JP3118227U - ブラジャー及び義乳房パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】乳癌で乳房温存法による手術をした被着者一人ひとりに合った乳房の形を形成し、容易に着用できるような義乳房パッド及び該パッドを挿入し得るブラジャーを提供する。
【解決手段】ブラジャー10Aの左右のカップ部11a,11bは、内面側に義乳房パッド20を挿入自在であり、該パッド20は、シリコンからなる弾性体と、弾性体を包むサポート体と、サポート体を覆うカバー体の3層構造である。弾性体は被着者が切除した乳房の原形を模るように形状、硬さ、および重さが被着者に合わせて形成自在であるので、本義乳房パッド20を挿入したブラジャー10Aを着用した被着者は、左右の乳房のバランスが整い、周囲にも乳房を切除したことがわからないようにすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、乳癌等で乳房を切除した患者の左右の乳房のバランスを保つと共に、外見上、健常の胸元と違和感のない胸元に見せることを目的とするブラジャー及び義乳房パッドに関する。
一般に、乳癌の手術において、患者(なお、文脈に応じて適宜「人」,「被着者」,「女性」と使い分けるが、これらはすべてほぼ同じ内容を意味している。)の乳房を全部切除して癌細胞を摘出する方法、または乳房の形が極端に崩れないような範囲で乳癌の部位のみを摘出する方法いわゆる乳房温存法が知られている。
上記のような手術をした患者の中には、たとえ手術が成功した場合であっても、精神的苦痛や肉体的苦痛が残る人も多い。女性の象徴である乳房を無くしたという喪失感で落ち込んだり、悩んだりする精神的苦痛や、左右の乳房の形のバランスが異なってしまうことから、姿勢が悪くなったり、肩こりを起こしたりする肉体的苦痛である。
このような背景から、ブラジャーや上半身下着の内面側にパッドや綿などを挿入して左右の乳房の形のバランスを整え、また周囲からも乳房を切除したことがわからないようにしている患者が多い。
すなわち、乳房を切除した人のうち、特に、乳房を全て切除した人は、乳房そのものの形状を模倣した大きなお椀形のパッド等をブラジャーや上半身下着の内面側に挿入して乳房の形を整えるようにしている。
一方、乳房温存法で乳房の一部を切除した人は、ブラジャー等の内面側に適量の綿などを詰めたり、専用の下着(例えば、特許文献1参照)を着用したりして、切除された部分を補うようにして乳房の形を整えるようにしている。
特許文献1の下着では、切除手術した胸部位置にAカップからFカップ位までのサイズの義乳房パッドを収納できる複数個のポケットを上半身下着の内面側に配置し、当該ポケットに大中小の義乳房パッドを必要な箇所のポケットに組み合わせて挿入し、乳房の形を整えることができるようになっている。
ところで、医療技術のめざましい進歩と共に、癌細胞の摘出に際して、切除しなければならない部位がどんどん小さくなっている。このことと、少しでも多く乳房を残したいという女性の願望とが相俟って、最近では、乳房温存法が主流となってきており、上述のように、切除された部分を補うようにブラジャーの内面側に綿やパッドを挿入したり、専用の下着を着用したりしている女性が増えてきている。
特開2004−332134号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のような下着では、パッドの大きさ・挿入場所を複数の選択肢から選ぶことができるものの、癌の進行状態によって乳房を切除する部分や量には個人差があるため、限られた選択肢では、患者一人ひとりに合った形に形成できない虞があった。
また、綿などを詰めるだけでは、乳房特有の弾力性を再現できなかったり、形崩れし易かったりすることから、長時間にわたって乳房の形を維持することが困難であったり、毎回綿の量や詰める位置を調整する必要があることから、その作業が煩雑であったりした。
そこで、本考案は、被着者一人ひとりに合った乳房の形を形成できると共に、長時間にわたって乳房の形状を維持することができ、しかも気軽に使用することができる義乳房パッド及び該パッドを備えたブラジャーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る本考案は(例えば図1ないし図3参照)、被着者の乳房を覆う左右のカップ部(11a,11b)と、
前記左右のカップ部(11a,11b)の外側に隣接して縫着され、着用時に被着者の脇下を通り、背中側で連結して乳房を支持する左右の連結支持部(12a,12b)と、
長さ調節自在な紐体の両端部が、前記左右のカップ部(11a,11b)の上方側から前記左右の連結支持部の上方側に縫着され、着用時に被着者の肩に掛止して乳房を吊上する左右ストラップ部(13a,13b)と、を有するブラジャーにおいて、
前記左右のカップ部(11a,11b)は、内面側に義乳房パッド(20)を挿入自在であり、
前記義乳房パッド(20)は、シリコンからなる核層(20a)と、柔軟材からなり前記核層(20a)を包む中間層(20b)と、衣料生地からなり前記中間層(20b)の外側を覆う外郭層(20c)からなり、かつ、被着者が切除した乳房の原形を模るように前記核層(20a)の形状、硬さ、及び重さの少なくとも一つが形成自在である、
ことを特徴とするブラジャー(10A)にある。
請求項2に係る本考案は(例えば図1ないし図3参照)、前記左右のカップ部(11a,11b)は、内面側に前記義乳房パッド(20)を挿入し得るポケット(15)を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のブラジャー(10A)にある。
請求項3に係る本考案は(例えば図1ないし図4参照)、前記左右のカップ部(11a,11b)は、内面側に前記義乳房パッド(20)を縫合自在である、
ことを特徴とする請求項1に記載のブラジャー(10B)にある。
請求項4に係る本考案は(例えば図1ないし図4参照)、前記左右の連結支持部(12a,12b)は、前記左右のカップ部(11a,11b)との隣接部分から長手方向に前記ストラップ部(13a,13b)との縫着部分(14a,14b)までの上下幅が拡幅するように、前記縫着部分が山形に形成されてなる、
ことを特徴とする請求項1ないし3に記載のブラジャー(10A,10B)にある。
請求項5に係る本考案は(例えば図1ないし図4参照)、ブラジャー(10A,10B)の左右のカップ部(11a,11b)に装着される義乳房パッドであって、
少なくとも形状、硬さ、及び重さの一つが異なるシリコン塊から選択され、かつ、被着者が切除した乳房の原形を模るように形成される核層(20a)と、
柔軟材からなり、前記核層を包む中間層(20b)と、
衣料生地からなり、前記中間層の外側を覆う外郭層(20c)と、を備えてなる、
ことを特徴とする義乳房パッド(20)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、考案の理解を容易にするための便宜的なものであり、実用新案登録請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本考案によると、左右のカップ部は、被着者が切除した乳房の原形を模るように核層の形状・硬さ・重さの少なくとも一つが形成自在である義乳房パッドを、内面側に挿入自在であるので、義乳房パッドの着用が簡単で、かつ一人ひとりに合った乳房を違和感なく再現することができると共に、左右の乳房の形のバランスを整え、正しい姿勢を保つことで、肩こり等も防ぐことができる。また、該義乳房パッドは、シリコンからなる核層と、柔軟材からなり核層を包む中間層と、衣料生地からなり中間層の外側を覆う外郭層からなり、乳房特有の弾力性を有し、維持するので、周囲からも乳房が切除したことがわからなくすることができ、長時間の着用でも形崩れを防ぐことができる。
請求項2に係る本考案によると、義乳房パッドを挿入し得るポケットが左右のカップ部の内面側に装着されていることにより、被着者に合わせて位置決めすることができ、簡単に義乳房パッドをブラジャーに挿入することができる。また、1つの義乳房パッドで複数のブラジャーに対応することができ、経済的である。さらに、被着者の好みのブラジャーに該ポケットを装着すれば、被着者はブラジャーを自由に選ぶ楽しみができる。
請求項3に係る本考案によると、内面側に義乳房パッドを縫合自在であるので、ブラジャーを着用する度に義乳房パッドを挿入する手間を省くことができ、被着者は通常のブラジャーを着用する感覚で本ブラジャーを着用できる。また、1つのブラジャーに対して1つの義乳房パッドを一体化することで、義乳房パッドの使い回しを防ぎ、義乳房パッドを長持ちさせることができる。さらに、被着者の好みのブラジャーに義乳房パッドを縫合すれば、被着者はブラジャーを自由に選ぶ楽しみができる。
請求項4に係る本考案によると、左右の連結支持部は、左右のカップ部との隣接部分から長手方向にストラップ部との逢着部分までの上下幅が拡幅するように、該縫着部分が山形に形成されてなり、身体と密着する部分を大きくし、背中や脇下の脂肪・筋肉を支持するように連結するので、左右の乳房の形のバランスを整え、正しい姿勢を保つことで肩こり等を防ぐと共に、乳房の形を良く見せることができる。
請求項5に係る本考案によると、核層は、少なくとも形状、硬さ、及び重さの一つが異なるシリコン塊から選択され、かつ、被着者が切除した乳房の原形を模るように形成されてなるので、乳房特有の弾力性、及び一人ひとりに合った乳房の形を忠実に再現することができる。また、中間層は、綿などの柔軟材からなり、核層を包むので、流動性を有する核層の形崩れを防ぐことができる。さらに、外郭層は、衣料生地からなり、中間層を包むので、通常の洋服と同様に人体に触れることができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
以下、本考案に係る第1の実施の形態を図1ないし図3に沿って説明する。図1は本実施の形態に係るブラジャーを示す正面図、また図2は本実施の形態に係るブラジャーを示す背面図、そして図3(a),(b)は本実施の形態に係る義乳房パッドを示す図であって、このうち(a)は被着者の乳房の形に合うように形成された義乳房パッドを示す正面図、(b)は義乳房パッドの断面図である。
図1および図2に示すように、本考案に係るブラジャー10A及び義乳房パッド20は、乳癌で乳房温存法による手術をした女性が切除した一部分を補うために着用するに好適であり、ブラジャー10Aは、乳房をそれぞれ覆う左のカップ部11aと右のカップ部11bと、左の連結バンド(左の連結支持部)12aと右の連結バンド(右の連結支持部)12bと、左のストラップ部13aと右のストラップ部13bとを備え、さらにポケット15と、義乳房パッド20を備えている。なお、以下の説明においては、ブラジャー10Aの各構成要素等について「左右」とは、被着者が着用した状態のブラジャー10Aの「左右」のことをいう。これによると、図1の正面図においては、実際とは左右が逆になる。
左にカップ部11aと右のカップ部11b(以下適宜「左右のカップ11a,11b」のように記す。他の部材等についても同様である。)は、左右それぞれの乳房を覆うためのもので、椀状に形成されている。左右のカップ部11a,11bは、被着者の乳房の大きさに合わせて複数種類から選択可能になっている。
左右の連結バンド12a,12bは、着用時に、被着者の脇下を通り、背中側で連結できるよう、それぞれの先端には連結具17a,17bが備えられている。また、左右のカップ部11a,11bとの隣接部分から長手方向に左右のストラップ部12a,12bとの縫着部分14a,14bまでの上下幅が拡幅するように、縫着部分14a,14bが山形に形成されており、連結バンド12a,12b全体の上下幅も通常のものよりも太め(例えば10cm程度)に形成されている。これにより、被着者の身体と密着する部分が大きくなり、乳房及び背中や脇下の筋肉を支持し易い構造になっている。
左右のストラップ部13a,13bは、それぞれ長さ調節自在な紐状の部材(紐体)によって形成されている。それぞれの紐体は、その一端が左右のカップ部11a,11bの上端側に縫着され、また他端が左右の連結バンド12a,12bの上端側に縫着され、そしてブラジャー10Aの装着時には、中間部が被着者の左右の肩に掛かるように構成されている。これら左右のストラップ部13a,13bは、ブラジャー10Aが被着者に着用された際には、左右のカップ部11a,11bを吊り上げることにより、左右のカップ部11a,11bを介して左右の乳房を吊り上げる。
左右のカップ部11a,11bの内面側には、ポケット15が装着されており、義乳房パッド20が挿入自在になっている。該ポケット15は、一人ひとりに合わせて、大きさや個数、装着位置等は自由に設計できる。また、ポケット15は、底部が下側にあり、上側には開口部を有する。この開口部は傾斜していて、その傾斜は、左のポケットでは左端側に傾斜しており、右のポケットでは右端側が傾斜している。これはブラジャーを着用した状態で、義乳房パッドを、左のポケットに対して左手で、また右のポケットに対して右手で簡単に挿脱できるようにするためである。
また、本ブラジャー10Aに挿入し得る義乳房パッド20は、シリコンからなる弾性体(核層)20を綿等の柔軟材からなるサポート体(中間層)20bで包み、さらにサポート体20bを衣料用生地からなるカバー体(外郭層)20cで包んだ3層構造である。
弾性体20aは、義乳房パッド20aの中核を構成する。弾性体20aは、被着者の切除前の乳房に近い形状・硬さ・重さになるように、シリコンの原液を混合し、この原液を乳房の形をした型に流し込んで固め、それを更に被着者一人ひとりに合わせた形に切り落とし、乳房の形を形成したものである。
サポート体20bは、ポリエステル綿からなり、流動性を有するシリコンからなる弾性体20aの形が変形しないよう支持するように包んでいる。そして、カバー体20cは、吸放湿性・速乾性に富んだ衣料生地を使用している。このため、被着者がカバー体20cに触れたときには、通常の衣服と同様な違和感のない感触を得ることができる。
被着者が本ブラジャー10A及び義乳房パッド20を着用する際は、まず、義乳房パッド20をブラジャー10Aの内面側に装着されているポケット15に挿入し、その状態でストラップ部13a,13bを被着者の肩に掛止し、連結ベルト12a,12bを脇下に通して、脇下や背中の脂肪・筋肉を軽く締め付けるようにして背中側で連結具17a,17bで留める。
したがって、被着者が、本ブラジャー10A及び義乳房パッド20を着用すると、一人ひとりの乳房の形や弾力性を忠実に再現することができ、周囲の人に乳房を切除したことがわからないように、美しく見せることができる。
さらに、左右の乳房の形のバランスが整い、脇下や背中の脂肪・筋肉も上方に支持されるので、姿勢が悪くなるのを防ぎ、肩こり等も防止することができる。
また、ポケット15を有するので、義乳房パッド20をブラジャー10Aの適宜の位置に簡単に着脱可能になり、更に、義乳房パッド20は1セット(以下、本実施の形態では1つのブラジャーに挿入し得るすべての義乳房パッドの個数をまとめて1セットとする。なお、人によっては単数の場合もあるが、同じく1セットとする。)のみで、複数のブラジャーに対応することができ、経済的である。
本ブラジャー10Aを着用するのが最も効果的だが、被着者が愛用しているブラジャーに該ポケット15のみを備え付け、義乳房パッド20を挿入するという代替手段も可能であり、これにより、被着者が一度にブラジャーを買い替える必要がなくなる。
なお、本実施の形態では、図2に示したように、義乳房パッド20は、左右両方のカッブ部11a,11bの双方に挿入しているが、これに限らず、被着者の切除状態によって片方のみでもよい場合がある。
<第2の実施の形態>
つづいて、図4を参照して、上述の第1の実施の形態を一部変更した第2の実施の形態を説明する。図4は本実施の形態に係るブラジャーを示す背面図である。なお、本第2の実施の形態において第1の実施の形態と同様な部分は、同一符号を付してその説明を省略する。
すなわち、図4に示すように、本ブラジャー10Bは、前述のブラジャー10Aと同様に、乳癌で乳房温存法による手術をした女性が切除した一部分を補うために着用するに好適であり、ブラジャー10Aのカップ部11a,11bの内面側に装着されているポケット15のみを外し、前述の義乳房パット20を左右のカップ部11a,11bの内面側に縫合して一体化させたものである。
被着者が本ブラジャー10B及び義乳房パッド20を着用する際は、ストラップ部13a,13bを被着者の肩に掛止し、連結ベルト12a,12bを脇下に通して、脇下や背中の脂肪・筋肉を軽く締め付けるようにして背中側で連結具17a,17bで留める。
したがって、被着者が本ブラジャー10B及び義乳房パッド20を着用すると、前述の効果と同様、一人ひとりの乳房の形を忠実に再現することができ、周囲の人に乳房を切除したことがわからないように、美しく見せることができる。
さらに、左右の乳房の形のバランスが整い、脇下や背中の脂肪・筋肉も上方に支持されるので、姿勢が悪くなるのを防ぎ、肩こり等も防止することができる。
また、義乳房パッド20がカップ部11a,11bに縫合されているので、事前に準備をする必要がなく、ただブラジャー10Bを着用するというワンステップの動作のみで簡単に義乳房パッド20を着用できる。
また、ブラジャー10Bを着用する度に義乳房パッド20を挿入することなく、1つのブラジャーに対して1セットの義乳房パッド20を一体化させるので、義乳房パッド20の使い回しで洗濯による劣化等を防ぎ、長持ちさせることができる。
本ブラジャー10Bを着用するのが最も効果的だが、被着者が愛用しているブラジャーに義乳房パッド20を縫合するという代替手段も可能であり、これにより、被着者が一度にブラジャーを買い替えなくてもよくすることができる。
なお、本実施の形態では、図4に示したように、義乳房パッド20は、左右両方のカッブ部11a,11bの双方に縫合しているが、これに限らず、被着者の切除状態によって片方のみでもよい場合がある。
以上、本考案をその好適な各実施の形態に基づいて説明したが、本考案のブラジャー10A,10B、及び義乳房パッド20は、上述の各実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、上述の実施の形態の構成から種々の修正及び変更を施したものに用いられるものも、本考案の請求の範囲に含まれる。
本実施の形態に係るブラジャーを示す正面図である。 第1の実施の形態に係るブラジャーを示す背面図である。 本実施の形態に係る義乳房パッドを示す図で、(a)は被着者の乳房の形に合うように形成された義乳房パッドを示す正面図、(b)は義乳房パッドの断面図である。 第2の実施の形態に係るブラジャーを示す背面図である。
符号の説明
10A ブラジャー
10B ブラジャー
11a 左のカップ部
11b 右のカップ部
12a 左の連結支持部(左の連結バンド)
12b 右の連結支持部(右の連結バンド)
13a 左のストラップ部
13b 右のストラップ部
14a 左の縫着部分
14b 右の縫着部分
15 ポケット
20 義乳房パッド
20a 核層(弾性体)
20b 中間層(サポート体)
20c 外郭層(カバー体)

Claims (5)

  1. 被着者の乳房を覆う左右のカップ部と、
    前記左右のカップ部の外側に隣接して縫着され、着用時に被着者の脇下を通り、背中側で連結して乳房を支持する左右の連結支持部と、
    長さ調節自在な紐体の両端部が、前記左右のカップ部の上方側から前記左右の連結支持部の上方側に縫着され、着用時に被着者の肩に掛止して乳房を吊上する左右ストラップ部と、を有するブラジャーにおいて、
    前記左右のカップ部は、内面側に義乳房パッドを挿入自在であり、
    前記義乳房パッドは、シリコンからなる核層と、柔軟材からなり前記核層を包む中間層と、衣料生地からなり前記中間層の外側を覆う外郭層からなり、かつ、被着者が切除した乳房の原形を模るように前記核層の形状、硬さ、及び重さの少なくとも一つが形成自在である、
    ことを特徴とするブラジャー。
  2. 前記左右のカップ部は、内面側に前記義乳房パッドを挿入し得るポケットを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラジャー。
  3. 前記左右のカップ部は、内面側に前記義乳房パッドを縫合自在である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラジャー。
  4. 前記左右の連結支持部は、前記左右のカップ部との隣接部分から長手方向に前記ストラップ部との縫着部分までの上下幅が拡幅するように、前記縫着部分が山形に形成されてなる、
    ことを特徴とする請求項1ないし3に記載のブラジャー。
  5. ブラジャーの左右のカップ部に装着される義乳房パッドであって、
    少なくとも形状、硬さ、及び重さの一つが異なるシリコン塊から選択され、かつ、被着者が切除した乳房の原形を模るように形成される核層と、
    柔軟材からなり、前記核層を包む中間層と、
    衣料生地からなり、前記中間層の外側を覆う外郭層と、を備えてなる、
    ことを特徴とする義乳房パッド。
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