JP3115667U - リラップ装置及びバルーンカテーテル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、潤滑性及び柔軟性のある材料で形成し、本体(1H)の一端部を、バルーンカテーテル(10)のシャフト(3)の保護カバー(4)端部に圧入して、着脱できるように形成したリラップ装置(1)。
【選択図】図1
Description
バルーンカテーテルは先端にバルーンが装着されており、加圧器によって液体を送り込むことでバルーンを拡張する。このバルーンの拡張により血管内の狭窄部や閉塞部などを血管内部から押し広げて血流を回復させる。
このバルーンカテーテルにおいて、出荷時や保管時などにバルーンが広がったり破れたりすることを防ぐために、通常、図6(A)のように、バルーンカテーテルのバルーンの部分は保護用のカバー(バルーンカバー)で覆われている。保護用のカバーは、一般的にストローあるいは両端がラッパ状に広がったような円筒型の形状で、バルーンカテーテル使用時には図6(B)のように先端方向から抜いて外す。外したバルーンカバーは、術者の側に置いておくか、もしくは廃棄する場合もある。
ところが、体内に挿入したバルーンカテーテルのバルーンを拡張した際、バルーンが狭窄部などの目的の位置で拡張しなかったり、狭窄部が上手く押し広げられなかったりすることがあり、その場合、バルーンカテーテルを一度体外に出してからバルーンを元のようにたたみ直し、再度体内の目的部位へと挿入してバルーンの拡張を行うこととなる。
しかし、フラッシング作業を終え、バルーンカテーテルを使用する際には、保護具1は従来のバルーンカバーと同様に先端方向へ取り外されてしまうため、保護具1を落としたり紛失したりする可能性があり、再使用の事態が発生した場合でも従来と同様、臨機に対応することができない。
[1]本考案は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
潤滑性及び柔軟性のある材料で形成し、
本体(1H)の一端部を、バルーンカテーテル(10)のシャフト(3)の保護カバー(4)端部に圧入して、着脱できるように形成したリラップ装置(1)を提供する。
[2]本考案は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
潤滑性及び柔軟性のある材料で形成し、
前記拡径部(1K)の一端部に、バルーンカテーテル(10)のコネクタ(4)に形成したフック(6)を係止して、着脱できるように形成したリラップ装置(1)を提供する。
[3]本考案は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
潤滑性及び柔軟性のある材料で形成し、
リラップ装置(1)の本体(1H)ないし拡径部(1K)の内側に、嵌合部ないし係合部を形成し、当該嵌合部ないし係合部を、保護カバー(5)先端部の嵌合部ないし係合部と嵌合ないし係合して、着脱できるように形成したリラップ装置(1)を提供する。
[4]本考案は、内面を潤滑剤でコーティングした[1]から[3]に記載のリラップ装置(1)を提供する。
[5]本考案は、シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー5を装着し、シャフト(3)の後端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置1を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着したバルーンカテーテル(10)を提供する。
[6]本考案は、シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー(5)を装着し、シャフト(3)の端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置(1)を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着し、
前記リラップ装置(1)は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
本体(1H)の一端部を、バルーンカテーテル(10)のシャフト(3)の保護カバー(4)端部に圧入して、着脱できるように形成したバルーンカテーテル(10)を提供する。
[7]本考案は、シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー(5)を装着し、シャフト(3)の後端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置(1)を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着し、
前記リラップ装置(1)は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
拡径部(1K)の一端部に、コネクタ(4)に形成したフック(6)を係止して、着脱できるように形成したバルーンカテーテル(10)を提供する。
[8]本考案は、シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー(5)を装着し、シャフト(3)の後端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置(1)を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着し、
前記リラップ装置(1)は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
リラップ装置(1)の本体(1H)ないし拡径部(1K)の内側に、嵌合部ないし係合部を形成し、当該嵌合部ないし係合部を、保護カバー(5)先端部の嵌合部ないし係合部と嵌合ないし係合して、着脱できるように形成したバルーンカテーテル(10)を提供する。
[9]本考案は、シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー(5)を装着し、シャフト(3)の端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置(1)を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着し、
前記リラップ装置(1)は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
シャフト(3)ないし保護カバー(5)上に、スライド可能な固定部材を配置するか、または後付け可能な固定部材で、前記リラップ装置(1)を、シャフト(3)ないし保護カバー(5)上に固定できるように形成したバルーンカテーテル(10)を提供する。
[10]本考案は、前記バルーン(2)にバルーンカバー(21)、前記保護カバー(5)にリラップ装置(1)を装着した[5]から[9]に記載のバルーンカテーテル(10)を提供する。
[11]本考案は、リラップ装置(1)を潤滑性及び柔軟性のある材料で形成した[5]から[10]に記載のバルーンカテーテル(10)を提供する。
[12]本考案は、リラップ装置(1)内面を潤滑剤でコーティングした[5]から[11]に記載のバルーンカテーテル(10)を提供する。
(1)バルーン2のリラップ精度が向上し、体内への再挿入を容易にすることができる。
(2)バルーンカテーテル10は通常、凝血等を防止するために体内挿入の際はフラッシング(あらかじめ生理食塩液に浸している)されるが、リラップ装置1を移動させることで、フラッシング時にシャフト3及びバルーン2に付着した余分な生理食塩液を拭い取ることが可能である。
(3)再使用時に、バルーン2をリラップするために、リラップ装置1がシャフト3上を通過することで、シャフト3及びバルーン2の余分な付着物(例えば使用開始時には、生理食塩液、再使用の際には、血液等)を拭い取ることができる。
本考案のリラップ装置1は、図1から図5に例示するように、略円筒状に形成され、本体1Hの両端部または一端部に拡径部1Kを形成している。このように拡径部1Kを形成することで、バルーン3を容易に通過させることができる。
本考案のリラップ装置1は、バルーン2のカバーとしての機能に加えて、一度拡張したバルーン2を再び折りたたむ必要がある場合に、バルーン2の折りたたみを容易・確実に行える機能を有する。さらに、リラップ装置1がシャフト3上を移動することで、シャフト3及びバルーン2の余分な付着物(例えば使用開始時には、生理食塩液、再使用の際には、血液等)を拭い取ることもできる。
本考案のリラップ装置1は、シャフト上をスムーズに移動でき、かつバルーンを巻きやすく(折りたたみやすく)するとともに、シャフトやバルーンを傷つけることのないように、潤滑性と柔軟性を備えた材料で形成するのが好ましい。潤滑性と柔軟性が得られる材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン等が挙げられるが、本考案の目的を達成できるものであれば何でも良い。さらに潤滑性を高めるために、リラップ装置1の内面を潤滑剤でコーティングしてもよい。潤滑剤として、PVP(ポリビニルピロリドン)、無水マレイン酸等が挙げられるが、本考案の目的を達成できるものであれば何でも良い。
リラップ装置1は、例えば、チューブを押出成形したあと、端部をラッパ形状に加工するか、もしくは射出成形により製造することができる。
リラップ装置1は、バルーンカテーテル使用時に、シャフト3の保護カバー5の先端位置まで移動させたとき、保護カバー5の先端位置で一時的に固定できるように形成する。リラップ装置1が一時的に固定できることで、手技中などにも不用意に動くことはなく、手技の邪魔にならないので、バルーンカテーテル10の使い勝手はさらに向上する。リラップ装置1の保護カバー5への固定の手段は、着脱可能な(一度固定しても、取り外してシャフト3上を移動可能)な固定手段を用いる。要するに、リラップ装置1が保護カバー5に確実に固定でき、かつバルーンカテーテル10の再使用時に備えて容易に外すことができればよい。
(1)リラップ装置1と保護カバー5の圧着
リラップ装置1と保護カバー5を、相互に圧着できる材料により形成する。
弾性を有する材料(例えばポリプロピレン、ポリエチレン等)により形成したリラップ装置1に、同様に弾性を有する材料(例えばエラストマー系材料)により形成した保護カバー5を圧着する。
リラップ装置1と保護カバー5の双方が弾性を有する材料で形成されているので、図5(A)に例示するように、リラップ装置1の本体1Hの先端部を保護カバー5へ圧入すると、双方の弾性により双方の接触部7が圧着し、これにより固定することができる。
(2)リラップ装置1とコネクタ4の係止
図5(B)に例示するように、コネクタ4の上部に延設したフック6の爪6Tを、リラップ装置1の(コネクタ側の)拡径部1Kの一端部に係止して固定することができる。図5(B)のフック6の形態(数、形状)は、あくまでも例示であり、リラップ装置1に係止して固定することができるものであれば、何でも良い。フック6はリラップ操作等の邪魔にならない程度の形状、大きさであればよい。
拡径部1Kには、フック6の爪6Tが係止しやすいように、(係止)溝を形成しても良い。
(3)リラップ装置1と保護カバー5の嵌合(係合)
図5(C)に例示するように、リラップ装置1の(本体1Hないし拡径部1K)内側と保護カバー5の先端部の外側の双方が接する位置に、それぞれ嵌合部または係合部(具体的には、相互に嵌合ないし係合する溝部)を形成し、それらが嵌合(係合)することによって固定することもできる。
図5(C)の例示では、拡径部1K側に溝部M、保護カバー5側に突部Tを形成しているが、これらの溝部と突部は、リラップ装置1と保護カバー5のどちら側にも形成しても良い(リラップ装置1に溝部を形成した場合は、保護カバー5に突部、リラップ装置1に突部を形成した場合には保護カバー5に溝部を形成する)。
なおリラップ装置1に突部を形成する場合は、シャフト3やバルーン2上を通過する際の妨げにならないように、拡径部1Kの保護カバー5に接することのできる位置に形成するのが好ましい。
(4)リラップ装置1の(別部品からなる)固定部材による固定
リラップ装置1の他の固定手段として、シャフト3ないし保護カバー5上に、スライド可能な固定部材を配置するか、または後付け可能な固定部材で、リラップ装置1を、シャフト3ないし保護カバー5上に固定できるようにすることができる。
(a)例えばシャフト3ないし保護カバー5上に、スライド可能な固定手段として、回転により、リラップ装置1を、シャフト3ないし保護カバー5に締め付けて固定できる螺子突起を内面に有する固定部材(筒状ないしリング状のものを両方含む)、
(b)例えばシャフト3ないし保護カバー5上に、スライド可能ないし後付け可能な固定手段として、前記したフック6、爪6T、突部T、溝部M等を形成した固定部材(筒状ないしリング状のものを両方含む)等が挙げられる。
以上、(1)〜(4)の固定手段は一例であり、これらに限定されることはない。
本考案のリラップ装置1は、図2に示すように、バルーンカバー21と併用することもできる。この場合は、バルーンカテーテル20使用時にバルーンカバー21を先端から外し、再使用が必要な状況の時に、保護カバー5に固定されていたリラップ装置1の固定を解除して、リラップ装置1をバルーン2の位置まで移動させ、バルーン2を折りたたむ。このバルーンカテーテル20の構成の場合、バルーンを保護する機能がバルーンカバー21のみに分離している以外、リラップ装置1の形状、構造、作用及び使用方法等は、リラップ装置1とほぼ同様である。
以下、本考案のリラップ装置1を装着したバルーンカテーテル10のリラップ時の使用方法について説明する。
(1)バルーンカテーテル10を使用するために、バルーン2を覆っていたリラップ装置1をバルーン2上から外す。その際、リラップ装置1は先端から抜き取らずに、図3(A)のようにシャフト3上を滑らせて移動させ、手元のコネクタ4側にスライドさせる。再挿入によるリラップ(再折りたたみ)を行う手技が発生するまで、リラップ装置1は保護カバー5に固定して待機させる。
(2)リラップを必要とする手技が発生した場合に、保護にカバー5に固定して待機させていたリラップ装置1をシャフト3上を滑らせて、図3(B)のようにバルーン2の位置まで移動させる。リラップ装置1がバルーン2の位置を通過した時点で、リラップ精度の高いバルーン2が完成される。
(3)(2)のリラップと同時に、リラップ装置1がバルーンカテーテル10のシャフト3及びバルーン2上を通過することにより、一度体内へ挿入した際にシャフト3及びバルーン2に付着した血液や、または洗浄用などに使用した生理食塩液を拭い取ることができる。したがって、バルーンカテーテル10を別途洗浄したり、付着物を拭い取ったりする手間や時間が必要なく、速やかに作業が継続できる。
1H 本体
1K 拡径部
2 バルーン
3 シャフト
4 コネクタ
5 (シャフトの)保護カバー
6 フック
6T 爪
7 接触部
T 突部
M 溝部
10、50 バルーンカテーテル
21、71 バルーンカバー
Claims (12)
- 略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
潤滑性及び柔軟性のある材料で形成し、
本体(1H)の一端部を、バルーンカテーテル(10)のシャフト(3)の保護カバー(4)端部に圧入して、着脱できるように形成したことを特徴とするリラップ装置(1)。 - 略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
潤滑性及び柔軟性のある材料で形成し、
前記拡径部(1K)の一端部に、バルーンカテーテル(10)のコネクタ(4)に形成したフック(6)を係止して、着脱できるように形成したことを特徴とするリラップ装置(1)。 - 略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
潤滑性及び柔軟性のある材料で形成し、
リラップ装置(1)の本体(1H)ないし拡径部(1K)の内側に、嵌合部ないし係合部を形成し、当該嵌合部ないし係合部を、保護カバー(5)先端部の嵌合部ないし係合部と嵌合ないし係合して、着脱できるように形成したことを特徴とするリラップ装置(1)。 - 内面を潤滑剤でコーティングしたことを特徴とする請求項1から請求項3に記載のリラップ装置(1)。
- シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー5を装着し、シャフト(3)の後端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置1を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着したことを特徴とするバルーンカテーテル(10)。 - シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー(5)を装着し、シャフト(3)の端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置(1)を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着し、
前記リラップ装置(1)は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
本体(1H)の一端部を、バルーンカテーテル(10)のシャフト(3)の保護カバー(4)端部に圧入して、着脱できるように形成したことを特徴とするバルーンカテーテル(10)。 - シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー(5)を装着し、シャフト(3)の後端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置(1)を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着し、
前記リラップ装置(1)は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
拡径部(1K)の一端部に、コネクタ(4)に形成したフック(6)を係止して、着脱できるように形成したことを特徴とするバルーンカテーテル(10)。 - シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー(5)を装着し、シャフト(3)の後端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置(1)を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着し、
前記リラップ装置(1)は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
リラップ装置(1)の本体(1H)ないし拡径部(1K)の内側に、嵌合部ないし係合部を形成し、当該嵌合部ないし係合部を、保護カバー(5)先端部の嵌合部ないし係合部と嵌合ないし係合して、着脱できるように形成したことを特徴とするバルーンカテーテル(10)。 - シャフト(3)の前方にバルーン(2)を装着し、シャフト(3)の後方に保護カバー(5)を装着し、シャフト(3)の端にコネクタ(4)を装着し、
前記シャフト(3)上を移動して、前記バルーン(2)と保護カバー(5)に着脱可能なリラップ装置(1)を、前記バルーン(2)または前記保護カバー(5)に装着し、
前記リラップ装置(1)は、略円筒状に形成され、本体(1H)の両端部または一端部に拡径部(1K)を形成し、
シャフト(3)ないし保護カバー(5)上に、スライド可能な固定部材を配置するか、または後付け可能な固定部材で、前記リラップ装置(1)を、シャフト(3)ないし保護カバー(5)上に固定できるように形成した、ことを特徴とするバルーンカテーテル(10)。 - 前記バルーン(2)にバルーンカバー(21)、前記保護カバー(5)にリラップ装置(1)を装着したことを特徴とする請求項5から請求項9に記載のバルーンカテーテル(10)。
- リラップ装置(1)を潤滑性及び柔軟性のある材料で形成したことを特徴とする請求項5から請求項10に記載のバルーンカテーテル(10)。
- リラップ装置(1)内面を潤滑剤でコーティングしたことを特徴とする請求項5から請求項11に記載のバルーンカテーテル(10)。
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JP2005006527U JP3115667U (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | リラップ装置及びバルーンカテーテル |
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JP2005006527U JP3115667U (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | リラップ装置及びバルーンカテーテル |
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JP2005006527U Expired - Lifetime JP3115667U (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | リラップ装置及びバルーンカテーテル |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6553322B1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-07-31 | 株式会社カネカ | 使用済のバルーンカテーテルを再生するための方法 |
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US12121682B2 (en) | 2018-03-29 | 2024-10-22 | Kaneka Corporation | Method for recycling used balloon catheter, balloon catheter, and information processing system |
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2005
- 2005-08-11 JP JP2005006527U patent/JP3115667U/ja not_active Expired - Lifetime
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