JP3115209U - 種類別に収納できる回数券入れ - Google Patents

Abstract

【課題】回数券を種類別に収納し、賢く便利に使用出来る回数券入れを提供する。
【解決手段】複数のポケットを構成することによって回数券が分類でき、また部分的にカットを施すことによって取り出しが容易なことを特徴とする。１は、回数券の出し入れ口、２は、中身が見えるようにカットされた窓、３は、回数券の押し出し口、４は、背表紙及び切り取りミシン目、５は、各ポケットの境界線の接着及び切り取りミシン目、６は、折り山及び各ポケットの底である。
【選択図】図１

Description

この考案は、多種類となる鉄道回数券を複数のポケットにより分類して収納できる回数券入れに関するものである。

従来、回数券入れは鉄道各社などが用意するもので一つにまとめて収納する形式であった。

回数券には様々な割引制度があり（表１参照）、定期券を利用するほどではないがパートやアルバイトなどの仕事、習い事や買い物などである程度定期的に電車を利用する人にとっては、回数券を使い分けることによって大幅な交通費の節約が可能となるため（表２参照）、多種類となる回数券を分類して収納できる回数券入れが必要である。

回数券を分類するため複数のポケットを形成し、各ポケットには回数券の中身がわかるよう中心を適宜形状にカットし窓を形成する。さらに取り出しやすくするため袋状になった端の一部をカットし押し出せるようにする。

上記のような構成をとることによって、種類ごとに回数券を収納することが可能となり、中身も見やすく容易に取り出せるようになる。
また、用途に応じて回数券を使い分けることにより、交通費の大幅な節約が可能となる。

以下、本考案の実施例について説明する。
１．回数券を分類できるよう複数のポケットを作り〔図１〜図５〕、各ポケットの中心を適宜形状にカットし（２）、中身が見えるようにする。
２．左右の両端を中心にむかって折り込む〔図４〕。この時，取り出しを良くするために出し入れ口（１）から回数券がはみ出す長さに折る。
３．袋状になった端（６）は、回数券を押し出せるよう適宜形状にカットする（３）。
４．このような回数券入れを中心（４）で縦に折り畳むことによって〔図２〕コンパクトになり、さらに出し入れ口（１）が内側に入ることで回数券の抜け落ちを防止する。
５．また、ミシン目でポケットを切り離せる構成である。〔図５〕
６．本考案は、紙と接着剤のみでも十分作成可能であるので、工作はきわめて簡単であり安価に提供することができる。また、再生紙の使用等により環境に配慮した製品にもなる。
７．その他、回数券入れの応用例は、以下のとおりである。
・表紙をつけ、ブック状に構成された分類できる回数券入れ〔図６〜図１０〕
・定期入れ又はカード入れと一体型の分類できる回数券入れ〔図１１〜１３〕
・財布や手帳等に挿入して使用する分類可能な回数券入れ〔図１４〜１６〕

この考案による回数券入れの裏面を宣伝や広告等に使用し、駅等公の場に常備することで広範囲な広告媒体として利用可能である。
また、回数券で積極的に電車を利用することによって車などの車両の利用が減少し温暖化防止対策としても利用可能である。

本考案の実施形態に係わる正面図である。 図１を閉じたときの背面図である。 図１の展開図である。 図１の作成過程の図である。 図１を切り取った一例である。 本考案の応用例として、表紙付き回数券入れの開いた時の正面図である。 図６の閉じたときの正面図である。 図６の内側にある袋の正面図である。 図６の表紙の正面図である。 図６の開いた状態の斜視図である。 本考案の応用例として、定期入れ又はカード入れ併用の正面図である。 図１１の口の開いた状態の背面斜視図である。 図１１の口の開いた状態の上面図である。 本考案の応用例として，挿入可能な回数券入れの正面図である。 図１４の作成課程の図である。 図１４の財布への挿入時の図である。

符号の説明

１回数券の出し入れ口
２中身が見えるようにカットされた窓
３回数券の押し出し口
４背表紙及び切り取りミシン目
５各ポケットの境界線の接着及び切り取りミシン目
６折り山及び各ポケットの底

Claims (1)

1. 複数のポケットを有する回数券入れであり、種類別の収納が可能なことを特徴とする。

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