JP3115023U - データ処理機能を有するバーコード表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】より高い防犯性および作業性を有するバーコード表示装置を提供する。
【解決手段】
データ処理機能を有するバーコード表示装置１であって、使用者がホスト端末２のデータを受信したいとき、ホスト端末２は先ずデータをマイクロプロセッサ１１２に伝送して対応するバーコード信号に変換し、表示駆動制御モジュール１１３によって表示モニタ１２を制御してこのデータに対応するバーコードを表示モニタ１２に表示し、使用者はバーコード読取装置３に設置されたスキャナ３１で表示モニタ１２に表示されたバーコードを読取り、保存装置３２に保存する。
【選択図】 図１

Description

本考案はデータ処理機能を有するバーコード表示装置に関し、特にホスト端末のデータを受信でき、そのデータを対応するバーコードに変換し、表示モニタに表示するバーコード表示装置に関する。

無店舗販売は情報技術の発展に伴って次第に盛んになっており、特に販売業者は系統立てた計画の下、各種形態の無店舗販売を行っており、それら中で特に注目されるものは自動販売または無人販売である。それらは主に自動販売機にコインやメモリーカードなどを投入して商品やサービスを購入するシステムであり、ガソリンスタンド、コインランドリー、電子ゲーム機、荷物ロッカーまたは駐車場などのサービス販売や飲料、食品または切符などの商品販売に使用されている。

ここ数年、街の至る所で自動販売機が見られ、しかも徐々に増加している。自動販売機は消費者にとって便利であるだけではなく、販売者にとっても商品の販路を広げることができ、その市場の未来には非常に大きな潜在力がある。

従来技術による自動販売機は硬貨投入装置または紙幣投入装置によって金銭投入を制御し、硬貨または紙幣の認識、投入阻止、盗難防止および返却などを制御し、さらに、投入された金額の記録を行うが、営業管理に関しては、業務員が各自動販売機を巡回して商品補充、売上金回収およびメンテナンスなどを行い、作業終了後、業務員が関連データを記録し、会社に持ち帰って処理を行う。しかし、この種の管理方式においては業務員が自動販売機内の金銭を回収する必要があることから、業務員が不当なやり方で自動販売機内の金銭を横領できるので会社に莫大な損失をもたらす可能性があり、この作業方式は効率が悪いだけでなく、時間と労力が掛かるので管理コストが増え、現在の自動販売機は投入金額の記録機能を有するが、人為的過失や不正などによって、自動販売機の営業収入データの間違いや不足をもたらし、かと言って経営者が販売データと営業収入とが合っているかを一つ一つ照合することもできない。

情報化社会に伴い、製品開発、生産、製造、販売、保存および保管などはすべてコンピュータによって制御管理が行われ、この制御管理の過程において、バーコードによる識別はもっとも広く使用されており、バーコード図案は小さく場所を取らず、人工的に改ざんされにくいので、各種商品タグや売り場内において使用されており、使用者の経営効率を明らかに有効的に高めている。そこで、バーコード図案の場所を取らず、改ざんされにくいという長所を如何に利用して自動販売装置における人為的過失や不正によってもたらされる営業収入データの間違いや不足を解決し、作業工程および処理速度を高めるかが本業界に従事する関連業者の改善を望む点であった。

故に、本考案の考案者は上述の問題と欠点を鑑み、関連資料を収集し、長年この業界に従事する経験と、幾度もの試作と改良によって、ついに本考案のデータ処理機能を有するバーコード表示装置を案出した。
特開２００２−３１０７３３号公報

本考案の目的は、制御装置によってホスト端末からのデータを受信し、データを対応するバーコードに変換して表示モニタに表示し、使用者はバーコード読取装置に設置されたスキャナによって、表示モニタに表示されたバーコードを読取り、そのデータを保存装置に保存することによって、ホスト端末のデータ改ざんを防止でき、ホスト端末のデータの正確性を確保できるデータ処理機能を有するバーコード表示装置を提供することにある。

本考案の請求項１に記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置は、
制御装置が設けられ、前記制御装置には表示モニタが接続されており、
前記制御装置には、予め設けられているホスト端末と電気的に接続される接続インターフェースが設置され、前記接続インターフェースにはホスト端末が伝送するデータをバーコード信号に変換するマイクロプロセッサが接続され、前記マイクロプロセッサには表示モニタを制御してバーコードを表示する表示駆動制御モジュールが接続されていることを特徴とする。

請求項２に記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置は、請求項１の場合において、前記接続インターフェースは、Ｉ２Ｃインターフェース、ＭＰＵインターフェースまたはＵＡＲＴインターフェースであることを特徴とする。

請求項３に記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置は、請求項１の場合において、前記バーコード信号は、一次元バーコード、二次元バーコードまたは自らで定義したバーコードであることを特徴とする。

請求項４に記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置は、請求項１の場合において、前記一次元バーコードは、ＥＡＮ／ＵＰＣ／ＪＡＮバーコード、Ｃｏｄｅ３９バーコード、Ｃｏｄｅ１２８バーコード、Ｉｎｔｅｒｌｅａｖｅ２／５コードまたはＣｏｄｅ９３バーコードであることを特徴とする。

請求項５に記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置は、請求項１の場合において、前記二次元バーコードは、ＰＤＦ４１７バーコードまたはＱＲコードであることを特徴とする。

請求項６に記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置は、請求項１の場合において、前記表示モニタは、さらに、文字（Character）または図形（Graphic）を表示できることを特徴とする。

請求項７に記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置は、請求項１の場合において、前記表示モニタは、液晶表示装置（LCD）または薄膜トランジスタ表示装置（TFT-LCD）であることを特徴とする。

請求項８に記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置は、請求項１の場合において、前記マイクロプロセッサには、さらに日時表示機能を有するタイマが接続されていることを特徴とする。

請求項９に記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置は、請求項１の場合において、前記データ処理機能を有するバーコード表示装置には、さらにバーコード表示装置の運転に必要な電源を供給する電源装置が設置されていることを特徴とする。

１．マイクロプロセッサによってホスト端末のデータを対応するバーコード信号に変換し、そのバーコードを表示モニタ上に表示し、表示モニタに表示されたバーコードを読取り、保存装置に保存することによって、使用者にホスト端末のデータが容易に改ざんされるのを防止でき、ホスト端末のデータを照合できるので、ホスト端末のデータが改ざんされて会社に莫大な損失をもたらすことを防止できる。
２．バーコード信号データの容量が少ないという特性を利用し、マイクロプロセッサによって、膨大なホスト端末のデータをデータ容量の小さなバーコードに変換し、保存装置にはバーコード読取装置が読取った大量のバーコードデータを保存し、処理装置によってホスト端末のデータを還元できるので、従来技術による装置における人力による煩わしい作業を省略でき、さらに作業効率を大幅に高めることができ、使用者は速く、しかも便利に多くのホスト端末のデータを収集できる。

上述の目的および効果を達成するために、本考案において採用した技術およびその構造を詳細に示す実施形態を図に沿って説明する。

図１は本考案の一実施形態を示すブロック図であり、図から分かるように、本実施形態によるバーコード表示装置１には制御装置１１および表示モニタ１２が設置されたおり、制御装置１１には接続インターフェース１１１、マイクロプロセッサ１１２および表示駆動制御モジュール１１３が設置されている。

接続インターフェース１１１はホスト端末２と接続されており、ホスト端末２からバーコード表示装置の運転時に必要な電源を得ることができる。

マイクロプロセッサ１１２は接続インターフェース１１１と接続されており、マイクロプロセッサ１１２は接続インターフェース１１１を通じてホスト端末２から伝送されるデータを受信し、このデータをバーコード信号に変換する。

表示駆動制御モジュール１１３はマイクロプロセッサ１１２と接続されており、表示駆動制御モジュール１１３はマイクロプロセッサ１１２から伝送されるバーコード信号を受信でき、それによって、表示モニタ１２に表示する画面を制御する。

表示モニタ１２は表示駆動制御モジュール１１３と接続されており、表示駆動制御モジュール１１３によって制御される。

図２は本考案の一実施形態の使用時の状態を示す模式図である。図１、２から分かるように、使用者がホスト端末２のデータを受信したいとき、ホスト端末２は接続インターフェース１１１を通じてデータをマイクロプロセッサ１１２に伝送し、マイクロプロセッサ１１２がデータを受信した後、そのデータを対応するバーコード信号に変換して表示駆動制御モジュール１１３に伝送し、表示駆動制御モジュール１１３が表示モニタ１２を制御してこのデータに対応するバーコードを表示する。このとき、使用者はバーコード読取装置３に設置されたスキャナ３１を利用して表示モニタ１２に表示されたバーコードを読取って保存装置３２に保存し、使用者がバーコード読取装置３に保存されたバーコード内容が知りたいとき、一伝送方法によって、保存装置３２に保存されたバーコードを処理装置４に伝送し、処理装置４にバーコードの還元を行わせることによって、使用者はホスト端末のデータを知ることができる。

マイクロプロセッサ１１２によってホスト端末２のデータを対応するバーコード信号に変換し、表示駆動制御モジュール１１３によって表示モニタ１２を制御してこのデータに対応するバーコードを表示することによって、使用者がホスト端末２のデータを容易に改ざんして会社に損失をもたらすのを防ぐことができ、膨大なホスト端末２のデータをデータ容量の小さなバーコードに変換して保存装置３２に大量のバーコード読取装置３が読取ったバーコードデータを保存することができ、処理装置４によってホスト端末２のデータを還元するので、作業が簡単なだけでなく、従来技術による装置における人力による煩わしい作業を省略でき、作業効率を大幅に高めることができ、使用者は速く、しかも便利に多くのホスト端末２のデータを収集できる。

図３は本考案のもう一つの実施形態を示すブロック図である。図４は本考案の表示モードを示す模式図である。図３、４から分かるように、本実施形態のバーコード読取装置１にはバーコード読取装置１の運転に必要な電源を供給する電源装置１１５が設置されており、バーコード表示装置１内のマイクロプロセッサ１１２は日時表示機能を有するタイマ１１４と接続されており、表示モニタ１２にバーコードを表示しないとき、表示モニタ１２は文字（Character）、図形（Graphic）を表示でき、表示モニタ１２は日時、スクロール説明および広告を表示でき、使用者はさらに容易に、便利に関連情報を得ることができ、使用機能を高めることができる。

上述のバーコード表示装置１内の制御装置１１の接続インターフェース１１１はＩ２Ｃインターフェース、ＭＰＵインターフェースまたはＵＡＲＴインターフェースとすることができ、マイクロプロセッサ１１２がエンコードするバーコード信号は一次元、二次元または自らで定義したバーコードとすることができ、その中で、一次元バーコードはＥＡＮ／ＵＰＣ／ＪＡＮバーコード、Ｃｏｄｅ３９バーコード、Ｃｏｄｅ１２８バーコード、Ｉｎｔｅｒｌｅａｖｅ２／５コードまたはＣｏｄｅ９３バーコードであり、二次元バーコードはＰＤＦ４１７バーコードまたはＱＲコードである。

上述のバーコード表示装置１内の表示モニタ１２は液晶表示装置（LCD）または薄膜トランジスタ表示装置（TFT-LCD）とすることができる。

本実施形態によるデータ処理機能を有するバーコード表示装置１が従来技術を改善する重要な技術として、
１．マイクロプロセッサ１１２によってホスト端末２のデータを対応するバーコード信号に変換し、そのバーコードを表示モニタ１２上に表示し、表示モニタ１２に表示されたバーコードを読取り、保存装置３２に保存することによって、使用者にホスト端末２のデータが容易に改ざんされるのを防止でき、ホスト端末２のデータを照合できるので、ホスト端末２のデータが改ざんされて会社に莫大な損失をもたらすことを防止できる。
２．バーコード信号データの容量が少ないという特性を利用し、マイクロプロセッサ１１２によって、膨大なホスト端末２のデータをデータ容量の小さなバーコードに変換し、保存装置３２にはバーコード読取装置３が読取った大量のバーコードデータを保存し、処理装置４によってホスト端末２のデータを還元できるので、従来技術による装置における人力による煩わしい作業を省略でき、さらに作業効率を大幅に高めることができ、使用者は速く、しかも便利に多くのホスト端末２のデータを収集できる。

上述の説明は本考案の好適な実施形態を示すものであるが、本考案の構造特徴はこれらに限定されず、当該技術に熟知するものによる本考案の領域内において容易に考えられる変更や修飾はすべて本考案の請求範囲に含まれる。

以上のことから分かるように、本考案によるデータ処理機能を有するバーコード表示装置は従来技術よりもさらに機能を高めることができた。

本考案の一実施形態を示すブロック図である。 本考案の一実施形態の使用時の状態を示す模式図である。 本考案のもう一つの実施形態を示すブロック図である。 本考案の表示モニタの表示状態を示す平面図である。

符号の説明

１ バーコード表示装置
１１ 制御装置
１１１ 接続インターフェース
１１２ マイクロプロセッサ
１１３ 表示駆動制御モジュール
１１４ タイマ
１１５ 電源装置
１２ 表示モニタ
２ ホスト端末
３ バーコード読取装置
３１ スキャナ
３２ 保存装置
４ 処理装置

Claims (9)

1. 制御装置が設けられ、前記制御装置には表示モニタが接続されており、
   前記制御装置には、予め設けられているホスト端末と電気的に接続される接続インターフェースが設置され、前記接続インターフェースにはホスト端末が伝送するデータをバーコード信号に変換するマイクロプロセッサが接続され、前記マイクロプロセッサには表示モニタを制御してバーコードを表示する表示駆動制御モジュールが接続されていることを特徴とするデータ処理機能を有するバーコード表示装置。
2. 前記接続インターフェースは、Ｉ２Ｃインターフェース、ＭＰＵインターフェースまたはＵＡＲＴインターフェースであることを特徴とする請求項１記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置。
3. 前記バーコード信号は、一次元バーコード、二次元バーコードまたは自らで定義したバーコードであることを特徴とする請求項１記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置。
4. 前記一次元バーコードは、ＥＡＮ／ＵＰＣ／ＪＡＮバーコード、Ｃｏｄｅ３９バーコード、Ｃｏｄｅ１２８バーコード、Ｉｎｔｅｒｌｅａｖｅ２／５コードまたはＣｏｄｅ９３バーコードであることを特徴とする請求項３記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置。
5. 前記二次元バーコードは、ＰＤＦ４１７バーコードまたはＱＲコードであることを特徴とする請求項３記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置。
6. 前記表示モニタは、さらに、文字（Character）または図形（Graphic）を表示できることを特徴とする請求項１記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置。
7. 前記表示モニタは、液晶表示装置（LCD）または薄膜トランジスタ表示装置（TFT-LCD）であることを特徴とする請求項１記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置。
8. 前記マイクロプロセッサには、さらに日時表示機能を有するタイマが接続されていることを特徴とする請求項１記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置。
9. 前記データ処理機能を有するバーコード表示装置には、さらにバーコード表示装置の運転に必要な電源を供給する電源装置が設置されていることを特徴とする請求項１記載のデータ処理機能を有するバーコード表示装置。