JP3116674U - 食器保持スタンド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一対(複数)の水平な台座2,3と、係る台座2,3の間から垂直に立設する支柱4と、係る支柱4,24の中間から互いに異なる径方向に延びる複数の食器支持リング7,8,9と、を含む、食器保持スタンド1。
【選択図】 図1
Description
また、単に収納するだけでなく、食器具セット自体をインテリア装飾としても活用できる箸差込式収納付き食器・食器具セットも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
即ち、本考案の食器保持スタンド(請求項1)は、単数または複数の水平な台座と、係る単数の台座における中間または複数の台座間から立設する支柱と、係る支柱から径方向に延びる複数の食器支持リングと、を含む、ことを特徴とする。
尚、前記台座は、食卓やテーブル上に載置され、支柱および複数の食器支持リングをその上方で支持するもので、例えば、一対の円形、単一の長円形、繭形、あるいは瓢箪形などの形状を呈する木板、金属板、またはセラミック板からなる。
また、前記食器支持リングは、平面視が円形、楕円形、長円形、または四角形以上の正多角形を呈する金属線、樹脂棒、またはセラミック材などが含まれる。
これによれば、杓文字、お玉、箸、スプーン、あるいはフォークなどの使用する位置に応じて、これらを収容した食器支持リングを最適の方向にセットできるため、調理者や給仕者はもちろん、食事をする者にも便利で快適なものとなる。
図1は、本考案の一形態である食器保持スタンド1を示す斜視図、図2は、その側面図、図3は、その使用状態の一例を示す概略図である。
食器保持スタンド1は、図1,図2に示すように、大小一対(複数)の水平な台座2,3と、これらの間から垂直に立設する支柱4と、係る支柱4の中間位置から異なる径方向に水平に延びる複数の食器支持リング7,8,9と、を含む。
台座2,3は、平面視が円形の木板で、両者の間にステンレス鋼などからなる細長い金属板からなる支柱4の下端が位置し、係る支柱4の下部を二股状に互いに逆向きで水平に曲げた一対の曲げ片5が、上記台座2,3の各底面側に進入し、図示しないネジで固定されている。
尚、上記丸孔7a,8a,9aの径は、丸孔7a>丸孔9a>丸孔8aとして、図1,図2に図示したが、使用目的に応じて変更しても良い。また、上記両端部7b,8b,9bの支柱4への各溶接wする位置も適宜変更することができる。
以上のような食器保持スタンド1は、以下のように使用される。
例えば、図3に示すように、大きな台座2の上には、大皿の食器11が載置され、係る食器11は、大径の食器支持リング7の丸孔7aに挿入される。このため、食器11の外周面は、食器支持リング7に包囲されるので、台座2上の位置からずれたりしない。
図3に示すように、上記食器11には、水cwを入れておき、味噌汁用のお玉12を漬けておくことで、先の使用時に付着した汁跡を除去することができる。尚、カレーやスープをすくうためのお玉を食器11の水cwに入れても良い。
尚、杓文字14に替えて、包丁、長箸(菜橋)、泡立て器、大型のスプーンなどを、食器13内のお湯hwに漬けても良い。また、係る食器13に水cwを入れ、味噌汁用のお玉12や、カレーまたはスープ用のお玉を漬けるようにすると共に、前記食器11に湯hwを入れ、杓文字11を漬けるようにしても良い。
尚、台座3の上には、図示しない小皿の食器や容器を載置し、支柱4への溶接wする位置を下げた食器支持リング8により包囲しても良い。係る小皿の食器などには、薬味セット、調味料入れ、あるいはオードブル、食後のフルーツなどをいれておくこともできる。あるいは、台座3および食器支持リング8により、図示しないビール瓶などを支持したり、各種の生花を生けた花瓶を保持するようにしても良い。これにより、食事の準備に限らず、食事中や食後の雰囲気を和やかで良好にすることも可能となる。
即ち、図4で例示するように、食器支持リング8,9の両端部8b,9bの先端には、外向きに90度に曲げた軸部8c,9cが連設され、支柱4の各側面には、枢支金具16が所定の位置に溶着されている。枢支金具16は、横向きおよび上向きの凹部18を中央に有する上部が円弧形の本体17と、凹部18の両側面から外側に貫通する一対の水平な枢支孔19と、を備えている。食器支持リング8,9の軸部8c,9cは、凹部18を介して各枢支孔19に挿入される。
一方、不使用時には、図4に示すように、食器支持リング8,9を支柱4の軸方向に沿って、当該支柱4に接近するように折り畳むことにより、コンパクトにして、狭いスペースの食器棚や戸棚などに収納することができる。尚、支柱4に対し、台座2,3も、食器支持リング7,8,9と同様に、支柱4の軸方向に沿って折畳み可能としても良く、一層コンパクトにして収納することができる。
食器保持スタンド20は、図5,図6に示すように、単一(単数)の台座21と、その中間から垂直に立設する支柱24と、係る支柱24の中間に水平方向に回転可能に支持される複数の食器支持リング27,28,29と、を備えている。
台座21は、平面視で大径部22と小径部23とを左右両端に有する変形した長円形を呈する木板である。支柱24は、ステンレス鋼などの丸棒からなり、その下端を図示しないボルト・ナットにより、台座21の中間に固定されている。支柱24の上端には、直角に曲げた水平な板状部25が連設され、これを貫通するボルトbを介して、棒状の取手26が垂直に固定されている。
また、台座21の大径部22の直上には、食器支持リング27が接近しつつ水平回転可能に支柱24に枢支され、その上方において食器支持リング29が水平回転可能に支柱24に枢支されると共に、台座21の小径部23の上方において食器支持リング28が水平回転可能に支柱24に枢支されている。
尚、支柱24に対し、鍔24a,24b,24cをネジ止めにより固定可能とすれば、これらの支柱24における固定すべき位置を適宜変更できるため、前記食器支持リング27,28,29の回転と相まって、これらに支持する食器の位置を3次元における所望の位置に容易に調整することも可能となる。
例えば、台座の素材を金属製または一部を金属製とすることで、これらの台座に対し、支柱の下端部を直に溶接付けすることも可能である。更に、台座の形状は、平面視が楕円形、長円形、繭形、ひょうたん形などにしても良い。
また、食器支持リングは、平面視が円形の形態に限らず、正六角形以上の正多角形を呈する形態としても良い。
更に、支柱の上端部に固定する取手は、前記棒状の形態に限らず、リング形、楕円形などの片手で握ることが可能な形態に変更することもでき、これは木製のほか、樹脂製または金属製としても良い。
2,3,21…………台座
4,24………………支柱
7〜9,27〜29…食器支持リング
11,13……………食器
15……………………箸立て(食器)
Claims (4)
- 単数または複数の水平な台座(2,3,21)と、
上記単数の台座(21)における中間または複数の台座(2,3)間から立設する支柱(4,24)と、
上記支柱(4,24)から径方向に延びる複数の食器支持リング(7,8,9,27,28,29)と、を含む、
ことを特徴とする食器保持スタンド(1,1a,20)。 - 前記複数の食器支持リング(7,8,9,27,28,29)は、前記支柱(4,24)から互いに異なる径方向に延びている、
ことを特徴とする請求項1に記載の食器保持スタンド(1,1a,20)。 - 前記複数の食器支持リング(7,8,9)は、前記支柱(4)に対し、係る支柱(4)の軸方向に沿って折畳み可能とされている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の食器保持スタンド(1a)。 - 前記複数の食器支持リング(27,28,29)は、前記支柱(24)の周方向に沿って回転可能にして、係る支柱に支持されている、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の食器保持スタンド(20)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007483U JP3116674U (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 食器保持スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007483U JP3116674U (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 食器保持スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3116674U true JP3116674U (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=43278887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005007483U Expired - Fee Related JP3116674U (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 食器保持スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3116674U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05242926A (ja) * | 1992-02-26 | 1993-09-21 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | コネクタのロック機構 |
CN111513529A (zh) * | 2020-06-08 | 2020-08-11 | 李航 | 一种用于中餐的琴键式分餐装置 |
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2005
- 2005-09-12 JP JP2005007483U patent/JP3116674U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111513529A (zh) * | 2020-06-08 | 2020-08-11 | 李航 | 一种用于中餐的琴键式分餐装置 |
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