JP3116974U - ロ−プ鋸 - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は、作業者が地上にいながら、任意形状柔軟切削具を高木の高所まで挙げ、ロープで任意形状柔軟切削具を操作し、安全且つ効率的な作業を可能にするロ−プ鋸を提供する。
【解決手段】ロ−プ（１）（２）を設け、中間部に任意形状柔軟切削具（３）を設ける。ロ−プ（１）の端に紐（４）を設け、紐（４）の先端に重り（５）を設ける。重り（５）を切断する枝や末留めの箇所まで竹竿等で挙げるか、投げ挙げるかして、重り（５）につけた紐（４）を手元に手繰り寄せ、紐（４）に連結しているロ−プ（１）を引いて任意形状柔軟切削具（３）を切断したい枝や末留めしたい箇所まで引き上げる。そして、両手でロ−プ（１）（２）を交互に引いて枝を切り、末留めをする。
【選択図】図１

Description

考案の詳細な説明

産業上の利用分野

この考案は、高木の高所の枝切りや末留めに用いるロ−プ鋸に関するものである。

従来、高木の高所の枝払いや高木の末留めを行なう場合に、人が切削具を持って木に登るか、切削具を持った人を機械で高木の高所まで運び上げる必要があった。

考案が解決しようとする課題

これには次のような欠点があった。人が切削具を持って高木の高所に登ることは大変危険であり、簡単なことではない。また、切削具を持った人を機械で高木の高所まで運び挙げるには手間もコストもかかる。本考案は、簡便な方法でこれらの欠点を除くためになされたものである。

課題を解決するための手段

ロ−プ（１）（２）の中間部に任意形状柔軟切削具（３）を設け、ロ−プ（１）端に紐（４）を設け、紐（４）の先端に重り（５）を設ける。以上の構成よりなるロ−プ鋸。

作用

重り（５）を切断する枝や末留めの箇所まで竹竿等で挙げるか、投げ挙げるかして、重り（５）につけた紐（４）を手元に手繰り寄せ、紐（４）に連結しているロ−プ（１）を引いて任意形状柔軟切削具（３）を切断したい枝や末留めしたい箇所まで引き上げる。そして、両手でロ−プ（１）（２）を交互に引いて枝を切り、末留めをする。

以下、本考案の実施例について説明する。
イ、ロ−プ（１）（２）中間部に任意形状柔軟切削具〔自転車チェ−ン状連結具ごとに鋸刃状金属片を設けた物、鋸刃一葉づつをボルトで繋ぎチェ−ン状にした物、ワイヤ−に鋸刃状金属片を縒り込んだ物、ワイヤ−に工業用ダイヤモンドを塗布した物等〕（３）を設ける。
ロ、ロ−プ（１）の端に紐（４）を設け、紐（４）の先端に重り（５）を設ける。
本考案は、以上のような構造でこれを使用するときは、切断したい高木の高所の枝や末留めの箇所まで重り（５）を竹竿等で挙げるか、投げ挙げるかして、重り（５）につけた紐（４）を手元に手繰り寄せ、紐（４）に連結しているロ−プ（１）を引いて任意形状柔軟切削具（３）を切断したい枝や末留めしたい箇所まで引き上げる。そして、両手でロ−プ（１）（２）を交互に引いて枝を切り、末留めをする。

考案の効果

本校案は、作業者が地上にいながら高木の高所の枝払いや高木の末留めができる、安全で且つ効率のいい作業が可能なロープ鋸を提供する。

本考案の平面図である。 任意形状柔軟切削具の１例、「鋸刃一葉づつをボルトで繋ぎチェ−ン状にした物」の平面図である。

符号の説明

１、 ロ−プ
２、 ロ−プ
３、 任意形状柔軟切削具
４、 紐
５、 重り
６、 鋸刃一葉
７、 ボルト

Claims (1)

1. （イ），ロ−プ（１）（２）を設け、中間部に任意形状柔軟切削具（３）を設ける。
   （ロ），ロ−プ（１）の端に紐（４）を設け、紐（４）の先端に重り（５）を設ける。
   以上のごとく構成されたロ−プ鋸。

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