JP3114875U - 刈り取り物のつかみ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状及びつかみ形態が異なる草、芝、樹木の枝葉等の刈り取り物が迅速かつ安全につかめる刈り取り物のつかみ装置を得る。
【解決手段】細長い一対のアーム(2,3)をX形に交差させて互いに回動可能に連結し、各アーム(2,3)の一端部に爪(7,8)を対面方向に突出させて着脱可能に連結するとともに、前記各アーム(2,3)の一端部の少なくとも一方に把手(11)を設け、前記各アーム(2,3)の他端部にクレーンに係止される係止具(13)を設ける。また、前記爪(7,8)はアーム(2,3)の一端部に、該アーム(2,3)から出没可能に設ける。また、一方のアーム(2)の一端部と他方のアーム(3)の他端部とに各アーム(2,3)の拡開を保持する拡開保持具(15)を設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、クレーンに取り付けて刈り取った草、芝、樹木の枝葉等をつかむ刈り取り物のつかみ装置に関するものである。
従来の技術として、細長い一対のアームをX形に交差させて互いに回動可能に連結してなるつかみやっとこを設け、該つかみやっとこを下方に向けると共に各アームの上端部を、鎖を介してクレーンに連結し、鎖の引張力により各アームの下端部、つまり爪で対象物をつかみ、該対象物を吊り上げるようにしたものがあった。
このものは、対象物をつかむ爪がアームの一部で一体に形成されていたので、爪の形状が画一的となり、吊り上げる対象物が限定されるものであった。また、使用によって爪が磨耗あるいは損傷した際にこれの補修に手数を要するものであった。
別役万愛著「メカニズム、第296頁、第297頁」技報堂出版 昭和47年3月1日発行
本考案は、形状及びつかみ形態が異なる草、芝、樹木の枝葉等の刈り取り物が迅速かつ安全につかめる刈り取り物のつかみ装置を得ることを目的とする。
本考案は、前記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、細長い一対のアームをX形に交差させて互いに回動可能に連結し、各アームの一端部に爪を対面方向に突出させて着脱可能に連結するとともに、前記各アームの一端部の少なくとも一方に把手を設け、前記各アームの他端部にクレーンに係止される係止具を設ける構成にしたものである。また、前記爪はアームの一端部に、該アームから出没可能に設けたものである。また、一方のアームの一端部と他方のアームの他端部とに各アームの拡開を保持する拡開保持具を設けるようにしたものである。
爪をアームに対して着脱可能としたので、該爪を選択することにより刈り取り物の種類に容易に対応させることができるとともに、障害物等に接触して損傷した際に、これの補修、取り替えが容易に行えることになる。また、爪は小物であるため、刈り取り物の種類に対応する複数種類の爪を用意しても、これらの保管スペースが少なくて済むことになる。また、アームに設けた把手を操作することによって、該アームの向きの調節及び開閉操作が安全かつ迅速に行えることになる。
また、移動時等の不使用時には、爪をアームに沿って格納することができるので、不使用時における安全性が高くなる。また、つかみ装置をクレーンで刈り取り物まで移動させる際に、拡開保持具で各アームの拡開状態を保持することができるので、刈り取り物位置でのつかみ装置の操作が安全かつ迅速に行えることになる。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図において、図1は本考案によるつかみ装置の開閉状態を示す正面図、図2は刈り取り物のつかみ状態を示す正面図、図3は本考案による爪の格納状態を示す部分断面正面図、図4は図3の左側面図である。
図1において、1は刈り取り物のつかみ装置、2,3は左右一対のアームである。該アーム2,3は、細長い鋼板材を正面視S字形に湾曲させ、両者を互いに対面させてX形に交差させ、この交差部にて両者を支点ピン(ボルト)4により互いに回動可能に連結し、各アーム2,3の下端部(一端部)に取付板5,6を介して左右一対の爪7,8を着脱可能に連結する。
前記左右の取付板5,6および爪7,8は、互いに線対称状となっており、そのうち、左部の取付板5および爪7を代表して図3、図4により説明する。図3、図4において、2はアーム、5は取付板、7は爪である。取付板5はT形に接合した板状の脚5aを介してアーム2に浮かせて溶接固定し、該取付板5の内面に爪7の基部(上端部)をボルト・ナットからなる連結軸9により回動調節可能に連結する。
取付板5の外側下端部に爪7の過回動を阻止するストッパーピン10を起立固定する。該ストッパーピン10は、爪7を図3の仮想線で示すように下方に回動させた際に、該爪7の背部に衝突し、それ以上の外方への回動を阻止するようになっている。また、前記爪7は鋼板材を内方に向けて円弧状に湾曲させ、その下端部で図2に示すように刈り取り物20をつかむようにしている。なお、前記爪7の下端部はフォーク状にしてもよい。
前記左右のアーム2,3のうち、右部のアーム3の下端部に固着した取付板6に把手11を取り付ける。該把手11は、図1に示すように、棒材をコ字状に屈曲させ、その開放端を前記取付板6に溶接固定し、握り部(背部)を右方に突出させる。なお、前記把手11は左部のアーム2に取付けてもよく、また、左右のアーム2,3にそれぞれ取り付けるようにしてもよい。
前記各アーム2,3の上端部にそれぞれリング状の係止具13を取付け、該係止具13にそれぞれワイヤ14の下端部を連結する。このワイヤ14の上端はクレーン(図示省略)に係止される。
左右のアーム2,3の拡開を保持する拡開保持具15を設ける。該拡開保持具15は、図1に示すように、左部のアーム2の上端部と右部のアーム3の下端部とに係止リング(アイボルト)16,17を固定し、上部の係止リング16に緊張体(チェーン)18を連結し、該緊張体18の下端に、下部の係止リング17に掛け外し可能なフック19を取付け、該フック19を下部の係止リング17に掛けることによって、図1の実線で示すように、左右のアーム2,3を開いた状態に保持するようになっている。なお、前記フック19を下部の係止リング17から離脱させると、左右のアーム2,3はワイヤ14の吊り上げ力によって同図の仮想線で示すように閉じることになる。
前記実施例によれば、爪7,8をアーム2,3に着脱可能に取り付けるようにしたので、該爪7,8を取り替えることによって刈り取り物20の種類に容易に対応させることができる。また、爪7,8が障害物等に接触して損傷した際にはこれの補修、取り替えが容易に行えることになる。また、爪7,8は小物であるため、刈り取り物20の種類に対応する多種類の爪7,8を用意してもこれらの保管スペースが少なくて済むことになる。
また、アーム2,3に設けた把手11を操作することによって、刈り取り物20をつかむ際、あるいはつかんだ刈り取り物20をトラック等に載置する際に、アーム2,3の向きの調節及び開閉操作が安全かつ迅速に行えることになる。
また、移動時等の不使用時には、図3の実線で示すように、爪7,8をアーム2,3に沿って格納することができるので、不使用時における安全性が高くなる。また、つかみ装置1をクレーンで刈り取り物20まで移動させる際に、拡開保持具15で各アーム2,3の拡開を保持することができるので、刈り取り物20位置でのつかみ装置1の操作が安全かつ迅速に行えることになる。
本考案によるつかみ装置の開閉状態を示す正面図である。 刈り取り物のつかみ状態を示す正面図である。 本考案による爪の格納状態を示す部分断面正面図である。 図3の左側面図である。
符号の説明
1 つかみ装置
2,3 アーム
4 支点ピン
5,6 取付け板
7,8 爪
9 連結軸
10 ストッパーピン
11 把手
13 係止具
14 ワイヤ
15 拡開保持具
16,17 係止リング
18 緊張体
19 フック
20 刈り取り物

Claims (3)

  1. 細長い一対のアーム(2,3)をX形に交差させて互いに回動可能に連結し、各アーム(2,3)の一端部に爪(7,8)を対面方向に突出させて着脱可能に連結するとともに、前記各アーム(2,3)の一端部の少なくとも一方に把手(11)を設け、前記各アーム(2,3)の他端部にクレーンに係止される係止具(13)を設けたことを特徴とする刈り取り物のつかみ装置。
  2. 爪(7,8)はアーム(2,3)の一端部に、該アーム(2,3)から出没可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の刈り取り物のつかみ装置。
  3. 一方のアーム(2)の一端部と他方のアーム(3)の他端部とに各アーム(2,3)の拡開を保持する拡開保持具(15)を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の刈り取り物のつかみ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014055060A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Caterpillar Japan Ltd 吊り具
JP2018184230A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 株式会社ロボテック 物品把持具

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