JP3114598U - ナイフ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ナイフにセラミック刃体を設置し、その刃先部を磨耗し難くすると共に、製造時に嵌合部と接合部の接合を利用し、量産が容易でコスト削減の効果を得ることができるナイフを提供すること。
【解決手段】 本考案のナイフは、側縁部に複数の嵌合部を備えた本体と、側縁部に接合部を備えたセラミック刃体と、本体の二面上にそれぞれ設けられる側面板と、を含み、該接合部が本体の各嵌合部と対応して接合され、且つ、該セラミック刃体の別の側縁部に刃先部を設けて成り、これにより該ナイフの刃先部が磨耗し難く、且つ、製造時に量産を容易にし、コスト削減効果が得られる。
【選択図】 図1
【解決手段】 本考案のナイフは、側縁部に複数の嵌合部を備えた本体と、側縁部に接合部を備えたセラミック刃体と、本体の二面上にそれぞれ設けられる側面板と、を含み、該接合部が本体の各嵌合部と対応して接合され、且つ、該セラミック刃体の別の側縁部に刃先部を設けて成り、これにより該ナイフの刃先部が磨耗し難く、且つ、製造時に量産を容易にし、コスト削減効果が得られる。
【選択図】 図1
Description
本考案はナイフに関し、詳細には、磨耗し難く、量産に有利でコスト削減効果が得られるナイフに関する。
一般的な従来のナイフは、ステンレス高温鍛造で形成され、使用者はその刃先部を利用して切断を行うことができる。しかしながら、ステンレスでナイフを製造するとき、刃先部分が薄いため、硬度が若干不足したり、耐摩耗性に欠けることがあり、また、一定時間使用すると刃先が欠けてしまったり、滑りや鈍さが生じ、該ナイフの鋭利さが失われ、切断の動作ができなくなってしまう。
このため、関連業者は精密セラミック製のセラミックナイフを開発しており、このセラミックナイフは上述のステンレスナイフの欠点を改善しているが、セラミックナイフはセラミック粉末から射出成型で製造するか、ダイキャスティングで製造するため、原料コストが高く、また刃先の加工も容易でなく、特に、大型のナイフの製作時にはセラミックナイフの製造コストが高くなり、さらに製造過程において欠陥が発生すると、ナイフ全体を完成することができず廃棄することになり、また、セラミックナイフは刃先が磨耗しにくいが、その硬度が高いため、ぶつけたり地面に落としたりすると亀裂が入ったり、折れてしまったりしやすい。このため、上述のような各種の従来のナイフは、実際の使用上使用者のニーズを満足させるに至っていない。
本考案の主な目的は、ナイフにセラミック刃体を設置し、その刃先部を磨耗し難くすると共に、製造時に嵌合部と接合部の接合を利用し、量産が容易でコスト削減の効果を得ることができるナイフを提供することである。
上述の目的を達するため、本考案のナイフは、側縁部に複数の嵌合部を備えた本体と、側縁部に接合部を備えたセラミック刃体と、本体の二面上にそれぞれ設置された側面板と、を含み、該接合部は本体の各嵌合部に対応して接合され、且つ、該セラミック刃体の別の側縁部に刃先部を設けることを特徴とする。
図1に本考案の立体分解図、図2に本考案の組立時の状態を示す立体図、図3に本考案の組立後の状態を示す立体外観図、及び図4に本考案の図3におけるA−A線の断面図をそれぞれ示す。これらの図に示すように、本考案のナイフは、本体1、セラミック刃体2及び2つの側面板3、3aから構成され、該ナイフは磨耗が起こり難く、製造時に量産が容易でコスト削減の効果を得ることができるものである。
上述の本体1は、ステンレス又は鋼製材とし、該本体1の側縁部に複数の嵌合部11を設け、且つ、該本体1の一端に握持部12を設ける。
該セラミック刃体2の側縁部に上述の本体1の各嵌合部11に対応して接合される接合部21を設け、且つ、該セラミック刃体2の別の側縁部に刃先部22を設ける。
該側面板3、3aはステンレスまたは鋼製材とし、且つ、該2つの側面板3、3aは上述の本体1の二面上にそれぞれ設けられ、該2つの側面板3、3aはスポット溶接又は接着剤で接着させる方式で本体1と結合させることができる。上述の構造により新しい形態のナイフが構成される。
本考案の組立時には、まず、側面板3をスポット溶接又は接着剤で接着し、本体1の一面に結合させ、その後、さらに該セラミック刃体2の側縁部の接合部21と本体1の各嵌合部11を対応させて接合し、接着剤で接着し、最後に別の側面板3aをスポット溶接又は接着剤で接着して本体1の別の一面に結合させ、2つの側面板3、3aと本体1を結合させた後、該2つの側面板3、3aの端縁部は本体1の嵌合部11端縁部と同一の平面上に位置づけ、本体1とセラミック刃体2の嵌合部11及び接合部21が2つの側面板3、3aの間に制限される。これによりナイフの組立が完了し、使用者は該握持部12を握り、該セラミック刃体2の別の側縁部の刃先部22で物品に対し切断動作を行うことができる。
上述のように、本考案のナイフは効果的に従来品の欠点を改善することができ、ナイフはセラミック刃体の設置によりその刃先部が磨耗し難く、且つ、製造時には嵌合部と接合部の接合を利用し、量産が容易で製造コスト削減の効果も得られる。本考案は進歩性と実用性を兼ね備え、使用者のニーズを満たすものであるため、実用新案登録要件を満足しており、実用新案法に基づきここに実用新案登録を出願するものである。
以上の説明は、本考案の最良の実施例に基づくものであり、本考案の実施の範囲を制限するものではなく、本考案の特許範囲及び明細書の内容に基づく簡単な同等効果を得る変化や就職はすべて本考案の特許の範囲に含まれるものとみなす。
1 本体
2 セラミック刃体
3、3a 側面板
11 嵌合部
12 握持部
21 接合部
22 刃先部
2 セラミック刃体
3、3a 側面板
11 嵌合部
12 握持部
21 接合部
22 刃先部
Claims (1)
- 側縁部に複数の嵌合部を備え、かつ一端に握持部を設置した本体と、
側縁部に該本体の各嵌合部に対応して接合される接合部を備え、かつ別の側縁部に刃先部を設けたセラミック刃体と、
該本体の二面上にそれぞれ設けられる2つの側面板と、を含むナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005005372U JP3114598U (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | ナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005005372U JP3114598U (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | ナイフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3114598U true JP3114598U (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=43276901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005005372U Expired - Fee Related JP3114598U (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | ナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114598U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102223936B1 (ko) | 2020-06-11 | 2021-03-05 | 전미숙 | 칼 및 그 제조방법 |
-
2005
- 2005-07-08 JP JP2005005372U patent/JP3114598U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102223936B1 (ko) | 2020-06-11 | 2021-03-05 | 전미숙 | 칼 및 그 제조방법 |
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