JP3118769U - 継手ユニット - Google Patents

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徹 内田
健一郎 加賀
克己 佐藤
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Abstract

【課題】配管を機器に簡便に接続でき、しかも安価である継手ユニットを提供する。
【解決手段】本考案の継手ユニット1は、ネジ状接続部が設けられた機器30に配管Tを接続するためのものであり、継手本体10と弾性高分子材料製の配管固定用部材20とを具備し、継手本体10が、機器のネジ状接続部に螺着されるネジ部11aと配管固定用部材20が取り付けられる配管固定用部材取付部12とを有し、かつ、ネジ部11aの先端から配管固定用部材取付部20の先端にかけて貫通孔13が形成されたものであり、配管固定用部材20が、継手本体挿入穴21と、継手本体挿入穴21の底部21aから継手本体挿入穴21の底部21aの反対側の面22aにかけて貫通孔22とが形成されたものであり、配管固定用部材20の継手本体挿入穴21に継手本体10の配管固定用部材取付部12が挿入されて、継手本体10と配管固定用部材20とが一体化されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、計装機器等の機器に配管を接続する際に使用される継手ユニットに関する。
配管内に流体が流動する分析装置、実験装置、製造装置には、流量計、圧力計、弁などの各種計装機器が備え付けられている。一般的に、計装機器には、様々な配管径の接続に対応できるように、配管接続用の継手が取り付けられるようになっている。計装機器に継手が取り付けられるようになっていれば、継手の種類を変更するだけで、様々な配管径に容易に対応できる。
計装機器における継手の接続部が雌ネジである場合には、継手としては、例えば、一端に計装機器の雌ネジに螺着される雄ネジが形成され、他端に配管を接続する配管接続部が設けられ、かつ、一端から他端にかけて貫通孔が形成されたものが使用される(例えば、特許文献1参照)。この継手の配管接続部は、底部に配管を通す孔が形成された袋ナットと、袋ナットが螺着されるネジ部と、配管が通されると共に、袋ナットをネジ部に螺着した際に袋ナットおよびネジ部に密着して配管を固定するフェルールとを備えている。
特開昭47−2983号公報
しかしながら、従来の継手は、計装機器に配管を接続する際に、計装機器の雌ネジへの継手のねじ込み、配管接続部の袋ナットのねじ込みを必要とするため、配管を計装機器に接続する際の作業が簡便ではなかった。また、従来の継手は構造が複雑であるため、高価であり、その結果として、この継手を備えた装置のコストが高くなっていた。
本考案は、前記事情を鑑みてなされたものであり、配管を計装機器等の機器に簡便に接続することができ、しかも安価である継手ユニットを提供することを目的とする。
本考案の継手ユニットは、ネジ状接続部が設けられた機器に配管を接続するための継手ユニットであって、
継手本体と弾性高分子材料製の配管固定用部材とを具備し、
継手本体が、機器のネジ状接続部に螺着されるネジ部と、配管固定用部材が取り付けられる配管固定用部材取付部とを有し、かつ、ネジ部の先端から配管固定用部材取付部の先端にかけて、前記配管の外径と略同等の内径の貫通孔が形成されたものであり、
配管固定用部材が、継手本体の配管固定用部材取付部が密着しながら挿入される継手本体挿入穴と、該継手本体挿入穴の底部から継手本体挿入穴の底部の反対側の面にかけて、前記配管の外径と略同等の内径の貫通孔とが形成されたものであり、
配管固定用部材の継手本体挿入穴に継手本体の配管固定用部材取付部が挿入されて、継手本体と配管固定用部材とが一体化されていることを特徴とする。
本考案の継手ユニットは、配管を計装機器等の機器に簡便に接続することができ、しかも安価である。
本考案の継手ユニットの一実施形態について説明する。本実施形態の継手ユニットは、雌ネジ(ネジ状接続部)が設けられた計装機器(機器)に配管を接続するためのものである。
図1に、本実施形態の継手ユニットを示す。本実施形態の継手ユニット1は、継手本体10と円筒状の配管固定用部材20とを具備するものである。
継手本体10は、図2に示すように、計装機器の雌ネジに螺着される雄ネジ状のネジ部11a、および、配管固定用部材20が取り付けられる円筒状の配管固定用部材取付部12を有するものである。
また、継手本体10には、ネジ部11aの先端から配管固定用部材取付部12の先端にかけて配管Tが密着しながら挿入される貫通孔13が略中心に形成されている。ここで、継手本体10の貫通孔13に配管Tを密着しながら挿入するために、継手本体10の貫通孔13の内径が配管Tの外径と略同等になっている。
また、継手本体10には、中央部の外周の一部に、継手本体10を計装機器の雌ネジに螺着する際にスパナなどの工具などが嵌め合わされる平面状の工具嵌合面14が形成されている。
継手本体10の材質としては特に制限されないが、加工によって容易に目的の形状にできることから樹脂が好ましく、さらに、樹脂の中でも、耐食性の点から、フッ素樹脂が好ましい。フッ素樹脂としては、例えば、ポリ四フッ化エチレン(PTFE)、四フッ化エチレン−フルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)などが挙げられる。また、フッ素樹脂は不純物が少なく、中継用管内を流れる流体の耐汚染性にも優れるという利点を有する。
配管固定用部材20には、図3に示すように、継手本体10の配管固定用部材取付部12が密着しながら挿入される継手本体挿入穴21が形成されている。また、継手本体挿入穴21の底部21aから継手本体挿入穴21の底部21aの反対側の面22aにかけて配管Tが挿通される貫通孔22が略中心に形成されている。
配管固定用部材20の貫通孔22の内径は、配管Tの外径と略同等であるが、配管Tをより密着しながら挿入できることから、配管Tの外径以下になっていることが好ましく、さらには、配管Tを容易に貫通孔22に挿入できることから、配管Tの外径より僅かに小さいことがより好ましい。
また、配管固定用部材20の継手本体挿入穴21に円筒状の配管固定用部材取付部12を密着しながら挿入するためには、継手本体挿入穴21における深さ方向に対して直交する断面が円形状であり、配管固定用部材20の継手本体挿入穴21の内径が配管固定用部材取付部12の外径以下になっていればよい。配管固定用部材取付部12を容易に継手本体挿入穴21に挿入できる点では、配管固定用部材20の継手本体挿入穴21の内径が配管固定用部材取付部12の外径より僅かに小さいことが好ましい。
配管固定用部材20は弾性高分子材料製である。ここで、弾性高分子材料としては、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴムなどのゴム材料などが挙げられる。これらの中でも、半透明であり、配管固定用部材取付部12の挿入状態を視認できることから、シリコーンゴムが好ましい。
上記継手ユニット1により計装機器に接続される配管Tの材質としては特に制限されないが、配管T内を流動する流体が腐食性を有することもあるため、耐食性材料であることが好ましい。耐食性材料としては、例えば、フッ素樹脂、ステンレス鋼、ガラスなどが挙げられる。
上述した継手ユニット1を用いて配管Tを計装機器30に接続する際には、まず、継手本体10の雄ネジ状のネジ部11aを計装機器30の雌ネジ31に螺着する。次いで、配管固定用部材20の貫通孔22の全部に配管Tを挿入し、さらに、配管Tを継手本体10の貫通孔13の配管固定用部材取付部12側の一部に挿入する。次いで、配管固定用部材20の継手本体挿入穴21に継手本体10の配管固定用部材取付部12を挿入して、継手本体10と配管固定用部材20とを一体化する(図1参照)。このようにして配管Tを計装機器30に接続する。
また、他の手順として、まず、継手本体10の雄ネジ状のネジ部11aを計装機器30の雌ネジ31に螺着した後、配管固定用部材20の継手本体挿入穴21に継手本体10の配管固定用部材取付部12を挿入する。次いで、配管固定用部材20の貫通孔22の全部に配管Tを挿入し、さらに、配管Tを継手本体10の貫通孔13の配管固定用部材取付部12側の一部に挿入して、継手本体10と配管固定用部材20とを一体化することもできる。
この際、配管固定用部材20の貫通孔22の全部内に配管Tが挿入され、継手本体10の貫通孔13の一部内に配管Tが挿入され、配管固定用部材20の継手本体挿入穴21に継手本体10の配管固定用部材取付部12が密着しながら挿入されている。したがって、継手本体10と配管固定用部材20と配管Tとが互いに係合して、継手本体10と配管固定用部材20とが一体化されている。このように一体化された継手ユニット1によれば、配管T内を流動する流体の漏洩または配管T内への外気の混入を防止した上で、配管Tを計装機器30に接続できる。
しかも、弾性高分子材料製の配管固定用部材20は、配管Tおよび継手本体10との摩擦力が大きく、その摩擦力によって配管Tおよび継手本体10を保持しているため、配管Tおよび継手本体10が継手本体10から抜けにくくなっている。
また、配管固定用部材20は弾性高分子材料製であり、容易に変形するため、上述した継手ユニット1を用いた配管Tの計装機器30への接続では、僅かな力で配管固定用部材20の継手本体挿入穴21に継手本体10の配管固定用部材取付部12を挿入できる。そのため、配管Tを計装機器30に簡便に接続することができる。
また、配管固定用部材20を構成する弾性高分子材料製は不純物を含むため、これに流体が接触すると、流体を汚染するおそれがあるが、この継手ユニット1では、配管固定用部材20によって確実に配管Tが固定されており、流体の漏洩が防止されているため、配管固定用部材20による流体の汚染を防止できる。
さらに、継手本体10は単純な構造であり、例えば、円筒体の切削加工などによって容易に作製することができ、配管固定用部材20も簡単な成形加工によって作製することができるため安価である。したがって、継手ユニット1も安価である。
上述した継手ユニット1を配管Tと計装機器30との接続に適用した場合には、配管T内を流動する流体の圧力がゲージ圧力で−70〜+50kPaであることが好ましく、−50〜+10kPaであることがより好ましい。流体の圧力がゲージ圧力で−70kPa未満では、継手ユニット1にて配管T内に外気が混入することがあり、ゲージ圧力で+50kPaを超えると、継手ユニット1にて流体が漏れ出すことがある。
継手ユニット1が接続される計装機器30としては、例えば、流量計、圧力計等の計装機器、開閉弁、流量制御弁、切り換え弁等の弁などが挙げられる。
なお、本考案は上述した実施形態に限定されない。例えば、上述した実施形態では、計装機器のネジ状接続部が雌ネジであり、継手本体のネジ部が雄ネジであったが、計装機器30のネジ状接続部32が雄ネジであり、継手本体10のネジ部11bが雌ネジであっても構わない(図4参照)。継手本体のネジ部が雌ネジであっても、配管固定用部材によって配管を固定することにかわりはないため、上記実施形態と同じ効果を発揮する。
また、上述した実施形態では、継手本体10に工具嵌合面14が形成されていたが、工具嵌合面14は必ずしも必要ではない。
本考案の継手ユニットの一実施形態を示す断面図である。 図1の継手ユニットを構成する継手本体を示す断面図である。 図1の継手ユニットを構成する配管固定用部材を示す断面図である。 本考案の継手ユニットの他の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 継手ユニット
10 継手本体
11a,11b ネジ部
12 配管固定用部材取付部
13 貫通孔
14 工具嵌合面
20 配管固定用部材
21 継手本体挿入穴
21a 底部
22 貫通孔
T 配管

Claims (1)

  1. ネジ状接続部が設けられた機器に配管を接続するための継手ユニットであって、
    継手本体と弾性高分子材料製の配管固定用部材とを具備し、
    継手本体が、機器のネジ状接続部に螺着されるネジ部と、配管固定用部材が取り付けられる配管固定用部材取付部とを有し、かつ、ネジ部の先端から配管固定用部材取付部の先端にかけて、前記配管の外径と略同等の内径の貫通孔が形成されたものであり、
    配管固定用部材が、継手本体の配管固定用部材取付部が密着しながら挿入される継手本体挿入穴と、該継手本体挿入穴の底部から継手本体挿入穴の底部の反対側の面にかけて、前記配管の外径と略同等の内径の貫通孔とが形成されたものであり、
    配管固定用部材の継手本体挿入穴に継手本体の配管固定用部材取付部が挿入されて、継手本体と配管固定用部材とが一体化されていることを特徴とする継手ユニット。

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