JP3114108U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】当て部を花粉や塵埃などが付着しにくい構造にして、これらを吸引することによって引き起こされるアレルギー性疾患の諸症状を効果的に抑制するとともに、精神的な安定も図ることができる肌に優しいマスクを提供する。
【解決手段】着用者の鼻と口とを覆う当て部2の両側端に耳掛け用の紐3が取り付けられ、当て部に、着用時に表側となる面(表面2c)の表面層に絹布を用い、且つ、植物から抽出した芳香性を有する精油を含浸させた芳香シート5を収納する。
【選択図】図1

Description

本考案は、空気中の塵埃や花粉などの吸引を防止するため、鼻と口とを当て部で覆うようにして着用するマスクに関するもので、主にアレルギー性疾患の諸症状を抑えるためのマスクに関する。
アレルギー症状を改善するためのマスクとしては従来種々のものが提案されており、例えば、次のようなものがある。このマスクは、着用者の鼻と口とを覆うための当て部(衛生マスク本体)の両側端に耳掛け用のゴム紐をそれぞれ取り付けたもので、当て部の裏面、つまり、着用の際に着用者の顔面と接する方の面に、アレルギー症状の改善効果があると言われているプロポリスの抽出液を含浸させた布をガーゼで包み形成したシートが取り付けられている。このマスクを着用すれば、呼吸の際にシートから揮散したプロポリスの抽出液の成分を吸引し、花粉症の改善を図ることができるとするものである。
特開平5−76597号公報(第1、2頁および図1)
しかしながら、上記のマスクは当て部がガーゼで形成されているため塵埃や花粉などを防ぎきれず、アレルギー症状を緩和こそすれ、十分な抑制効果を発揮しない場合も多い。したがって、マスクを着用していても精神的に不安定になり、憂鬱感やイライラ感を感じることがある。一方、マスクは顔に着用するものであるため、清潔な状態を保つことができ、且つ、肌にも良いものが好まれる。
そこで本考案は、当て部を花粉や塵埃などが付着しにくい構造にして、これらを吸引することによって引き起こされるアレルギー性疾患の諸症状を効果的に抑制するとともに、精神的な安定も図ることができる肌に優しいマスクを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、請求項1記載のマスクは、着用者の鼻と口とを覆う当て部の両側端に耳掛け用の紐が取り付けられているマスクであって、前記当て部は、着用時に表側となる面の表面層に絹布を用い、且つ、内部に植物から抽出した芳香性を有する精油を含浸させた芳香シートを収納することを特徴としている。
請求項1のマスクによれば、前記表面層に帯電しにくい絹布を用いることによって、前記当て部に花粉や塵埃などが付着しにくくなり、これらの吸引量を減らすことができるため、くしゃみ、鼻水、鼻づまり等のアレルギー性疾患の諸症状を抑えることができる。また、前記当て部に前記芳香シートを収納しておくと、この芳香シートに含浸させている芳香性の植物性精油の香りによって、アレルギー症状による憂鬱感やイライラ感を抑えることができる。
また、絹の紫外線吸収機能と抗酸化作用とによりシミ・ソバカス・くすみ・黒ずみなどを防ぐこともでき、絹の抗菌作用によって前記当て部における雑菌の繁殖を抑えることができる。
なお、絹布を用いるのは前記表面層だけに限らず、例えば、前記当て部全体を絹布で形成することもできる。
請求項2記載のマスクは、当て部の着用時に裏側となる面の表面層にも絹布を用いることを特徴としている。こうすれば、肌触りの良い絹布が前記着用者の肌に触れることになるので着用感が良くなる。また、絹の抗酸化作用によって皮膚の活性酸素の発生を抑え、シミ・ソバカス・くすみ・黒ずみなどを防ぐこともできる。
請求項3記載のマスクは、当て部の上端部に、縁部に沿って細長い芯材を設けることを特徴としている。こうすれば、前記芯材を設けることで前記当て部が型崩れしにくくなるため、使いはじめの着用感を維持することができる。
請求項4記載のマスクは、精油に抗アレルギー作用を有しているものを用いることを特徴している。こうすれば、前記請求項1記載のマスクの作用と相まってアレルギー症状を抑えることができる。前記精油としては、例えば、ユーカリ、カモミール、ローズウッド、バラなどから抽出したオイルを用いることができる。
請求項5記載のマスクは、芳香シートを前記当て部に出し入れ可能にすることを特徴としている。こうすれば、芳香シートに含浸させた精油が揮散して効果がなくなれば、前記当て部から取り出してオイルを補充し使用できるようになる。
本考案のマスクを着用すると、花粉やハウスダストなどの塵埃の吸引量を減らすことができるため、くしゃみ・鼻水・鼻づまり等のアレルギー性疾患、例えば、花粉症などの諸症状を抑制することができ、且つ、精油の芳香により精神が安定しアレルギー症状による憂鬱感やイライラ感もなくなる。さらに、絹の持つ紫外線防止機能や抗酸化作用により皮膚に生じる活性酸素を抑え、シミ・ソバカス・くすみ・黒ずみなどを防止することができ、絹の抗菌作用により当て部を清潔な状態に保つことができる。
また、着用者と接する面の表面層に絹布を用いると着用感が向上し、当て部の上縁部に芯材を設けると長期間にわたり快適に着用することができる。それから、精油に抗アレルギー性のものを用いると、絹布の作用と相まってアレルギー性疾患の諸症状に対し高い効果を示すようになる。
本考案にかかるマスクの実施形態について、図1〜2を参照しつつ説明する。
図1(a)はマスクを当て部の裏面側から見た斜視図であり、図1(b)はマスクの縦断面図を示し、図2は芳香シートの構造を示すための説明図である。
図1に示すように、マスク1は、当て部2とその両側端部にそれぞれ設けられている耳掛け用の紐3・3とからなっている。
当て部2は、やや横長の長方形状に形成された同一形状の二枚の絹布を重ね、両側端部と下端部とを縫製することによって上端が開口したポケット状に形成したものである。両側端部は着用者の顔に接する方の面2a(裏面2a)に折り返した状態で縫製されており、筒型の耳掛け紐用の紐通し2b・2bが設けられている。
上端部には縁部に沿って細長い芯材4が設けられている。この芯材4は、マスク着用時に表側に面する表面2cの絹布の上端部を折り返して筒状に縫製した部分に収納されており、芯材4はプラスチック製の細長い薄板状のもので、弱い力でも容易に変形可能な弾性を備えたものが用いられている。
また、当て部2の内部には芳香シート5が出し入れ可能に収納されている。この芳香シート5は、矩形状のガーゼ5aを9枚重ねにしその間にラベンダーのエッセンシャルオイルを含浸させた化粧用コットン5bを挟み込んで周囲を縫製することによって一体に形成したものである。芳香シート5は、エッセンシャルオイルが揮散してなくなれば、当て部2から取り出しオイルを補充することができるようになっている。
このように形成されている当て部2は、各紐通し2b・2bにそれぞれ環状のゴム紐の一部が通されて耳掛け用の紐5・5が設けられている。
こうして形成されたマスク1を、当て部2の裏面2aを顔に接するようにして着用すると、空気中に浮遊している花粉やハウスダストなどが当て部2に付着しにくいため、これらを吸引する量が減少し、くしゃみ、鼻水、鼻づまり等のアレルギー症状を抑えることができる。
また、芳香シート5に含浸させているラベンダーオイルの成分を呼吸する際に吸引することで神経が鎮まり、穏やかでリラックスした気分になる。
このラベンダーオイルには神経を鎮める作用の他に、免疫力を高めて感染症を予防する作用があるため風邪などの予防にも効果を発揮し、また、抗菌作用を有しているので当て部を清潔に保つことができる。
さらに、裏面2aの絹布によって当て部2の肌触りが良く快適に着用することができる、しかも、芯材によって当て部2が型崩れしないため、このような快適な着け心地が維持される。
また、芳香シート5に抗アレルギー性を有するユーカリ、カモミール、ローズウッド、バラなどから抽出したエッセンシャルオイルを含浸させると、絹布の作用と相まってアレルギー症状の抑制に高い効果を発揮する。この芳香シート5には、1種類のエッセンシャルオイルだけを含浸させるのではなくて、効能等を組み合わせることによって複数種類のオイルを含浸させても良い。
なお、本実形態のマスクの当て部は絹布を二枚重ねにして形成しているが、二枚以上を重ねて形成しても良いし、表側の面だけに絹布を用いその他を別の素材のものとしても良い。また、芯材はプラスチック製以外に金属製のものを用いることもできるし、ある程度自在に変形させることができる可撓性を有するものを用いることもできる。そして、使い捨てのマスクとして使用する場合には、当て部の上端部を縫製し芳香シートを密封しても良い。
本考案にかかるマスクの実施形態を示し、(a)は当て部の裏面側から見た斜視図であり、(b)は縦断面図を示している。 図1に示すマスクに収納している芳香シートの構造を示す説明図である。
符号の説明
1 マスク
2 当て部
2a 裏面
2b 紐通し
2c 表面
3 耳掛け用の紐
4 芯材
5 芳香シート
5a ガーゼ
5b 化粧用コットン

Claims (5)

  1. 着用者の鼻と口とを覆う当て部の両側端に耳掛け用の紐が取り付けられているマスクであって、
    前記当て部は、着用時に表側となる面の表面層に絹布が用いられており、且つ、内部に植物から抽出した芳香性を有する精油を含浸させた芳香シートが収納されていることを特徴とするマスク。
  2. 前記当て部が、着用時に裏側となる面の表面層にも絹布が用いられていることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  3. 前記当て部の上端部に、縁部に沿って細長い芯材が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のマスク。
  4. 前記精油が抗アレルギー作用を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマスク。
  5. 前記芳香シートが前記当て部に出し入れ可能になっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011004991A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Nippon Kenko Kagaku Kenkyu Center:Kk マスクや眼鏡及びゴーグル用の花粉及びウイルス対策外用製剤
US20210368861A1 (en) * 2020-05-29 2021-12-02 Chris Erin Laughlin Infused scented essential oil blow through sheets

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