JP3117637U - 緊急連絡機能付き名札 - Google Patents

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茂 小林
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Abstract

【課題】 収納の中に身分証、デ−タを表示した名札を携帯することによって、外出中病気の発作や交通事故に遭った際、発見者によって救急通報処置ができる緊急連絡機能付き名札を提供する。
【解決手段】 薄い透明樹脂材からなり、上部が開口され、下部にチップ装着部3を設けた収納袋A内の上部に吊り下げ紐8を設け、収納袋A内にデータBと身分証Cを背中合わせに装着し、チップ装着部3内に発信機能を具備したチップ4を装着したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は住所、氏名、生年月日、電話番号を表示した身分証と、現在治療中の病名、かかりつけの病院等を記載したデータ用紙を収納袋に入れ、この収納袋を紐を介して首等に掛けておくことによって外出中病気、怪我等の緊急事態が発生しても第三者によって直ちに連絡通報できる緊急連絡機能付き名札に関するものである。
従来、名札は住所、氏名、年令、生年月日、性別等を表示し、上着の胸当たりに取り付けたり、紐を介して首から吊り下げることによって年少者や老齢者が迷子になっても第三者によって身分が確認され、家庭その他当該機関に通報できるようになっているが、本考案の目的、構成と同一の背景技術なく、類似するものとして以下の特許文献がある。
実願2002−6345公報 実願2000−3621公報 実登録第3092505号公報 実登録第3090739号公報 実登録第3086111号公報
しかし、これらの文献や従来使用されている名札は住所、氏名、生年月日、年令、電話番号等の身分証は表示されているが、血液型や現在治療中の病名、病院、臓器提供に関する登録等に係る表示をされたデ−タはなく、又屋外(外出中)にある場合、自己の存在を示す発信機能を供えた名札は全く存在しなかった。
本考案は透明で方形袋状の収納袋の中に、身分証に加え前記デ−タを表示した名札によって、外出中、発病や交通事故にあった際、携帯している名札を見て発見者や救急隊員によって確実に救急処置ができる緊急連絡機能付き名札を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本考案は、上部が開口され下部にチップ装着部3を設けた薄い透明樹脂シートからなる方形袋状の収納袋Aの中央部に垂直の折曲線5を設けることによってデータ収納袋1と身分証収納袋2を構成し、データ収納袋1の上部に紐通し孔6を設けて吊り下げ紐8を挿通し、前記データ収納袋1にデータBを装着し、身分証収納袋2に身分証Cをそろぞれ装着し、下部のチップ装着部3に発信機能を有するチップ4を装着し、前記折曲線からデータBと身分証Cが背中合わせになるように折り曲げ、係止又は接着手段6によってデータ収納袋1と身分証収納袋2を表裏一体に重合させたものである。
又、薄い透明樹脂材からなり、上部が開口され下部にチップ装着部3を設けた容器状の収納袋Aの上部に紐通し孔7を設けて吊り下げ紐8を挿通し、前記収納袋A内にデータBと身分証Cを背中合わせにして装着し、チップ装着部3内に発信機能をもったチップ4を装着したものである。
上記のように構成された本考案には次のようの効果がある。
a.外出中で突然発作で倒れた場合、第三者が首に掛けてある名札を見ただけで倒れた人のデータ、身分証がが読み取れるので、即座に適切な通報、処置を取ることができる。
b.データに当人の現在治療中の病名、通院している病院名がが表示されているので直ちに当該病院に搬送されるので、処置の手遅れを防ぐことができる。
c.データ用紙は簡単に取り出すことができるので必要が生じた場合新しく記録したデータと取り替えるだけで簡単に書き替えることができる。
d.老齢者、幼児等が迷子になった場合、身分証によって身元が即座に判明するので、早い時間に家族に通報できる。
e.収納袋は透明なPU、PP等の素材を利用しているので安価に提供でき、製造コストも低いので、従って名札も安価に大量に提供できる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は身分証とデータを装着した本考案の展開した状態の正面図で、図2は背面図、図3a、bは折り曲げた状態図、図4a、bは一個の収納袋にデータと身分証を背中合わせにして装着した他の実施例で、図中の符号Aは収納袋、Bはデータ、Cは身分証を示す。
1は方形袋状の収納袋を折曲線5で仕切ることによって縦長の袋状に形成されたデータ収納袋で、このデータ収納袋1内には当人の血液型、持病の有無、使用中の薬、病院等が表示されており、外出中に発病したり、交通事故に遭った場合、救急隊員が即当該病院に搬送することができる。
2は折曲線5によって形成されたデータ収納袋1と対称に形成された身分証収納袋で、この身分証収納袋2には当人の住所、氏名、生年月日、電話番号等が表示された身分証Cが装着されていので幼児等が迷子になっても第三者によって家族に通報できるようになっている。
3は収納袋Aの下部に設けられたチップ装着部で、装着するチップ4は発信機能を具備したもので、緊急連絡機能付き名札を身につけていると、当人が何処に移動しても、受信機能を供えた家族の携帯電話又はナビゲータに通報表示されるようになっている。
折曲線5は収納袋Aを左右に二分してデータ収納袋1と身分証収納袋2を形成したもので、折曲線5からデータBと身分証Cが背中合わせになるように折り曲げ、係止又は接着手段6によって一体に構成する。
本考案の第二実施例は図4a、図4bに示したように、下部にチップ装着部を設けた一個の収納袋にデータBと身分証Cを背中合わせにして装着したもので、上部に紐通し孔7を介し、吊り下げ紐8を挿着したもので、効果は第一実施例と変わらない。
上記のように構成された本考案を実際に使用する場合は、上方が開口された収納袋の中の底部にチップを挿着し、次にデータと身分証を装着し、吊り下げ紐を首にかける。
本考案の展開した状態の正面図 背面図 折り曲げた状態図 本考案の第2実施例図
符号の説明
1 データ収納袋
2 身分証収納袋
3 チップ装着部
4 チップ
5 折曲線
6 係止手段
7 紐通し孔
8 吊り下げ紐
A 収納袋
B データ
C 身分証

Claims (2)

  1. 上部が開口され下部にチップ装着部を設けた薄い透明樹脂シートからなる方形袋状の収納袋の中央部に垂直の折曲線を設けることによってデ−タ収納袋と身分証収納袋を構成し、デ−タ収納袋の上部に紐通し孔を設けて吊り下げ紐を挿通し、前記デ−タ収納袋にデ−タを装着し、身分証収納袋に身分証をそれぞれ装着し、下部のチップ装着部に発信機能を有するチップを装着し、前記折曲線からデ−タと身分証が背中合わせになるように折り曲げ、係止手段又は接着手段によってデ−タ収納袋と身分証収納袋を表裏一体に重合させたことを特徴とする緊急連絡機能付き名札。
  2. 薄い透明樹脂材からなり、上部が開口され下部にチップ装着部を設けた容器状の収納袋の上部に紐通し孔を設けて紐を通し、前記収納袋内にデ−タと身分証を背中合わせにして装着し、チップ装着部内に発信機能をもつたチップを装着したことを特徴とする緊急連絡機能付き名札。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210139029A (ko) * 2020-05-13 2021-11-22 임나미 의류용 미아방지 네임택 시스템

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