JP3115340U - 両頭型化粧料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 両頭のそれぞれにピストン式押出容器等を含む場合に構成の複雑化及び組立作業の煩雑化を有効に回避し得る両頭型化粧料用容器を提供する。
【解決手段】 基筒1と、基筒1の両端部に軸線を中心として回転可能に連結され、各々が内側に雌螺子を備えた先筒2と、各先筒2内に軸線方向に移動可能に収容され、各々が雌螺子と螺合する雄螺子を有する移動体3とを備え、各先筒2及び基筒1の相対回転を通じた雌螺子及び雄螺子の螺合作用により繰り出される各移動体3を介して各先筒2内に収容された各化粧料101、102を押し出し又は繰り出す容器であって、基筒1内に隔壁11が形成され、隔壁11から各先筒2の少なくともいずれか一方の側に向けて突出する突出部12が形成され、突出部12に対し移動体3が軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に嵌め込まれた容器である。
【選択図】 図1

Description

本考案は、両頭にピストン式押出容器やカートリッジ式繰出容器を含んで構成される両頭型化粧料用容器に関する。
従来の両頭型化粧料用容器としては、例えば基筒の両側開口の一方に対し内周に雌螺子を有する先筒と外周に雄螺子を有する螺子筒とが該雌螺子と該雄螺子とを螺合させながら装着されており、他方に対し内周に雌螺子を有する先筒と外周に雄螺子を有する螺子棒とが該雌螺子と該雄螺子とを螺合させるとともに螺子筒内に螺子棒を挿入させながら装着されており、基筒と螺子筒及び基筒と螺子棒とが同期回転可能とされたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
実公昭50−10932号公報
ところで、近年、化粧品についての消費者ニーズの多様化に伴い、先筒に形成したシリンダー内に収容した液状化粧料を移動体たるピストン棒を用いて先端の塗布具等を通じて押し出すタイプのピストン式押出容器や予め先筒内に棒状化粧材、螺子棒及び螺子筒を収容してなるカートリッジを操作筒に対して着脱自在とし交換可能としたカートリッジ式繰出容器に対する需要が増大してきているが、従来の両頭型化粧料用容器に対しても、両頭のそれぞれに螺子棒繰出容器を含む構成を採用することが要請されている。
しかしながら、ピストン式押出容器にあっては、移動体たるピストン棒を回転させて繰り出すことにより先筒内の液状化粧料を螺子棒の先端に設けた塗布具等を通じて押し出すというものであり、操作筒によってピストン棒を回転させるために特殊な構成が要求されている。また、カートリッジ式繰出容器にあっても、本来的にカートリッジを操作筒に対して着脱自在とし交換可能としなければならないために特殊な構成が要求されている。
したがって、従来の両頭型化粧料用容器の構成のまま特殊な構成が要求されるピストン式押出容器やカートリッジ式繰出容器を適用したのでは、徒に構成が複雑化したり組立作業が煩雑化したりするなどの不都合を生じることが想定される。
そこで、本考案の課題は、両頭のそれぞれにピストン式押出容器やカートリッジ式繰出容器を含む構成を採用する場合において、構成の複雑化及び組立作業の煩雑化を有効に回避することができる両頭型化粧料用容器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案に係る両頭型化粧料用容器は、基筒と、この基筒の両端部にそれぞれ軸線を中心として回転可能に連結され、それぞれが内側に雌螺子を備えた先筒と、各先筒内にそれぞれ軸線方向に移動可能に収容され、それぞれが雌螺子と螺合する雄螺子を有する移動体とを備え、各先筒及び基筒の相対回転を通じた雌螺子及び雄螺子の螺合作用により繰り出される各移動体を介して各先筒内にそれぞれ収容された各化粧料を押し出し又は繰り出す両頭型化粧料用容器であって、基筒内に隔壁が形成されており、この隔壁から各先筒の少なくともいずれか一方の側に向けて突出する突出部が形成されており、この突出部に対し移動体が軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に嵌め込まれていることを特徴としている。
このような両頭型化粧料用容器によれば、基筒内の隔壁から各先筒の少なくともいずれか一方の側に向けて突出する突出部を備え、この突出部に対し移動体を軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に嵌め込むこととしているので、両頭のそれぞれにピストン式押出容器やカートリッジ式繰出容器を含む構成を採用する場合において、構成の複雑化及び組立作業の煩雑化を有効に回避することが可能となる。
このような技術的手段において、製品の付加価値を高めるクリック機構を追加的に設ける場合にも確実に適用し得るようにして、本考案による構成の複雑化及び組立作業の煩雑化の回避効果が得られる範囲を拡充しようとする観点からすれば、各先筒に係る各領域のうち少なくともいずれか一方に、一組のクリック歯及びバネからなり、先筒及び基筒の相対回転に同期してクリック感を付与するクリック機構を備える場合において、クリック機構が、―組のクリック歯のいずれか一方及びバネを一体に成形してなる筒状のクリックバネ部を有しており、このクリックバネ部が、その内側を突出部が貫くことで移動体を通過させるようにして、先筒の内部と基筒の内部との間に挟み付けられていることが好ましい。
この場合において、クリック機構に併せて製品の付加価値をさらに高めるラチェット機構を追加的に設ける場合にも確実に適用し得るようにして、本考案による構成の複雑化及び組立作業の煩雑化の回避効果が得られる範囲をさらに拡充しようとする観点からすれば、クリック機構は、先筒及び基筒の相対回転を一方向に規制することにより移動体の進退を前進又は後退にのみ規制するラチェット機構を含むことが好ましい。
本考案に係る両頭型化粧料用容器によれば、両頭の少なくともいずれか一方にピストン式押出容器やカートリッジ式繰出容器を含む構成を採用する場合において、構成の複雑化及び組立作業の煩雑化を有効に回避し得ることとなる。
以下、添付図面に基づいて本考案の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本考案の一実施の形態に係る両頭型化粧料用容器の全体構成を示す縦断面図(押出容器使用時)、図2は同両頭型化粧料用容器の全体構成を示す縦断面図(繰出容器使用時)、図3は同両頭型化粧料用容器の外観構成を示す平面図(押出容器使用時)、図4は同両頭型化粧料用容器の外観構成を示す平面図(繰出容器使用時)、図5は同両頭型化粧料用容器の参考斜視図(押出容器使用時)、図6は同両頭型化粧料用容器の参考斜視図(繰出容器使用時)である。
本実施の形態において、両頭型化粧料用容器は、両頭の一方にピストン式押出容器が設けられており、他方にカートリッジ式繰出容器が設けられたものとして構成されている。
そして、この両頭型化粧料用容器は、図2、図4及び図6に示すように、基筒1と、先筒2と、移動体3と、押出容器用のクリック機構4と、押出容器用の塗布具たる刷毛5と、押出容器用のキャップ6とを備えたものとして構成されている。
以下、これらの各構成要素についてさらに詳細に説明する。
(1)基筒1
基筒1は、図5及び図6に示すように、円筒形状に形成されたものとして構成されている。
基筒1内には、図1及び図2に示すように、内側空間を、押出容器用の領域と繰出容器用の領域とに二分する隔壁11が形成されている。
これらの図に示すように、押出容器用の領域には、隔壁11から押出容器用の先筒21側に向けて突出する突出部たる軸体12が形成されている。
ここで、この軸体12に対しては、移動体3が軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に嵌め込まれている(これらの図参照)。すなわち、軸体12は、基筒1による回転力を移動体3に伝達する役割を果たすものとして構成されている。
一方、これらの図に示すように、繰出容器用の領域には、隔壁11に隣接する基筒1の内部から内側に向けて突出し、かつ、軸線方向に延びる突条13が周方向に沿って複数適宜間隔で設けられている。
ここで、これらの突条13に対しては、螺子筒22bの後端部が軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に嵌め込まれている(これらの図参照)。すなわち、これらの突条13は、基筒1による回転力を螺子筒22bに伝達する役割を果たすものとして構成されている。
(2)先筒2
先筒2は、図5及び図6に示すように、円筒形状に形成されたものとして構成されている。
図1〜図6に示すように、本実施の形態における先筒2には、押出容器用の先筒21と、繰出容器用の先筒22とがある。
押出容器用の先筒21は、図1及び図2に示すように、押出容器用の基筒1の端部に対し軸線を中心として回転可能に連結されたものであり、内部に液状化粧料101を収容するものとして構成されている。
そして、押出容器用の先筒21は、これらの図に示すように、内側に押出容器用の移動体31の雄螺子31aと螺合する雌螺子21aを備えたものとして構成されている。
具体的には、押出容器用の先筒21は、これらの図に示すように、前側内部と前側内部の内径寸法よりも大きい内径寸法を有する後側内部との間に形成された段差部21bを有しており、後述する筒状のクリックバネ部40を、段差部21bと基筒1の隔壁11との間に挟み付け、かつ、前側内部に対し軸線を中心として回転不能な状態とすることにより保持している。そして、押出容器用の先筒21は、これらの図に示すように、このようなクリックバネ部40の内周部において押出容器用の移動体31の雄螺子31aと螺合する雌螺子21aを備えたものとして構成されている。
すなわち、押出容器用の先筒21は、これらの図に示すように、基筒1との相対回転を通じた雌螺子21a及び雄螺子31aの螺合作用により押出容器用の移動体31を繰り出すことが可能となっており、かかる押出容器用の移動体31を介在することにより押出容器用の先筒21内に収容された液状化粧料101を押し出すことが可能となっている。
一方、繰出容器用の先筒22は、これらの図に示すように、繰出容器用の基筒1の端部に対し軸線を中心として回転可能に連結されたものであり、内部に棒状化粧料102を収容するものとして構成されている。
なお、これらの図に示すように、基筒1及び繰出容器用の先筒22の相対回転における作動抵抗を付与するためのOリング22cを有している。
そして、繰出容器用の先筒22は、これらの図に示すように、内側に繰出容器用の移動体32の雄螺子32aと螺合する雌螺子22aを備えたものとして構成されている。
具体的には、繰出容器用の先筒22は、これらの図に示すように、移動体3の先端部に設けられた後述する芯チャック32bを軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に支持する前側内部と、内部に移動体3の雄螺子32aと螺合する雌螺子22aが形成された螺子筒22bを軸線を中心として回転可能及び軸線方向に移動不能に支持する後側内部と備えたものとして構成されている。
すなわち、繰出容器用の先筒22は、これらの図に示すように、基筒1との相対回転を通じた雌螺子22a及び雄螺子32aの螺合作用により繰出容器用の移動体32を繰り出すことが可能となっており、かかる繰出容器用の先筒22を介在することにより繰出容器用の先筒22内に収容された棒状化粧料102を繰り出すことが可能となっている。
(3)移動体3
移動体3は、円筒形状に形成されたものとして構成されている(図1及び図2参照)。
これらの図に示すように、本実施の形態における移動体3には、押出容器用の移動体31と、繰出容器用の移動体32とがある。
押出容器用の移動体31は、これらの図に示すように、押出容器用の先筒21内に軸線方向に移動可能に収容されたものとして構成されている。
具体的には、押出容器用の移動体31は、これらの図に示すように、外周に押出容器用の先筒21の雌螺子21aと螺合する雄螺子31aが形成されたものとして構成されている。
また、押出容器用の移動体31は、これらの図に示すように、先端部に、円盤形状に形成され、先筒2内に軸線方向に水密に摺動可能に挿嵌されたピストン31bを有している。
ここで、このピストン31bは、これらの図に示すように、移動体3の先端部に対し軸線を中心として回転可能に連結されている。これにより、ピストン31bが軸線方向に摺動するとき、軸線を中心として回転しながら繰り出される移動体3に関係なくピストン31bを非回転状態で繰り出すことが可能となっており、その結果、ピストン31bが軸線方向に摺動する際に水密性を確保できなくなる事態を未然に回避することが可能となっている。
すなわち、押出容器用の移動体31は、これらの図に示すように、押出容器用の先筒21及び基筒1の相対回転を通じた雌螺子21a及び雄螺子31aの螺合作用により繰り出されることが可能となっており、これにより、押出容器用の先筒21内に収容された液状化粧料101をピストン31bを介して押し出すことが可能となっている。
一方、繰出容器用の移動体32は、これらの図に示すように、繰出容器用の先筒22内に軸線方向に移動可能に収容されたものとして構成されている。
具体的には、繰出容器用の移動体32は、これらの図に示すように、外周に形成された雄螺子32aを有しており、この雄螺子32aによって螺子筒22bの雌螺子22aとの間で螺合作用を発揮することが可能となっている。
また、繰出容器用の移動体32は、これらの図に示すように、先端部に棒状化粧料102を保持するための芯チャック32bを有しており、この芯チャック32bは、繰出容器用の先筒22の前側内部によって軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に支持されている。
ここで、前述したように、基筒1による回転力は螺子筒22bに伝達されるようになっている。
すなわち、繰出容器用の移動体32は、これらの図に示すように、繰出容器用の先筒22及び基筒1の相対回転を通じた雌螺子22a及び雄螺子32aの螺合作用により繰り出されることが可能となっており、これにより、繰出容器用の先筒22内に収容された棒状化粧料102を芯チャック32bを介して繰り出すことが可能となっている。
(4)押出容器用のクリック機構4
図1及び図2に示すように、押出容器用の先筒21に係る領域には、一組のクリック歯41及びバネ42からなり、押出容器用の先筒21及び基筒1の相対回転に同期してクリック感を付与する押出容器用のクリック機構4を備えている。
押出容器用のクリック機構4は、これらの図に示すように、―組のクリック歯41の一方及びバネ42を一体に成形してなる筒状のクリックバネ部40を有するものとして構成されている。
クリックバネ部40は、これらの図に示すように、クリックバネ部40の内側を軸体12が貫くことにより押出容器用の移動体31を通過させるようにして、押出容器用の先筒21の段差部21bと基筒1の隔壁11との間に挟み付けられている。ここで、―組のクリック歯41の一方は、基筒1の隔壁11に対向するクリックバネ部40の部位において周方向に沿って連続的に設けられている(これらの図参照)。また、―組のクリック歯41の他方は、―組のクリック歯41の一方に対向する基筒1の隔壁11の部位において周方向に沿って連続的に設けられている(これらの図参照)。
このようなクリック機構4により、製品の付加価値を高めるクリック機構4を追加的に設ける場合にも確実に適用することが可能となっており、その結果、本考案による構成の複雑化及び組立作業の煩雑化の回避効果が得られる範囲を拡充することが可能となっている。
本実施の形態におけるクリック機構4は、押出容器用の先筒21及び基筒1の相対回転を一方向に規制することにより押出容器用の移動体31の進退を前進又は後退にのみ規制するラチェット機構を含むものとして構成されている。
このようなクリック機構4により、クリック機構4に併せて製品の付加価値をさらに高めるラチェット機構を追加的に設ける場合にも確実に適用することが可能となっており、その結果、本考案による構成の複雑化及び組立作業の煩雑化の回避効果が得られる範囲をさらに拡充することが可能となっている。
(5)押出容器用の刷毛5
刷毛5は、図1及び図2に示すように、押出容器用の先筒21の先端から前側に向けて延出するように先端開口に装着されたものとして構成されている。
ここで、これらの図に示すように、押出容器用の先筒21の先端開口の後側には、刷毛5の中に挿入された先端側部分たるパイプ部分51aを有するパイプ部材51が設けられており、このパイプ部材51によって液状化粧料101を押出容器用の先筒21の先端から前側に延出する刷毛5の中まで導き出すことが可能となっている。
すなわち、この刷毛5は、押出容器用の移動体31及びピストン31bの移動に追従して押し出されてくる液状化粧料101を吐き出す際の流路としての役割や、塗布する際の塗布具としての役割などを果たすものとして構成されている。
(6)押出容器用のキャップ6
キャップ6は、図2に示すように、押出容器用の先筒21の先端から延出する刷毛5の部分を覆うように押出容器用の先筒21の先端部に装着されるものとして構成されている。
すなわち、このキャップ6は、押出容器用の先筒21内に充填され、及び、刷毛5に含まれる揮発性内容物たる液状化粧料101の乾燥固化を防止する役割や、携帯する際における液状化粧料101の飛散防止カバーとしての役割などを果たすものとして構成されている。
上記したように、本実施の形態における両頭型化粧料用容器においては、基筒1内の隔壁11から押出容器用の先筒21側に向けて突出する突出部たる軸体12を備えており、この軸体12に対して押出容器用の移動体31が軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に嵌め込まれたものとして構成されている。
したがって、このような両頭型化粧料用容器によれば、両頭の一方にピストン式押出容器が設けられ、他方にカートリッジ式繰出容器が設けられた構成を採用する場合において、構成の複雑化及び組立作業の煩雑化を有効に回避することが可能となっている。
以上、本考案に係る両頭型化粧料用容器の一実施の形態について説明したが、本考案はこのような実施の形態に限定されるものではない。すなわち、基筒内の隔壁から先筒側に向けて突出し、移動体を軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に嵌め込むことを可能とする突出部を備えている限り、例えば両頭の双方をピストン式押出容器とする場合に適用してもよいし、両頭の双方をカートリッジ式繰出容器とする場合に適用してもよい。
本考案の一実施の形態に係る両頭型化粧料用容器の全体構成を示す縦断面図(押出容器使用時)である。 同両頭型化粧料用容器の全体構成を示す縦断面図(繰出容器使用時)である。 同両頭型化粧料用容器の外観構成を示す平面図(押出容器使用時)である。 同両頭型化粧料用容器の外観構成を示す平面図(繰出容器使用時)である。 同両頭型化粧料用容器の参考斜視図(押出容器使用時)である。 同両頭型化粧料用容器の参考斜視図(繰出容器使用時)である。
符号の説明
1 基筒
2 先筒
3 移動体
4 クリック機構
5 刷毛
6 キャップ
11 隔壁
12 軸体
13 突条
21 押出容器用の先筒
21a 雌螺子
21b 段差部
22 繰出容器用の先筒
22a 雌螺子
22b 螺子筒
22c Oリング
31 押出容器用の移動体
31a 雄螺子
31b ピストン
32 繰出容器用の移動体
32a 雄螺子
32b 芯チャック
40 クリックバネ部
41 一組のクリック歯
42 バネ
51 パイプ部材
51a パイプ部分
101 液状化粧料
102 棒状化粧料

Claims (3)

  1. 基筒と、この基筒の両端部にそれぞれ軸線を中心として回転可能に連結され、それぞれが内側に雌螺子を備えた先筒と、前記各先筒内にそれぞれ軸線方向に移動可能に収容され、それぞれが前記雌螺子と螺合する雄螺子を有する移動体とを備え、前記各先筒及び前記基筒の相対回転を通じた前記雌螺子及び前記雄螺子の螺合作用により繰り出される前記各移動体を介して各先筒内にそれぞれ収容された化粧料を押し出し又は繰り出す両頭型化粧料用容器であって、
    前記基筒内に隔壁が形成されており、この隔壁から前記各先筒の少なくともいずれか一方の側に向けて突出する突出部が形成されており、この突出部に対し前記移動体が軸線を中心として回転不能及び軸線方向に摺動可能に嵌め込まれていることを特徴とする両頭型化粧料用容器。
  2. 前記各先筒に係る各領域のうち少なくともいずれか一方に、一組のクリック歯及びバネからなり、前記先筒及び前記基筒の相対回転に同期してクリック感を付与するクリック機構を備える場合において、
    前記クリック機構が、前記―組のクリック歯のいずれか一方及び前記バネを一体に成形してなる筒状のクリックバネ部を有しており、このクリックバネ部が、その内側を前記突出部が貫くことで前記移動体を通過させるようにして、前記先筒の内部と前記基筒の内部との間に挟み付けられていることを特徴とする請求項1に記載の両頭型化粧料用容器。
  3. 前記クリック機構は、前記先筒及び前記基筒の相対回転を一方向に規制することにより前記移動体の進退を前進又は後退にのみ規制するラチェット機構を含むことを特徴とする請求項2に記載の両頭型化粧料用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542026A (ja) * 1991-08-14 1993-02-23 Daifuku Co Ltd 物品保持具係止用パネル

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