JP3116850U - 婦人服スラックス - Google Patents

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佳嗣 西野
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株式会社東京ヤマモト
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Abstract

【課題】買い物にも着用でき、高齢者でなくても気兼ねなく着服できるおしゃれな治療用の婦人服スラックスとすることである。
【解決手段】胴回り2に複数のベルト通し3を配設すると共に胴回りの全周または前身頃上端周辺にゴムを内蔵する伸縮ひだを形成することなく、この前身頃及び後身頃部分が立体裁断によって複数個所にダーツ5加工を施され、前身頃の中央上端から下方に向かって分割して重合開閉部10を所定の長さ形成し、この開閉部分にファスナーを縫着し、この開閉部分の胴回り位置に係止部材4を取り付けて閉塞時に係止可能とし、他方、両脚部6の内側縫目7の延長部分において裾から上側にかけて所定の長さの切目を設け、この切目に特殊加工のノンストップファスナー8を縫製し、この部分が簡易に開閉できるようにした婦人服スラックスの構成である。
【選択図】 図1

Description

本考案は、おしゃれなデザインを備えた両脚部の裾を開閉できる治療用の婦人服スラックスに関する。
ズボンやスラックスの裾の一部を開放できるようにファスナーを使用したものは知られている。これら従来のズボンなどの身体の下部に着服するスラックス、パンツ、もんぺなどの両脚部の裾部分の一部に切目を形成し、ファスナーを縫着して開閉自在にしたものが知られている。しかし、これらは作業性や介護の便利さ、履きやすさなどから胴回りの全周に伸縮襞を設けて、ゴムを内蔵したものが主流であった。これらは着服時のおしゃれさなどは全く考慮されないもので履きやすくしたものであった。そのため歩行時に特殊スラックスであることが目立っていた。
例えば、ズボンの裾をたくしあげて半ズボンに形成するために裾部分の脱落を防止するために係止部材を配置したものとして特許文献1が知られている。これは膝まで全体を折り曲げるようにしてあり、脚部の両側縫目にファスナーを配設したもので、デザインなどのおしゃれさは全く考慮されていないズボンである。また、スキーなどのスポーツ用のスラックスなどでブーツを履きやすくするために脚部の裾に切り目を設けたものなども知られており、その他、高齢者の介護用として裾割れの種々のパンツが提案されている。
実公昭37−32735号公報図2 実用新案登録第3021420号公報第1頁
ズボンやスラックスの脚部の裾部分にファスナーなどを配置して一部開放できるようにしたものは知られているが、着服時の作業性を重視したもので、介護用としては着服しやすく形成されているが、着用して商店街などの歩行に際してのデザインやおしゃれさなどは全く考慮されていなかった。そのため婦人服としての評判は悪かった。
本考案はこれら従来の問題点を改善したもので、特殊性のあるスラックスであるとは外見から気づかれないようなおしゃれな婦人服スラックスを提供するものである。
本考案の課題は、買い物にも着用でき、高齢者でなくても気兼ねなく着服できるおしゃれな治療用の婦人服スラックスを提供することである。
本考案の他の課題は、立体裁断のおしゃれな婦人服スラックスを提供することである。
本考案は、上記課題を解決するため、胴回りに複数のベルト通しを配設すると共に胴回りの全周または前身頃上端周辺にゴムを内蔵する伸縮ひだを形成することなく、この前身頃及び後身頃部分が立体裁断によって複数個所にダーツ加工を施され、前身頃の中央上端から下方に向かって分割して重合開閉部を所定の長さ形成し、この開閉部分にファスナーを縫着し、この開閉部分の胴回り位置に係止部材を取り付けて閉塞時に係止可能とし、他方、両脚部の内側縫目の延長部分において裾から上側にかけて所定の長さの切目を設け、この切目に特殊加工の特殊ファスナーを縫製し、この部分が簡易に開閉できるようにした婦人服スラックスの構成である。
また、本考案の課題は、前記前身頃の中央の重合開閉部分が上端から18〜20cm位で、股下まで到達しない長さである構成、または両脚部の内側縫目の裾に形成する前記切目の長さが30〜40cmで、この下端部分に1〜2cm位のファスナーを有しない未縫着部分を形成してなる構成によって達成できる
本考案の婦人服スラックスは、胴回りの前面に伸縮襞がなく、もんぺ(モンスラ)などにはない斬新的なデザインの裾が開閉できる治療用のスラックスである。
しかも立体裁断によるため若年者も着用できるデザインで、周囲の目を気にせず、繁華街を闊歩できるものである。
また、開閉できる裾の末端が数mm未縫着であるからこの部分を指先で挟着し、片側を上方へ引き上げるだけで容易に開成することができ、この部分のデザインが全く新規である。着服しているときは裾部分のファスナーが外部に顕れないように形成されている。
更に、胴回りに伸縮性生地または部分的にオペロンゴムを使用して縫製して形成することにより胴周りの全周に伸縮性ゴムなどを使用せず、3〜5cmの長さまで伸長することができる。
また、小用などのとき、胴回り部分の開閉が重合開閉部に設けた係止部材を開放するという一回の動作で大きく開成できるから従来の「もんぺ」のように胴回り(腰周り)から開口部をずり下げる煩雑な動作が不要である。
本考案に係る婦人服スラックスを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の婦人服スラックスを示す実施形態の斜視図、図2は本考案の他の実施形態の斜視図である。図3は本考案の婦人服スラックスの使用状態図である。図4は本考案婦人服スラックスの脚部裾部分の拡大説明図である。図5は本考案婦人服スラックスの胴回りの説明図である。
本考案に係る婦人服スラックスは、図1に示すように、本体部1の胴回り2の外側に複数のベルト通し3,3を所定の間隔で配置してある。この胴回り2は後側に伸縮襞12を形成してゴムを内装してある。この部分の内装生地として伸縮性の生地を内装して襞12を形成しなくてもよい。この胴回り2の重合開閉部分に係止部材4が取り付けてある。この係止部材4としては一般的な金属片からなるフックやボタンなどを使用する。本体部1の前身頃には立体裁断によるダーツ5が複数形成されている。この前身頃の重合開閉部10の長さは略18〜20cmに形成し、ファスナーなどの係着部材が縫着してある。この尻周りの左右側部にポケット口11を形成してあっても良い。また、重合開閉部10の上端縁に係止部材4が取り付けてある。この係止部材4として面ファスナーを使用することができる。
本体部1の両脚部6の内側縫目7の裾部分を縫着せずファスナー8を縫製してある。このファスナー8としてはYKK社の「ノンストッパースライドファスナー」のような末端に係止具がない特殊ファスナーが好ましい。この裾の下端部分1〜2cmはファスナー8を取り付けず切れ目9を形成してある。この裾の割れ目の長さは30〜40cmくらいが好ましいがその長さは膝頭が簡易に露出できる長さで、着服者のサイズによって決められる。
このような立体裁断によって縫製された婦人服スラックスは、前身ごろ部分に曲線が顕れてふっくらとし、デザインとして優れる。着用に際しては、前身頃の重合開閉部10の係止部材4を開放して開き、容易に着服することができる。胴回り2の係止部材4を係止する。この胴回り2に伸縮性生地を使用しているので窮屈なこともなく、着心地よく着用できる。この胴回り2の後側にゴムなどを内装して襞12を設けても目立たない。
本考案の婦人服スラックスを着用し、裾部分のファスナー8を閉じた状態では外側にファスナー8が露出しないので通常のおしゃれなスラックスである。そのため着服して繁華街を歩いても違和感無く散策することができ、高齢者に限らず着用できる。
整形外科の治療や電気治療の際には図3に示すように椅子に座って裾の下端の切り目9の端を指先で摘まんで引き上げることによってファスナー8を楽に開くことができる。閉じるときはファスナー8のつまみ部を指先で摘まんで引き下げる。
本考案の婦人服スラックスに使用するファスナーは、末端に係止具のないファスナーを使用している。
本考案の婦人服スラックスを示す実施形態の斜視図である。 本考案の婦人服スラックスの他の実施形態の斜視図である。 本考案の婦人服スラックスの使用状態を示す説明図である。 本考案の婦人服スラックスの裾部分の拡大説明図である。 本考案婦人服スラックスの実施形態の胴回りの説明図である。
符号の説明
1 本体部
2 胴回り
3 ベルト通し
4 係止部材
5 ダーツ
6 脚部
7 内側縫目
8 ファスナー
9 切れ目
10 重合開閉部
11 ポケット口
12 襞

Claims (3)

  1. 胴回りに複数のベルト通しを配設すると共に胴回りの全周または前身頃上端周辺にゴムを内蔵する伸縮ひだを形成することなく、この前身頃及び後身頃部分が立体裁断によって複数個所にダーツ加工を施され、前身頃の中央上端から下方に向かって分割して重合開閉部を所定の長さ形成し、この開閉部分にファスナーを縫着し、この開閉部分の胴回り位置に係止部材を取り付けて閉塞時に係止可能とし、他方、両脚部の内側縫目の延長部分において裾から上側にかけて所定の長さの切目を設け、この切目に特殊加工の特殊ファスナーを縫製し、この部分が簡易に開閉できるようにしたことを特徴とする婦人服スラックス。
  2. 前記前身頃の中央の重合開閉部分が上端から18〜20cm位で、股下まで到達しない長さであることを特徴とする請求項1に記載の婦人服スラックス。
  3. 両脚部の内側縫目の裾に形成する前記切目の長さが30〜40cmで、この下端部分に1〜2cm位のファスナーを有しない未縫着部分を形成してなることを特徴とした請求項1または請求項2に記載の婦人服スラックス。
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