JP3116552U - 紙石鹸 - Google Patents

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天田印刷加工株式会社
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Abstract

【課題】 石鹸液による印刷部分への影響を回避した印刷品質の良い紙石鹸を提供する。
【解決手段】 水溶紙の一部分に印刷が施され、その印刷部分2以外の部分に石鹸液が含浸されている。又は、水溶紙の決められた所定範囲内に印刷が施され、その範囲外の部分に石鹸液が含浸されている
【選択図】 図1

Description

本考案は、印刷を施した紙石鹸に関する。
特許文献1(特開2003−82397号公報)には、印刷を施した紙石鹸が開示されている。この紙石鹸は、カルボキシメチルセルロースアルカリ塩と木材パルプとからなる水溶紙に、ポリビニルピロリドンとセラックとからなるビヒクルに法定色素を添加してなるインク組成物を用いてフレキソ印刷等により印刷した後、ロール状に巻回された水溶紙を塗工槽内に通過させて液状石鹸を塗工し、過剰な液状石鹸をローラで絞り除去するとともに、熱乾燥したものである。
しかし、これによると、水溶紙を印刷後にいったん巻回してから引き出して塗工槽内に通過させ、つまり引き出した水溶紙を液状石鹸中に浸漬することで、液状石鹸を印刷面を含む水溶紙の全域に塗工するため、ビヒクルに法定色素を添加したインク組成物を用いても、液状石鹸の塗工工程でインク組成物が溶解して印刷が滲んだり、水溶紙そのものが溶解してしまう問題がある。また、液状石鹸の塗工後、過剰な液状石鹸をローラで絞り除去する際には、塗工工程で弱っている水溶紙に機械的な外力を加えることになるため、ここでも、印刷が滲んだり、水溶紙が分散してしまう問題があり、商品となり得る印刷入り紙石鹸を得ることは非常に困難である。
特開2003−82397号公報
本考案は、石鹸成分による印刷部分への影響を回避した印刷品質の良い紙石鹸を提供することにある。
本考案の紙石鹸は、水溶紙の一部分に印刷が施され、その印刷部分以外の部分に石鹸成分が含浸されている。
水溶紙の決められた所定範囲内に印刷が施され、その範囲外の部分に石鹸成分が含浸されていてもよい。
なお、本考案において「水溶紙」とは、素材が水溶性の紙に限定されるものではなく、それと同等のシート状素材も含めて言うものとする。
本考案の紙石鹸によると、水溶紙の一部分に印刷が施され、その印刷部分以外の部分に石鹸成分が含浸されているので、又は、水溶紙の決められた所定範囲内に印刷が施され、その範囲外の部分に石鹸成分が含浸されているので、製造過程で印刷が滲むことがないとともに、水溶紙の溶解や分散を招くこともなく、品質の良い印刷入り紙石鹸として安価に提供できる。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、実施例1の紙石鹸1Aは、薄い水溶紙を所要のサイズに断裁して1枚の紙片としたもので、キャラクタや文字や絵や図形などを水溶紙3の表面に印刷し、その印刷部分2以外の部分に石鹸成分を含浸させたものである。
その製造は、例えば次のようにして行われる。
図2に示すように、巻回されてロール紙となっている薄い水溶紙3を引き出し、その表面3aに図示しない印刷機でインクにより同じ印刷を繰り返しながら、印刷済み水溶紙3Aとして巻き取る。その印刷は、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷等の一般的な印刷法でよいが、使用するインクは、水溶紙3が薄くて水溶性であることから、速乾性を備え、しかも、この後で含浸させる石鹸液で印刷が滲まないように、石鹸液に浸食されない耐石鹸性を備えたものが良い。
同じ印刷を繰り返す各印刷部分2は、印刷済み水溶紙3Aを次工程の石鹸液含浸後に所要のサイズに断裁して紙片である紙石鹸とするため、各紙片に収まる範囲とする。
次に、図3に示すように、巻回された印刷済み水溶紙3Aを引き出しながら印刷部分2をマスキング2Aして、水溶紙3の印刷部分2以外の部分に石鹸液を含浸させる。その含浸は、吹き付けによる方法でも、塗布による方法でもよい。
石鹸液含浸後の水溶紙3Bは、巻き取らずに引き延ばした状態のまま、必要に応じて乾燥処理を行った直後に所要のサイズに断裁する。これにより、図1に示した紙石鹸1Aが得られる。
図4は本考案の実施例2の紙石鹸1Bを示す。この紙石鹸1Bは、水溶紙3の決められた所定範囲内(鎖線で示す区画内)4に、キャラクタや文字や絵や図形などを印刷(印刷部分2)し、その範囲外の部分に石鹸液を含浸させたものである。
その製造は、例えば次のようにして行われる。
図5に示すように、巻回されてロール紙となっている薄い水溶紙3を引き出し、その表面3aの予め決められている範囲内(以下、印刷範囲4と記す)にだけ図示しない印刷機で同じ印刷を繰り返しながら、印刷済み水溶紙3Aとして巻き取る。この場合も、使用するインクは、速乾性を備え、しかも、石鹸液に浸食されない耐石鹸性を備えたものが良い。
印刷範囲4は、印刷済み水溶紙3Aを次工程の石鹸液含浸後に所要のサイズに断裁して紙片である紙石鹸とするため、各紙片に収まる範囲とする。
次に、図6に示すように、水溶紙3の印刷範囲4を避けてそれ以外の部分に石鹸液を含浸させる。その含浸は、吹き付けによる方法でも、塗布による方法でもよい。
石鹸液含浸後の水溶紙3Bは、巻き取らずに引き延ばした状態のまま、必要に応じて乾燥処理を行った直後に所要のサイズに断裁する。これにより、図4に示した紙石鹸1Bが得られる。
本考案の実施例1の紙石鹸を示す斜視図である。 その製法における印刷工程を示す斜視図である。 石鹸液の含浸工程、水溶紙の断裁工程を示す斜視図である。 本考案の実施例2の紙石鹸を示す斜視図である。 その製法における印刷工程を示す斜視図である。 石鹸液の含浸工程、水溶紙の断裁工程を示す斜視図である。
符号の説明
1A・1B 紙石鹸
2 印刷部分
2A マスキング
3 水溶紙
3a 表面
3A 印刷済み水溶紙
3B 石鹸液含浸後の水溶紙
4 印刷範囲

Claims (2)

  1. 水溶紙の一部分に印刷が施され、その印刷部分以外の部分に石鹸成分が含浸されていることを特徴とする紙石鹸。
  2. 水溶紙の決められた所定範囲内に印刷が施され、その範囲外の部分に石鹸成分が含浸されていることを特徴とする紙石鹸。
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