JP3115269U - 山形状鋼板製タイヤ止め - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車用タイヤ止めの使用後に、タイヤのトレッドに食い込んで取り外し不可能の事態を解決する。
【解決手段】断面がL字形となる山形状鋼板1に、その二面からなる内面角頂部に平行に用途棒2を山形状鋼板1の横幅よりはみ出すように固設一体化させた。また、山形状鋼板1に縞鋼板5を採用するなり、複数の孔6を穿孔させ、大型車用には補給板を付設した。使用法は、タイヤのトレッドに設置する時には用途捧2をトレッドの幅より外側にはみ出るように設置する。使用後の取り外しは、このはみ出ている用途棒2を手で握って外すが、取り外しの難しくなった時は、用途棒2を足で蹴飛ばすなり、ハンマーを使用することで取り外しが容易になった。
【選択図】図1

Description

この考案は、自動車のタイヤを路面に対して固定するための各種自動車用の所謂「車輪止め」に関するものである。
ジャッキを使用して車体を持ち上げる自動車のタイヤ(車輪)交換や、高所作業車やクレーン等の付いた特殊車両等の使用時に、各種自動車のタイヤにかかる荷重が不均衡となり、勝手に荷重方向へ移動してしまう各種自動車の危険な状態を防止するために用いる車輪止めに関しては、その使用後において、荷重が掛かって動いてしまったタイヤに食い込んで、取れなくなってしまった従来の自動車用車輪止めは、再度自動車に乗り込んで車を動かして、タイヤとの食い込みを開放してから取り外すという煩わしさがあった。
従来技術の「車輪止め」には、自動車用と軌道上を走る車両用とがあり、その名称は、車輪止め・車両止め・タイヤ止め・止め木などと様々だが数多く発表されている。
本考案は自動車用であり、その従来例としては図19のような折り畳み式車輪止め8や、図20に示すような大型車用車輪止め9を、図17に示す様にタイヤ3のトレッド4の幅内に設置して使用している。
上記のような従来諸例は、いずれもタイヤ3のトレッド4に接する面部を湾曲面とし、路面と接する面部を平面状とした全体としてブロック体としたものが殆どである。
鋼板製としては、携帯用、常備用として便利なように、上記のように折り畳み式としたものが見受けられ、使用後の取り外し手段を設けたものとしては、タイヤ3の移動方向へ引っ張るためのU字状の把手10なり、紐を有したものとしていて、本考案のような棒体を取り外し手段としたものは全く見受けられなかった。
そこで、目的は異にしていても棒体を有した先行技術を示すと、今回の考案の類似先行技術文献情報として車輪止めに、三角形状主体のタイヤのトレッドと接する斜面部を湾曲面とし、該湾曲面に複数の傾状の突起を列設、底面には凹部を設けて摩擦力の向上を図り、側面に棒体の「連結杆」とその嵌入孔とを設けて、嵌入孔へ連結杆を挿通させて組み合わせ、幅広の車輪止めとすることができるようにした考案の名称「自動車用輪止め」というものがある。(例えば、特許文献1参照。)。
また、軌条用の車輪止めだが、木目が横目である木製の梯形状の台木に、圧損崩壊を防止するために縦目の棒状支柱や横木を複数嵌設させて補強したものの側面中央部に、棒状の「把柄」を設けた考案の名称「車輪止め」というものがある。(例えば、特許文献2参照。)。
実公昭47−24831号公報(1頁、第1図、第5図) 実公昭36−33705号公報(1頁、第2図、第3図)
上記の特許文献1の棒体は、2つの車輪止めを連結杆として合体させるためのものであり、特許文献2の棒体は、単なる把持用であって把柄以上の効果は期待していないから、共に路面とタイヤ間に食い込んだ車輪止めの使用後の取り外し用としての効用を有している棒体とはいえないものである。
本考案は、これまでに存在する車輪止めを使用し、取り外す際にタイヤ3と食い込んで人力ではなかなか取れなくなってしまった車輪止めを再度車に乗って車輪を移動させなくても取り外す事ができる事を主目的に提供しようとするものである。
山形状鋼板1の内面角部に、その角辺部に対し平行に固設する棒状の用途棒2を山形状鋼板1と一体化させる。
そして、用途棒2の少なくとも一端が山形状鋼板1からはみ出るように設け、用途棒2を把持して山形状鋼板1を持ち運び、また、使用した際にタイヤ3のトレッド4に食い込んで使用後の取り外しが難しくなった時に、用途棒2を足で蹴飛ばす等の行為で取り外す事のできるように成した山形状鋼板製タイヤ止めとしたのが本考案の基本的構成である。
なお、山形状鋼板1は、使用する状態で路面上に置いた時に、より安定性を保持できるようその一面を正方形でなく地面に接する方を他辺よりも長辺とし、かつ、用途棒2をその長辺の少なくとも一方からはみ出させて固設させるのであるが、両方からはみ出す様に固設する方が好ましいと言える。例えば図1に示すようなものである。
更には、この山形状鋼板1を形成する二面は、図3に示すように用途棒2を間にして左右を不等辺な長さとする方がトレッド4面への接触性と挿入性を考慮して好ましいと言える。また、この二面にて成る角度は直角程度にすることがよいだろう。
また、縞目模様の滑り止めの加工の付いた平板鋼、すなわち、縞鋼板5を適当な大きさに切断の上、折り曲げて図1のような山形状鋼板1を形成させることもよい。
更には、軽量化と滑り止めの摩擦効果を高めるため、前述したそれぞれの山形状鋼板1面に、図1や図2に示すような複数の孔6を穿設することもよい。
材質としては強度を考慮して鋼材を使い、市販の図2に示すような不等辺山形鋼11や、図4に示すような等辺山形鋼12を切断して採用するか、又は上述した図1に示すような縞鋼板5を適当な大きさに切断して折り曲げて山形状鋼板1とする。
すなわち、底面部を敢えて設けない形として、凸凹のある悪路にも適応する可能性を高めることと、軽量化にもなる点を配慮した。
また、本考案の用途棒2は、本考案品を持ち運びするための従来品の把手10にも相当するものであるから、山形状鋼板1からはみ出す長さ、すなわち、人の掌で握った時に拳幅からもはみ出る長さとする。
更に、この用途棒2は、タイヤ3のトレッド4に設置した際には、ダブルタイヤ13の場合でも図14に示す様に山形状鋼板1はトレッド4の幅内に納まる様にして、そして、設置した時にはトレッド4の外側からもはみ出す長さとする必要がある。
この用途棒2は、本考案品がトレッド4に食い込んで取れなくなった際には、足でこの用途棒2を蹴飛ばしたり、ハンマー等を使って叩いたりして取り外しをするので、この行為をも確実に行える長さと強さを有するものとする。
また、この用途棒2の太さは上記の行為をすべて可能とする適度な太さとする。
なお、ダブルタイヤ13を用いるような大型車両用としては、大きな重量に耐えるように、図11及び図12に示した補強板7を、山形状鋼板1の内角面側の二面間に付設することが好ましい。
従来存在する自動車用車輪止めの主な形状は、タイヤ3を支える湾曲面、地面に接する底面部、取り外し時に用いる把手部、これら三面からなる三角形のブロック体のものが多く見受けられるが、本考案品の車輪止めは、断面がL字形となる山形状形鋼の二面からなり、使用時に底面部を有さず山形となった時には本体に空間を有する作りとなる。
このことは、タイヤ3のトレッド4を支える一面が、トレッド4と噛み合って固定された時にはもう一面とからなる支えがあれば、倒れるものに衝立をした時のように、その下辺が地面に食い込むようになって、より強く支える事ができるのである。
そして、本考案の底面部を有さない形は、従来品の底面部と接する路面が、砂利や凍結面等の条件の悪い状態でも接地部分が少ない事により、これらの悪条件での使用には適応する事ができる利点を生ずることになったのである。
また、山形状鋼板1を形成する二面が、用途棒2を挟んで左右を不等辺な長さとした不等辺山形鋼11を採用したものは、等辺山形鋼12を採用したものよりもトレッド4への接触性と挿入性が高まり好ましいものとなる。
当然ながら用途棒2の存在も、本考案の大きな特長であり、単なる携帯時の把手機能だけでなく、その固設した位置が山形状鋼板1の内角面部の角辺部に対し平行に設けているから、使用時に最も高い位置となっていて、取り外す際は地面に対して最大のモーメントを得られ、手であれ、足での蹴飛ばしであっても、最大の効果を発揮できるのである。
すなわち、既存の大型車用車輪止め9の取り外し手段として、図20に示すようなブロック体車輪止めの背面とする側に、引き手となる把手10が見受けられるが、これは、自動車のタイヤ3と強固に挟まった時には、人の力で取り外すには困難であり、また、把手10の位置、形状、共に考えても、取り外しの時にはタイヤ3のトレッド4の底部まで体を屈めた姿勢で作業する事となり取り外しには不向きと考える。
そして、本考案品の用途棒2があることによって、タイヤ3のトレッド4からはみ出す形状に成る事は、自動車の車体からも外側にはみ出すこととなり、トレッド4と食い込んだ時には、この把手兼用の用途棒2を利用することにより、手足の力以外にも大きな力の発する条件、例えば、長い柄の付いたハンマー等で、振り子のように使用して用途棒2を打撃したりして取り外すことができるようになったのである。
更に、山形状鋼板1として、縞鋼板5や孔6を穿設したものは、トレッド4と共に地面への摩擦力を高め得るし、特に孔6の存在は、全体の軽量化と同時に本考案品のタイヤ止めに伝わった雨水等を地面上に落とす効果をも有するものとなった。
本考案品の最良の形態とするものは、図1に示すようにトレッド4を支える断面がL字形となる山形状形鋼を設置した時に山形とするタイヤ止めに、縞鋼板5を直角程度に不等辺と成るように切断の上折り曲げ、その表面に複数の孔6を設けて、山形状鋼板1と成し、固設した用途棒2を両端に等しくはみ出す形が最良の形態と考える。
すなわち、トレッド4を支える山形状鋼板1には、滑り止めとなる縞模様状に加工された市販の縞鋼板5を折り曲げて使うのであり、この縞鋼板5とは鋼板の表面に縞状の凸凹模様となる化粧の付いた滑り止めともなる目的を意図した材料であり、本考案品に用いるのは、雨や雪等でトレッド4と山形状鋼板1が濡れてしまった時に、滑る事を防ぐ効果を高めるためである。
次に、この山形状鋼板1に設ける複数の孔6は、トレッド4と縞鋼板5である山形状鋼板1が接した時には凸の滑り止め効果となり、該孔6と該トレッド4が接したときには凹の滑り止め効果となって食い込む事となり、相乗の滑り止め効果を発すると共に、降雨降雪時等には本考案品のタイヤ止めに伝わった雨水等を捌ける効果もあることは前述した。
更に、鋼材から成るこのタイヤ止めが相当な重量となった時には、タイヤ止めとして使用する山形状鋼板1が潰れて変形する等のことが無い程度に軽量化できる利点もある。
なお、複数穿孔する孔6の配設は、図5、図6に示すように、山形状鋼板1の各辺からなる面積に応じて該孔6の大きさ、配置を均等間隔で設ける事が力学上、また、意匠性にも好ましい。
次に、不等辺とする山形状鋼板1として不等辺山形鋼11を採用する等の理由としては、図19、図20に示す既存品の車輪止め、また、他の先行技術となる車輪止めもトレッド4を受け支える面は、他の辺と比べて長くしたものが多くあり本考案品も同様とした。
更に、図13に示すように、等辺山形鋼12と不等辺山形鋼11を、トレッド4に同様に設置するときに比べてみると、不等辺となる方がトレッド4と鋭く深く接するからである。また、角度を同様として等辺山形鋼12と不等辺山形鋼11を形にしたときには不等辺となる方が底辺、底面となる広さが大きくなり、設置のときにも安定性を増すことになるからである。
用途棒2は、本考案品の二面から成る山形状鋼板1の内面角頂部に添うように平行に並び、該山形状鋼板1の幅から両端に等しく突出する形にした。
用途棒2を両端に等しく突出する事は、相当の重量となった本考案品をバランスよく移動、持ち運びができることと共に、図15、図16に示すようにタイヤ3に対して前後に一つずつ使用する時や、タイヤ3に対しどちらかの移動方向に対して向きを変えて同様に掛け直すには対称となる形が一番好ましいからである。
そして、鋼材から成る用途棒2と山形状鋼板1は溶接にて固設し、図7、図8に示すように、該用途棒2が山形状鋼板1の全幅を渡るように一体化するのがよい。
これは、本考案品の自動車用タイヤ止めはこれまでの既存品とは異なり、地面と接する面を設けていないために、この山形状鋼板1の二面からなる角度部には、タイヤ止めとして使用して自動車のタイヤ3を支えるときだけでなく、食い込んだときの取り外しの際に加わる外部からの大きな力も伝える箇所となり、大きな負荷がかかるので、角度面全体に用途棒2を掛け渡すように組み合わせる事は、全体の強度をも高める事となるからである。し、また、溶接するのにも好条件の場所である。
更に、山形状鋼板1の内面角頂部に用途棒2を設ける事は、本考案の主目的とするタイヤ3のトレッド4と食い込んでしまった時に、取り外しの効果を最大に発揮するに適した位置となり、用途棒2を、足で蹴飛ばしたり、長い柄の付いたハンマー等を振り子のように使用したりして打撃する等の行為で外部からの力を伝えるには適当な高さとなることは前述した通りである。
次に、本考案品の使用例について説明する。
一般乗用車のタイヤ交換、高所作業車等の特殊車両使用時の使用例としては、各種自動車共に図15、図16に示すようにタイヤ3へは前後の進行方向へ各一つずつ掛ける事が最良の設置例と考える。
これは、設置する路面を目視したときに明らかに傾斜方向が解る場合は、傾斜移動方向へ掛けることができるが、平地での判断に迷う場合は両方へ掛けることによって確実に安全を確保することができるからである。
また、冬用タイヤ等の交換の時には基本的には車両のすべてのタイヤ3を交換する事になり、少なくとも車両の前後に一回はジャッキを掛けて持ち上げる事になり、自動車は必ず一回ずつは前と後ろが持ち上がって傾くことも理由の一つである。
上記諸作業車に関しても、車軸に対して上下左右、そして車軸に対して回転するクレーン車等も、使用状況によってはタイヤ3の前後移動方向どちらへも負荷がかかる事になるのでタイヤ3の前後両方へ掛ける事が一番良いと思う。なお、該作業車を使用するには必ず前後にタイヤ止めをかけることを指導している事もある。
そして、トレッド4幅面への設置としては、図9に示すようにトレッド4幅面に対して全幅面を支持できることを理想とするが、図14に示すダブルタイヤ13のように全ての幅面を支持できないときには、トレッド4の外側に用途棒2がはみ出すように設置する事によって、取り外しが困難になった場合に本考案の主目的となる該用途棒2を使っての取り外し作業をすることができるのである。
既存品となるタイヤ止めの一例として、図19に示す折り畳み式車輪止め8や、図20に示す既存大型車用車輪止め9の使い方としては図17に示すようにトレッド4幅内に納まるようにするのが最良だと思うが、設置状態によっては図18に示すように取り外すことを考慮しての置き方もできるが危険であり好ましくない。
不等辺と成る本考案品は、前述したようにトレッド4と鋭く接する事も考案の一つで、図10に示すような長辺面の方をタイヤ3のトレッド4と接する設置が好ましいが、例えば、設置路面が極度に凸凹に変化していたり、複雑な傾斜がつき、悪路になっていたりしている場合は、短辺面を使用するのもよい。
実施例1として、図1に示すように、主に滑り止め効果になる縞目模様の付いた縞鋼板5を不等辺となるように直角程度に折り曲げて、短辺と長辺の二面からなる接辺部の角度に添うように用途棒2を図7、図8に示すように、該角度面に平行に縞鋼板5にて成る山形状鋼板1の幅面に掛け渡し、両端に等しく突出する長さで溶接にて、該山形状鋼板1と該用途棒2を固設した最も好ましいものである。
この縞鋼板5を使用する山形状鋼板1には、トレッド4が接する短辺、長辺の滑り止め効果の付いた表面に、複数の孔6を図5、図6に示すように、各辺からなる当該面積に応じて、短辺側に3個、長辺側には3個を2列に、それぞれ均等間隔に設けたものである。
この該孔6の大きさ、配置は力学上、意匠性に考慮されることが好ましい。
なお、この実施例1の寸法は、山形状鋼板1として、厚みが6mmの縞鋼板5を用い、その幅を150mm、短辺90mm、長辺125mmとして直角に折り曲げた。
また、用途棒2には、直径が16mmである丸鋼を用い、長さを350mmとして山形状鋼板1の両端からは100mmずつ突出させたものとした。
そして、実施例1は孔6を設ける事によって、該孔6を有さないものと比べると約1割軽量化できる事になった。
実施例2として、図2に示すように、規格一般形鋼の不等辺山形鋼11に、実施例1と同様に用途棒2を設けたものも準ずる考案品とした。
これは、実施例1の滑り止め効果になる縞目模様の付いた縞鋼板5を使用する以外には機能として違いが無いと思うからである。また、規格形鋼となることから生産に当たっては容易になる事と、安価に作り出す事ができるからである。
なお、この実施例2の寸法は、不等辺山形鋼11には、幅を実施例1の150mmと同様、厚み7mm、短辺、長辺の長さと用途棒2も実施例1と同様とした。
実施例3として、図4に示すように、規格一般形鋼の等辺山形鋼12も実施例1と同様に用途棒2を設けたものも準ずる考案品とした。
これは、等辺山形鋼12となっても二面からなるタイヤ止めとなるからである。
なお、等辺山形鋼12の寸法は、幅を実施例1の150mmと同様、厚み7mm、等辺を100mm、用途棒2も実施例1と同様とした。
実施例4として、図11、図12に示すように、本考案品の補強例として補強板7を、山形状鋼板1の内面角側に二面間を渡すように設けた。図例は2本平行に設けたものとしたが、この際には孔6に影響の無いように設けることが必要である。
なお、実施例5として図示省略したが、用途棒2にはコンクリートの筋材として主に使われる丸鋼を広面積とした異形棒鋼を使っても、把手としての滑り止めになれば一案となり得ると考え、また、肉厚のパイプ鋼でもよい。
そして、全実施例に関わることだが、鋼材からなるタイヤ止めの腐食防止として、全体に塗装、鍍金をすることが好ましいことは言うまでもないし、全体をステンレス等の強度、耐食に優れる合金製としてもよい。
本考案の実施例の斜視図である。(実施例1) 本考案の他の実施例で、規格不等辺鋼採用の斜視図である。(実施例2) 図1を使用状態に置いたときの側面図である。(実施例1) 本考案の更に他の実施例で、規格等辺鋼採用の斜視図である。(実施例3) 図1を短辺方向から見た正面図である。(実施例1) 図5の背面図である。(実施例1) 図1の裏面図である。(実施例1) 図1の平面図である。(実施例1) 図1の使用状態を示す正面図である。(実施例1) 図9の側面図である。(実施例1) 本考案の他の実施例で、補強例とした側面図である。(実施例4) 図11の裏面図である。(実施例4) 本考案を使用するための最良の形態の説明図である。 本考案の実施例をダブルタイヤに使用状態とした正面図である。 本考案の実施例を使用状態として示した側面図である。 本考案の実施例を他の使用状態として示した側面図である。 図20の使用例を示す正面図である。 図20の他の使用例を示す正面図である。 既存車輪止めの折り畳み式の一例とした斜視図である。 他の既存車輪止めの一例とした斜視図である
符号の説明
1 山形状鋼板 11 不等辺山形鋼
2 用途棒 12 等辺山形鋼
3 タイヤ
4 トレッド
5 縞鋼板
6 孔
7 補強板

Claims (6)

  1. 山形状鋼板(1)の内面角部に、該角辺部に対し平行に固設する棒状の用途棒(2)を上記山形状鋼板(1)と一体化し、上記用途棒(2)の少なくとも一端が上記山形状鋼板(1)からはみ出る様に設けて、上記用途棒(2)を把持して上記山形状鋼板(1)を持ち運び、また、使用した際にタイヤ(3)のトレッド(4)に食い込んで使用後の取り外しが難しくなった時に、上記用途棒(2)を足で蹴飛ばす等の行為で取り外す事のできるように成した山形状鋼板製タイヤ止め。
  2. 折曲して山形状鋼板(1)を形成する一辺が、他の一辺と長さの異なる不等辺とする請求項1記載の山形状鋼板製タイヤ止め。
  3. 山形状鋼板(1)をタイヤ(3)のトレッド(4)の幅内に設置した時に、用途棒(2)が該トレッド(4)の幅からはみ出る長さとする請求項1又は請求項2記載の山形状鋼板製タイヤ止め。
  4. 縞鋼板(5)を折り曲げて、山形状鋼板(1)とした請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の山形状鋼板製タイヤ止め。
  5. 山形状鋼板(1)に、複数の孔(6)を穿設した請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の山形状鋼板製タイヤ止め。
  6. 山形状鋼板(1)に、補強のために該山形状鋼板(1)の内角面側の二面間に、補強板(7)を渡すように設けた請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の山形状鋼板製タイヤ止め。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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