JP3116992U - 使用後に小物入れとして利用できるティッシュボックス - Google Patents

Abstract

【課題】ティッシュボックスに、使用後小物入れとして利用できるような改良を施すことである。
【解決手段】ティッシュボックス上面のティッシュ取り出し口において、その中央部を、手が挿入できるように広げた形でミシン目（１）を入れて切り取り部（２）を形成し、この切り取り部を切り取って中のティッシュペーパーを使用した後、このように取り出し口から手を挿入しやすくしたことで、用途の広い小物入れとして利用できる。
【選択図】図１

Description

本考案は、使用後のティッシュボックスの有効利用を意図した改良に関するものである。

従来、使用後のティッシュボックスはほとんどが利用されることなく、廃棄されていた。

現在出回っているボックス型ティッシュペーパーは使い捨てを前提としたものであり、資源問題やごみ問題は加速される一方であって環境上好ましくない。本考案は、ティッシュボックスに、使用後小物入れとして利用できるような改良を施すことにより、これらの問題に取り組むものである。

本考案は、ティッシュボックス上面のティッシュ取り出し口において、その中央部を、手が挿入できるように広げた形でミシン目（１）を入れて切り取り部（２）を形成し、この切り取り部を切り取って中のティッシュペーパーを使用した後、小物入れとして利用できるティッシュボックスを提供する。

前記のように、取り出し口の中央を従来のティッシュボックスよりも大きくし、ボックス内の奥まで手を挿入しやすくしたことで、小さな物品や薄い物品などを収納しても取り出しやすくなり、用途の広い小物入れとして利用できるようになる。また、このティッシュボックスに子供向けまたは大人向けなどの種々のキャラクターまたはデザインなどを印刷して装飾性を高めれば、小物入れとしての利用価値がさらに高まる。さらに、取り出し口から手を挿入しやすくしたことで、ティッシュペーパーの通常の使用において、ティッシュの落ち込み時にも、手を挿入して容易に引き出すことができ、最後の一枚まで使いやすくなる。

以下、本考案の実施形態を添付図面に従って説明する。従来、ティッシュボックスト面の取り出し口の開口部は約４ｃｍ×約２０ｃｍというものであるが、本考案では図１および２で示すように、従来の開口部の中央部を、容易に手を挿入できるように広げた形でミシン目（１）を入れ、切り取り部（２）を形成した。従来通り、ティッシュ使用前にこの切り取り部を切り取り、その下面には、中央部に切れ込みのある柔軟なフィルム（３）が貼ってある。ティッシュを使い終わった後は、その空き箱に様々な物品を収納し、そのまま小物入れとして利用する。

本考案のティッシュボックスを示す斜視図である。 本考案のティッシュボックスにおいて切り取り部を切り取った後の上面の状態を示す平面図である。

符号の説明

１ ミシン目
２ 切り取り部
３ フィルム

Claims (1)

1. ティッシュボックス上面のティッシュペーパー取り出し口において、その中央部を、手が挿入できるように広げた形でミシン目を入れて切り取り部を形成し、この切り取り部を切り取って中のティッシュペーパーを使用した後、小物入れとして利用できることを特徴とする、ティッシュボックス。

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