JP3116398U - ハイヒール - Google Patents

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淑雄 栗原
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Abstract

【課題】 ハイヒールを中底に固定する際に、ビスが細長補強部材を抜き出したりビスのねじ込みが失敗したりすることがないようにする。
【解決手段】 ハイヒール本体10B内に縦方向に埋め込まれ先端がハイヒール本体10Bの上面10US付近まで延びている細長補強部材20を有し、この細長補強部材20の上端に上向きに外周寸法が縮小するテーパ先細頭部22を有する。このテーパ先細頭部は、刃先状、円錐状又は角錐状のいずれかの形状を有する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、ハイヒールに関し、特に金属パイプ、金属杆の如き細長補強部材が埋め込まれた樹脂又は硬質ゴム等の如きプラスティック材料から作られたハイヒールに関するものである。
一般に、プラスティック製ハイヒールは、その強度を補強するために、ハイヒール本体の内部に種々の補強材が埋め込まれている。1つの例では、ハイヒールは、ハイヒール本体のほぼ全長に渡って埋め込まれ先端がハイヒール本体の上面付近まで延びている金属パイプの如き細長補強部材を有する(特許文献1参照)。
一方、ハイヒールは、その広い面積を有する上面に靴本体の中底の踵部分を接着して中底から釘の打ち込みやスクリューのねじ込みを行うことによって中底に固定されている。
従来技術の細長補強部材は、金属板を丸めて形成された金属パイプから成り、この金属パイプの上端は、釘の打ち込みビスのねじ込みに邪魔とならないように、押し潰して扁平にしている。
しかし、金属パイプの先端を押し潰して扁平にしても、扁平部分の上面は、ある面積を有する平面部分となっているので、ビスがこの扁平部分の上面に突き当たると、細長補強部材がハイヒール本体から抜け出したり、ビスがねじ込まれなかったりする欠点があった。
実用新案登録第3109837号公報
本考案が解決しようとする課題は、ハイヒールを中底に固定する際に、ビスが細長補強部材を抜き出したりビスの打ち込みが失敗したりすることがないようにしたハイヒールを提供することにある。
本考案の基本的な課題解決手段は、ハイヒール本体内に縦方向に埋め込まれ先端がハイヒール本体の上面付近まで延びている細長補強部材を有するハイヒールにおいて、この細長補強部材の上端に上向きに外周寸法が縮小するテーパ先細頭部を有することを特徴とするハイヒールを提供することにある。
本考案の課題解決手段において、テーパ先細頭部は、刃先状、円錐状又は角錐状のいずれかとすることができる。
また、本考案の課題解決手段において、細長補強部材の本体は、中空パイプから成り、テーパ先細頭部は、中空パイプの上端の中空部に差し込まれる差込部を有する形態とすることができる。
本考案によれば、ハイヒール本体内に縦方向に埋め込まれている細長補強部材の上端に上向きに外周寸法が縮小するテーパ先細頭部を有するので、このハイヒールを中底に固定する際に、ビスがねじ込みの途中で細長補強部材に当ることがあっても、ビスの先端は、テーパ先細端部のテーパに沿ってねじ込まれるため、細長補強部材をハイヒールから抜き出すように押したり、ねじ込みの失敗が生じたりすることがなく、補強ハイヒールを中底に確実に固定することができる。
また、細長補強部材の本体が中空パイプから成っており、テーパ先細頭部が中空パイプの上端の中空部に差し込まれるようにすると、金属パイプを補強部材として利用してもその先端にテーパ先細頭部を容易に形成することができる。
特に、細長補強部材のテーパ先細頭部が円錐、角錐であると、先端頂部が点状となるため、ビスの誘導が円滑に行われるので、細長補強部材の抜け出しとビスのねじ込み失敗とを確実に防止することができる。
本考案の実施の形態を図面を参照して詳細に述べると、図1乃至図9は、本考案の1つの実施の形態によるハイヒール10を中底30に取り付けた状態を示す。
ハイヒール10は、プラスティック製のハイヒール本体10B内に縦方向に埋め込まれ先端がハイヒール本体10Bの上面10US付近まで延びている金属製細長補強部材20を有する。
細長補強部材20は、図示の形態では、中空金属パイプ20MPから成っているが、中実金属杆であってもよく、またその断面は、円形(真円又は楕円)及び角形(三角形、四角形、それ以上の多角形)のいずれであってもよい。中空金属パイプ20MPは、例えば、図4(A)に示すように、金属板を丸めて形成することができる。
この細長補強部材20は、ハイヒール本体10Bのほぼ全長に渡って縦方向に埋め込まれており、その下端は、ハイヒール本体10Bの底面10LSに露呈している。従って、この細長補強部材20は、プラスティック製のハイヒール本体10Bを補強する機能を有する。この細長補強部材20は、ハイヒール本体10Bを樹脂又はゴムから成形する際に、インサートして埋め込まれる。
中底30は、金属芯板32の上下に皮の如き被覆34、36を貼り付けて形成されており、この中底30の踵部30Hは、図2及び図3に示すように、ハイヒール10の上面10USに接着した後、ビス42をねじ込み、またその周りに複数の釘44を打ち込んで固定される。
本考案のハイヒール10は、図2及び図4に示すように、細長補強部材20の上端に上向きに外周寸法が縮小するテーパ先細頭部22を有している。図2及び図4の形態では、細長補強部材20は、中空金属パイプ20MPであり、テーパ先細頭部22は、丁度、のみ(鑿)の刃先のように、相対する面が先端の線状頂部22Tに向けて傾斜するように形成された刃先状に形成されている。この刃先状のテーパ先細頭部22は、図4(A)に示すように、金属板を丸めて形成された中空金属パイプ20MPの先端部分を丸めることなく開いたままとしてこの開いた部分を両側から押し潰すように成形すると、刃先状の成形を容易に行うことができるが、その成形方法はこれに限定されない。なお、このテーパ先細頭部22の相対する傾斜面22ISは、図2に示すように、ハイヒール10の幅方向に配置されるように、ハイヒール本体10B内に埋め込まれているのが好ましい。
このように、細長補強部材20がテーパ先細頭部22を有すると、このハイヒール10を中底30に貼り付け、ビス42をねじ込んで中底30に固定する場合に、ビス42が誤って細長補強部材20に当たるような状態でねじ込まれることがあっても、ビス42の先端は、テーパ先細頭部22のテーパ傾斜面22ISに沿って誘導されてビス42をハイヒール本体10Bにねじ込むことができる。従って、細長補強部材20がビス42によってハイヒール本体10Bから脱出するように押し出されることがなく、またビス42をハイヒール本体10Bに確実にねじ込んで固定することができる。なお、ビス42のねじ込み後、その周りに複数の釘44が打ち込まれて中底30にハイヒール10の固定を完了する。
本考案の異なる形態が図5に示されており、この形態でも、細長補強部材20は、図4の形態と同様の中空金属パイプ20MPとすることができるが、金属板の丸め成形は全長に亘って行われる。テーパ先細頭部22は、この中空金属パイプ20MPとは別体で形成されていてその下方に中空金属パイプ20MPの上端の中空部20MPHに差し込まれる杆状差込部22Rを有する。図示の形態では、円錐状テーパ先細頭部22は、杆状差込部22Rと合わせて、恰も傘状に形成されているが、円錐状以外のものであってもよいことはもちろんである。
この図5の形態では、中空金属パイプ20MPを押し出しで成形し、差込部22R付きの円錐状テーパ先細頭部22を切削、ダイキャスト、その他適宜の手段で成形した後、テーパ先細頭部22を中空金属パイプ22に圧入して組立てることができる。
図5の形態による細長金属補強部材20を用いると、円錐状テーパ先細頭部22の頂部22Tは、図4の形態の頂部22Tのように線状ではなく、点状となるため、ビス42の誘導を一層円滑に行うことができるので好ましいが、図5の差込式の形態でも、図4の形態の刃先状のテーパ先細頭部を用いてもよいことはもちろんである。
なお、本考案において、「テーパ先細頭部」とは、頂部に至る面、例えば、刃先状の先細頭部の場合の刃先を形成する両面や円錐、角錐が必ずしも平坦な面ではなく、上向きに次第に先細となれば、丸みを有していてもよい。
本考案によれば、ハイヒール本体内の細長補強部材の上端にテーパ先細頭部を有するので、このハイヒールを中底に固定する際に、ビスがねじ込みの途中で細長補強部材に当ることがあっても、ビスの先端は、テーパ先細端部のテーパに沿って誘導されるため、細長補強部材を押し出したり、ビスのねじ込みの失敗が生じたりすることがなく、補強ハイヒールを中底に確実に固定することができ、産業上の利用性が向上する。
本考案に係わるハイヒールを中底に固定した状態の斜視図である。 図1のハイヒールと中底との固定部分を含む垂直断面図である。 図1及び図2のハイヒールの踵部分の平面図である。 本考案に用いられる細長補強部材の上方部分の斜視図である。 本考案の他の形態に用いられる細長補強部材を示し、同図(A)はその垂直断面図、同図(B)はその分解断面図である。
符号の説明
10 ハイヒール
10B ハイヒール本体
10US 上面
10LS 下面
20 細長補強部材
20MP 中空金属パイプ
20MPH 中空部
22 テーパ先細頭部
22IS 傾斜面
22T 頂部
22R 差込部
30 中底
30H 踵部分
32 金属芯板
34、36 被覆
42 ビス
44 釘


















Claims (4)

  1. ハイヒール本体内に縦方向に埋め込まれ先端が前記ハイヒール本体の上面付近まで延びている細長補強部材を有するハイヒールにおいて、前記細長補強部材の上端に上向きに外周寸法が縮小するテーパ先細頭部を有することを特徴とするハイヒール。
  2. ハイヒール本体内に縦方向に埋め込まれ先端が前記ハイヒール本体の上面付近まで延びている細長補強部材を有するハイヒールにおいて、前記細長補強部材の上端に上向きに外周寸法が縮小するテーパ先細頭部を有し、前記テーパ先細頭部は、刃先状、円錐状又は角錐状のいずれかであることを特徴とするハイヒール。
  3. ハイヒール本体内に縦方向に埋め込まれ先端が前記ハイヒール本体の上面付近まで延びている細長補強部材を有するハイヒールにおいて、前記細長補強部材の上端に上向きに外周寸法が縮小するテーパ先細頭部を有し、前記細長補強部材の本体は、中空パイプから成り、前記テーパ先細頭部は、前記中空パイプの上端の中空部に差し込まれる差込部を有することを特徴とするハイヒール。
  4. ハイヒール本体内に縦方向に埋め込まれ先端が前記ハイヒール本体の上面付近まで延びている細長補強部材を有するハイヒールにおいて、前記細長補強部材の上端に上向きに外周寸法が縮小するテーパ先細頭部を有し、前記テーパ先細頭部は、刃先状、円錐状又は角錐状のいずれかであり、前記細長補強部材の本体は、中空パイプから成り、前記テーパ先細頭部は、前記中空パイプの上端の中空部に差し込まれる差込部を有することを特徴とするハイヒール。





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