JP3113465U - ポケットタイプ機器の収納ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】 ポケットタイプ機器の収納ケースであって、イヤホンコードを簡単におしゃれに収納でき、絡ませることがない安価な収納ケースの提供。
【解決手段】 ケース本体6の正面又は背面に化粧皮革(化粧面部材)14を支持部材15で間隔をとって取り付け、支持部材15にイヤホンコードを巻き付けて、ケース本体6と化粧皮革14の間に収納する。
【選択図】 図5
【解決手段】 ケース本体6の正面又は背面に化粧皮革(化粧面部材)14を支持部材15で間隔をとって取り付け、支持部材15にイヤホンコードを巻き付けて、ケース本体6と化粧皮革14の間に収納する。
【選択図】 図5
Description
本考案は、ゲーム器やポータブルオーディオプレイヤーなど、いわゆるポケットに入れて携帯できる程度に小形でイヤホンを利用する機器(ポケットタイプ機器と総称する)を収納するケースに関する。
電子技術の発展によりポケットタイプ機器が広く普及し、利用者によって日常携帯されている。携帯の態様はさまざまであり、直接手に持ったり(特許文献1)、衣服のポケットに入れたりあるいは鞄に入れている。そして、利用していない状態、すなわち、イヤホンを用いていないときは、イヤホンをコードと共に丸めて収めるか、別途に用意した巻き取りケース(特許文献2)に収めている。機器本体に巻き取りリールを収めたものもある(特許文献3)。また、イヤホンは利用しないが携帯電話などではズボンのベルトに通すためのベルトループを備えた収納ケースに収めて携帯することもある(特許文献4)。
しかし、丸めたイヤホンコードは絡みやすく、次回に使用するときにもどかしい思いがする。また、機器本体へ直接イヤホンコードを巻き付けるのはコードの整理はつくものの外見が悪くおしゃれではない。機器本体に巻き取りリールを組み込んだ構造は高価になりやすく、機器の内部でコードが絡んだ場合には始末が悪い、さらに、巻き取りケースの利用は、イヤホンコードの絡みの問題を解決するが、巻き取りケースを別途に持たねばならずわずらわしい。
この考案は、ポケットタイプ機器の収納ケースであって、イヤホンコードを簡単におしゃれに収納でき、絡むことがない安価な収納ケースの提供を課題とする。
この考案は、ポケットタイプ機器の収納ケースであって、イヤホンコードを簡単におしゃれに収納でき、絡むことがない安価な収納ケースの提供を課題とする。
ポケットタイプ機器を収納できるケースの正面又は背面にイヤホンコードを巻き付けて収納できる収納部を設ける。
本考案によれば、ポケットタイプ機器は携帯時に収納ケースに収められて体裁がよく、また、イヤホンを使用しないときは長いイヤホンコードを収納ケース正面又は背面の収納部に巻き付けて収納できるので、絡むことがなく、また、体裁よく整理することができる。
図1は、収納ケース1であってポケットタイプ機器2(図2 以下、単に、機器)を収納する。この実施例では皮革製である。ポケットタイプ機器2は、この実施例では、記録容量の大きな電子メモリーを備えたオーディオ機器であって、再生音をイヤホンヘッド3で聴く。イヤホンヘッド3は先端にプラグ4を備えた長いコード5を有する。プラグ4は、機器2のジャックに差込んで機器2と接続することができる。
収納ケース1は、ケース本体6と巻き付け収納部7とからなる。ケース本体6は、収納する機器2の大きさに合わせて縦横及び厚みの寸法が定められており、対称形に打ち抜いた正面側皮革8と背面側皮革9を重ね、ついで、左右と底辺の三方を縫い合わせ、上辺が開口したポケット状のケースである(図3)。上辺の開口は挿込口10であり、止めバンド11で閉じる。止めバンド11は、背面側皮革9の上部に一端を取り付け他端に止め具12aを有し、止め具12aは正面側皮革8の受け具12bに着脱自在に係合する。
正面側皮革8と背面側皮革9の縫い合わせは左右の辺では、上端まで余裕を残した位置までとし、挿込口10において、正面側皮革8と背面側皮革9の上部を正面側及び背面側へ大きく開くことができるようになっている。これにより、収納ケース1の側面には縫い合わせのない大きな切込み相当個所13(図3)ができる。
正面側皮革8と背面側皮革9の縫い合わせは左右の辺では、上端まで余裕を残した位置までとし、挿込口10において、正面側皮革8と背面側皮革9の上部を正面側及び背面側へ大きく開くことができるようになっている。これにより、収納ケース1の側面には縫い合わせのない大きな切込み相当個所13(図3)ができる。
巻き付け収納部7は、ケース本体6の正面側皮革8と化粧皮革14(化粧面部材)及び支持部材15で構成されている(図3、図4)。すなわち、化粧皮革14は、四隅に配置した支持部材15によってケース本体6の正面又は背面から巻き取り間隔をとって平行に配置され、この間隔を収納空間としてイヤホンコード5を支持部材15に巻き付けて収納する。支持部材15は両端を取り付け部とし中間をスペーサー部とした一種のはと目部材である。図4において、符号16はゴムバンドであり、ケース本体6の両側部に取り付けてある。
機器2を上方から挿込口10に差し込んで収納ケース1に収める。このときイヤホンヘッド3は機器に取り付けられた状態のままでかまわない。イヤホンコード5のプラグ4は機器の側方に張り出していても、ポケットタイプ機器2が収納ケース1に収まったとき、側面の切込み相当個所13に位置するので、機器の収納に支障は生じない。そして、収納ケース1の外側に出ているイヤホンコード5は機器2に近い側から収納部7の支持部材15に順次巻き付けていき、収納する。最後に、イヤホンヘッド3をケース本体6の側部に取り付けてあるゴムバンド16で固定する(図5)。
イヤホンコード5のプラグ4を機器から抜いた状態で巻き付けるときは、イヤホンヘッド3かプラグ4をまずゴムバンド16に固定してから巻き付けをはじめ、最後にイヤホンヘッド3かプラグ4の残った側を他側のゴムバンド16に固定する。
イヤホンコード5のプラグ4を機器から抜いた状態で巻き付けるときは、イヤホンヘッド3かプラグ4をまずゴムバンド16に固定してから巻き付けをはじめ、最後にイヤホンヘッド3かプラグ4の残った側を他側のゴムバンド16に固定する。
以上の構造であって、機器2のイヤホンヘッド3は機器2に取り付けたままで収納ケース1に収め、ついで、イヤホンコード5を収納部7に巻き付ければ、イヤホンコード5が化粧皮革14に隠れて目立たず、おしゃれである。また、使用するときは、巻いてあるのを解くだけであり、絡むことがない。さらに、化粧皮革14とケース本体6との間には間隔があるので、ここをズボンのベルトに通すためのベルトループとしても利用することもできる。
以上、実施例について説明した。ケース本体6や化粧面部材の素材は皮革に限らず、同等の柔軟性と保形性を備えるものであれば、好ましい。巻き付け収納部7を設ける側は、ケース本体6の背面側であってもよい。
1 収納ケース
2 ポケットタイプ機器(機器)
3 イヤホンヘッド
4 プラグ
5 コード
6 ケース本体
7 巻き付け収納部
8 正面側皮革
9 背面側皮革
10 挿込口
11 止めバンド
12a 止め具
12b 受け具
13 切込み相当個所
14 化粧皮革(化粧面部材)
15 支持部材
16 ゴムバンド
2 ポケットタイプ機器(機器)
3 イヤホンヘッド
4 プラグ
5 コード
6 ケース本体
7 巻き付け収納部
8 正面側皮革
9 背面側皮革
10 挿込口
11 止めバンド
12a 止め具
12b 受け具
13 切込み相当個所
14 化粧皮革(化粧面部材)
15 支持部材
16 ゴムバンド
Claims (4)
- コード付きイヤホンを利用するポケットタイプ機器の携帯用収納ケースであって、機器の挿入口を有すると共に収納ケースの正面又は背面にイヤホンコードの巻き付け収納部を形成してあることを特徴とした収納ケース。
- 収納ケースは皮革ないし皮革に類似の素材で袋状に形成され、一端が開閉可能な挿入口とされると共に機器にイヤホンを取り付けたまま収納してイヤホンコードを巻き付け収納部に収めることができることを特徴とした請求項1に記載の収納ケース。
- 巻き付け収納部は、収納ケース本体の正面又は背面とその位置から巻き取り間隔をとって平行に配置された化粧面部材を間隔維持用の支持部材で収納ケース本体の正面又は背面に取り付けてあり、イヤホンコードを支持部材に巻き付け化粧面部材と収納ケース本体との間に収納することを特徴とした請求項1又は2に記載の収納ケース。
- 巻き付け収納部は、ベルトを通すベルトループを兼ねていることを特徴とした請求項3に記載の収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004203U JP3113465U (ja) | 2005-06-08 | 2005-06-08 | ポケットタイプ機器の収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004203U JP3113465U (ja) | 2005-06-08 | 2005-06-08 | ポケットタイプ機器の収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3113465U true JP3113465U (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=43275822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005004203U Expired - Fee Related JP3113465U (ja) | 2005-06-08 | 2005-06-08 | ポケットタイプ機器の収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113465U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011156712A2 (en) * | 2010-06-11 | 2011-12-15 | Detweiler Sean D | Cord organizer |
KR200474074Y1 (ko) * | 2013-04-09 | 2014-08-20 | 박영준 | 휴대기기용 이어폰 정리 액세서리 |
-
2005
- 2005-06-08 JP JP2005004203U patent/JP3113465U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011156712A2 (en) * | 2010-06-11 | 2011-12-15 | Detweiler Sean D | Cord organizer |
WO2011156712A3 (en) * | 2010-06-11 | 2012-02-23 | Detweiler Sean D | Cord organizer |
US8523098B2 (en) | 2010-06-11 | 2013-09-03 | Sean D. Detweiler | Cord organizer |
KR200474074Y1 (ko) * | 2013-04-09 | 2014-08-20 | 박영준 | 휴대기기용 이어폰 정리 액세서리 |
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