JP3117012U - 空気入れの軸がカムで動く自転車空気入れ - Google Patents

Abstract

【課題】自転車のハンガ−心棒にカムを取り付け，これによって空気入れの軸をピストン運動させる自転車に常備した空気入れを提供する。
【解決手段】ハンガ−心棒（１）にカム（２）を取り付け，車体（３）に取り付けた空気入れ（４）のバネを含む軸（５）をクランクの力を利用してピストン運動させることを特徴とする。空気を入れる必要のないときには空気入れ（４）を後方にスライドさせ】るか空気入れ（４）の後方部を支点にし前方部を少し回転させ，カム（２）と軸（５）の接触面を離す。
【選択図】 図１

Description

この考案は，ハンガ−心棒に取り付けたカムによって車体に設置した空気入れの軸を動かすものに関するものである。

従来，自転車空気入れは持ち運ばねばならなかった。持ち家ならまだしもマンションだとこれがなかなか大変なことである。携帯用もあるが値段も高く軸をピストン運動させるのも重く，盗難に遭いやすい設置法しかとられていない。本考案の空気入れの場合には常設なので携帯用より盗られにくくできる。廉価で便利ということでどの自転車にもつくようになればベルや発電ランプのようにあまり盗難のことを考えなくてもいいように本考案の空気入れもなる。エア−ハブは内装式変速機に今のところ使えない。しばらく自転車を使わず完全に空気がチュ−ブから抜けてしまった時には暫くガタガタと走らねばならずチュ−ブやタイヤを痛めるという欠点がある。空気入れの必要性は２〜３ケ月に一度だから不便さを感じさせない。最大の理由はエア−ハブに比べ生産単価が比べようもなく安いので少し手足を使っても納得がいく。低廉価の自転車にも付けられ値段の高い自転車の持ち主で空気入れは高いものは必要ないと思っていた人でも廉価な本考案のものならつけるようになる。従って殆どの自転車に付くようになり便利になる。

この考案は，新しく複雑な機構を設けずとも，自転車の既設のクランク力を利用し，ハンガ−心棒に設けたカムとで軽く空気を入れることのできる常設の安くできる自転車の空気の入れを開発しようとするものである．

いまこれを，図面について説明すれば，左側のクランクに接続したハンガ−心棒（１）にカム（２）を取り付け，車体（３）に取付けた空気入れ（４）の軸（５）を接触させる。軸（５）にはバネをつける。空気入れ（４）には前輪に空気を導くホ−ス（７）と前輪のバルブに噛むクリップ（８）を設ける。同様に後輪の方にもホ−ス（９）とクリップ（１０）を設ける。

したがって，左右のペタルを進行方向と逆の方向に踏み込めばクランク（１２）によって大きな力が生じ，その力がハンガ−心棒（１）に取り付けたカム（２）によって空気入れの軸（５）に及び軸（５）を軽くうごかす。常備でしかも軽く空気の入る空気入れである．

に示したしたような構成が最良の形態である。

本考案の斜視図である。

符号の説明

１はハンガ−心棒 ２はカム ３は車体
４は空気入れ ５は軸 ６はバネ
７はホ−ス ８はクリップ ９はホ−ス
１０はクリップ

Claims (1)

1. ハンガ−心棒に取り付けたカムで軸を動かす空気入れ

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