JP3114160U - 動物捕獲具 - Google Patents

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九吉 山村
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Abstract

【課題】一対の挟圧部材の開口状態に置いて、待機することになり、動物が踏板部材上の餌を求めて踏板部材上に乗り上がると、係止部材の先端部はラッチ部から離脱し、この離脱により一対の挟圧部材は板バネ部材のバネ圧力により瞬時に閉口動作し、一対の挟圧部材の対向面間の挟圧部で動物の足が挟圧され、これにより動物を捕獲することがでる。
【解決手段】立木、切株W等に連結される基板部材1に対向面2b間を挟圧部3とする一対の半円弧状の挟圧部材2を開閉自在に設け、一対の挟圧部材を閉口挟圧動作させる略U状の板バネ部材4を設け、基板部材に踏板部材5を設け、踏板部材にラッチ部7を設け、基板部材にラッチ部に係脱可能な係止部材8を設けてなり、挟圧部となる一対の挟圧部材の対向面間に間隙部Rを形成可能な間隙形成部13を設けてなる。
【選択図】図1

Description

本考案は例えばオスイタチ、ノウサギ、アナグマ、キツネなどの野生動物を捕獲する際に用いられる動物捕獲具に関するものである。
従来、この種の動物捕獲具として、くくり罠、はこ罠、とらばさみ、はこおとし、筒式イタチ捕獲器などの各種の構造のものが知られている。
これら構造のうち、とらばさみにあっては、立木、切株等に連結される基板部材に対向面間を挟圧部とする一対の半円弧状の挟圧部材を開閉自在に設け、この一対の挟圧部材を閉口挟圧動作させる略U状の板バネ部材を設け、基板部材に踏板部材を設け、踏板部材にラッチ部を設け、基板部材にラッチ部に係脱可能な係止部材を設けて構成されている。
しかして、一対の挟圧部材を板バネ部材のバネ圧力に抗して開口し、係止部材をラッチ部に係止することにより一対の挟圧部材を開口待機状態に保持し、動物が踏板部材を踏圧したとすると、係止部材はラッチ部から外れ、一対の挟圧部材は閉口動作し、この閉口動作により動物の足などが一対の挟圧部材の対向面からなる挟圧部により挟圧され、基板部材は立木、切株等に連結されているので、動物を捕獲することになる。
実開昭62−178882号公報 特開平9−275880号公報 特開平5−64536号公報 特開平6−261667号公報
しかしながら上記従来構造の場合、上記挟圧部である一対の挟圧部材の対向面は閉口時に相互に密着する構造となっており、このため、捕獲する動物の足等の挟圧部位に与えるダメージが大きすぎ、必要以上に挟圧することがあるという不都合を有している。
本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、立木、切株等に連結される基板部材に対向面間を挟圧部とする一対の半円弧状の挟圧部材を開閉自在に設け、該一対の挟圧部材を閉口挟圧動作させる略U状の板バネ部材を設け、該基板部材に踏板部材を設け、該踏板部材にラッチ部を設け、該基板部材にラッチ部に係脱可能な係止部材を設けてなり、上記挟圧部となる上記一対の挟圧部材の対向面間に間隙部を形成可能な間隙形成部を設けてなることを特徴とする動物捕獲具にある。
又、請求項2記載の考案は、上記間隙形成部は一対の凸部からなることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、一対の挟圧部材の開口状態に置いて、待機することになり、動物が踏板部材上の餌を求めて踏板部材上に乗り上がると、係止部材の先端部はラッチ部から離脱し、この離脱により一対の挟圧部材は板バネ部材のバネ圧力により瞬時に閉口動作し、一対の挟圧部材の対向面間の挟圧部で動物の足が挟圧され、これにより動物を捕獲することができ、この際、上記挟圧部となる上記一対の挟圧部材の対向面間に間隙形成部により間隙部が形成されているので、捕獲する動物の足等を必要以上に挟圧することを抑制することができ、挟圧部位に与えるダメージを極力抑制することができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記間隙形成部は一対の凸部からなるので、間隙部を容易に形成することができると共に間隙部の大きさを容易に設定することができる。
図1乃至図10は本考案の実施の形態例を示し、図1乃至図8は第一形態例、図9は第二形態例、図10は第三形態例である。
図1乃至図8の第一形態例において、1は基板部材であって、長方形板状の基板1aの両側に立上部1b・1bを形成してなる。
2・2は一対の挟圧部材であって、半円弧状に形成され、上記基板部材1の立上部1b・1bに枢着孔1c・1cを形成し、この枢着孔1c・1cに一対の挟圧部材2・2の両端部2a・2aを挿通して挟圧部材2・2を開閉自在に枢着し、一対の挟圧部材2・2の対向面2b・2b間を挟圧部3としている。尚、挟圧部材2・2の布等を巻き付けて動物の足に与えるダメージを一層抑制するようにすることもある。
4は板バネ部材であって、この場合、略U状の板バネ4aの両端部に挿通孔4b・4bを形成し、上記挟圧部材2・2の両端部2a・2aと枢着孔1c・1cとの枢着位置を境にして挿通孔4b・4bを立上部1bに挿通し、一対の挟圧部材2・2の各一方端部の外面に細狭部2c・2cを形成し、基板部材1を地面等に置き、板バネ部材4を足で踏みつけることにより徐々にたわませ、この板バネ部材4をたわませることにより細狭部2c・2cと一方の挿通孔4bの内周面4c・4cとが離反し、一対の挟圧部材2・2の開口動作が可能となり、板バネ部材4の足踏動作を解除すると、たわみのバネ圧力により一対の挟圧部材2・2は瞬時に閉口動作し、一対の挟圧部材2・2の対向面2b・2b間の挟圧部3が閉口動作するように構成している。
5は踏板部材であって、上記基板部材1に取付部材6を固定突設し、取付部材6の中央部に軸部6aを形成し、軸部6aにレバー5aを枢孔5bにより枢着し、レバー5aに踏板5を取り付けて構成している。
7はラッチ部であって、上記踏板部材5のレバー5aに凹部を形成し、この凹部をラッチ部7としている。
8は係止部材であって、上記基板部材1に取り付けられた取付部材6の端部に係止孔8aを形成し、係止孔8aに係止部材8の基端部の折曲部8bを枢着し、係止部材8の先端部を上記ラッチ部7に係脱自在に設けて構成している。
9は連繋部材であって、上記板バネ部材4に挿通可能な挿通孔9aが形成され、連繋部材9に鎖体10の一方端部を連結し、この鎖体10の他方端部にリング11を連結し、リング11に立木、切株W等に打ち込み可能な楔部材12を取り付けて構成している。
13は間隙形成部であって、この場合、上記一対の挟圧部材2・2の対向面2b・2bに凸部13a・13aを形成し、この凸部13a・13aの相互の衝接により一対の挟圧部材2・2の対向面2b・2b間に間隙部Rを形成するように構成している。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、図1、図3の閉口状態において、板バネ部材4を足踏動作により徐々にたわませ、この板バネ部材4をたわませることにより細狭部2c・2cと一方の挿通孔4bの内周面4c・4cとが離反し、一対の挟圧部材2・2の開口動作が可能となり、図2、図4の如く、この一対の挟圧部材2・2を開口動作し、係止部材8の先端部をラッチ部7に係止することにより一対の挟圧部材2・2は開口状態を維持することになる。
そして、この一対の挟圧部材2・2の開口状態に置いて、図8の如く、待機することになり、動物が踏板部材5上の餌Kを求めて踏板部材5上に乗り上がると、図4から図3の如く、係止部材8の先端部はラッチ部7から離脱し、この離脱により一対の挟圧部材2・2は板バネ部材4のバネ圧力により瞬時に閉口動作し、一対の挟圧部材2・2の対向面2b・2b間の挟圧部3で動物Fの足が挟圧され、これにより動物を捕獲することができる。
この際、上記挟圧部3となる上記一対の挟圧部材2・2の対向面2b・2b間に間隙形成部13により間隙部Rが形成されているので、捕獲する動物の足等を必要以上に挟圧することを抑制することができ、挟圧部位に与えるダメージを極力抑制することができる。
又、この場合、上記間隙形成部13は一対の凸部13a・13aからなるので、間隙部Rを容易に形成することができると共に間隙部Rの大きさを容易に設定することができる。
図9の第二形態例は別例構造を示し、この場合、間隙形成部13の別例構造を示し、上記第一形態例の間隙形成部13は、相互に当接する一対の凸部13a・13aとなっているが、この場合、一対の凸部13a・13aがずれて形成されている。
図10の第三形態例は別例構造を示し、この場合、上記板バネ部材4を二個使用した耕造となっている。
これら第二、第三形態例にあっても、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができる。
尚、本考案は上記実施の形態例に限られるものではなく、基板部材1、挟圧部材2、挟圧部3、板バネ部材4、ラッチ部7、係止部材8、間隙形成部13等の構造等は適宜変更して設計されるものである。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
本考案の実施の第一形態例の全体斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の全体斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の部分断面図である。 本考案の実施の第一形態例の部分断面図である。 本考案の実施の第一形態例の全体平面図である。 本考案の実施の第一形態例の全体平面図である。 本考案の実施の第一形態例の部分側面図である。 本考案の実施の第一形態例の使用状態図である。 本考案の実施の第二形態例の部分側面図である。 本考案の実施の第三形態例の部分側面図である。
符号の説明
R 間隙部
1 基板部材
2 挟圧部材
3 挟圧部
4 板バネ部材
5 踏板部材
7 ラッチ部
8 係止部材
13 間隙形成部

Claims (2)

  1. 立木、切株等に連結される基板部材に対向面間を挟圧部とする一対の半円弧状の挟圧部材を開閉自在に設け、該一対の挟圧部材を閉口挟圧動作させる略U状の板バネ部材を設け、該基板部材に踏板部材を設け、該踏板部材にラッチ部を設け、該基板部材にラッチ部に係脱可能な係止部材を設けてなり、上記挟圧部となる上記一対の挟圧部材の対向面間に間隙部を形成可能な間隙形成部を設けてなることを特徴とする動物捕獲具。
  2. 上記間隙形成部は一対の凸部からなることを特徴とする請求項1記載の動物捕獲具。
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