JP3119066U - 濾過器 - Google Patents

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憲一 小阪
政実 土本
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Abstract

【課題】複数層の濾過材を確実に分離すると共に濾過材の偏りや隙間の形成を防止し、通過する水の偏流(チャンネリング)を防止し濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができると共に水圧の低下を防止できる濾過器を提供することを目的とする。
【解決手段】本考案の濾過器1は、上部に流出管5を備え下部に流入管3を備えた筒状の容器本体2と、容器本体2の内部に層状に収容された複数層の濾過材19a〜19cと、複数層の濾過材19a〜19cを分離する複数の仕切り部と、濾過材19a〜19cを押圧する押圧弾性体16と、を備えた濾過器1であって、仕切り部が、外周部が容器本体2の内壁に固定された固定仕切り部17と、固定仕切り部17と押圧弾性体16の間に配設され外周部に容器本体2の内壁に密着する密着部13を備えた複数の可動仕切り部18a〜18cと、を備えた構成を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、水道水や井戸水等を濾過材に通過させて濾過等する飲料水等の濾過器に関するものである。
従来、容器内部に粒状のセラミックスや活性炭、種々の鉱物等の濾過材を収容し水道水や井戸水等を通過させて塩素等の不純物を吸着、濾過したりミネラルを付与したりする濾過器が用いられている。また、特殊な濾過材を用いることにより通過する水を活性化することもできるとも言われている。
このような濾過器としては、特許文献1に「筒状の容器本体と、容器本体の上端に連結された排出パイプと、容器本体内部に収容された濾過材と、容器本体の下端部に連結された注入パイプと、容器本体の下端を閉塞する蓋体とからなる浄水器において、前記濾過材と蓋体との間に濾過材を上方に付勢するばね体を設けた浄水器」が開示されている。
特許文献1の浄水器によれば、ばね体で濾過材を押圧することで、収容された濾過材の層内の隙間の発生を防止することができ、水が濾過材中を均等に通過し濾過材との十分な接触時間を持つことができ浄水効果を高めることができる。
特開平7−24447号公報
しかしながら、上記従来の技術では以下のような課題を有していた。
(1)特許文献1の浄水器では、容器本体内部に複数種の濾過材(シラスサンド4、抗菌性活性炭5、シラスサンド6)を上下に層状に収容しているが、各層が不織布で仕切られているので、ばね体による押圧力や通過する水流によって不織布が縒れたり捩れたりして容器本体内壁と不織布との間に隙間が生じ易く、濾過材が該隙間から他の層へ漏れて濾過材の層内に偏りや隙間が生じ、水が一様に通過せず浄水効果が低下するという課題を有していた。
(2)不織布に濾過材の欠片や赤錆、ゴミ等が目詰まりし、抵抗が大きくなって排出水の水圧が低下し、十分な流出水量を得られないと共に家庭内の水道管にかかる負担が大きくなり水漏れ等の原因となるという課題を有していた。
(3)濾過材の欠片やゴミ等が不織布の繊維にからまるため逆洗しても十分に除去できず蓄積し不織布の早期交換を要し管理が煩雑であるという課題を有していた。
(4)特に化学繊維で形成された不織布や中空糸膜等を用いると、これらから不純物が溶出して混入することがあり、濾過水が濁るなどの不具合や安全面の問題が生じる場合があった。
(5)ばね体を濾過材と下端の蓋体との間に設け濾過材を水の通過方向と同じ方向に押圧しているので、濾過材に通水時の水流による押圧力がかかるとばね体の押圧力が減少し隙間が生じ易く浄水効果が低下するという課題を有していた。
本考案は、上記従来の課題を解決するもので、複数層の濾過材を確実に分離すると共に濾過材の偏りや隙間の形成を防止し、通過する水の偏流(チャンネリング)を防止し、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができると共に水圧の低下を防止できる濾過器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本考案の濾過器は、以下の構成を有している。
本考案の請求項1に記載の濾過器は、上部に流出管を備え下部に流入管を備えた筒状の容器本体と、前記容器本体の内部に層状に収容された複数層の濾過材と、前記複数層の濾過材を分離する複数の仕切り部と、前記濾過材を押圧する押圧弾性体と、を備えた濾過器であって、前記仕切り部が、外周部が前記容器本体の内壁に固定された固定仕切り部と、前記固定仕切り部と前記押圧弾性体の間に配設され外周部に前記容器本体の内壁に密着する密着部を備えた複数の可動仕切り部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)容器本体の内壁に固定された固定仕切り部と内壁に密着する密着部を備えた可動仕切り部を備えているので、押圧弾性体の押圧力を各層の濾過材に円滑に伝達しながら複数層の濾過材を確実に分離することができ、押圧により層内の濾過材同士を密着させ濾過材の偏りや隙間の形成を防止し、通過する水の偏流(チャンネリング)を防止し、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる。
ここで、容器本体としては、ステンレス鋼等の耐腐食性金属等で形成された円筒状等の筒状部の上部又は下部に鏡板等からなる天面部や底部が溶接等で固定されたものが用いられる。前記天面部又は底部の反対側には開口部が形成され該開口部には鏡板等からなる上蓋体や下蓋体が覆設される。底部や下蓋体には容器本体を立設して設置するための台部を溶接等で固定することができる。
固定仕切り部や可動仕切り部としては、所定部に開口部を有する金属製や合成樹脂製等の支持板に金網等の網体が添設されたものやパンチングメタル等の多孔支持板、或いは該多孔支持板に網体等が添設されたもの等が用いられる。
密着部としては、可動仕切り部の外周部に嵌合される断面略U字状に形成されたパッキンやシール等が用いられる。材質としては食品包装容器のパッキン等に用いられるフッ素ゴムやシリコンゴム、トウモロコシ等を原料とする生分解性プラスチック等が用いられる。塩素等の有害物質を含まない材質で形成することにより安全性に優れる。
濾過材としては、流入する水道水や井戸水等の水質等に応じて、ヤシガラ等を材料とする破砕状の活性炭や粒状のセラミックス、種々の鉱物、強磁性体等が用いられる。濾過材は上記のような粒状物等が種類毎或いは粒径毎に可動仕切り部で分離され押圧弾性体と固定仕切り部との間に層状に収容される。
押圧弾性体としては、コイルばねや板ばね等が用いられる。押圧弾性体は容器本体内部の上部に配設され流入管側へ向かって濾過材を押圧してもよく、容器本体内部の下部に配設され流出管側へ向かって濾過材を押圧してもよい。
本考案の請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の濾過器であって、前記固定仕切り部及び前記可動仕切り部が、所定部に1乃至複数の開口部又は孔部を有する支持板と、少なくとも前記支持板の開口部を覆うように前記支持板に添設された網体と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)網体を備えているので、捕捉された濾過材の欠片やゴミ等を逆洗により除去することができ、一定期間毎に逆洗を行うことで目詰まりによる水圧の低下を防止でき、常に十分な流出水量を得ることができ、家庭内の水道管等への負担を低減できる。
(2)網体を支持する支持板を備えているので、押圧弾性体による押圧力や通過する水流によって網体が縒れたり捩れたりすることによる濾過材の偏りや隙間の形成を防止し、通過する水の偏流を防止し、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる。
ここで、網体としては、金属や合成樹脂等の線材を網状に組み合わせた金網やメッシュ体等が用いられる。網体は支持板にその外周部で溶接等で固定され、又は、支持板に形成された複数の鉤状部からなる係合部に係合され、支持板に添設固定される。また、固定手段を設けずに網体を単に支持板に当接させるだけでもよい。
支持板としては、中心部から外周部に向かって延設された複数の延設部を有する略十字状や略米字状等に形成された枠部と、該枠部により区画形成された複数の開口部を有するものや上述した多孔支持板等が用いられる。なお、可動仕切り部の支持板の外周部には上述した密着部を配設することができる。
本考案の請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の濾過器であって、前記網体のメッシュMが、50メッシュ≦M≦150メッシュ、好ましくは70メッシュ≦M≦100メッシュである構成を有している。
この構成により、請求項2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)網体により濾過材の欠片やゴミ、錆等を確実を捕捉することができ、且つ、抵抗が大きくなるのを防止でき水圧の低下を防止でき、常に十分な流出水量を得ることができ、家庭内の水道管への負担を低減できる。
ここで、網体のメッシュMが70メッシュより小さくなるにつれ濾過材の欠片やゴミ、錆等が通過し易くなり浄水効果が低下し50メッシュより小さくなるとこの傾向が顕著になるため好ましくない。メッシュMが100メッシュより大きくなるにつれ通過する水が受ける抵抗が大きくなり水圧が低下して流出水量が低下し150メッシュより大きくなるとこの傾向が顕著になるため好ましくない。
本考案の請求項4に記載の考案は、請求項2又は3に記載の濾過器であって、前記支持板が、多数の前記孔部が一定のピッチで形成された多孔支持板である構成を有している。
この構成により、請求項2又は3の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)多数の孔部が一定のピッチで形成された多孔支持板を備えているので、通過する水を整流して濾過材に対して一様に通過させることができ、濾過材への接触時間を長くして水圧を低下させることなく高い浄水効果を得ることができる。
ここで、多孔支持板としては、多数の孔部が打ち抜き加工されたパンチングメタル等の金属板や合成樹脂製の多孔板等が用いられる。孔部の形状としては、円形状、多角形状、長孔状等が用いられる。孔部が円形状である場合、その孔径は1mm〜10mm程度に形成される。孔部の配列としては孔部が均一に配置される配列、例えば縦横に直線状に並設された並列状や千鳥状等が用いられる。孔部のピッチは孔径や形状と併せて所定の開孔率となるように適宜選択される。
多孔支持板の開孔率Kとしては、40%≦K≦80%、好ましくは55%≦K≦70%に形成される。開孔率Kが55%より小さくなるにつれ通過する水が受ける抵抗が大きくなり水圧が低下して流出水量が低下し40%より小さくなるとこの傾向が顕著になるため好ましくない。開孔率Kが70%より大きくなるにつれ多孔支持板の整流作用が低下すると共に打ち抜き加工が困難になったり所定の強度が得られなくなり80%より大きくなるとこの傾向が顕著になるため好ましくない。
多孔支持板には網体が溶接等で固定され又は複数の鉤状部等で係合固定される。また、固定手段を設けずに網体を単に多孔支持板に当接させるだけでもよい。
本考案の請求項5に記載の考案は、請求項2乃至4の内いずれか1項に記載の濾過器であって、前記固定仕切り部及び/又は前記可動仕切り部が、前記支持板又は前記多孔支持板に形設された補強部を備え構成を有している。
この構成により、請求項2乃至4の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)補強部を備えているので、固定仕切り部や可動仕切り部が押圧弾性体の押圧力や通過する水流によって撓んだり変形したりするのを防止でき、濾過材の偏りや隙間の形成を防止することができる。
ここで、補強部としては、支持板の枠部や外周部等に立設されたリブや肉厚部等が用いられる。
本考案の請求項6に記載の考案は、請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の濾過器であって、前記容器本体が上部開口部を備え、前記上部開口部に覆設された蓋体と、前記蓋体と最上部の前記可動仕切り部との間に配設された前記押圧弾性体と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至5の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)押圧弾性体を蓋体と最上部の可動仕切り部との間に設け、最下部の固定仕切り部に向かって濾過材を水の通過方向と逆の方向に押圧しているので、濾過材に通水による押圧力がかかっても押圧弾性体が緩むことなく、濾過材の層内に偏りや隙間が生じるのを防止でき、水を濾過材の層内に一様に通過させることができ、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる。
ここで、押圧弾性体は蓋体の内壁に溶接等で固定される、又は、蓋体の下部開口部に覆設された所定部に開口部や孔部を有する支持板や多孔支持板等に溶接等で固定される。また、蓋体の内部の中央部等に押圧弾性体を装着する凹部を設け、該凹部に装着してもよい。これにより、押圧弾性体の位置ずれを防止でき、濾過材を常に均等に押圧することができる。
以上説明したように本考案によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の考案によれば、
(1)容器本体の内壁に固定された固定仕切り部と内壁に密着する密着部を備えた可動仕切り部を備えているので、押圧弾性体の押圧力を各層の濾過材に円滑に伝達しながら複数層の濾過材を確実に分離することができ、押圧により層内の濾過材同士を密着させ濾過材の偏りや隙間の形成を防止し、通過する水のチャンネリングを防止し、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる濾過器を提供することができる。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1の効果に加え、
(1)網体を備えているので、捕捉された濾過材の欠片やゴミ等を逆洗により除去することができ、常に十分な水量を得ることができ、家庭内の水道管等への負担を低減できる濾過器を提供することができる。
(2)網体を支持する支持板を備えているので、網体が縒れたり捩れたりすることによる濾過材の偏りや隙間の形成を防止し、通過する水の偏流を防止し、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる濾過器を提供することができる。
請求項3に記載の考案によれば、請求項2の効果に加え、
(1)網体により濾過材の欠片やゴミ、錆等を確実を捕捉することができ、且つ、抵抗が大きくなるのを防止でき水圧の低下を防止でき、常に十分な水量を得ることができ、家庭内の水道管への負担を低減できる濾過器を提供することができる。
請求項4に記載の考案によれば、請求項2又は3の効果に加え、
(1)多数の孔部が一定のピッチで形成された多孔支持板を備えているので、通過する水を整流して濾過材に対して一様に通過させることができ、濾過材への接触時間を長くして水圧を低下させることなく高い浄水効果を得ることができる濾過器を提供することができる。
請求項5に記載の考案によれば、請求項2乃至4の内いずれか1項の効果に加え、
(1)補強部を備えているので、固定仕切り部や可動仕切り部が撓んだり変形したりするのを防止でき、濾過材の偏りや隙間の形成を防止することができる濾過器を提供することができる。
請求項6に記載の考案によれば、請求項1乃至5の内いずれか1項の効果に加え、
(1)濾過材を水の通過方向と逆の方向に押圧しているので、濾過材に通水による押圧力がかかっても押圧弾性体が緩むことなく、濾過材の層内に偏りや隙間が生じるのを防止でき、水を濾過材の層内に一様に通過させることができ、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる濾過器を提供することができる。
以下、本考案の一実施の形態について、図1乃至図5を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1における濾過器の分解断面図であり、図2は図1のA−A線の矢視断面図であり、図3(a)は図1のB−B線の矢視断面図であり、図3(b)は図1のC−C線の矢視断面図である。なお、説明をわかり易くするために、図2、図3(a)及び(b)においては支持板と金網の一部を破断して示している。
図中、1は本実施の形態1における濾過器、2はステンレス鋼等の耐腐食性金属等で形成された容器本体、2aは容器本体2を構成する円筒状の筒状部、2bは筒状部2aの下部に溶接等で覆設固定された鏡板からなる底部、3は底部2bの側面に溶接等で固定され略中央部まで延設された管状体で形成され内部側端部が閉塞された流入管、3aは家庭の蛇口や水道管等にホースや金属管等の管体を介して接続される流入管3の外部側端部に形成された流入口、3bは流入管3の内部側端部近傍の下部に下方に向けて開口され容器本体2の中心軸上に形成された内部流入口、4は容器本体2の上部開口部2cに覆設される容器本体2と同材質の鏡板からなる蓋体、5は蓋体4の側面に溶接等で固定され蓋体4内部に連通した流出管、5aは流出管5の外部側端部に形成された流出口、6は蓋体4の下縁部に溶接等で覆設固定された所定部に後述する開口部を有する蓋側支持板、7は蓋側支持板6と一体に形成され蓋体4の下縁部の周囲に突設された蓋側フランジ部、8は容器本体2の上部開口部2cの周囲に突設された本体側フランジ部、9は蓋側フランジ部7及び本体側フランジ部8に互いに連通するように等間隔で穿設された複数のボルト挿通孔、10は本体側フランジ部8の上面に形成された凹部8aに配設されたOリングである。
また、図中、11は容器本体2の底部2bの近傍であって流入管3の上部に配設され筒状部2aの内壁に溶接等で固定された所定部に後述する開口部を有する固定支持板、12a,12b,12cは容器本体2内部の上部開口部2cから固定支持板11の間に配設された後述の多孔支持板15に金網14を添設して形成された可動板、13は可動板12a,12b,12cの外周部に嵌合され容器本体2の内壁に密着するシリコンゴム等の略U字状弾性体等からなる密着部、14,15は可動板12a,12b,12cを構成する金網(網体)及びパンチングメタル等の多孔支持板であり、金網14は多孔支持板15に外周部で溶接等により固定されている。14′,15′は蓋側支持板6の上面及び固定支持板11の下面に少なくとも開口部を覆うように順次添設され外周部で溶接等により各支持板に固定された金網(網体)及び多孔支持板であり、金網14と多孔支持板15と同様のものである。16は最上部の可動板12aの下面略中央部に溶接等により固定されたコイルばね等の押圧弾性体、17は固定支持板11とその下面に添設された金網14′及び多孔支持板15′で構成された固定仕切り部、18a,18b,18cは可動板12a,12b,12cと密着部13で各々構成された第1,第2,第3の可動仕切り部、19a,19b,19cは第1の可動仕切り部18aと第2の可動仕切り部18bの間、第2の可動仕切り部18bと第3の可動仕切り部18cの間、及び第3の可動仕切り部18cと固定仕切り部17との間に各々収容された濾過材である。
また、図2及び図3において、20は蓋側支持板6及び固定支持板11の所定部に形成された複数の開口部、21は蓋側支持板6及び固定支持板11の中心部から外周部に向かって延設された4つの延設部21aを有する略十字状に形成された枠部である。
ここで、容器本体2は外径が100mm〜200mm、高さが300mm〜400mm(蓋体4を含む)の円筒状に形成され、台所の流し台上等に設置可能な小型に設計されている。金網14,14′はステンレス鋼等の金属線を網状に組み合わせて形成され、そのメッシュMは50メッシュ≦M≦150メッシュ、好ましくは70メッシュ≦M≦100メッシュに形成される。本実施の形態1においては、80メッシュ(目開き:166μm〜188μm)のものを用いた。多孔支持板15,15′は厚みが1mm〜3mmのステンレス鋼等の金属板に孔径5mm及びピッチ6mmで円形状の孔を千鳥状に打ち抜き加工して形成され、その開口率Kが40%≦K≦80%、好ましくは55%≦K≦70%に形成される。本実施の形態1においては63%程度のものを用いた。
濾過材19a,19b,19cとしては、流入する水道水や井戸水等の水質等に応じて、ヤシガラ等を材料とする破砕状の活性炭や粒状のセラミックス、種々の鉱物、強磁性体等が用いられる。本実施の形態1においては、濾過材19aとして径が5mm〜10mm程度の多数のセラミックス粒状物を用い、濾過材19bとしてヤシガラの活性炭は破砕物を用い、濾過材19cとして径が1mm〜5mm程度の多数のセラミックス粒状物を用いた。
以上のように構成された本実施の形態1における濾過器1について、以下その動作を図1乃至図4を用いて説明する。
図4は濾過器1を組み立てた状態を示す要部断面図であり、図5は濾過器1への配管の接続状態を示す系統図である。
図4において、22は蓋側フランジ部7と本体側フランジ部8のボルト挿通孔9に連挿されたボルト、23はボルト22に螺着され蓋体4を容器本体2に締結固定するナットである。また、図5において、24は家庭内の水道管や蛇口と濾過器1の流入管や流出管を接続する所定部に分岐部を有する配管、25a,25b,25cは配管24に配設された三方切替弁である。
まず、濾過器1の組み立て動作について説明する。図1に示すように容器本体2の内部の固定仕切り部17上に濾過材19a〜19cと第1乃至第3の可動仕切り部18a〜19bとを交互に層状に配設した後、蓋体4を容器本体2の上部開口部2cに覆設し、押圧弾性体16の上端部を蓋側支持板6の枠部21の交差部(中心部)に当接させる。次に、図4に示すように各々のボルト挿通孔9にボルト22を挿通させ均等にナット23で締結し、蓋体4を容器本体2に固定し、容器本体2をOリング10で密封する。このとき、濾過材19a〜19cは押圧弾性体16により第1乃至第3の可動仕切り部18a〜19bを介して固定仕切り部17に押圧され、ナット23の締結によりその状態が維持される。
なお、濾過材19a〜19cの交換時には、ボルト22及びナット23を緩めて蓋体4を取り外し、容器本体2の内部の第1乃至第3の可動仕切り部18a〜18cと濾過材19a〜19cとを順次取り出す。第1乃至第3の可動仕切り部18a〜18cは先端に鉤状部を有する棒状部材等を用いて多孔支持板15の孔に鉤状部を引っ掛けて取り出すことができる。多孔支持板15の上面の外周部近傍等につまみ(図示せず)を設け、手で摘んで取り出し可能とすると交換作業性を向上できる。
次に、濾過器1の浄水動作について説明する。
図5に示すように、水道管からの水道水が実線の矢印で示すように配管24を通って濾過器1に供給され濾過器1から蛇口に供給されるように、各三方切換弁25a〜25cを所定方向に切り換える。そして、蛇口を開栓すると、水道水が三方切換弁25b,25cを通って流入管3から濾過器1に流入する。流入した水道水は、図1に示すように、内部流入口3bから底部2bに流入し、底部2bが水で充満すると固定仕切り部17、第3の濾過材19c、第3の可動仕切り部18c、第2の濾過材19b、第2の可動仕切り部18b、第1の濾過材19a、第1の可動仕切り部18aを順次通過しながら容器本体2の内部を上昇する。固定仕切り部17及び可動仕切り部18a〜18cにおいては、金網14,14′及び多孔支持板15,15′を順次通過する。金網14により比較的大きなゴミや錆等が除去される。また、多孔支持板15,15′により通過する水が整流され濾過材19a〜19c中を偏りなく一様に通過する。濾過材19a〜19cにおいては、通過する水がセラミックス粒状物や活性炭の表面に接触すると、水に含まれる塩素等の不純物を吸着除去し、セラミックスから溶出したミネラルを付与する。不純物を取り除くので腐り難く健康に適した飲料水を得ることができると共に、セラミックスの種類によっては水に界面活性作用を付与できるので、食器や衣類の洗浄に用いた場合に高い洗浄力を有し、少量の洗剤で十分に汚れを落とすことができ、環境汚染を防止できる。
濾過材19a〜19cを通過し浄化された水は、蓋体4の多孔支持板15′、金網14′を通過し蓋体4の内部を介して流出管5から濾過器1の外部へ流出し、流出した浄化水は三方切換弁25aを通って蛇口から供給される。
次に、濾過器1の逆洗動作について説明する。
図5に示すように、水道管からの水道水が破線の矢印で示すように配管24を通って濾過器1に供給された後、排水されるように、各三方切換弁25a〜25cを所定方向に切り換える。そして、蛇口を開栓すると、水道水が三方切換弁25b,25aを通って流出管5から濾過器1に流入する。流入した水道水は、蓋部4の内部から多孔支持板15、金網14を順次通過して流下し、第1の可動仕切り部18a、第1の濾過材19a、第2の可動仕切り部18b、第2の濾過材19b、第3の可動仕切り部18c、第3の濾過材19c、固定仕切り部17を順次通過する。固定仕切り部17及び可動仕切り部18a〜18cにおいては、多孔支持板15′、金網14′を順次通過し、金網14に付着したゴミや錆等を剥離除去する。固定仕切り部17を通過した水は底部2bから内部流入口3bを介して流入管3から濾過器1の外部へ流出し、流出した水は三方切換弁25cを通って排水される。
以上のように本実施の形態1における濾過器1は構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)容器本体2の内壁に固定された固定仕切り部17と内壁に密着する密着部13を備えた第1乃至第3の可動仕切り部18a〜18bを備えているので、押圧弾性体16の押圧力を各層の濾過材19a〜19cに円滑に伝達しながら複数層の濾過材19a〜19cを確実に分離することができ、濾過材19a〜19cの層内に偏りや隙間が生じることなく通過する水の偏流(チャンネリング)を防止し、水を濾過材19a〜19cの層内に一様に通過させることができ、濾過材19a〜19cへの接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる。
(2)濾過材19a〜19cの粒状物や破砕状物が押圧弾性体16の押圧力で互いに密着しているので水流等の外力によっても粒状物等が移動することなく、チャンネリングを確実に防止できると共に衝突により磨耗したり砕けたりするのを防止でき、磨耗等により生じた微細な粒子や欠片が濾過水に混入するのを確実に防止でき、常に清浄な飲料水等を供給できる。
(3)金網14,14′を備えているので、捕捉された濾過材19a〜19cの欠片やゴミ等を逆洗により除去することができ、一定期間毎に逆洗を行うことで目詰まりによる水圧の低下を防止でき、常に十分な流出水量を得ることができ、家庭内の水道管への負担を低減できる。また、不織布を用いた場合に比べ、目詰まりが発生し難いため頻繁に逆洗を行う必要がなく、且つ短時間の逆洗でゴミ等を十分除去でき管理性に優れる。
(4)金網14,14′を支持する多孔支持板15,15′や固定支持板11を備えているので、押圧弾性体16による押圧力や通過する水流によって金網14が縒れたり捩れたりして隙間が生じ濾過材19a〜19cが該隙間から他の層へ漏れて濾過材19a〜19bの層内に偏りや隙間が生じるのを防止でき、高い浄水効果を得ることができる。
(5)金網14のメッシュMが50メッシュ≦M≦150メッシュ、好ましくは70メッシュ≦M≦100メッシュに形成されているので、濾過材19a〜19cの欠片やゴミ、錆等を確実を捕捉することができ、且つ、抵抗が大きくなるのを防止でき水圧の低下を防止でき、常に十分な流出水量を得ることができ、家庭内の水道管への負担を低減できる。
(6)多数の孔部が一定のピッチで形成された多孔支持板15,15′を備えているので、通過する水を整流して濾過材の層内に一様に通過させることができ、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる。
(7)多孔支持板15,15′の開口率Kが40%≦K≦80%、好ましくは55%≦K≦70%に形成されているので、多孔支持板15,15′により通過する水を濾過材19a〜19cの層内に一様に通過させるように整流することができ、且つ、抵抗が大きくなるのを防止でき水圧の低下を防止でき、常に十分な流出水量を得ることができ、家庭内の水道管への負担を低減できる。
(8)押圧弾性体16を蓋体4と最上部の第1の可動仕切り部18aとの間に設け、最下部の固定仕切り部17に向かって濾過材19a〜19cを水の通過方向と逆の方向に押圧しているので、濾過材19a〜19cに通水による押圧力がかかっても押圧弾性体16が緩むことなく、濾過材19a〜19cの層内に偏りや隙間が生じるのを防止でき、水を濾過材19a〜19cの層内に一様に通過させることができ、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる。
(9)一端部に流入口3aを備え容器本体2の底部2bの側面から内部に延設された流入管3と、流入管3の他端部近傍の下部に下方に向けて開口され容器本体2の中心軸上に形成された内部流入口3bと、を備えているので、内部流入口3bから流入する水が底部2b内部に充満し、上昇して第1乃至第3の濾過材19a〜19cの層内に一様に通過するので、濾過材19a〜19cへの接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる。
(実施の形態2)
図6は本実施の形態2における濾過器の断面図であり、図7(a)は図6のD−D線の矢視断面図であり、図7(b)は図6のE−E線の矢視断面図であり、図8は図6のF−F線の矢視断面図である。
図中、31は本実施の形態2における濾過器であり、外径が200mm〜250mm、高さが500mm〜700mmの円筒状に形成され、実施の形態1より大型に設計されている。32は筒状部32aと底部32bとで構成された容器本体、33は一端部が底部32bの底面中央部に形成された内部流入口33aに接続された流入管、34は内部流入口33aに覆設された筒状の側面部34aと天面部34bとを備えた覆設部、34cは覆設部34の側面部34aに等間隔で形成された複数の孔部、35は容器本体32の底部32bに溶接等で固定され容器本体32を立設して設置するための支持台部、35aは支持台部35の脚部に穿設されたアンカーボルト挿通孔、36は容器本体32の底部32bの近傍であって覆設部34の上部に配設され筒状部32aの内壁に溶接等で固定された所定部に開口部29(図8参照)を有する固定支持板、37は固定支持板36とその上面に添設された金網14′及び多孔支持板15′で構成された固定仕切り部、38は固定支持板36の下面に枠部21(図8参照)に立設された補強部、39は容器本体32内部の蓋側支持板6から固定支持板36の間に配設された所定部に開口部20(図7(b)参照)を有する複数の可動支持板、40は可動支持板39の外周部に嵌合された密着部、41は可動支持板39とその下面に添設された金網14及び多孔支持板15、並びに密着部40で構成された可動仕切り部、42は容器本体32の上部開口部に覆設された蓋体、43は蓋体42の天面中央部に固定された流出管である。
なお、実施の形態1において説明したものと同様のものは同一の符号を付けて説明を省略する。また、16a〜16cは押圧弾性体であり、実施の形態1において説明した押圧弾性体16と同様のものを蓋側支持板6と最上部の可動仕切り部41との間に正三角形状に複数配置したものである。19は容器本体32の内部に各々の可動仕切り部41で分離されて4層収容された濾過材である。
以上のように構成された実施の形態2における濾過器が実施の形態1と異なる点は、3つの押圧弾性体16a〜16cを備えた点、可動仕切り部41が可動支持板39を備えている点、容器本体32が大型に設計され濾過材19を4層収容した点、流入管33が底部32bの底面中央部の内部流入口33aに接続され、内部流入口33aを覆う覆設部34を備えた点、支持台部35を備えた点、及び固定支持板36が補強部38を備えた点である。この相異により、実施の形態1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)複数の押圧弾性体16a〜16cが正三角形状に配置され、中心に対して均等に配置されているので、容器本体32が大型に設計されその断面積が大きい場合であっても可動仕切り部18及び濾過材19を均一に押圧でき、濾過材19の層内における偏りや隙間の発生を確実に防止でき高い浄水効果を得ることができる。
(2)可動仕切り部41が可動支持板39を備えているので、可動仕切り部41の強度を高め、押圧弾性体16a〜16cによる押圧力や通過する水流によって金網14や多孔支持板が撓んだり変形したりするのを防止でき、濾過材19の層内に偏りや隙間が生じるのを確実に防止でき浄水効果の低下を防止できる。
(3)容器本体32を大型に設計し特に外径を大きくすることで処理流量を高めることができると共に、高さを高くすることで各々種類の異なる又は同一の多数層の濾過材19を収容することができ浄水効果を高めることができる。
(4)可動仕切り部41を追加するだけで濾過材層の数を適宜増減させることができ、処理する水の水質等に応じた処理を簡単に行うことができる。
(5)覆設部34を備えているので、流入管33から流入した水が孔部34cから底部32bの内部に放射状に均等に流入するので、流入する水が底部内部に充満し、上昇して濾過材の層内を一様に通過するので、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができる。
(6)支持台部35を備えているので、容器本体32を所望の場所に立設してアンカーボルトで強固に固定して設置できる。
(7)固定仕切り部18が固定支持板36に形設されたリブ状の補強部38を備えているので、多数層の濾過材19を収容した場合であってもその重量及び押圧弾性体16の押圧力を支持でき、固定支持板36が撓んだり変形したりするのを防止でき、濾過材19の層内に偏りや隙間が生じるのを防止でき浄水効果の低下を防止できる。
以上説明したように、本考案は、水道水や井戸水等を濾過材に通過させて濾過等する濾過器に関し、特に本考案によれば、複数層の濾過材を確実に分離すると共に濾過材の偏りや隙間の形成を防止し、通過する水の偏流(チャンネリング)を防止し、濾過材への接触時間を長くして高い浄水効果を得ることができると共に水圧の低下を防止できる濾過器を提供することができる。
実施の形態1における濾過器の分解断面図 図1のA−A線の矢視断面図 (a)図1のB−B線の矢視断面図(b)図1のC−C線の矢視断面図 濾過器を組み立てた状態を示す要部断面図 濾過器への配管の接続状態を示す系統図 実施の形態2における濾過器の断面図 (a)図6のD−D線の矢視断面図(b)図6のE−E線の矢視断面図 図6のF−F線の矢視断面図
符号の説明
1 濾過器
2 容器本体
2a 筒状部
2b 底部
2c 上部開口部
3 流入管
3a 流入口
3b 内部流入口
4 蓋体
5 流出管
5a 流出口
6 蓋側支持板
7 蓋側フランジ部
8 本体側フランジ部
8a 凹部
9 ボルト挿通孔
10 Oリング
11 固定支持板
12a,12b,12c 可動板
13 密着部
14,14′ 金網(網体)
15,15′ 多孔支持板
16,16a,16b,16c 押圧弾性体
17 固定仕切り部
18 可動仕切り部
18a 第1の可動仕切り部
18b 第2の可動仕切り部
18c 第3の可動仕切り部
19,19a,19b,19c 濾過材
20 開口部
21 枠部
21a 延設部
22 ボルト
23 ナット
24 配管
25a,25b,25c 三方切替弁
31 濾過器
32 容器本体
32a 筒状部
32b 底部
33 流入管
33a 内部流入口
34 覆設部
34a 側面部
34b 天面部
34c 孔部
35 支持台部
35a アンカーボルト挿通孔
36 固定支持板
37 固定仕切り部
38 補強部
39 可動支持板
40 密着部
41 可動仕切り部
42 蓋体
43 流出管

Claims (6)

  1. 上部に流出管を備え下部に流入管を備えた筒状の容器本体と、前記容器本体の内部に層状に収容された複数層の濾過材と、前記複数層の濾過材を分離する複数の仕切り部と、前記濾過材を押圧する押圧弾性体と、を備えた濾過器であって、
    前記仕切り部が、外周部が前記容器本体の内壁に固定された固定仕切り部と、前記固定仕切り部と前記押圧弾性体の間に配設され外周部に前記容器本体の内壁に密着する密着部を備えた複数の可動仕切り部と、を備えていることを特徴とする濾過器。
  2. 前記固定仕切り部及び前記可動仕切り部が、所定部に1乃至複数の開口部又は孔部を有する支持板と、少なくとも前記支持板の開口部を覆うように前記支持板に添設された網体と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の濾過器。
  3. 前記網体のメッシュMが、50メッシュ≦M≦150メッシュ、好ましくは70メッシュ≦M≦100メッシュであることを特徴とする請求項2に記載の濾過器。
  4. 前記支持板が、多数の前記孔部が一定のピッチで形成された多孔支持板であることを特徴とする請求項2又は3に記載の濾過器。
  5. 前記固定仕切り部及び/又は前記可動仕切り部が、前記支持板又は前記多孔支持板に形設された補強部を備えていることを特徴する請求項2乃至4の内いずれか1項に記載の濾過器。
  6. 前記容器本体が上部開口部を備え、前記上部開口部に覆設された蓋体と、前記蓋体と最上部の前記可動仕切り部との間に配設された前記押圧弾性体と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の濾過器。
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