JP3113518B2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP3113518B2
JP3113518B2 JP06237705A JP23770594A JP3113518B2 JP 3113518 B2 JP3113518 B2 JP 3113518B2 JP 06237705 A JP06237705 A JP 06237705A JP 23770594 A JP23770594 A JP 23770594A JP 3113518 B2 JP3113518 B2 JP 3113518B2
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像素子から得られる
撮像映像信号を基に、白バランスの制御を行うカラービ
デオカメラの自動白バランス調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラ−ビテオカメラに於いては、光源に
よる光の波長分布の違いを補正するために、白バランス
の制御を行う必要がある。
【0003】この制御は、赤(以下R)、青(以下
B)、緑(以下G)の三原色信号の比が1:1:1とな
るように、各色信号の利得を調節することで行われる。
一般には例えば特開昭62−35792号公報(H04
N9/73)に示される様に、画面の色差信号R−Y、
B−Yの積分値が零になるように利得を調節する方式が
用いられている。
【0004】図11は、この方式を用いた白バランス補
正回路のブロック図である。ズーム用及びフォーカス用
の複数のレンズから構成されるレンズ群1を通過した光
は、固体撮像素子(CCD)2で光電変換された後、色
分離回路3で、R、G、Bの3原色信号として取り出さ
れ、Gの色信号は直接、R及びBの各色信号は夫々R増
幅回路4及びB増幅回路5を経て、カメラプロセス及び
マトリクス回路6に入力され、輝度信号Y、赤及び青そ
れぞれの色差信号R−Y、B−Yが作られて、ビデオ回
路7へ送られる。
【0005】同時に、二つの色差信号は、それぞれ積分
回路17、18で、十分に長い時間、積分され、その結
果が零になるように利得制御回路13、14がR、B各
々の増幅回路4、5の利得を調節する。
【0006】この方式は、ビデオカメラにより撮影され
る画面の様々な色分布に対して、積分回路17、18の
時定数を長くする等の工夫を施して、これらの色分布を
平均化すれば色分布を構成する各色成分が打ち消し合
い、略白い画面状態に近似できることを前提としてい
る。ところが上記の様な構成では常時帰還が働いている
ため、被写体によっては増幅利得の補正量がふらつきや
すく、不安定な白バランス補正を行うという問題点を有
している。
【0007】そこで、ふらつきのない安定な補正を行う
ことができる白バランス調整装置が特開平4−988号
公報に開示されている。この装置は白バランス補正に補
正動作モードと安定モードを設定し、白バランス補正を
実行して一旦最適な白バランス状態が実現できた後は、
白バランス調整を停止し、即ちR及びB信号の増幅利得
を固定する安定モードに移行する。この安定モードで
は、色差信号の変化が一定の閾値を越える時にのみ、白
バランス補正を停止モードから動作モードに移行させる
ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例では、停止
モードから動作モードへの移行の要否を決定する閾値は
予め固定値として設定されているが、起動及び停止を頻
繁に行う不安定な白バランス調整を防止するために、閾
値を比較的大きな値に固定した場合、画面上に特定の色
の領域が大きな面積を占めて、画面全体を平均化しても
白色にはならない色が偏った被写体の撮影時や光源の色
を表すことのない画面のように白バランス調整を実行す
る上で好都合ではない特殊な撮影状態で白バランス調整
が一旦完了すると、パンニング等により被写体が変化し
てこのような特殊な撮影状態が解除され、白バランス調
整を直ちに実行するべき状況になった場合にも、色差信
号の変化が閾値を越えるまでは白バランス調整が開始さ
れず、白バランス調整が被写体変化に迅速に追従しない
という不都合が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像映像信号
中の色情報信号を基に色信号の利得を変化させて白バラ
ンス補正動作を実行する補正動作モードと、色信号の利
得を固定する安定モードの2モードに択一的に切り換わ
る白バランス調整装置であって、画面を分割して設定さ
れた複数の領域毎に色情報信号レベルを色評価値として
検出する色評価値検出手段と、画面全体の色情報信号レ
ベルを画面色評価値として検出する画面色評価値検出手
段と、複数の領域の全てについて、隣接する領域毎に色
評価値を比較して同一色であるか否かを判断し、隣接す
る領域が同一色と判断される領域数に対応する値が第1
基準値を越えるか否かを判定する同一色領域判定手段
と、安定モードにおいて最新の画面色評価値の一画面前
の画面色評価値に対する変化量が閾値を越えるか否かを
判定する変化判定手段と、補正動作モード中に画面色評
価値が基準レベルを下回る時に、補正動作モードから安
定モードに切り換え、変化量が閾値を越えた場合に安定
モードから補正動作モードに切り換えるモード切換手段
とを備え、同一色領域判定手段により隣接する領域が同
一色と判断される領域数に対応する値が第1基準値より
小さいと判断された時に閾値を大きくし、第1基準値よ
り大きいと判断された時に閾値を小さくすることを特徴
とする。
【0010】また別の手段として、複数の領域の内で光
源の色温度変化の分布範囲外に色評価値が存在する領域
数が第2基準値を越えるか否かを判定する光源色領域判
定手段と、この変化量が閾値を越えた場合に安定モード
から補正動作モードにモードを切り換えるモード切換手
段とを備え、光源色領域判定手段により光源の色温度変
化の分布範囲外に色評価値が存在する領域数が第2基準
値より小さいと判断された時に閾値を大きくし、第2基
準値より大きいと判断された時に閾値を小さくすること
を特徴とする。
【0011】
【作用】本発明は上述のように構成したので、同一色が
連続している領域が少なく、高彩度の赤色や青色の光源
色以外の色の領域が少ない、白バランス補正の評価画面
として信頼性の高い画面で白バランス補正を完了した時
には、この撮影状態から同一色が連続する領域が多い被
写体や光源色以外の色が多い被写体の撮影に移行して、
信頼性の低い画面となったときに、白バランス補正の再
起動がかかりにくくなり、逆に、信頼性の低い画面で白
バランス補正を完了した時には、この撮影状態から信頼
性の高い画面に移行したときに速やかに白バランス補正
が再起動されやすい。
【0012】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例について
説明する。図1は本実施例によるカラービデオカメラの
自動白バランス調整回路の回路ブロック図である。レン
ズ群1を通過した入射光は、固体撮像素子(CCD)2
上に結像されて光電変換された後、色分離回路3にて、
R、G、Bの3原色信号として取り出される。これら3
原色信号の中のR及びB信号は、夫々R及びB増幅回路
4、5を経て、G信号と共にカメラプロセス及びマトリ
クス回路6に入力され、これらを基に輝度信号Y及び
赤、青夫々の色差信号R−Y、B−Yが作成されて、ビ
デオ回路7に供給され周知の処理が施される。また、
Y、R−Y、B−Yの各信号は、同時に選択回路21に
も供給される。
【0013】選択回路21はタイミング回路25からの
選択信号S1により輝度信号Y、色差信号R−Y、B−
Yの3つの信号のいづれか1つを1フィ−ルド毎に順次
選択するもので、Y→(R−Y)→(B−Y)→Y→
(R−Y)→(B−Y)・・・・と1フィ−ルド毎に後段の
A/D変換器22に出力される。尚、選択信号S1は後
述の如く同期分離回路24から得られる垂直同期信号に
基づいて作成される。
【0014】A/D変換器22は、所定のサンプリング
周期で選択回路21にて選択された輝度信号Y、色差信
号R−Y、B−Yの1つをサンプリングしてディジタル
値に変換し、この値を積分器23に出力する。ところ
で、タイミング回路25はカメラプロセス及びマトリク
ス回路6からの垂直、水平同期信号及びCCD2を駆動
する固定の発振器出力に基づいて、撮像画面を図2に示
す8×8の64個の長方形の領域A11、A12、A1
3・・・A88に分割して、各領域毎にこれらの領域内
の選択回路21出力を時分割で取り出すための切換信号
S2を積分器23に出力する。
【0015】積分器23は切換信号S2を受けて、選択
回路21出力のA/D変換値を領域毎に1フィ−ルド期
間にわたって加算し、即ち64個の領域毎にディジタル
積分し、この1フィ−ルド分の積分が完了すると、この
積分値を色評価値としてメモリ26に保持する。
【0016】図12に、この積分器23の内部構造を更
に詳細に示す。各A/D変換値は、切換回路161に供
給される。この切換回路161は切換信号S2を受け
て、各A/D変換値を領域毎に用意された加算器Gij
(i,j:1〜8の整数)の中で該当サンプリング点が
存在する領域の加算器に供給する役割を有している。各
加算器の後段には、保持回路Hijが夫々配設され、各
加算値は各保持回路に一旦保持される。更に各保持回路
の保持データは、再び加算器に入力されて、次のA/D
変換値と加算される。また、各保持回路は、1フィール
ド毎にリセットされ、このリセット直前の保持データの
みがメモリ26に供給される。従って、1組の加算器及
び保持回路にて1個のディジタル積分回路が構成され、
合計64個の積分回路が積分器23を構成することにな
り、1フィールド毎に各保持回路から64個の領域毎に
各色差信号のディジタル積分値がメモリ26に入力され
る。
【0017】尚、A/D変換器22に入力される両色差
信号の基準レベル、即ち零レベルは、完全な無彩色面を
撮影した時に得られるレベルに設定されており、従っ
て、ディジタル化された各色差信号は正の値だけでな
く、負の値にもなり、ディジタル積分動作は、具体的に
は正の値についてはその絶対値を加算し、逆に負の値に
ついてはその絶対値を減算することになる。
【0018】この結果、ある任意のフィ−ルドで64個
の領域内に対応する輝度信号Yのディジタル積分値が6
4個の輝度評価値yijとして得られることになる。ま
た次のフィ−ルドでは選択回路21にて色差信号R−Y
が選択されているので、積分器23の各領域における積
分の結果、色差信号R−Yの領域毎のディジタル積分値
が64個の色評価値rijとして得られる。更に次のフ
ィ−ルドでは選択回路21にて色差信号B−Yが選択さ
れているので、積分器23の各領域における積分の結
果、色差信号B−Yの領域毎のディジタル積分値が64
個の色評価値bijとして得られる。こうして、輝度信
号Y、色差信号R−Y、B−Yの3フィ−ルドの積算が
終了した時点で、輝度評価値yij、色評価値rij、
bijの64領域分の値がメモリ26に保持されること
になる。これ以降、上述と同様の動作が繰り返され、次
のフィ−ルドでは輝度評価値値yijが、更に次のフィ
−ルドでは色評価値rijと順次更新されることにな
る。
【0019】上述の様にして得られる最新の輝度評価値
yij、色評価値rij、bij(i,j:1〜8)
は、メモリ26からマイクロコンピュータ(マイコン)
27に入力されて白バランス調整に使用される。図3は
マイコンでの処理を説明するフローチャートである。以
下に、このフローチャートを説明する。
【0020】ステップ100では、数1及び数2にて6
4領域分の色評価値rij、bijから画面全体の各色
差信号の色評価値が画面色評価値Vr、Vbとして算出
される。
【0021】
【数1】
【0022】
【数2】
【0023】即ち、この数1、2は、64個の各領域の
色評価値rij、bijの全ての総和を領域数で割算し
て、1個の領域についての平均値を画面色評価値Vr、
Vbとして算出することを意味する。
【0024】ステップ200は、白バランス補正が停止
即ち安定モードにあるか否かを判定するステップであ
り、具体的には後述の安定フラグがセット状態にあるか
否かを判定する。この安定フラグがセット状態にある場
合には白バランス補正動作は停止されて、R及びB増幅
器4、5の増幅利得が固定されていることを意味し、逆
に安定フラグがリセット状態にある場合には、白バラン
ス補正動作は補正動作モードにあることを意味してい
る。
【0025】ステップ300は、画面色評価値を評価し
て、新たに白バランス補正を実行する必要があるか、あ
るいはもはや必要ないとして白バランス補正動作を終了
するかを判定するステップであり、具体的には図4のフ
ローチャートのステップ31及び32の判定を実行す
る。即ち、ステップ31、32では、最新の画面色評価
値Vr、Vbの夫々の絶対値と予め設定された閾値Kと
比較し、|Vr|<Kと|Vb|<Kの両条件が共に満
足された場合に、換言すると、前フィールド迄の白バラ
ンス補正動作により、画面色評価値Vr、Vbが共に閾
値Kを下回る程に十分に零に近くなっている場合には、
白バランス補正はもはや必要ないとして白バランス補正
動作を終了するとの判断を下す。尚、閾値Kは白バラン
ス補正が不要と見做せる値で、予め実験により決定され
た値である。
【0026】ステップ400では最新の画面色評価値V
r、Vbが共に零になるようにマイコン27よりR増幅
回路4及びB増幅回路5の夫々の利得を調整するR、B
利得調整信号を出力し、R及びB増幅回路4、5はこの
調整信号に応じてR及びB信号の利得を変化させる。
尚、R、B利得調整信号は、白バランス補正動作が補正
動作モードにある場合には一画面、即ち1フィールド毎
に変化するが、安定モードにある場合にはその直前のま
ま維持されることになり、R及びB増幅回路の利得もこ
の安定モードでは直前の値に固定される。
【0027】ステップ500は、64個の領域の中の上
下、左右方向に隣接する複数の領域が同一色であるか否
かを判定し、この判定の結果、隣接する領域で同一色と
なる領域が基準の個数より多いか少ないかを表す出力信
号を発するステップであり、具体的には、図5に詳細に
示すフローチャートに基づいた判定動作を実行する。
【0028】この図5のフローチャートにおいて、ステ
ップ51では後述のカウント値P及びQがリセットさ
れ、ステップ52、53で領域A11から判定を行うた
めの初期設定が為され、ステップ55では上下方向に連
続して並んでいる領域での色差信号R−Yの色評価値の
差|rij−ri−1j|が所定値C1を越えるか否か
の判断を為し、同様にステップ56、57では上下方向
に連続する領域での色差信号B−Yの色評価値の差|b
ij−bi−1j|及び輝度評価値の差|yij−yi
−1j|が夫々所定値C2、C3を越えるか否かの判断
を為す。そして、いずれの評価値の差も所定値C1、C
2、C3を越えない時には、これらの上下する2領域は
同一色であると判断し、ステップ58にてカウント値P
をインクリメントする。尚、所定値C1、C2、C3
は、各評価値に関して同一色と見做せる閾値である。
【0029】ステップ54は、画面の最上段に並ぶ8個
の領域については、これより上側に領域が存在しないの
で、ステップ55〜58の一連の判定を回避する働きを
有している。
【0030】ステップ60では、画面の左右方向に連続
して並んでいる領域での色差信号R−Yの色評価値の差
|rij−rij−1|が所定値C1を越えるか否かの
判断を為し、同様にステップ61、62では左右方向に
連続する領域での色差信号B−Yの色評価値の差|bi
j−bij−1|及び輝度評価値の差|yij−yij
−1|が夫々所定値C2、C3を越えるか否かの判断を
為す。そして、いずれの評価値の差も所定値C1、C
2、C3を越えない時には、これらの左右に隣接する2
領域は同一色であると判断し、ステップ63にてカウン
ト値Qをインクリメントする。尚、ステップ59は、画
面の左端に並ぶ8個の領域については、これより左側に
領域が存在しないので、ステップ60〜63の判定を回
避する働きを有している。以上の一連の同一色判定動作
はステップ64により画面の全領域について実行され
る。
【0031】これらの判定の結果として得られるカウン
ト値P、Qは、上下あるいは左右方向に隣接する領域の
内で同一色である領域が多い程大きな値となる。例え
ば、図6のような撮像画面で、斜線の領域が青空で同一
色であるとすると、P=6、Q=11となるのに対し
て、図7のような撮像画面ではP=30、Q=32とな
る。従って、このカウント値P及びQの和は、連続する
領域が同一色である度合いを示すことになる。そこでス
テップ65では、両カウント値の和が閾値T1を越える
か否かを判断し、このT1を越える場合にはステップ8
00に、また越えない場合にはステップ700に移行す
る。こうしてステップ500は終了する。
【0032】ステップ600では、64個の各領域につ
いて、光源色を反映していない領域の個数が閾値T2よ
り多いか否かを判定する。ここで、一般に、光源の色温
度変化と各色差信号の関係について考えると、白い被写
体を照射している光源の色温度が変化した場合の色差信
号は、図8の光源色温度軸のように変化する。従って、
この光源色温度軸を含まない第1及び第3象限に現れる
色差信号の組は、光源の色温度を反映したものではな
く、白バランス調整を行う際の情報としては考慮しない
方が好ましい。換言すると、画面全体の色差信号の平均
値がこの光源色温度軸から離れた画面は、光源の色より
も被写体自体の色を強く反映しており、画面全体の色を
平均化すれば、各色成分が打ち消し合い、略白い画面状
態に近似できることを前提とする白バランス補正をこの
ような画面に施すことは好ましくない。
【0033】このことを考慮して、64個の全領域の色
評価値を図9の座標上にプロットして斜線で囲まれた領
域F内にこのプロット点が存在するか否かを判定する。
ここで領域Fは光源色温度軸に沿い、光源色と見做せる
光源色領域に相当し、プロット点がこの領域外に存在す
る場合には、白バランス調整を施すには、余り好ましく
ない撮影状況にあることを意味している。この領域F内
に存在するか否かの判定は64個の領域全てについて実
行される。尚、図9は図8の縦軸及び横軸の色差信号を
夫々色評価値に置き換えたものである。
【0034】このステップ600の判定動作を更に具体
的にフローチャートに示したものが図10である。この
図10において、ステップ66では後述のカウント値R
をリセットし、ステップ67、68にて領域A11から
判定を行うための初期設定が為され、ステップ69にて
両色評価値のプロット点(bij,rij)が領域F内
に存在するか否かの判断を為し、領域F外と判断される
場合にのみステップ70にてカウント値Rをインクリメ
ントし、これと同一の判定動作をステップ71にて64
個の全ての領域について実行する。
【0035】こうして全領域の判定が完了すると、ステ
ップ72にてカウント値Rが閾値T2を越えるか否かの
判定が実行される。ここで、閾値T2は白バランス調整
に好ましくないと断定できる、光源色以外の色を示す領
域の個数の閾値であり、カウント値Rがこの閾値T2を
越えるということは、光源色を反映しない色となる領域
が非常に多いことを意味する。こうして、カウント値R
が閾値T2を越える場合には、ステップ800に移行
し、越えなければステップ700に移行する。
【0036】ステップ700及びステップ800は、後
述の再起動決定用閾値Mを決定するステップであり、ス
テップ500にて隣接する領域が同一色である度数が閾
値T1より少ないと判断され、且つステップ600にて
光源色を反映しない領域数が閾値T2より少ないと判断
される場合には、安定モードを維持しやすいように、ス
テップ700にて閾値Mを比較的大きな値m1に設定す
る。
【0037】また、ステップ500にて隣接する領域が
同一色である度数が閾値T1より多いと判断されるか、
あるいはステップ600にて光源色を反映しない領域数
が閾値T2より多いと判断される場合には、安定モード
が容易に解除可能になるように、ステップ800にて閾
値Mを値m1より小さな値m2に設定する。
【0038】次にステップ900では次画面での評価用
に、画面色評価値Vr、Vbを1画面前の画面色評価値
Vr0、Vb0として設定し、ステップ101では安定
フラグをセット状態とする。
【0039】ステップ110は、数3が成り立つか否か
を判定する。即ち、最新の画面色評価値Vrとステップ
900にて設定された1フィールド前の画面色評価値V
r0の差(Vr−Vr0)と、最新の画面色評価値Vb
とステップ900にて設定された1フィールド前の画面
色評価値Vb0の差(Vb−Vb0)の合計の絶対値が
ステップ700、800で設定された閾値M以上か否か
を判定する。
【0040】
【数3】
【0041】ここで、色差信号R−Y、B−Yの画面全
体の色評価値の平均値の前画面からの変化量の和の絶対
値が閾値を越える場合には、安定モードにあってR及び
B信号の増幅利得が固定されている白バランス補正動作
を再び起動させなければならないほどに画面全体の色が
変化したことを意味し、逆に閾値M未満の場合には、大
きな画面変化は発生しておらず安定モードを解除してま
で新たな画面評価による白バランス補正は必要ないと判
断することを意味する。
【0042】従って、新たな画面評価による白バランス
補正が必要と判断される場合には、ステップ120に移
行して安定フラグをクリアし、次のフィールドでは安定
モードを解除し、新たな画面評価による白バランス補正
が不要と判断される場合にはステップ120を飛び越え
て、次のフィールドでも安定モードを維持することにな
る。
【0043】次に図3のフローチャートに沿ってマイコ
ン27の動作を説明する。まず、ビデオカメラが撮影を
開始した直後には、白バランス補正動作は当然安定モー
ドにはなく、また白バランス補正動作は未だに十分に作
用していないので、画面色評価値Vr、Vbの少なくと
も絶対値の一方が、閾値Kより大きくなり、白バランス
補正が不要になることはなく、ステップ300よりステ
ップ400に移行してこれらの画面色評価値Vr、Vb
が零になるようにR及びB利得調整信号が作成されてR
及びB増幅回路4、5に供給されて、R信号及びB信号
の利得調整が実行され、周知の白バランス補正動作が為
される。つまり、白バランス補正は補正動作モードを維
持する。尚、この補正動作モード維持中には安定フラグ
はリセット状態にある。
【0044】この補正動作モードの維持に伴い、マイコ
ン27は1フィールド毎にメモリ26に記憶されている
64領域分の輝度評価値yij、色評価値rij、bi
jが入力されて同様の白バランス補正動作が継続され
る。この結果、画面色評価値Vr、Vbが徐々に零に収
束し、画面色評価値Vr、Vbの絶対値が共に閾値Kを
下回ることになる。この状態が生じると、ステップ30
0からステップ500に移行することになる。
【0045】このステップ500への移行時の撮像画面
が例えば図6のような場合、空の青色により上下及び左
右に連接する領域が同一色となる回数は、上下方向に
6、左右方向に11であるため、閾値T1を50とする
と、P+Q=6+11=17<T1となり、同一色領域
が多いとは判断されず、ステップ600に移行される。
【0046】図6の画面の各領域の色評価値rij、b
ijのプロット点が図9の光源色領域F内に存在する領
域数が閾値T2よりも小さい場合には、ステップ600
にてこの撮像画面は光源の色が反映されたとしてステッ
プ700に移行される。
【0047】こうしてステップ500及び600の判定
動作を経てステップ700に到達した場合には、図6の
画面は同一色の領域が十分に少なく、且つ白バランス補
正の対象であるべき光源色が十分に反映された画面であ
り、白バランス補正の評価対象として十分に信頼性が高
く、このような画面を評価することにより為される白バ
ランス補正は最適なものであり、この画面の評価により
画面色評価値Vr、Vbが十分に小さく、もはや白バラ
ンス補正は不要であるとステップ300にて判断され、
白バランス補正が補正動作モードから安定モードにモー
ド移行が為されようとしているのであるから、頻繁な白
バランス補正により、R及びB信号の増幅利得の補正量
がふらついて不安定な白バランス補正が為されないよう
に、画面の色が大きく変化したと認められるまでは、で
きるだけ現状を維持して、安定モードから補正動作モー
ドへの再起動がかかり難くくなるように閾値Mを大きな
m1とする。
【0048】この閾値Mの設定後、ステップ101にて
安定フラグをセット状態にして、次フィールドでの白バ
ランス補正を非作動とする。
【0049】従って、次フィールドにおいて最新の色評
価値rij、bijがマイコン27に入力され画面色評
価値Vr、Vbが算出されても、安定フラグはセット状
態である為にステップ200からステップ110に移行
されることになり、ステップ400での白バランス補正
動作あるいはステップ700、800での閾値Mの設定
動作は為されない。
【0050】この次フィールドにおいて、ステップ11
0での判定により、数3が成り立たない程、図6の画面
あるいは光源に大きな変化が生じていない場合には、白
バランス補正を非作動とする安定モードを維持したほう
がよいので、ステップ120を飛び越えて安定フラグは
セット状態を維持し、更に次フィールドでも安定モード
が維持されることになる。この場合、安定モードに移行
時点での図6の画面の色に多少の変化が生じても、上述
のように閾値Mは比較的大きな値m1に設定されている
ので、数3は成り立ちにくく白バランス補正が頻繁に行
われることはない。
【0051】また、この安定モード中に、図6の画面が
パンニング、チルティング等により撮像画面が著しく変
化したり、あるいは光源が変化して、直ちに白バランス
補正動作を再開する必要がある状況になると、数3は成
り立つことになり、ステップ120にて安定フラグはク
リアされて、次フィールドにおいて再びステップ400
の白バランス補正が実行される。
【0052】一方、図7のように空の青色の斜線の領域
が多い撮像画面を基にステップ400にて白バランス補
正を実行して、あるフィールドで両画面色評価値が共に
閾値Kを下回ることになると、このフィールドでの色評
価値にてステップ500にて同一色領域が多いか否かの
判定が実行される。この図7では、前述のように図7の
画面について上下及び左右に連接する領域が同一色とな
る回数は、上下方向に30、左右方向に32となるた
め、閾値T1を50とすると、P+Q=30+32=6
2>T1となり、同一色領域が多いとは判断され、ステ
ップ800に移行され、閾値Mが値m1よりも小さな値
m2に設定される。
【0053】従って、次フィールド移行の安定モードに
おいて、ステップ110にて図7の画面の色の小さな変
化に対しても、数3が成り立ち易くなり、敏感に安定モ
ードが解除されて、白バランス補正が再開できることに
なる。そこで、図7のように同一色の領域が連続的に広
がることにより、画面全体の色を平均化しても白色にな
らないような、本来、白バランス補正を実行する際に評
価対象としては好ましくない信頼性の低い画面に対する
白バランス補正が完了して安定モードに移行した場合に
は、画面の変化により色評価値に変化が生じると前述の
図6の場合に比べ迅速に白バランス補正が再開されて、
パンニングやチルティングにより被写体が変化したとき
に迅速に安定モードを解除して、信頼性の低い画面の評
価に基づくR及びB信号の増幅利得の固定を解除して、
新たな画面での白バランス補正が実行され、被写体自体
の色に影響されて、画面の同一色の領域の色の補色側へ
の利得の固定が維持されにくくなる。
【0054】更に、光源色が反映されていない画面につ
いて白バランス補正が実行されて白バランス補正が完了
した場合にも、ステップ600での判定によりステップ
800に移行されて閾値Mが小さい値m2に設定され
る。従って、次フィールド以降の安定モードにおいて、
画面の色に変化が生じた時に数3が成り立ち易く迅速に
安定モードが解除されて白バランス補正が再開できるこ
とになる。そこで、光源の色を反映せず被写体自体の色
の影響を強く受けた、白バランス補正には好ましくない
信頼性の低い画面に対して、安定モードが解除されて新
たな画面での白バランス補正が実行される。
【0055】前記実施例では、A/D変換器22及び積
分器23を夫々1個で構成するために、輝度信号Y及び
両色差信号R−Y、B−Yを1フィールド毎に選択回路
21にて順次選択したので、輝度評価値及び両色評価値
のいずれも、更新までに3フィールドが必要になるが、
更に高精度の白バランス補正を実行するために、図1の
選択回路21を取り除き、輝度信号Y、両色差信号の夫
々に専用のA/D変換器及び積分器を独立的に配設する
ことも可能である。この場合、3個の積分器はいずれも
図1の積分器23と同一の構成を有し、各々の積分器よ
り各信号の64領域分の評価値が導出される。
【0056】また、ステップ500の同一色領域の判定
に際して、図5のフローチャートでは、カウント値P、
Qの合計の大きさを用いているが、このP+Qは隣接す
る領域が同一色となる回数に相当し、同一色領域の面積
が大きくなるに連れてこのP+Qも大きくなる。この判
定以外にも、実際に隣接する領域の色評価値及び輝度評
価値を比較し、色評価値rij、bij及び輝度評価値
yijの隣接領域間の差が閾値C1、C2、C3より小
さいか否かを判別し、実際に小さいと判断される領域の
個数自体をカウントし、このカウント値をP+Qの代わ
りに判定のパラメータに使用することも可能であること
は言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、補正動作モ
ード以外に安定モードを設定して、白バランス補正が一
旦完了すれば、これ以降は補正動作モードを継続するこ
とで色信号の利得が頻繁に変化する不安定な白バランス
補正を防止しつつ、同一色が連続している領域が少な
く、高彩度の赤色や青色の光源色以外の色の領域が少な
い、白バランス補正の評価画面として信頼性の高い画面
で白バランス補正を行った時には、安定モードから補正
動作モードへの再起動の閾値が大きくなることで、この
撮影状態からパンニング等で同一色が連続する領域が多
い被写体や光源色以外の色が多い被写体の撮影に移行し
て、白バランス補正の評価対象として信頼性の低い画面
となったときに、白バランス補正の再起動がかかりにく
くなり、被写体自体の色成分の影響を受けにくい白バラ
ンス補正が実現でき、逆に、信頼性の低い画面で白バラ
ンス補正を実行したときには閾値が小さくなることで、
この撮影状態から信頼性の高い画面に移行したときに速
やかに白バランス補正が再起動されて、被写体自体の色
に影響されたままの状態が継続することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の画面分割を説明する図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の全体のフローチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施例のステップ300を詳細に説
明するフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例のステップ500を詳細に説
明するフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の撮像画面を説明する図であ
る。
【図7】本発明の一実施例の撮像画面を説明する図であ
る。
【図8】光源の色温度変化を色座標上で説明する図であ
る。
【図9】本発明の一実施例の色座標上での光源色領域を
説明する図である。
【図10】本発明の一実施例のステップ600を詳細に
説明するフローチャートである。
【図11】本発明の従来例のブロック図である。
【図12】本発明の一実施例の要部ブロック図である。
【符号の説明】
4 R増幅器 5 B増幅器 23 積分器 27 マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/73 H04N 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像映像信号中の色情報信号を基に色信
    号の利得を変化させて白バランス補正動作を実行する補
    正動作モードと、色信号の利得を固定する安定モードの
    2モードに択一的に切り換わる白バランス調整装置を備
    えるビデオカメラにおいて、 画面を分割して設定された複数の領域毎に色情報信号レ
    ベルを色評価値として検出する色評価値検出手段と、 画面全体の色情報信号レベルを画面色評価値として検出
    する画面色評価値検出手段と、 前記複数の領域の全てについて、隣接する領域毎に色評
    価値を比較して同一色であるか否かを判断し、隣接する
    領域が同一色と判断される領域数が多い程に大きくなる
    値が第1基準値を越えるか否かを判定する同一色領域判
    定手段と、 前記安定モードにおいて最新の画面色評価値の一画面前
    の値に対する変化量が閾値を越えるか否かを判定する変
    化判定手段と、 前記補正動作モード中に画面色評価値が基準レベルを下
    回る時に、前記補正動作モードから前記安定モードに切
    り換え、前記変化量が前記閾値を越えた場合に前記安定
    モードから前記補正動作モードに切り換えるモード切換
    手段とを備え、 前記同一色領域判定手段により隣接する領域が同一色と
    判断される領域数が多い程に大きくなる値が前記第1基
    準値より小さいと判断された時に前記閾値を大きくし、
    前記第1基準値より大きいと判断された時に前記閾値を
    小さくすることを特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 撮像映像信号中の色情報信号を基に色信
    号の利得を変化させて白バランス補正動作を実行する補
    正動作モードと、色信号の利得を固定する安定モードの
    2モードに択一的に切り換わる白バランス調整装置を備
    えるビデオカメラにおいて、 画面を分割して設定された複数の領域毎に色情報信号レ
    ベルを色評価値として検出する色評価値検出手段と、 画面全体の色情報信号レベルを画面色評価値として検出
    する画面色評価値検出手段と、 前記複数の領域の内で光源の色温度変化の分布範囲外に
    色評価値が存在する領域数が第2基準値を越えるか否か
    を判定する光源色領域判定手段と、 前記安定モードにおいて最新の画面色評価値の一画面前
    の値に対する変化量が閾値を越えるか否かを判定する変
    化判定手段とを備え、 前記補正動作モード中に画面色評価値が基準レベルを下
    回る時に、前記補正動作モードから前記安定モードに切
    り換え、前記変化量が前記閾値を越えた場合に前記安定
    モードから前記補正動作モードに切り換えるモード切換
    手段とを備え、 前記光源色領域判定手段により光源の色温度変化の分布
    範囲外に色評価値が存在する領域数が前記第2基準値よ
    り小さいと判断された時に前記閾値を大きくし、前記第
    2基準値より大きいと判断された時に前記閾値を小さく
    することを特徴とするビデオカメラ。
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