JP3113600U - 網戸用花粉遮断装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は、網戸に不織布を張ることによる、花粉、粉塵を遮断した換気装置において、実用時における風雨、変形問題を解決し、室内の快適空間を持続させるものである。
【解決手段】 花粉遮断可能な不織布に、裁断可能で張力に耐える素材を格子状に接着し、全体に撥水加工を施すことにより耐久性が増し、機能の低下を防ぐことが出来る。そしてそれを網戸に張ることで、花粉や粉塵を防いだ快適な室内空間が持続する。
【選択図】図１

Description

本考案は、不織布に補強加工と、撥水加工を施し、網戸を利用した換気装置に関するものである。

花粉症を持つ人の増加に伴い、花粉を除去する方法も増え、そのひとつに網戸に不織布を張る方法がある。

網戸に対して不織布を張るということは、花粉、粉塵を防ぐことが出来るが、雨によって、不織布は濡れてしまい通気性が低下し、強風時には、風圧によって変形を起こしてしまう。
本考案は、これらの欠点の解決を目的としている。

花粉遮断可能な不織布は、柔らかいため、裁断可能で張力に耐える素材を格子状に不織布に接着する。そして、その不織布に撥水加工を施すことにより、問題点は解決される。

本考案により、この装置は、花粉や粉塵に対するアレルギーを持つ人や、乳幼児、お年寄り、全ての人々に対して安価な材料で、今ある室内を快適な空間として持続させることが、可能となる。

家庭用網戸の枠に、本考案に係る補強、撥水加工された不織布を、両面テープ、粘着テープを使い、隙間のない様に取り付け、ガラス戸と網戸の隙間には、目張りをする。
同様の事を別の網戸で行なえば、自然風による換気、換気扇を使用すれば、強制換気が可能となる。そして、花粉で不織布が黄色に変色した状態で、張り替えを行なう。

本考案に係る補強、撥水加工された不織布の正面図である。 補強撥水加工された不織布の網戸への取付け方法を示す斜視図である。 図２の取付け後のＡ−Ａ断面図である。 網戸とガラス戸の隙間への目張り方法の一例を示す斜視図である。 換気扇による強制換気の一例を示す建物平面図である。 自然風による換気の一例を示す建物平面図である。

符号の説明

１ 補強、撥水加工された不織布
２ 両面テープ
３ ガラス戸
４ 網戸
５ 目張り用テープ
６ 換気扇
７ 空気の移動方向

Claims (1)

1. 網戸枠に対して、補強し、撥水加工された、風雨変形に耐える花粉遮断可能な不織布を取り付け、室内を快適に保つ換気装置。

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