JP3113922U - ダーツを有する衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】妊娠中であっても、バストラインやウェスト部のくびれなどのシルエットが美しく表現でき、かつ胎児にも圧迫などの負担がないマタニティドレスなどのダーツを有する衣類を提供する。
【解決手段】ダーツを有する衣類を、女性用の上衣部において、肩接ぎ部またはチェスト部のいずれかから、トップバスト部方向に向かう第一のダーツと、ウェスト部からトップバスト部方向に向かう第二のダーツ、さらには脇接ぎ部またはアームホール部部のいずれかから、バストライン上の、トップバスト部より脇側近傍に向かう第三のダーツと、ウェスト部における脇接ぎ部と第二のダーツとの中間位置からアンダーバストライン近傍に向かう第四のダーツとを有するように構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、女性用の上衣またはドレスであって、特に妊娠5〜7ヶ月の妊婦を対象とした、ウェディングドレス等のダーツを有する衣類に関する。
衣類、特に女性用の衣類の上衣部には、バスト部やウェスト部などの身体の膨らみやくびれに沿った立体的なシルエットを現出するためダーツが設けられている。
通常このような衣類におけるダーツは、図6に示すような、肩接ぎ部、チェスト部、脇接ぎ部、腋下、アームホール部などからトップバスト部方向に向かう1本のダーツ21、左右で2本のダーツを有するタイプ(特許文献1、3参照)、そして、図7に示すような、肩接ぎ部、チェスト部、脇接ぎ部、腋下、アームホール部などからトップバスト部方向に向かう1本のダーツ21と、ウェスト部からトップバスト部方向に向かうもう1本のダーツ22(左右で計4本)を有するタイプ(特許文献1参照)、また、図8に示すような、肩接ぎ部、チェスト部からトップバスト部方向に向かう1本のダーツ21と、脇接ぎ部などからトップバスト部方向に向かう1本のダーツ23、そしてウェスト部からトップバスト部方向に向かうもう1本のダーツ22の合計3本、左右で合計6本のダーツを有するタイプ(特許文献2参照)、他には、ネック部、アームホール部、脇接ぎ部のそれぞれからトップバスト部方向に向かう3本のダーツ、左右で6本のダーツを有するタイプ(特許文献3参照)が知られている。
特開昭57−133205 特開昭58−126305 特許第3062622号 実用新案登録第3106955号
近年、妊娠5〜7ヶ月の妊婦の挙式が増加しており、妊婦を対象としたウェディングドレスの需要が高まっているが、ボリュームが大きくなり丸みの増した乳房や膨らみの増した腹部に対し、従来のマタニティ用ウェディングドレスは、単に伸縮性素材を用いたり、レーシング手法を用いて対応したり、上記の特許文献4に記載されているマタニティ下着のように単に使用する生地の分量を増やしフレアーを多くとるなど、フリーサイズ的な対応しかなされておらず、バストからウエスト部やウエスト部から腹部のシルエットを美しく見せることが難しく、体型変化には対応しているもののいかにも妊婦に見えるデザインであった。
妊婦の挙式は、胎児が安定期に入る妊娠5〜7ヶ月の期間に集中しており、従って、乳房に丸みやボリュームが増し、腹部の膨らみも目立つようになるため、従来の手法で美しいシルエットを現出するのは困難であった。
本考案は、妊娠中であっても、バストラインやウェスト部のくびれなどのシルエットが美しく表現でき、かつ胎児にも圧迫などの負担がないマタニティドレスなどのダーツを有する衣類を提供することを目的とする。
本考案のダーツを有する衣類は、女性用の上衣部において、肩接ぎ部またはチェスト部のいずれかから、トップバスト部方向に向かう第一のダーツと、ウェスト部からトップバスト部方向に向かう第二のダーツ、さらには脇接ぎ部またはアームホール部部のいずれかから、バストライン上の、トップバスト部より脇側近傍に向かう第三のダーツと、ウェスト部における脇接ぎ部と第二のダーツとの中間位置からアンダーバストライン近傍に向かう第四のダーツとを有することを特長とする。
また、前記第二のダーツと第四のダーツが、ウェスト部より下方に延長されて下衣部を形成すると共に、ウェスト部より下方に向かっては、ダーツ分量が減少することが好ましい。
そして、本考案のダーツを有する衣類は、マタニティ用の上衣であることが好ましい。
あるいは、本考案のダーツを有する衣類は、マタニティ用のドレスであることが好ましい。
さらには、本考案のダーツを有する衣類は、マタニティ用のウェディングドレスであることが好ましい。
本考案のダーツを有する衣類は、女性用の上衣部において、肩接ぎ部またはチェスト部のいずれかから、トップバスト部方向に向かう第一のダーツと、ウェスト部からトップバスト部方向に向かう第二のダーツ、さらには脇接ぎ部またはアームホール部部のいずれかから、バストライン上の、トップバスト部より脇側近傍に向かう第三のダーツと、ウェスト部における脇接ぎ部と第二のダーツとの中間位置からアンダーバストライン近傍に向かう第四のダーツとを有するので、第三、第四のダーツによって、乳房の丸みやボリュームの増加に対応できると共に、バスト部からアンダーバスト部のシルエットをすっきりとさせ、美しいシルエットを現出させることが可能になった。
また、前記第二のダーツと第四のダーツが、ウェスト部より下方に延長されて下衣部を形成すると共に、ウェスト部より下方に向かっては、ダーツ分量が減少することにより、バスト部やアンダーバスト部だけでなく、ウエストから腹部の膨らみへの対応が可能となる。
従って、本考案のダーツを有する衣類は、丸みやボリュームが増した乳房を包み込むと共に、あまり変化しないテンダーバストからウェストにぴったりとフィットさせ、また膨らみの増した腹部をもソフトに包み込むことから、美しいシルエットのマタニティ用の上衣あるいはマタニティ用のドレスとして着用できる。
また、本考案のダーツを有する衣類は、特に、妊娠5〜7ヶ月の妊婦を対象として、最近増加傾向にある妊娠中の結婚式でも、新婦が妊婦であることを感じさせない美しいシルエットのマタニティ用のウェディングドレスとして着用できる。
以下に図を用いて本考案のダーツを有する衣類について説明する。
図1は、本考案の第1の実施形態であり、チェスト部8からウェスト部10までの女性用の上衣部における前身頃5のパターンを表す。前身頃5が前中心身頃6と両側の前脇身頃7の計3つに分かれる。
各ダーツの配置を、第一のダーツ1をチェスト部8からトップバスト部9方向に向かうように配置し、第二のダーツ2をウェスト部10からトップバスト部9方向に向かうように設け、第三のダーツ3を脇接ぎ部11からバストライン13上の、トップバスト部9より脇側近傍に向かうように配置し、第四のダーツ4をウェスト部10における脇接ぎ部11と第二のダーツ2との中間位置から、アンダーバストライン14近傍に向かうようにする。
各ダーツの位置を上記のように配置することにより、ダーツが分散されるとともに、全体に大きくなるだけではなく脇側に丸みを増した乳房に対応でき、また、アンダーバスト部からウエスト部までをフィットさせ、かつ膨らみの増した腹部にも対応できることから、マタニティドレスとしても美しいシルエットを現出可能にする。
本考案において、ダーツとは、膨らみ部分に対応して布地に設けたゆとり部分をつまんで縫合し、立体的に造形する部分を表す。
図3は、図1のパターンの布地の各ダーツを縫合し、立体的に造形した前身頃5の外観図である。バスト部分やウェスト部分が妊婦の体に対応して体に沿ったシルエットとなっている。
図2は、本考案の第2の実施形態を示し、図1と同様に、チェスト部8からウェスト部10までの上衣部における前身頃5のパターンで、前身頃5がひとつにつながっているものを表す。各ダーツの位置は第1の実施形態と同様である。
図4は、本考案の第3の実施形態を示し、チェスト部8からウェスト部10より下方にまで延長されて下衣部を形成した上衣部における前身頃5のパターンで、前中心身頃6’と両側の前脇身頃7’の計3つにわかれたものである。
各ダーツの配置は、第一のダーツ1は、チェスト部8からトップバスト部9方向に向かうように配置され、第三のダーツ3は、脇接ぎ部11からバストライン13上の、トップバスト部9より脇側近傍に向かうように配置されており、第1の実施形態と同様である。
第二のダーツ2’’は、ウエスト部10からトップバスト部9方向へ向かうと共に、ウエスト部10から腹部となる裾ラインに向かう、ウェスト部10付近におけるダーツ分量が最大となるダーツである。即ち、ウェスト部10より下方に向かっては、ダーツ分量が減少する。
また、第四のダーツ4’’も、ウエスト部10における脇接ぎ部11と第二のダーツ2’’との中間位置からアンダーバストライン14近傍に向かうと共に、ウエスト部10から腹部となる裾ラインに向かう、ウェスト部10付近におけるダーツ分量が最大となるダーツである。即ち、ウェスト部10より下方に向かっては、ダーツ分量が減少する。
本実施形態のように、本考案の作用を阻害しない範囲でウェスト部よりさらに延長させるなど、衣類の上下の長さは自由に設定できる。
このように、ウェスト部よりさらに延長させることにより、妊娠により大きくなった腹部にも対応することが可能となる。
図5は、本考案の第4の実施形態を示し、肩部15を有するドレス上衣部の前身頃5のパターンで前身頃6’’と両側の前身頃7’’の計3つに分かれたものである。
各ダーツの配置を、第一のダーツ1’’’を肩接ぎ部16からトップバスト部9方向に向かうように配置し、第二のダーツ2をウェスト部10からトップバスト部9方向に向かうように設け、第三のダーツ3’’’をアームホール部12からバストライン13上の、トップバスト部9より脇側近傍に向かうように配置し、第四のダーツ4をウェスト部10における脇接ぎ部11と第二のダーツ2との中間位置からアンダーバストライン14近傍に向かうようにする。
本実施形態のように、本考案の作用を阻害しない範囲で肩部15を有するなど上衣部の形状は自由に設定できる。もちろん袖やネック部分があってもよい。
本考案のダーツを有する衣類は、前身頃のパターンが上記実施形態のようであれば、その構成、素材、製造方法などは限定されない。
利用分野
本考案によるダーツを有する衣類は、女性用の上衣部において、肩接ぎ部またはチェスト部のいずれかから、トップバスト部方向に向かう第一のダーツと、ウェスト部からトップバスト部方向に向かう第二のダーツ、さらには脇接ぎ部またはアームホール部部のいずれかから、バストライン上の、トップバスト部より脇側近傍に向かう第三のダーツと、ウェスト部における脇接ぎ部と第二のダーツとの中間位置からアンダーバストライン近傍に向かう第四のダーツとを有するので、第三、第四のダーツによって、ダーツが分散されると共に、全体に大きくなるだけではなく脇側に丸みを増した乳房に対応でき、また、アンダーバスト部からウエスト部までをフィットさせ、かつ膨らみの増した腹部にも対応できることから、マタニティ用の上衣あるいはマタニティ用のドレスとしても美しいシルエットを現出可能にする。特に、ウェディングドレスは、シルエットが重視されるものであるが、増加している妊娠5〜7ヶ月の妊婦を対象としたマタニティ用のウェディングドレスとして有用である。
本考案の第1の実施形態によるダーツを有する衣類の上衣部における前身頃のパターン図。 本考案の第2の実施形態によるダーツを有する衣類の上衣部における前身頃のパターン図。 図1の前身頃を縫製し立体的に造形した外観の正面図。 本考案の第3の実施形態によるダーツを有する衣類の上衣部における前身頃のパターン図。 本考案の第4の実施形態によるダーツを有する衣類の上衣部における前身頃のパターン図。 合計2本のダーツを有する従来の衣類の上衣部における前身頃のパターン図。 合計4本のダーツを有する従来の衣類の上衣部における前身頃のパターン図。 合計6本のダーツを有する従来の衣類の上衣部における前身頃のパターン図。
符号の説明
1、1’、1’’’ 第一のダーツ
2、2’、2’’ 第二のダーツ
3、3’’’ 第三のダーツ
4、4’’ 第四のダーツ
5 前身頃
6、6’、6’’ 前中心身頃
7、7’、7’’ 前脇身頃
8 チェスト部
9 トップバスト部
10 ウェスト部
11 脇接ぎ部
12 アームホール部
13 バストライン
14 アンダーバストライン
15 肩部
16 肩接ぎ部
21、22、23 ダーツ

Claims (5)

  1. 女性用の上衣部において、肩接ぎ部またはチェスト部のいずれかから、トップバスト部方向に向かう第一のダーツと、ウェスト部からトップバスト部方向に向かう第二のダーツ、さらには脇接ぎ部またはアームホール部のいずれかから、バストライン上の、トップバスト部より脇側近傍に向かう第三のダーツと、ウェスト部における脇接ぎ部と第二のダーツとの中間位置からアンダーバストライン近傍に向かう第四のダーツとを有することを特長とするダーツを有する衣類。
  2. 前記第二のダーツと第四のダーツが、ウェスト部より下方に延長されて下衣部を形成すると共に、ウェスト部より下方に向かっては、ダーツ分量が減少することを特長とする請求項1に記載のダーツを有する衣類。
  3. マタニティ用の上衣であることを特長とする請求項1に記載のダーツを有する衣類。
  4. マタニティ用のドレスであることを特長とする請求項1または2に記載のダーツを有する衣類。
  5. マタニティ用のウェディングドレスであることを特長とする請求項1または2に記載のダーツを有する衣類。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016117970A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 公立大学法人 滋賀県立大学 女性用背広上衣
KR20180001056A (ko) * 2016-06-24 2018-01-04 (주)유진에스앤에이 유니폼

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