JP3113708U - スリッパ - Google Patents

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祐家 竹田
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エトワール株式会社
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Abstract

【課題】外縫いタイプのスリッパにおいて洗濯可能なスリッパを提供する。
【解決手段】下底と中底とからなる本体部2と甲部3とを合わせ縁取り材により周囲を縫製してなる外縫い形スリッパ1において、本体部が、合成樹脂製の下底芯材24を合成樹脂製の下底カバー材23により内包した下底と、合成樹脂製の中底芯材25,26及びクッション材27を洗濯可能な布材により内包してなる中底とを具備し、甲部が、合成樹脂製の甲芯材を洗濯可能な布材により内包してなる。下底芯材、中底芯材及び甲芯材32がエチレン−酢酸ビニル共重合体であり、クッション材が発泡ポリエチレンまたはウレタンフォームである。
【選択図】図1

Description

本考案は、洗濯して使用できるスリッパに関する。
従来のスリッパは、中底と下底とを重ね合わせた本体部と、本体部の前半部に足入れ空間を形成する甲部とを具備する。本体部と甲部は、それぞれの形状を維持するための芯材を布若しくは皮革等の外皮材で包んだ構造を有し、さらに本体部には適宜のクッション材も内包されることが一般的である。本体部と甲部とを合わせて縫製することにより製品が完成する。適宜接着剤も用いられる。
健康やダイエット用の特殊なスリッパを除き、一般的なスリッパは、その構造及び製造方法から大きく2種に分けられる。一つは、甲部が中敷きを包み込んでいる吊り込みタイプであり、もう一つは、本体周囲の縁取りにテープ材が巻いてある外縫いタイプである。
実開平6−86503号公報
外縫いタイプは、周囲に縁取り材が設けられるためデザイン的に美しく高級感があり、一般家庭やホテル等における部屋履きとして適している。しかしながら、従来のスリッパは、洗濯して繰り返し使用することを前提としておらず、芯材として厚紙を用いたものが一般的である(特許文献1等)。このため、使用を続けるうちに汚れてきても洗濯ができず、外観上も衛生上も好ましくなかった。
以上の現状に鑑み、本考案は、外縫いタイプのスリッパにおいて洗濯可能なスリッパを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく本考案は、以下の構成を提供する。
(1)請求項1に係る考案は、下底と中底とからなる本体部と甲部とを合わせ縁取り材により周囲を縫製してなる外縫い形スリッパにおいて、
前記本体部が、合成樹脂製の下底芯材を合成樹脂製の下底カバー材により内包した下底と、合成樹脂製の中底芯材及びクッション材を洗濯可能な布材により内包してなる中底とを具備し、
前記甲部が、合成樹脂製の甲芯材を洗濯可能な布材により内包してなることを特徴とする。
(2)請求項2に係る考案は、請求項1において、前記下底芯材、前記中底芯材及び前記甲芯材がエチレン−酢酸ビニル共重合体であることを特徴とする。
(3)請求項3に係る考案は、請求項1または2において、前記クッション材が発泡ポリエチレンまたはウレタンフォームであることを特徴とする。
(4)請求項4に係る考案は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記中底における前記布材がメッシュ生地であることを特徴とする。
・請求項1に係る考案では、外縫い形スリッパに内包する各芯材を合成樹脂製とし、これらの芯材を包む外皮を選択可能な布材としたことにより、洗濯可能となりかつ洗濯を繰り返しても型くずれすることがない。また、水分を吸収しないため乾きも速い。
・請求項2に係る考案では、さらに芯材がエチレン−酢酸ビニル共重合体であることにより柔軟性とゴム状弾性を有し、足や膝への負担を軽減して歩き易さを実現することができる。
・請求項3に係る考案では、さらにクッション材が発泡ポリエチレンまたはウレタンフォームであることにより快適な履き心地を実現することができる。
・請求項4に係る考案では、さらに中底における布材がメッシュ生地であることにより洗濯したときの速乾性と、使用時の通気性を実現することができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本考案の実施形態を説明する。
図1は、本考案による外縫い形スリッパ1の一例を示す外観斜視図である。外縫い形スリッパ1は、下底と中底とを重ねてなる本体部2と甲部3とを合わせ、テープ状の縁取り材22により周囲をくるみ縫製してなるスリッパである。本体部2の上面には中底表地材21が張られている。中底表地材21は洗濯可能な布材であり、速乾性であることが好ましい。例えば合成繊維及び天然繊維のいずれでもよく、ポリエステル、綿、麻またはこれらの混紡等を用いることができる。また、中底表地材21は、メッシュ生地であることが吸汗性及び通気性の点で好適である。さらに、洗濯を繰り返しても色落ちや毛羽立ちのない生地が好ましい。
また、甲部3の両面もまた洗濯可能な甲部表地材31と甲部裏地材33により包まれている。甲部表地材31及び甲部裏地材33も、中底表地材21と同様に洗濯可能な布材であり、速乾性であることが好ましい。縁取り材22もまた同様に洗濯可能な布材であり、速乾性であることが好ましいが、これらの布材が全て同じ素材である必要はない。
図2は、図1の外縫い形スリッパ1のA断面図である。図面に向かって左側がスリッパ爪先側であり、右側がスリッパ踵側である。図3は、図1の外縫い形スリッパ1のB断面図である。本体部2は、合成樹脂製の下底芯材24を合成樹脂製の下底カバー材23により内包した下底と、合成樹脂製の中底芯材25、26及びクッション材27を洗濯可能な中底表地材21により内包してなる中底とを積層させた構造を具備する。芯材26は、踵側を厚くするために挿入している。芯材25、26の上にはクッション材27が重ねられている。クッション材27もまた、爪先側よりも踵側の方を厚くすることにより履き心地をよくする。クッション材27の上に中底表地材21が重ねられている。中底の周囲全体は、縁取り材22で包まれている。甲部3もまた、甲部表地材31と甲部裏地材33とにより甲芯材32を内包してなる。斯かる本体部2と甲部3とを組み合わせた状態で周囲全体を縫製されている。
下底芯材24及び中底芯材25、26並びに甲芯材32は合成樹脂製であり、好適にはエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)である。これにより、芯材としての強度に加えて適度な柔軟性と弾性を確保できる。
クッション材27は、好適には発泡ポリエチレンまたはウレタンフォーム等お多孔質素材である。尚、多孔質素材の場合、孔同士が連続しているスポンジのような素材よりも各孔が孤立している素材の方が望ましい。前者では全体的に吸水し易いため乾きが遅くなるからである。また、中底表地材21をメッシュ生地とすることにより、洗濯の際にクッション材27が吸水しても乾燥させやすい。
<試験用スリッパ>
以下の各構成要素を用いて、外縫い形スリッパを作製した。
・下底芯材、中底芯材、甲芯材:エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)
・クッション材:発泡ポリエチレン
・中底表地材、縁取り材、甲部表地材、甲部裏地材:ポリエステル
<試験方法>
洗濯機の通常モードで5回の洗濯を繰り返した。
<試験結果>
外観及び縫製ともに試験前と変化なく良好であった。
本考案による外縫い形スリッパ1の一例を示す外観斜視図である。 図1の外縫い形スリッパ1のA断面図である。 図1の外縫い形スリッパ1のB断面図である。
符号の説明
1 スリッパ
2 本体部
3 甲部
21 中底表地材
22 縁取り材
23 下底カバー材
24 下底芯材
25、26 中底芯材
27 クッション材
31 甲部表地材
32 甲芯材
33 甲部裏地材

Claims (4)

  1. 下底と中底とからなる本体部と甲部とを合わせ縁取り材により周囲を縫製してなる外縫い形スリッパにおいて、
    前記本体部が、合成樹脂製の下底芯材を合成樹脂製の下底カバー材により内包した下底と、合成樹脂製の中底芯材及びクッション材を洗濯可能な布材により内包してなる中底とを具備し、
    前記甲部が、合成樹脂製の甲芯材を洗濯可能な布材により内包してなることを特徴とする外縫い形スリッパ。
  2. 前記下底芯材、前記中底芯材及び前記甲芯材がエチレン−酢酸ビニル共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の外縫い形スリッパ。
  3. 前記クッション材が発泡ポリエチレンまたはウレタンフォームであることを特徴とする請求項1または2に記載の外縫い形スリッパ。
  4. 前記中底における前記布材がメッシュ生地であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の外縫い形スリッパ。
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