JP3113479U - 脚の開閉構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブル等に用いる開閉可能な脚の構造において、テーブル等の外観を損なうことのない開閉構造を提供する。
【解決手段】複数の脚4と連結され、それぞれの脚4を回動可能に軸支する軸部材1を備え、軸部材1と脚4とが対峙する部分に、それぞれの脚の回動範囲を規定する回動規定手段を備えた脚の開閉構造を構成する。本考案によれば、脚の回動規制手段により、脚の適当な開状態が保持されるので、容易にテーブルの天板等を載置することができる。また、回動規制手段が外部に露出しない構造にしたため、外観を損なうことが無い。
【選択図】図1

Description

本考案は、板体や容器などを載置して、テーブル、椅子、装飾インテリアなどに利用でき、脚の軸線が並行に揃うように畳むことができる脚の開閉構造に関するものである。
実開昭62−85223には、複数の脚を中間部において回動自在に枢着したテーブル用脚に関して、脚の開脚時に上部に備えた紐体が張架され、適正な開脚斜度を有して固定される技術が開示されている。
実開昭62−085223号公報
上記従来の技術は、テーブルとして利用している際に誤って張架された紐体を引っ張ると、開脚斜度が変わり、載置された甲板がずれたり、甲板が跳ね上がる等のおそれがある。また、紐体によりデザイン上の自由度も制限される。
本考案は、複数の脚と連結され、それぞれの脚を回動可能に軸支する軸部材と、脚の回動範囲を定める回動規制手段と、を備え、回動規制手段は、軸部材における脚と対向するそれぞれの面に設けられてなる、脚の開閉構造である。
本考案の脚の開閉構造において、脚の回動軸の近傍に凸部が形成され、回動規制手段は、軸部材に形成され、凸部を収容する凹部を構成した。
本考案の脚の開閉構造において、回動規制手段は、脚の回動軸の下方に形成した。
本考案の脚の開閉構造において、軸部材とそれぞれの脚との連結に、弾性を付加する弾性部材を備える。
本考案の脚の開閉構造において、弾性部材の一部が脚の回動軸の軸方向に露出するように弾性部材を収容する弾性体収容部を備える。
本考案によれば、脚の回動規制手段により、脚の適当な開状態が保持されるので、容易に板体等を載置することができる。また、回動規制手段が外部に露出しない構造にしたため、外観を損なうことが無い。
脚の回動範囲を規制するという目的を、簡易な構造によって、実施品の外観を損なわずに実現した。
図1は、本考案に係る開閉構造を有する脚を用いたテーブルの斜視図である。軸部材1を回動軸として回動可能に軸支された3本の脚4を備えており、これらの脚4を開状態として板体20を載置する構成としている。板体20は取り外し可能である。3本の脚4は、長さ方向の軸線に沿って並行となるように閉状態とすることができるため、持ち運びや収納に便利である。
図2は、軸部材1の斜視図である。軸部材1は脚4と対向する3つの平坦面を有する柱状体であり、3つの側面にはそれぞれ、脚4を連結するためのボルト孔2が形成され、ボルト孔2の下方には、脚4の回動範囲を規定するための凹部が形成されている。本例では、脚4を3本用いた例を示し、これに合わせて軸部材1も三角柱としているが、脚の本数は適宜変更でき、軸部材の形状もこれに合わせて変更してよい。なお、本例の如く3本の脚4を用いることで、設置する地面の凹凸に影響されず安定して設置することができる。
図3は、脚4の斜視図である。脚4の略中間部分には、脚4を貫通する軸孔5が形成されており、軸孔5には脚4と軸部材1を連結するボルトが挿通される。軸孔5の近傍には凸部6が形成されている。凸部6は円柱状の金属であり、脚4に嵌めこまれている。
図4は、脚4と軸部材1との連結状態を側面からみた断面図である。脚4と軸部材1とはボルト7により連結されている。ボルト7の先端部分はねじ山が形成されたねじ部9が形成されており、ねじ部9からボルト頭部13までの間は脚4の回動軸となる、ねじ山が形成されていない胴部8を備えている。ボルト7は、弾性部材11(後述の波状のワッシャ)、ワッシャ12、及び脚4を介して軸部材1に固定されている。また、脚4に備えた凸部6が、軸部材1に形成された凹部3内に収まるように連結されている。軸部材1には胴部8の一部(ねじ部9が形成された先端側)を挿入するための凹状の挿入部18が形成されている。脚4と軸部材1との接合部分において、太径の胴部8を配置することで、ボルト7が折れることを抑制するためである。
ワッシャ12は一般的に用いられている平板状のワッシャである。一方、弾性部材11は、弾性体として機能する図5に示すような波状のワッシャである。このような波状のワッシャを介在させることにより、ボルト7の締付けに適度な弾性を与え、脚4と軸部材1との好適な摩擦を保つことに寄与するため、脚4の回動が緩かったり、若しくは固すぎたりということを抑制する。弾性体は、波上のワッシャのほか、コイルばね、板ばね、ゴム等を用いてもよい。弾性部材11と脚4との間には、ワッシャ12が介在しているため、弾性部材11(波状のワッシャ)が脚4を傷つけることがなく、特に脚4の素材として木材を用いた場合には有効である。弾性部材11の取付位置は、図3の如きボルト頭部13と脚4との間の他、脚4と軸部材1との連結に弾性を付与すればよく、軸部材1と脚4との間に設けてもよい。
ボルト頭部13には、弾性部材11を収容するための弾性部材収容部10が形成されている。弾性部材収容部10の深さは、弾性部材11の一部が軸方向に露出する程度の深さである。このような弾性部材収容部10を形成しない場合には、ボルト頭部13とワッシャ12との間に隙間があるように見えるため外観上好ましく、また、弾性部材11の存在に気付かずに、ボルト頭部13とワッシャ12との隙間を埋めようとしてボルト7を増し締めすると脚4の回動が固くなる等の問題がある。弾性部材収容部10を形成した場合には、ボルト頭部13とワッシャ12との隙間が狭く目立たなくなり、また、隙間無く締め付けてしまっても、過度に脚4の回動を固くすることが無いため、上述の問題が解消される。弾性部材11の配置を、軸部材1と脚4との間にした場合には、軸部材1若しくは脚4の側に弾性体収容部10を形成してもよい。ナットにより締め付けをする場合には、ナットに弾性体収容部10を形成してもよい。
図6は、脚4の回動範囲を示す正面図である。脚を閉状態とした場合、脚4はAに位置し(全ての脚4が略並行に揃った状態)、このとき凸部6はCの位置で凹部3の右側面に当接しており、これ以上の左回転を妨げている。脚4をXを軸として右回転させて開状態にすると、凸部6はこれに伴ってDに移動し凹部3の左上側面に当接し、脚4をBの位置以上に右回転しないように制限している。すなわち、凹部3は凸部6の移動範囲を規定しており、これによって脚4の回動範囲を定める回動規制手段として機能している。
以上のように、回動規制手段を、軸部材1における脚4と対向するそれぞれの面に形成したため、脚4の回動範囲を規定する構造が外観より視認し難くなり、又は、完全に隠れるため、テーブル等の全体のデザインに支障をきたすことが抑制される。
凹部3及び凸部6は脚4の回動軸Xよりも下方に形成されている。凹部3及び凸部6を回動軸Xの上方に形成すると、脚を開状態にして重量物を載置した場合に、回動軸Xであるボルト7に負荷が集中し、最悪の場合ボルト7が折れるおそれがある。凹部3及び凸部6を回動軸Xの下方にすると、ボルト7に過度の負荷がかからず、上記の問題が解消される。
回動規制手段である凹部3を脚4に形成し、凸部6を軸部材1側に形成してもよい。この場合、脚4の凹部3を形成した部分の強度が低下するため、脚4の素材としては金属等を用いることが望ましい。
図7は、それぞれの脚4を閉状態にした場合の平面図である。脚4はそれぞれ略並行に揃った状態である。このような状態からボルト7を軸としてそれぞれの脚4の頂部を矢印方向に移動させるように回動させると、図8に示す開状態となる。図7図8の各図で、凸部6、凹部3、ボルト7は実際には上方より視認できないため点線で示す。
図9は、主として、テーブルとして利用した場合の、脚4の頂部と板体20との接合部分の側面図である。図9(a)の板体20にはそれぞれの脚4の頂部に対応した窪み16aが形成されており、板体20と脚4との滑りを防止する。それぞれの脚4の回動範囲は前述のとおり凹部3により定められるが、開状態において脚4の頂部が窪み16aに対応する位置となるように凹部3を形成する。これによりそれぞれの脚4への板体20の設置作業が非常に容易となる。このとき、脚4に板体20等を載置した場合の脚4のしなりを考慮して、開状態とした脚4の頂部が窪み16aの若干内側となるようにすることが望ましい。
図9(b)は、脚4の頂部が嵌め込まれる窪み16bの外側の端面に、脚4の頂部を僅かに覆うように張り出した係止部19が形成された例を示す。板体20を持ち上げた際に、容易に脚4と板体20が分離することを防止する。図9(c)(d)は、板体20と脚4との係止構造の他の例を示すものである。図9(c)は板体20と脚4との係止部の断面であり、図9(d)は板体20に形成した孔を正面から見た図である。脚4の頂部にフランジを有する突出部15を設け、突出部15を板体20に形成した係止孔17aに挿入し、更に17bの位置にずらすと、板体20と脚4とが突出部15のフランジにより係止され、容易に外れることが防止される。また、板体20に脚4の頂部が嵌め込まれる窪みが形成されているため、万一、突出部15が折れた場合でも、脚4が広がってしまうことを防止する。以上のような板体20などの載置物と脚4とを固定する構造を備えることが望ましい。
本考案を、板体20を載置してテーブルに用いる例を説明したが、椅子や、インテリア用の台など、様々な物の載置用脚として利用できる。
本考案の脚を用いてテーブルを構成する場合の斜視図。 本考案の軸部材1の斜視図。 本考案の脚4の斜視図。 軸部材1と脚4の連結状態を側面から見た断面図。 弾性部材の一例である波状のワッシャの斜視図。 脚4の回動範囲を説明する図。 脚4を閉じた状態を示す平面図。 脚4を開いた状態を示す平面図。 脚4と板体20との接合状態を示す図。
符号の説明
1 軸部材
2 ボルト孔
3 凹部
4 脚
5 軸孔
6 凸部
7 ボルト
8 胴部
9 ねじ部
10 弾性体収容部
11 弾性体
12 ワッシャ
13 ボルト頭部

Claims (5)

  1. 複数の脚を回動可能に軸支する軸部材と、
    脚の回動範囲を定める回動規制手段と、を備え、
    回動規制手段は、軸部材における脚と対向するそれぞれの面に設けられていることを特徴とする脚の開閉構造。
  2. 脚の回動軸の近傍に凸部が形成され、
    回動規制手段は、軸部材に形成され、凸部を収容する凹部である請求項1に記載の脚の開閉構造。
  3. 回動規制手段は、脚の回動軸の下方に形成されてなる請求項1又は請求項2に記載の脚の開閉構造。
  4. 軸部材とそれぞれの脚との連結に、弾性を付加する弾性部材を備えた請求項1乃至請求項3に記載の脚の開閉構造。
  5. 弾性部材の一部が脚の回動軸の軸方向に露出するように弾性部材を収容する弾性体収容部を備えた請求項4に記載の脚の開閉構造。
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