主成分とするものがある。かかる顔料は無機物のため安全性も高く、光分解等の劣化現象を起こさず、半永久的に繰り返し使用することが可能である。
また、上記蓄光顔料は、様々な樹脂などに混入させて成型加工することが可能である。本実施の形態においては、蓄光顔料を種々の樹脂に混入させて成型加工した合成樹脂フィルムが使用される。このため、上記レインコートは蓄光フィルム内部に光を蓄積し、夜間に自ら発光する。
以上説明したとおり、本実施の形態においては、レインコート10の生地部に通常の樹脂フィルムに代えて蓄光フィルムを使用する。このため、前記レインコート全体が夜間に自ら発光し、視認性の悪い夜間においても歩行者の安全性を確保することができる。また、前記蓄光フィルムは種々の色に成型加工することが可能であり、また発光色に関しても種々存在することから、デザインの自由度が高い。このため、安全性を確保しつつ、よりファッショナブルなレインコートを提供することが可能となる。
ところで、上述した実施の形態1においては、レインコート10の布地部全体に蓄光フィルムを使用することとしているが、使用形態はこれに限られない。すなわち、レインコート10の一部に蓄光フィルムを使用、あるいは貼付けし、夜間の視認性を確保する形態としてもよい。
また、上述した実施の形態1においては、硫化亜鉛系(ZnS:Cu)の蓄光顔料を例として挙げているが、蓄光顔料の種類はこれに限られない。すなわち、自然光、あるいは人工の光等から光エネルギーを吸収して、暗闇に光として放出する特性を有する顔料であれば、他の化合物の蓄光顔料でもよい。
実施の形態2.
[実施の形態2の特徴]
次に、図2を参照して、本考案の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、レインコート10の生地に蓄光フィルムを使用し、夜間の視認性を確保することとしている。これに対して、他の形態を有する雨具について蓄光フィルムを使用することも可能である。
図2はセパレート型のレインコートの構成を示す。この図に示すレインコート12は、レインジャケット14と、レインパンツ16から構成される。これらは、その大部分が雨を防ぐための防水生地部で構成されている。
本実施の形態2においては、前記防水生地部に蓄光フィルムが使用される。前述の実施の形態1にて示したとおり、蓄光顔料は、電灯や昼間の太陽光を内部に蓄積し、暗闇で自ら発光することができる。このため、上記レインコートは蓄光フィルム内部に光を蓄積し、夜間に自ら発光する。
以上説明したとおり、本実施の形態においては、レインコート12の生地部に通常の樹脂フィルムに代えて蓄光フィルムを使用する。このため、前記レインコート全体が夜間に自ら発光し、視認性の悪い夜間においても歩行者の安全性を確保することができる。また、前記蓄光フィルムは種々の色に成型加工することが可能であり、また発光色に関しても種々存在することから、デザインの自由度が高い。このため、安全性を確保しつつ、よりファッショナブルなレインコートを提供することが可能となる。
ところで、上述した実施の形態2においては、レインコート12の布地部全体に蓄光フィルムを使用することとしているが、使用形態はこれに限られない。すなわち、レインコート12の一部に蓄光フィルムを使用、あるいは貼付けし、夜間の視認性を確保する形態としてもよい。
実施の形態3.
[実施の形態3の特徴]
次に、図3を参照して、本考案の実施の形態3について説明する。上述した実施の形態1、および2では、レインコートの生地に蓄光フィルムを使用し、夜間の視認性を確保することとしている。これに対して、雨具として最も使用頻度の高い傘について、蓄光フィルムを使用することも可能である。
図3(a)は、本考案の実施の形態3において用いられる傘を開いた状態の平面図を示す。また、図3(b)は、図3(a)に示す傘の側面図である。図3(a)および(b)に示すとおり、傘20は、張布22と、前記張布が張設される梁骨24(「親骨」とも言う。以下、本明細書において同じ)とを備える。本実施の形態においては、上記張布22に、通常の張布に代えて、上述した実施の形態1同様の蓄光フィルムが使用される。このため、上記傘16は蓄光フィルム内部に光を蓄積し、夜間に自ら発光する。
以上説明したとおり、本実施の形態においては、傘16の張布18に通常の樹脂フィルムに代えて蓄光フィルムを使用する。このため、前記傘の張布全体が夜間に自ら発光し、視認性の悪い夜間においても傘を使用する歩行者の安全性を確保することができる。また、前記蓄光フィルムは種々の色に成型加工することが可能であり、また発光色に関しても種々存在することから、デザインの自由度が高い。このため、安全性を確保しつつ、よりファッショナブルな傘を提供することが可能となる。
ところで、上述した実施の形態3においては、傘20の張布22全体に蓄光フィルムを使用することとしているが、使用形態はこれに限られない。すなわち、張布22の一部に蓄光フィルムを使用、あるいは貼付けし、夜間の視認性を確保する形態としてもよい。
本考案の実施の形態1のレインコートを説明するための図である。 本考案の実施の形態2のレインコートを説明するための図である。 本考案の実施の形態3の傘を説明するための図である。
符号の説明
10 レインコート
12 レインコート
14 レインジャケット
16 レインパンツ
20 傘
22 張布
24 梁骨(親骨)

Claims (3)

  1. 防水生地を有する雨具であって、
    前記生地の全部、または一部に、蓄光顔料を含有する合成樹脂フィルムを用いたことを特徴とする蓄光雨具。
  2. 前記雨具は、レインコートであることを特徴とする請求項1記載の蓄光雨具。
  3. 前記雨具は、傘であることを特徴とする請求項1記載の蓄光雨具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0668614U (ja) * 1993-03-12 1994-09-27 株式会社コーセー 気密コンパクト容器

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