JP3118931U - ブラジャー構造 - Google Patents

Abstract

【課題】バストアップ可能なブラジャー構造を提供する。
【解決手段】ブラジャーの構造は、表布層と裏地からなり、その間に、二つのカップと二つのワイヤーを有する。表布層と裏地両側に、パネルを有する。パネルは、組設部を有し、組設部上に留め金具を有する。組設部は、調整片体に結合でき、調整片体は、組設部に対応する受け口を有し、留め金具と結合する。二つの調整片体の一端は、ホックと結合体を有し、着用時に係合させる。調整片体により、バストアップの機能が作用する。
【選択図】図１

Description

本考案は、バストを寄せて上げるブラジャーの構造に関するものであって、特に、ブラジャーは、二つの調整片体を結合し、調整片体の結合により、バストを寄せて上げ、美しい着用効果をもたらすブラジャーに関するものである。

台湾特許第８９２１５００２号の隠蔵式ワイヤーブラの改良構造は、主に、ワイヤーを有するカップ、適当に裁断された弾性布を組接してなるブラジャーの裏地、裏地と同形状の表布からなり、表布は、裏地とカップを覆蓋すると共に、上端縁が連結し、裏地と表布を、背片を延伸する一体成型のブラジャーに形成する。ブラジャーの外観は、ワイヤーが見えないので、シームレス効果を呈現する

しかし、公知のブラジャー構造は、バストを集中させ、持ち上げる効果や、製造の簡潔化、コスト抑制、生産率の向上を達成するなどの長所があるが、ブラジャーは、一体成型なので、長期に渡って使用、洗浄する過程で、カップが変形し、その効果が提供できなくなるという欠点がある。
台湾特許第８９２１５００２号

本考案は、上述の欠点を改善するブラジャー構造を提供することを目的とする。

本考案のブラジャー構造は、表布層と裏地からなり、その間に、二つのカップと二つのワイヤーを有する。表布層と裏地両側に、パネルを有する。パネルは、組設部を有し、組設部上に留め金具を有する。組設部は、調整片体に結合でき、調整片体は、組設部に対応する受け口を有し、留め金具と結合する。二つの調整片体の一端は、ホックと結合体を有し、着用時に係合させる。調整片体により、バストアップの機能が作用し、美しい着用性を提供する。

本考案のブラジャー構造は、調整片体のホックと結合体の係合により、カップの集中、上昇効果が得られ、着用時にバストが美しく整えられる。また、調整片体は、必要に応じて、ブラジャーと結合、或いは、分離使用が可能なので、ストラップがあり、なしの形態も可能で、美しい着用形態、多用途であるなどの長所が得られる。

図１は、本考案の組み立て分解図で、図２は、本考案の組み立て外観図である。本考案のブラジャー１の構造は、表布層１０と裏地２０からなり、表布層１０と裏地２０間に、二つのカップ３０と二つのワイヤー４０を有する。表布層１０と裏地２０両側に、パネル５０を有する。ブラジャー１のパネル５０は、組設部５１を有し、組設部５１上に留め金具５１１を有する。組設部５１は、調整片体６０に結合でき、調整片体６０は、組設部５１に対応する受け口６１を有し、留め金具５１１と結合する（図２−１部分で表示）。二つの調整片体６０の一端は、ホック６０１と結合体６０２を有し、着用時に係合させる。調整片体６０上方には、ストラップ７０を有し、ストラップ７０一端はフック７０１で、パネル５０の結合部５０１と結合する。調整片体６０により、バストアップの機能が作用する。

図３は、本考案の実施例を示す図、図４は使用状態を示す図である。着用者がブラジャー１を着用する時（図３で示される）、受け口６１と留め金具５１１を結合し、ホック６０１と結合体６０２を係合させれば、図４で示されるような、寄せて上げる効果が得られる。

図５は、本考案のもう一つの実施例の使用状態図、図６は、局部拡大図である。調整片体６０がブラジャー１から分離する時、ブラジャー１は、ストラップレスの着用形態になり、留め金具５１１は、孔部３を有し、孔部３は、汗水４を排出する作用がある。

上述のように、本考案の構造は、着用時に、以下のような効果を有する。ブラジャー１は、受け口６１と留め金具５１１により、調整片体６０を結合し、更に、調整片体６０のホック６０１と結合体６０２の係合により、カップの集中、上昇効果が得られ、着用時にバストが美しく整えられる。また、調整片体６０は、必要に応じて、ブラジャー１と結合、或いは、分離使用が可能なので、ストラップ７０があり、なしの形態も可能で、美しい着用形態、多用途であるブラジャー構造が提供される。

本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本考案明の保護範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。

本考案の組み合わせ分解図である。 本考案の組み合わせ外観図である。 本考案の実施例を示す図である。 本考案の使用状態を示す図である。 本考案のもう一つの実施例の使用状態を示す図である。 図５の局部拡大図である。

符号の説明

１ ブラジャー
１０ 表布層
２０ 裏地
３０ カップ
４０ ワイヤー
５０ パネル
５０１ 結合部
５１ 組設部
５１１ 留め金具
６０ 調整片体
６１ 受け口
６０１ ホック
６０２ 結合体
７０ ストラップ
７０１ フック
３ 孔部
４ 汗水

Claims (4)

1. 寄せて上げるブラジャー構造であって、表布層と裏地からなり、その間に、二つのカップと二つのワイヤーを有する共に、前記表布層と裏地両側に、パネルを有し、その特徴は、
   前記パネルは、組設部を有し、前記組設部上に留め金具を有して、調整片体に結合でき、前記調整片体は、前記組設部に対応する受け口を有し、前記留め金具と結合し、又、二つの調整片体の一端は、ホックと結合体を有し、着用時に係合させ、前記調整片体により、バストアップの機能が作用することを特徴とするブラジャー構造。
2. 前記の二つの調整片体上方は、ストラップを連結することが出来、前記ストラップの一端は、フックで、前記パネルの結合部と結合することを特徴とする請求項１に記載のブラジャー構造。
3. 前記調整片体がブラジャーから分離する時、ブラジャーはストラップレスの着用形態にできることを特徴とする請求項１に記載のブラジャー構造。
4. 前記ブラジャーの留め金具は、孔部を有し、前記孔部は、汗水を排出する作用があることを特徴とする請求項１に記載のブラジャー構造。