JP3116421U - 板状の弾性体のくわえ込み部分、及び弾性体によりくわえ込む力を担う部分（以後、上記のこれらを称して、作用部分と呼ぶ。）を分割することにより、複数のカードを同時にも個別にも保持することの出来る、カード保持具。 - Google Patents

Abstract

【課題】パチンコ店に於ける店や台の案内や宣伝のカードと、フィーバーを表示するカードとを確実に保持し、複数枚のカードの中で、頻繁に着脱する一枚のカードを外すことが容易にできる、カード保持具を提供する。
【解決手段】カード保持具のくわえ込み部分と、弾性によりくわえ込む力を担う部分とを、共に分割することにより、個別にその力を持たせて、個々に力を発揮させることで、複数のカードを保持出来るようにした。
【選択図】図１

Description

本考案は、カードや案内板等を事情に応じて着脱しなければならない時、（例えばパチンコ店におけるフィーバーの表示やスーパー、商店等の安売りの表示、レジに於ける伝票の保持など。）に使用するものである。

パチンコ店に於いては、フィーバーが出ると、その台に、その旨を知らせるカードを取り付ける。又パチンコ台や店の状況等を知らせる為にも、同じ場所にカードを取り付ける。従来からカード保持具はあるが、その大半がスプリング等の弾性体の弾力によって保持し、外す時はカードを引き抜くことにより、着脱の用をなしている。しかし従来のものは、一枚でも複数であっても同一箇所で保持するという構造のものがほとんどである。複数枚保持して、その内の一部のカードを保持から外すことは困難な事である。個別に保持出来るものも稀にあるが、それは不安定な構造であったり、その製作に高価な費用を要するものである。

本考案は、複数枚を保持しても確実に保持し、個別に保持する事も可能な為に、パチンコ店でフィーバー表示のカード等を、個々に着脱することを容易に、確実に行える。又、構造上安価な製作が可能である。

それを図によって説明すれば。

図４

に示すカード保持具を、

図１

に示すように、板状の弾性体によるカード保持具−１−の作用部−３−及びー５−を複数に分割する。それは

図１

に示すように、スリットー４−によって作用部−３−及びー５−を分割すればよい。作用部−３−及びー５−は、

図２

に示すように、その弾性によってカードー６−を保持する。

図３

に示すように、それぞれのカードー６−、−７−、を個別に分割された、くわえ込み部分−５−に保持させる。頻繁に着脱をするカードは、一枚で保持し、そうでないものは複数枚保持すればよい。又、頻繁に着脱を要するものが多数あれば、そのカードに合わせて、大きさや作用部−３−、−５−、の数を増せばよい。

考案の効果

パチンコ店は遊技場である。従業員は安易にスマートに動き回るのが好ましい。パチンコ台の説明や宣伝のカードはそのままに、フィーバーやその終了の表示をするカードを、余計な配慮をせずに、容易に表示、非表示をして店内を動き回る店員は、本人も楽であるし客が見てもよいものである。本考案はそのために開発されたものである。

本考案は個々のパチンコ台の、人目に付く一隅にとりつけるものであるが、保持具−１−に、

図１

のようにベースー２−、を設けて接着剤やネジ等で取り付けることが可能である。又、保持具−１−、本体を直接にパチンコ台に前記と同様に取り付けることも可能である。

本考案は縦でも横でも利用可能である。スーパーや商店等のレジやそのそばに取り付けて、伝票や札などを保持しても、容易に着脱出来る為、又一枚でも複数でも対応できる為、有効である。又店内や、人目に付く店頭の一隅に取り付けて、安売りや催し物の案内にも便利に使用できる。

本考案の斜視図である。 本考案の平面図である。 本考案使用時の斜視図である。 本考案原型の斜視図である。

符号の説明

１、カード保持具本体 ２、ベース ３、作用部（弾性によりくわえ込む力を担う部分） ４、スリット ５、くわえ込み部分 ６、カード ７、カード

Claims (1)

1. 板状の弾性体のくわえ込み部分、及び弾性によりくわえ込む力を担う部分を、分割する事により複数の案内板等のカードを、個別に保持することの出来るカード保持具。

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